聖也と千尋の深い事情

フロイライン

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深紅

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カミングアウトによる仲直り&付き合う事になった俺と千尋は、毎日一緒に遊ぶようになった。

でも、千尋は日焼けを嫌がって、外には行きたくないって言うし、プールなんてもっての外だって言うもんだから、必然的に、遊ぶのはお互いの家ということになった。


今日は俺が千尋の家にお伺いした。


千尋は母子家庭で、千尋自身が女子の心を持ってるという事に対して、お母さんはちゃんと理解してあげてるようで、家では化粧したりスカート履いたりするのも許されてるんだって。

然るに、俺は、千尋の友達じゃなくて彼氏としてお母さんに認識されてるらしい。
そして、今日初めて千尋のお母さんに会った。




「聖也君

千尋とお付き合いしてくれてるんだって?
ごめんなさいね、こんなややこしい子と」


「いえ、そんな…」


「ママ、ややこしい子って何よ。

それに、聖也を困らせるような事言わないでよね」

千尋はちょいキレでお母さんに言った。

「困らせてないわよねえ?聖也クン」

「はい、困ってないです。」

「それが困らせてるって言うの!

聖也、お部屋に行こ」

千尋は俺の手を引っ張って部屋に連れてった。


ドアを閉めると


「ごめんね、聖也

ウチってこういう家庭なのよ」

と、申し訳なさそうに謝った。

「別にええよ。

それより、なんか色々理解してくれてるお母さんでよかったな。」


「まあ、そこはね。」


「あ、千尋、今日のその服めっちゃ似合ってる

あの、すごい可愛いで」

俺は自分の顔が赤くなってるのを自覚しながら言った。

千尋は大喜びで、俺に抱きつきキスをしてきた。

実のところ、これを待ってたんだ…


千尋とのキスは最高で、俺は夢の中にいるような心境になる。

そして、気持ちいい。

キスした後、千尋は

「聖也、何か下で当たってくるんだけど」

と、言って笑った。


「あっ、ごめん
あかんねん、俺…キスしたらすぐに…」

俺はそう言って腰を引いた。

それを見た千尋は、俺にベッドに腰掛けるように言い、自分も隣りに座った。

そして、俺の股間に手を置いて少し撫でると、ゆっくりファスナーを下ろしていった。
ボタンも外され、俺はパンツ姿になってしまった。

「おい、千尋
ダメやて。お母さん来るって」


「大丈夫、鍵閉めてある」

そう言うと、千尋は俺のパンツも下ろした。


ビンビンに勃起した俺のペニスがその姿を現し、千尋に凝視された。

もう先っちょがヌルヌルしてる。

千尋はそれを指でなぞる様にして触り、そのヌルヌルの付いた手を見つめていたが、続いて艶かしい顔で俺を見た。

そして、何も言わずに、いきなり俺のペニスを咥え込んだのだ。
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