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碧の一日
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碧は、大学に行き、授業が終わればコンビニのバイトに向かう…その繰り返しだった。
せっかく東京に出てきたにもかかわらず、碧は、どこかに出かけるでもなく、このルーティンを続けていた。
さらに、碧は、内向的な性格をしており、もう入学してから二ヶ月が経とうとしていたが、親しい友人も出来ず、学校では常に一人でいた。
とはいっても、これは地元の高校にいたときから、同じようなすごし方をしており、碧自身も、別に苦痛に感じるでもなく、人と関わって緊張するより良いと、割り切った考えでいたのだった。
そんな碧が一番会話を交わす相手は、コンビニで同じ時間帯のシフトに入ることが多い岸川だった。
岸川が二十九歳のフリーターであること以外、碧もよく知らなかったが、よく話しかけてくれた。
碧も何故か岸川と話す時は緊張もせず、結構話が弾んでいると感じていた。
そして、今日も碧は、大学で誰とも喋らないまま一日を過ごし、バイト先に現れた。
「おはようございます。」
碧は、先に入っていた岸川に挨拶すると
「おはよう。」
岸川は、フツーのトーンで挨拶をし、片手を軽く上げた。
こういう自然体で接してくれる岸川に、碧は感謝すると共に、唯一、人とのコミュニケーションを取れる場としてのこのバイトの時間を楽しみにしていた。
せっかく東京に出てきたにもかかわらず、碧は、どこかに出かけるでもなく、このルーティンを続けていた。
さらに、碧は、内向的な性格をしており、もう入学してから二ヶ月が経とうとしていたが、親しい友人も出来ず、学校では常に一人でいた。
とはいっても、これは地元の高校にいたときから、同じようなすごし方をしており、碧自身も、別に苦痛に感じるでもなく、人と関わって緊張するより良いと、割り切った考えでいたのだった。
そんな碧が一番会話を交わす相手は、コンビニで同じ時間帯のシフトに入ることが多い岸川だった。
岸川が二十九歳のフリーターであること以外、碧もよく知らなかったが、よく話しかけてくれた。
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そして、今日も碧は、大学で誰とも喋らないまま一日を過ごし、バイト先に現れた。
「おはようございます。」
碧は、先に入っていた岸川に挨拶すると
「おはよう。」
岸川は、フツーのトーンで挨拶をし、片手を軽く上げた。
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