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経験
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「大丈夫です。ワタシはそうならない自信がありますし、何よりもこの体で経験してみたいんです。」
「変わった子だな。まあいい。キミにそれだけ自信があるのなら、俺のこの変な能力が偶然だったって証明してくれるかもしれないしな。」
社長は少し笑った。
ウソじゃなかった。俺は美咲さんみたいに自分がなってしまうとはどうしても思えなかった。既に女装しちゃってるし、社長に女性性を引き出される心配も無いだろうし…
それに俺は結構前から男性と経験するなら
社長が良いと決めていた。少し軽い感じがするけど、なかなかタイプの顔だし、生理的に受け付けないって感じが全然しない。
ん??タイプって… 俺は一体どうなってしまったんだろう… あらゆる部分が完全に女性化してしまっている。
でも、そんな風な考えが出てしまう自分が愛おしくもある。
エレベーターを降りてしばらく歩くと、社長が住む部屋にたどり着いた。
「どうぞ。」
社長はカギを開け、俺を中に入れてくれた。美咲さんのマンションも素敵だったけど、ここはスケールが違う。 だだっ広いリビングに
高そうなソファー、でっかいテレビ
「何か飲むかい?」
社長は俺を座らせるとキッチンの方を見ながら聞いてきたが、俺は首を横に振り、無言で社長に抱きついた。
なんて大胆な行動を取るんだ… 自分で自分に呆れながらも俺は衝動を抑えられなかった。 社長もそんな俺に戸惑いを見せたようだったがすぐに腕を回して抱きしめてくれた。
「まだ酔ってる?」
社長の問いかけに、俺はまた首を横に振った。
次の瞬間、社長の唇が静かに俺の唇に接触してきた。俺はそれを素直に受け入れると、舌がゆっくりと入ってきた。
キス自体も初めてだったけど、俺は本能的に社長の舌に自分の舌を絡みつかせ、激しく呼応した。自分の呼吸が荒くなっていくのがわかる。恥ずかしい…
「変わった子だな。まあいい。キミにそれだけ自信があるのなら、俺のこの変な能力が偶然だったって証明してくれるかもしれないしな。」
社長は少し笑った。
ウソじゃなかった。俺は美咲さんみたいに自分がなってしまうとはどうしても思えなかった。既に女装しちゃってるし、社長に女性性を引き出される心配も無いだろうし…
それに俺は結構前から男性と経験するなら
社長が良いと決めていた。少し軽い感じがするけど、なかなかタイプの顔だし、生理的に受け付けないって感じが全然しない。
ん??タイプって… 俺は一体どうなってしまったんだろう… あらゆる部分が完全に女性化してしまっている。
でも、そんな風な考えが出てしまう自分が愛おしくもある。
エレベーターを降りてしばらく歩くと、社長が住む部屋にたどり着いた。
「どうぞ。」
社長はカギを開け、俺を中に入れてくれた。美咲さんのマンションも素敵だったけど、ここはスケールが違う。 だだっ広いリビングに
高そうなソファー、でっかいテレビ
「何か飲むかい?」
社長は俺を座らせるとキッチンの方を見ながら聞いてきたが、俺は首を横に振り、無言で社長に抱きついた。
なんて大胆な行動を取るんだ… 自分で自分に呆れながらも俺は衝動を抑えられなかった。 社長もそんな俺に戸惑いを見せたようだったがすぐに腕を回して抱きしめてくれた。
「まだ酔ってる?」
社長の問いかけに、俺はまた首を横に振った。
次の瞬間、社長の唇が静かに俺の唇に接触してきた。俺はそれを素直に受け入れると、舌がゆっくりと入ってきた。
キス自体も初めてだったけど、俺は本能的に社長の舌に自分の舌を絡みつかせ、激しく呼応した。自分の呼吸が荒くなっていくのがわかる。恥ずかしい…
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