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高野アキ
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ミカの術後の状態があまりにも悪く、ほぼ寝たきり状態となる中、サオリはトレーナーの山本とマンツーマンで練習を重ねる日々となっていた。
そんな中、NPW三人目のレスラー候補生、高野アキが入団した。
「こんちは。
高野アキといいます。あ、本名です。
前職は、銀座で女子に混じってクラブでホステスやってました。
年齢は十九です。
よろしくお願いします。」
アキは、久美子の横に立ち、緊張するでもなく、あっけらかんとした感じで、サオリと山本、溝口に挨拶をした。
サオリは、アキの整った顔立ちと肌の綺麗さにびっくりしてしまった。
ミカやサオリも美しいのだが、どちらかというと可愛い系の顔をしており、アキのように大人の美人顔ではない。
それも、ミカと同じ十九歳だというではないか。
信じられない思いで、見つめていると、アキは視線に気付いたのか、サオリに微笑んだ。
それがまた美しく、サオリは
「よろしくお願いします。
ワタシは日野サオリといいます。
年齢は十八です。
アキさんて、ビビるくらい美人ですね。
思わず見惚れちゃいました。」
目を輝かせながら言った。
「あら、嬉しい事言ってくれるわね。
でも、サオリさん?だっけ
あなたの方が可愛くてステキよ。」
「いえ、ワタシは…」
「ワタシは、自分の事を美人だとは思ってないけど、キレイになるための努力は死ぬほどしてきたっていう自負はあるの。
だから、そういう部分については、誰にも負けてない自信があるかなあ。」
「スゴイ…
色々教えて下さい。」
「さすがね。
二人共すぐに意気投合しちゃった。」
久美子は、側で二人のやり取りを聞いていたが、周りそっちのけで盛り上がる姿に、思わず笑ってしまった。
「でも、アキさん見てたらプロレスやる感じじゃないんですけど…
どうしてNPWに?」
サオリは、プロレスラーには程遠い、アキの雰囲気を見て、不思議そうな顔をして質問した。
「あー、ソレね。
ワタシって、ケンカっ早くてね。
酔うと、先に手が出ちゃうのよ、
気が付いたら、お客さんをボコってるって事があったり…
まあ、色々ね。
お店にも居づらくなっちゃってるところを、オーナーさんにここを勧められたの。」
「オーナーってワタシのことなんだけどね」
久美子は、苦笑いして言った。
「社長って、一体どれだけのお店とか会社を経営されてるんですか?」
サオリは半ば呆れた口調で言ったが、久美子は
「長いこと生きてるからね。」
と、言って、また笑った。
そんな中、NPW三人目のレスラー候補生、高野アキが入団した。
「こんちは。
高野アキといいます。あ、本名です。
前職は、銀座で女子に混じってクラブでホステスやってました。
年齢は十九です。
よろしくお願いします。」
アキは、久美子の横に立ち、緊張するでもなく、あっけらかんとした感じで、サオリと山本、溝口に挨拶をした。
サオリは、アキの整った顔立ちと肌の綺麗さにびっくりしてしまった。
ミカやサオリも美しいのだが、どちらかというと可愛い系の顔をしており、アキのように大人の美人顔ではない。
それも、ミカと同じ十九歳だというではないか。
信じられない思いで、見つめていると、アキは視線に気付いたのか、サオリに微笑んだ。
それがまた美しく、サオリは
「よろしくお願いします。
ワタシは日野サオリといいます。
年齢は十八です。
アキさんて、ビビるくらい美人ですね。
思わず見惚れちゃいました。」
目を輝かせながら言った。
「あら、嬉しい事言ってくれるわね。
でも、サオリさん?だっけ
あなたの方が可愛くてステキよ。」
「いえ、ワタシは…」
「ワタシは、自分の事を美人だとは思ってないけど、キレイになるための努力は死ぬほどしてきたっていう自負はあるの。
だから、そういう部分については、誰にも負けてない自信があるかなあ。」
「スゴイ…
色々教えて下さい。」
「さすがね。
二人共すぐに意気投合しちゃった。」
久美子は、側で二人のやり取りを聞いていたが、周りそっちのけで盛り上がる姿に、思わず笑ってしまった。
「でも、アキさん見てたらプロレスやる感じじゃないんですけど…
どうしてNPWに?」
サオリは、プロレスラーには程遠い、アキの雰囲気を見て、不思議そうな顔をして質問した。
「あー、ソレね。
ワタシって、ケンカっ早くてね。
酔うと、先に手が出ちゃうのよ、
気が付いたら、お客さんをボコってるって事があったり…
まあ、色々ね。
お店にも居づらくなっちゃってるところを、オーナーさんにここを勧められたの。」
「オーナーってワタシのことなんだけどね」
久美子は、苦笑いして言った。
「社長って、一体どれだけのお店とか会社を経営されてるんですか?」
サオリは半ば呆れた口調で言ったが、久美子は
「長いこと生きてるからね。」
と、言って、また笑った。
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