N -Revolution

フロイライン

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Girls' dormitory

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「ホルモン打った日はダルいのよね、体が。」


ミサトはベッドで横になりながら隣りの美月に言った。

「そうだね。

ワタシは頭痛が出るのが嫌だよ。
火照る感じもだけど。」


「人それぞれなんだよね、女性ホルモンて。
副作用が出ない人もいれば、酷い人もいる。」


「ワタシらはまあ、平均的ってとこかあ。」


「美月はいいじゃん。
巨乳になれたんだし。

副作用だけキツくて、全然おっぱいが育たない人も沢山いるからね。」


「まあ、それはありがたいんだけど、ここまで大きくなるのは、プロレスラーとしてはあまりありがたくないって感じ」


「如恵留さんと理亜夢さんを見てみなよ。

ウチらより何年も長くホルモンしてるのに、胸ぺったんこじゃん。

乳首と乳輪は大きくなってるけど。」


「そうだね…
少し可哀想だけど、個人差ってあるもんね。

ワタシから見て、理想は、やっぱりミカさんだね。

体のバランスっていうか肉付きが良くて、スポーツ女子って体してる。
あとはサオリさんかな。
サオリさんも体のラインが綺麗。」


「アキさんも綺麗だよ。」


「アキさんは、顔は一番美人だけど、体はミカさんとサオリさんには及ばないと思う。」


「自分で言うのはアレなんだけど、ここは顔を最優先に久美子社長が選んでるから、みんな可愛いけど。
特にアキさんは美人だね。
でも、美月も可愛いよ。アキさんみたいに大人の女性の美しさは全然ないけど。」


「えーっ、ひどいっ。

ガキっぽいかなあ、ワタシ?」


「それはワタシもだし。

ウチらはまだ、普通で言えば高三だし。

これからよ、大人の魅力が出てくるのは。」


「子供のくせにエッチなことはするんだね。
ミサトは。」


「それとこれとは別よ。
だって、美月のことが好きなんだもん。」


「ワタシもよ。ミサト…」


二人は顔を近づけ、濃厚なキスをした。


そんな二人の耳に隣室から声が聞こえてきた。


「あ、ミカさんとサオリさんが始まったみたいね。」


「あの二人、エッチのときの声が大きいから。」

美月は、声を顰めて言い、楽しそうに笑った。


「ワタシも声出ちゃうんだけど、必死に我慢してんだよ。」


「だから、ミサトはいつもタオルを噛んでるのか。」


「下っ端はそういう気遣いも必要なのよ。
美月の声は多分、他のみんなに聞こえちゃってると思うけどね。」


「えっ、ヤダ

恥ずかしい。」


美月は、顔を真っ赤にして恥ずかしがったが、ミサトは構わず、美月を裸にし、自らも裸になると、纏わり付くように抱きしめ、また舌を絡ませた。
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