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愛情の量
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最低な人間とは、まさにワタシのような人間のことをいう。
年末に彼氏を裏切り、もう二度とあんな事をしないと泣いて誓ったはずなのに、また裏切ろうとしている。
わずか数ヶ月もなかった短い高校生活で、親友と言ってもおかしくないくらい、仲良くしてくれた妹尾美亜に、ワタシは自分が元男であると、今日、思い切ってカミングアウトした。
一か八かの賭けだったが、美亜はすんなりと受け入れてくれたばかりか、自分の秘密をワタシに打ち明けてくれた。
それは、美亜が同性愛者であり、ワタシのことを良いと思ってくれてた事だ。
ワタシは、美亜が受け入れてくれたことも勿論嬉しかったが、彼女が誰にも打ち明けたことのない秘密をワタシに言ってくれた事が、この上ない喜びとなった。
そんな美亜の気持ちに応えたい
そう思ったワタシは、一線を越えてしまった。
美亜とキスをしたばかりか、あろう事か、今、二人とも裸になって抱き合っている…
何度もキスをして、二人の間に信頼感が芽生えた事が大きかったのかもしれない。
いや、一番は、ワタシの事を、美亜が女性として好きになってくれたって事がわかった事が、ワタシの心を大きく突き動かした。
「雫…
いいの?」
「うん…」
美亜は、裸になったのはいいが、どうしていいかわからず、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
少しボーイッシュな雰囲気で、活発な印象の美亜だけど、いざ、こういう場面になると、ウブな少女になってしまった。
男性に興味はないから、そういう経験はしてないだろうし、女性とも勿論初めてであろう。
ここは、ワタシがリードしてあげないと。
でも、ワタシって受け身だからなあ…
年末に彼氏を裏切り、もう二度とあんな事をしないと泣いて誓ったはずなのに、また裏切ろうとしている。
わずか数ヶ月もなかった短い高校生活で、親友と言ってもおかしくないくらい、仲良くしてくれた妹尾美亜に、ワタシは自分が元男であると、今日、思い切ってカミングアウトした。
一か八かの賭けだったが、美亜はすんなりと受け入れてくれたばかりか、自分の秘密をワタシに打ち明けてくれた。
それは、美亜が同性愛者であり、ワタシのことを良いと思ってくれてた事だ。
ワタシは、美亜が受け入れてくれたことも勿論嬉しかったが、彼女が誰にも打ち明けたことのない秘密をワタシに言ってくれた事が、この上ない喜びとなった。
そんな美亜の気持ちに応えたい
そう思ったワタシは、一線を越えてしまった。
美亜とキスをしたばかりか、あろう事か、今、二人とも裸になって抱き合っている…
何度もキスをして、二人の間に信頼感が芽生えた事が大きかったのかもしれない。
いや、一番は、ワタシの事を、美亜が女性として好きになってくれたって事がわかった事が、ワタシの心を大きく突き動かした。
「雫…
いいの?」
「うん…」
美亜は、裸になったのはいいが、どうしていいかわからず、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
少しボーイッシュな雰囲気で、活発な印象の美亜だけど、いざ、こういう場面になると、ウブな少女になってしまった。
男性に興味はないから、そういう経験はしてないだろうし、女性とも勿論初めてであろう。
ここは、ワタシがリードしてあげないと。
でも、ワタシって受け身だからなあ…
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