147 / 190
ずるいオトコ
しおりを挟む
「ミカちゃん?」
夜になり、出かける準備を始めたミカに、サオリが慌てた様子で声をかけた。
「体調も良くなったし、ちょっと出かけてくるわ。」
「出かけるって、こんな時間からどこに?」
「うん…
高井さんが心配してくれてね。」
「やめときなよ。
ムリして行く事ないって。」
「でも、もうスタジオ出たって言うから。
少しだけ、行ってくる。」
美香は、サオリの忠告を聞かず、部屋を出ていった。
「もう、かなり熱上げてる…」
サオリは、心配そうに独り言を言った。
美香は、そのまま大通りに出ると、左右をキョロキョロと見回した。
すると、パッシングする車があり…
振り返ると、高級外車が停まっていた。
近づいていくと、助手席側の窓が開き、運転席の方から高井が視線を送っていた。
「とりあえず、乗ってくれる?
週刊誌とかうるせーからさ。」
美香は、言われた通り、ドアを開けて車に乗り込んだ。
「バタバタさせてごめんよ。」
「いえ…」
「じゃあ、ちょっと車出すね。」
高井は、車を一旦バックさせ、ゆっくりと右側に車を出し、走り出した。
「体調崩したんだって?
大丈夫?」
「あ、全然
大丈夫です。
ちょっと疲れが出ただけだと思うので」
美香が緊張しながら言うと
「ムリしたらダメだよ。
そうだ。
知り合いから良いサプリをもらったんだよ。
美香ちゃん、飲んでみる?」
「あ、えっ…」
美香が答えあぐねていると、高井は、構わず、自宅に向けて車を走らせた。
夜になり、出かける準備を始めたミカに、サオリが慌てた様子で声をかけた。
「体調も良くなったし、ちょっと出かけてくるわ。」
「出かけるって、こんな時間からどこに?」
「うん…
高井さんが心配してくれてね。」
「やめときなよ。
ムリして行く事ないって。」
「でも、もうスタジオ出たって言うから。
少しだけ、行ってくる。」
美香は、サオリの忠告を聞かず、部屋を出ていった。
「もう、かなり熱上げてる…」
サオリは、心配そうに独り言を言った。
美香は、そのまま大通りに出ると、左右をキョロキョロと見回した。
すると、パッシングする車があり…
振り返ると、高級外車が停まっていた。
近づいていくと、助手席側の窓が開き、運転席の方から高井が視線を送っていた。
「とりあえず、乗ってくれる?
週刊誌とかうるせーからさ。」
美香は、言われた通り、ドアを開けて車に乗り込んだ。
「バタバタさせてごめんよ。」
「いえ…」
「じゃあ、ちょっと車出すね。」
高井は、車を一旦バックさせ、ゆっくりと右側に車を出し、走り出した。
「体調崩したんだって?
大丈夫?」
「あ、全然
大丈夫です。
ちょっと疲れが出ただけだと思うので」
美香が緊張しながら言うと
「ムリしたらダメだよ。
そうだ。
知り合いから良いサプリをもらったんだよ。
美香ちゃん、飲んでみる?」
「あ、えっ…」
美香が答えあぐねていると、高井は、構わず、自宅に向けて車を走らせた。
2
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる