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アイノチカラ
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「賢太
あんまり叔母さん達に心配かけたらダメよ。
ご飯の時は、同じ時間に降りてって、みんなと一緒に食べなきゃ。」
「うん…」
「それじゃあ、ワタシ
下に行くね。」
ワタシは、やれる事だけはやったと考え、賢太への事情聴取を終えて立ち上がった。
「ありがとう…
雫」
「従兄弟同士だし、遠慮すんなって。」
ワタシは賢太の肩に手を置いて、一応励ましの言葉をかけた。
「あの…」
だけど、賢太は、何かまだワタシに言おうとして、顔を上げたが…
「あ、いや、いいわ
ごめん。」
と、言って、すぐに目を逸らして俯いた。
「何よ?
何、何
言いなさいよ。
途中でやめられんの、めっちゃ嫌いなの。」
「あ、本当に…大丈夫
ごめん。」
「おい、ワタシ
もうちょっとしたら帰るよ。
そしたら、またしばらく来ないし。
言うなら今よ。」
「あ…
うん…
あの…ムリやったらええんやけど…
雫の胸、見せてくれんかなって。」
「はあ?」
コイツ、何言うてんねん。
「ウソウソウソ
ごめん
今の無しで。
色々、話聞いてくれてありがとう。
おかげで気分がかなりラクになったわ。
俺もまた頑張る。」
変な引き攣り笑いを浮かべて、賢太はワタシにそう言うと、また俯いた。
「おい、賢太
従兄弟で元男の胸、そんなに見たい?」
「うん…」
「わかった…」
ワタシは着ていたブラウスのボタンを外し、下着一枚となり、ブラのホックを外した。
あれ?何でこんな事してるんだろう…
あんまり叔母さん達に心配かけたらダメよ。
ご飯の時は、同じ時間に降りてって、みんなと一緒に食べなきゃ。」
「うん…」
「それじゃあ、ワタシ
下に行くね。」
ワタシは、やれる事だけはやったと考え、賢太への事情聴取を終えて立ち上がった。
「ありがとう…
雫」
「従兄弟同士だし、遠慮すんなって。」
ワタシは賢太の肩に手を置いて、一応励ましの言葉をかけた。
「あの…」
だけど、賢太は、何かまだワタシに言おうとして、顔を上げたが…
「あ、いや、いいわ
ごめん。」
と、言って、すぐに目を逸らして俯いた。
「何よ?
何、何
言いなさいよ。
途中でやめられんの、めっちゃ嫌いなの。」
「あ、本当に…大丈夫
ごめん。」
「おい、ワタシ
もうちょっとしたら帰るよ。
そしたら、またしばらく来ないし。
言うなら今よ。」
「あ…
うん…
あの…ムリやったらええんやけど…
雫の胸、見せてくれんかなって。」
「はあ?」
コイツ、何言うてんねん。
「ウソウソウソ
ごめん
今の無しで。
色々、話聞いてくれてありがとう。
おかげで気分がかなりラクになったわ。
俺もまた頑張る。」
変な引き攣り笑いを浮かべて、賢太はワタシにそう言うと、また俯いた。
「おい、賢太
従兄弟で元男の胸、そんなに見たい?」
「うん…」
「わかった…」
ワタシは着ていたブラウスのボタンを外し、下着一枚となり、ブラのホックを外した。
あれ?何でこんな事してるんだろう…
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