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真の強さ
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美香と大谷は再びリング上で対峙し、睨み合っていた。
だが、美香の表情が険しいのに対し、大谷はまだニヤニヤ笑っていた。
「ミカ
やっぱり男でも、おっぱいがあったら露出するのは恥ずかしいもんか?」
大谷は、ミカにそう言うと、また笑い出した。
「お客さんには悪いけど、ワタシ
プロレスはしないから」
美香は、挑発に乗らず、そのまま間合いを詰め出した。
「美月」
リング下のサオリは、少し離れた場所にいた美月を呼び寄せた。
「はい。
サオリさん、何でしょう。」
「よく見ておきな。
これこらミカちゃんが出す技を。
アンタのこれからの戦い方において、とても参考になると思うわ。」
「はい。」
美月はサオリの隣にしゃがみ込むと、リングに視線を向けた。
美香は、大谷の間合いに敢えて入ったように見え
そして…
さらに前に出た。
大谷は両手を前に出し、美香と力比べをしようとしたが…
美香も、それに呼応するように、自身の手を体の前に持ってきた。
組み合う
誰もがそう思った瞬間
美香は、大谷の腹に前蹴りを見舞った。
分厚い筋肉と脂肪に守られた大谷にはあまり効く技ではなかったが、蹴りの角度が良かった事と、意表を突いた事で、当たった瞬間に息が止まり、動きも止まってしまった。
美香は、それを見逃さず、後ろに回り込み、大谷の首を締め上げた。
「あ、上手い」
サオリは、一連の技の流れを見て、思わず声を上げた。
そして
「美月、ここからよ
よく見ておきな。
もう、ミカちゃんは見せ場作るとか、そういう気持ちは全然ないみたいだから。」
美月は頷き、リング上の美香に視線を送った。
だが、美香の表情が険しいのに対し、大谷はまだニヤニヤ笑っていた。
「ミカ
やっぱり男でも、おっぱいがあったら露出するのは恥ずかしいもんか?」
大谷は、ミカにそう言うと、また笑い出した。
「お客さんには悪いけど、ワタシ
プロレスはしないから」
美香は、挑発に乗らず、そのまま間合いを詰め出した。
「美月」
リング下のサオリは、少し離れた場所にいた美月を呼び寄せた。
「はい。
サオリさん、何でしょう。」
「よく見ておきな。
これこらミカちゃんが出す技を。
アンタのこれからの戦い方において、とても参考になると思うわ。」
「はい。」
美月はサオリの隣にしゃがみ込むと、リングに視線を向けた。
美香は、大谷の間合いに敢えて入ったように見え
そして…
さらに前に出た。
大谷は両手を前に出し、美香と力比べをしようとしたが…
美香も、それに呼応するように、自身の手を体の前に持ってきた。
組み合う
誰もがそう思った瞬間
美香は、大谷の腹に前蹴りを見舞った。
分厚い筋肉と脂肪に守られた大谷にはあまり効く技ではなかったが、蹴りの角度が良かった事と、意表を突いた事で、当たった瞬間に息が止まり、動きも止まってしまった。
美香は、それを見逃さず、後ろに回り込み、大谷の首を締め上げた。
「あ、上手い」
サオリは、一連の技の流れを見て、思わず声を上げた。
そして
「美月、ここからよ
よく見ておきな。
もう、ミカちゃんは見せ場作るとか、そういう気持ちは全然ないみたいだから。」
美月は頷き、リング上の美香に視線を送った。
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