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真面目人間
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「保坂君は、どこ出身なの?」
店内に客がいなくなったタイミングで、隣にいた岸川が碧に声をかけた。
「あ、僕は沖縄なんです。
宮古島…」
「えっ、また遠いところから出てきてるんだねえ。
でも、顔見てても沖縄っぽくないし、方言も出ないよね。」
「元々は東京にいたんですけど…
父の仕事の関係で向こうに引っ越して…」
「そうなんだ。
じゃあ、ご両親は今も沖縄に?」
「はい、あっ
いえ…
両親は離婚しましたので…
母は沖縄です。」
「そっか。
立ち入った話をして申し訳ない。」
「いえ、全然。」
碧がそう話したところで、客が入ってきてレジの方に来た。
「えっと、52番」
「52番ですね。」
岸川は、後ろにあるタバコの棚の52番のタバコを手にして言った。
客が帰ると、また岸川が近づき
「しかし、大変だね、保坂君も。
こっちの大学に入ったはいいけど、こうしてバイト三昧の日々でしょ?
遊ぶ暇もないね。」
「そうですね…
それは仕方ないです。」
「にしても、保坂君て真面目だよね。
ここに来た時から俺、そう思ってたよ。
めっちゃ真面目じゃん。
昔から?」
「えっ、わかりませんけど…
いつもこんな感じです…」
「でも、モテるんじゃないの?
めっちゃ可愛い顔してんじゃない。
今どきの女子にウケる顔してるよね。」
岸川は、碧の顔を覗き込んで言うと
「いえ、全然そんな事はありません。」
碧は、顔を真っ赤にして否定した。
店内に客がいなくなったタイミングで、隣にいた岸川が碧に声をかけた。
「あ、僕は沖縄なんです。
宮古島…」
「えっ、また遠いところから出てきてるんだねえ。
でも、顔見てても沖縄っぽくないし、方言も出ないよね。」
「元々は東京にいたんですけど…
父の仕事の関係で向こうに引っ越して…」
「そうなんだ。
じゃあ、ご両親は今も沖縄に?」
「はい、あっ
いえ…
両親は離婚しましたので…
母は沖縄です。」
「そっか。
立ち入った話をして申し訳ない。」
「いえ、全然。」
碧がそう話したところで、客が入ってきてレジの方に来た。
「えっと、52番」
「52番ですね。」
岸川は、後ろにあるタバコの棚の52番のタバコを手にして言った。
客が帰ると、また岸川が近づき
「しかし、大変だね、保坂君も。
こっちの大学に入ったはいいけど、こうしてバイト三昧の日々でしょ?
遊ぶ暇もないね。」
「そうですね…
それは仕方ないです。」
「にしても、保坂君て真面目だよね。
ここに来た時から俺、そう思ってたよ。
めっちゃ真面目じゃん。
昔から?」
「えっ、わかりませんけど…
いつもこんな感じです…」
「でも、モテるんじゃないの?
めっちゃ可愛い顔してんじゃない。
今どきの女子にウケる顔してるよね。」
岸川は、碧の顔を覗き込んで言うと
「いえ、全然そんな事はありません。」
碧は、顔を真っ赤にして否定した。
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