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Lion Heart
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高井の気さくな性格と、巧みの話術のおかげで、美香は、リラックス出来て、楽しいひとときを過ごせた。
自分が饒舌になってるという自覚を持ちながら…
しかし、よく喋れるのは、酒の力もあると認識しており、そんなに強くないが、良いお酒は、悪酔いしない…などと思いながら、また一口飲んだ。
「へえ、そうなんだ
ミカちゃんて、好きな男性のタイプってどんなの?」
「えっ
どうだろう…
月並みですけど、優しい人かな。」
「顔は?」
「そういうのも、あんまりないですね。
好きになった人の顔が、タイプみたいな…
だから、小さい時から、ホントにバラバラですよ。」
「初恋はいつ?」
「えっ、いつかなあ…
幼稚園の時だったかな
一緒のクラスで、よく遊んだナオキ君て子が、なんか好きでした。」
ずっと、こんな話を高井としているが、それがまた心地よくて、美香にとって幸せな時間だった。
「ミカちゃんて、本当に可愛いね。
俺、惚れちゃいそう」
高井は、酒が入ったグラスをテーブルに置くと、美香の手をそっと握った。
「えっ、えっ
なんですか…
えっ…」
一気に酔いが醒め、ドキドキしてしまった美香は、手をさっと引き、顔を異常なまでに真っ赤にした。
「ミカちゃん
俺、本気なんだ
本気でキミを好きになったみたいだよ」
高井は、かまわず美香の顎を持ち、そのまま唇を近づけた。
美香は、全身を硬直させたが、抵抗せず、高井の唇を受け入れた。
自分が饒舌になってるという自覚を持ちながら…
しかし、よく喋れるのは、酒の力もあると認識しており、そんなに強くないが、良いお酒は、悪酔いしない…などと思いながら、また一口飲んだ。
「へえ、そうなんだ
ミカちゃんて、好きな男性のタイプってどんなの?」
「えっ
どうだろう…
月並みですけど、優しい人かな。」
「顔は?」
「そういうのも、あんまりないですね。
好きになった人の顔が、タイプみたいな…
だから、小さい時から、ホントにバラバラですよ。」
「初恋はいつ?」
「えっ、いつかなあ…
幼稚園の時だったかな
一緒のクラスで、よく遊んだナオキ君て子が、なんか好きでした。」
ずっと、こんな話を高井としているが、それがまた心地よくて、美香にとって幸せな時間だった。
「ミカちゃんて、本当に可愛いね。
俺、惚れちゃいそう」
高井は、酒が入ったグラスをテーブルに置くと、美香の手をそっと握った。
「えっ、えっ
なんですか…
えっ…」
一気に酔いが醒め、ドキドキしてしまった美香は、手をさっと引き、顔を異常なまでに真っ赤にした。
「ミカちゃん
俺、本気なんだ
本気でキミを好きになったみたいだよ」
高井は、かまわず美香の顎を持ち、そのまま唇を近づけた。
美香は、全身を硬直させたが、抵抗せず、高井の唇を受け入れた。
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