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世界に一人だけの花
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「すごい…」
美香は、高井の家の豪華さに言葉を失い、口をぽかんと開けた。
「どうしたの?
早く座りなよ。」
高井は、そう言ってソファーを指さした。
美香は緊張気味にちょこんと腰掛けたが、そのソファーの座り心地のよさに思わず絶句した。
「みんなが来るまで少し時間がかかるし、なんか飲んで待っとく?
何がいい?」
「あ、なんでもいいです
すいません…」
「じゃあ、軽く
泡いっちゃう?」
「泡?」
「シャンパン」
「えっ…」
美香が戸惑うのを気にすることなく、高井は冷えたシャンパンのボトルとグラスを美香の前のテーブルに置き、酒を注いだ。
そして、一方のグラスを差し出すと、自分も手に持ち
「それじゃあ
お疲れさまでした」
と、言ってグラスを掲げた。
美香はモジモジしながら、そのグラスを軽く高井のグラスに当て、口に持って行った。
「どう?飲める?」
「はい。すごくおいしいです。」
美香は、一口飲んだだけなのに、頬を真っ赤にしてしまった。
彼女自身、多分、この場の雰囲気でそうなっているという自覚はあったが。
「フフッ」
そんな美香を見て、高井は口元を綻ばせた。
「なんかヘンですか?
ワタシ…」
「いや、ミカちゃんて、可愛いなあって思って。」
「えっ…
そんなことないです…」
さらに顔を真っ赤にして、美香は俯いてしまった。
二人は、高井主導でトークを繰り広げていたが、三十分ほどしたところで、高井が携帯の画面を見て
「あっ!」
と、声を上げた。
「どうされたんですか?」
「望月ちゃんたち、来れなくなったって。」
「えっ!」
「収録中にトラブルがあったみたい。」
「そうなんですか?」
「ああ。
しゃあないなあ。
まあ、早く終われば駆けつけると思うし。
先に二人で始めとこうか。」
「いえ、それは申し訳ないので
ワタシ、帰りましょうか?」
「何言ってんだよ。
今日のメインゲストはミカちゃんだよ。
ゆっくり楽しんでいって」
高井は、偉ぶる事なく、フレンドリーに美香にそう声をかけた。
美香は、高井の家の豪華さに言葉を失い、口をぽかんと開けた。
「どうしたの?
早く座りなよ。」
高井は、そう言ってソファーを指さした。
美香は緊張気味にちょこんと腰掛けたが、そのソファーの座り心地のよさに思わず絶句した。
「みんなが来るまで少し時間がかかるし、なんか飲んで待っとく?
何がいい?」
「あ、なんでもいいです
すいません…」
「じゃあ、軽く
泡いっちゃう?」
「泡?」
「シャンパン」
「えっ…」
美香が戸惑うのを気にすることなく、高井は冷えたシャンパンのボトルとグラスを美香の前のテーブルに置き、酒を注いだ。
そして、一方のグラスを差し出すと、自分も手に持ち
「それじゃあ
お疲れさまでした」
と、言ってグラスを掲げた。
美香はモジモジしながら、そのグラスを軽く高井のグラスに当て、口に持って行った。
「どう?飲める?」
「はい。すごくおいしいです。」
美香は、一口飲んだだけなのに、頬を真っ赤にしてしまった。
彼女自身、多分、この場の雰囲気でそうなっているという自覚はあったが。
「フフッ」
そんな美香を見て、高井は口元を綻ばせた。
「なんかヘンですか?
ワタシ…」
「いや、ミカちゃんて、可愛いなあって思って。」
「えっ…
そんなことないです…」
さらに顔を真っ赤にして、美香は俯いてしまった。
二人は、高井主導でトークを繰り広げていたが、三十分ほどしたところで、高井が携帯の画面を見て
「あっ!」
と、声を上げた。
「どうされたんですか?」
「望月ちゃんたち、来れなくなったって。」
「えっ!」
「収録中にトラブルがあったみたい。」
「そうなんですか?」
「ああ。
しゃあないなあ。
まあ、早く終われば駆けつけると思うし。
先に二人で始めとこうか。」
「いえ、それは申し訳ないので
ワタシ、帰りましょうか?」
「何言ってんだよ。
今日のメインゲストはミカちゃんだよ。
ゆっくり楽しんでいって」
高井は、偉ぶる事なく、フレンドリーに美香にそう声をかけた。
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