新•ニューハーフ極道

フロイライン

文字の大きさ
116 / 226

思惑

しおりを挟む
「オヤジ

今の警察のザコ二人

なんで、ウチに来たんでしょうか。」

佐竹と望が帰った後、志賀が首を傾げながら大友に言った。


「さあな。

ヤツらのカンがはたらいたんだろうよ。

俺たちが動き出すってな。」


「てっきり、岡田未来のことを嗅ぎつけたんじゃないかって、ヒヤヒヤしましたよ。」



「フッ

まあ、あのオバチャンにも家族がいるやろうし、そろそろ警察に失踪したって届け出てる頃やろう。


ただ、それと俺達と結びつけるものは何もあれへんさかい、こちらに手が及ぶ事はあるまい。」




「ですが、こちらは、松山亮輔に岡田未来の写真を送りつけていますし、ヤツがそれを持って警察や上本、垂水に駆け込んでいるとすれば…」


「心配するな。

松山も元ヤクザだ。

こんな事に警察の手を借りたりせんだろうよ。

まあ、お前の言う通り同業者を頼って行ってるかもしれんがな。



さて、その未来ちゃんに会いに行くか。」


大友は、立ち上がり、志賀をはじめとするお付きの人間数名と事務所を出ていった。






未来は、厳重な見張りの付いた建物の地下に監禁されていた。




重い鉄の扉が開くと、大友賢を先頭に、組の幹部達が中に入ってきた。


「お疲れ様です!」


部屋にいたリーダー格の男が駆け寄ってきた。



「おう、ご苦労


どうだ、未来おばちゃんの状態は。」


「もう完全に壊れちゃいましたよ。

見て下さい、アレを。」


リーダーの男が指を刺した先には


髪を振り乱し、右手で乳房を揉み、左手でペニスをしごく未来の姿があった。


「あひっ、あがが

気持ぢいいっ!


あふっ」



「朝から晩までズリセンこいてます。

タマもないのに、日に何回も射精しますし」





「まあ、そうなるわなあ。


ところで

それにしても臭えな。

何なんだ、この臭いは?」



「すいません。

シャブでイカれちまってるもんですから、小便漏らしても気にしないんです。」


「そうか。

かつては、天下の垂水組の組長夫人だった人間とは思えん変わりっぷりやな。」


大友は、廃人となった未来の姿を見て、ニヤッと笑って言った。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

不思議な夏休み

廣瀬純七
青春
夏休みの初日に体が入れ替わった四人の高校生の男女が経験した不思議な話

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

処理中です...