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お正月
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午前0時
年が明けた。
ニューハーフになって二回目のお正月だ。
「明けましておめでとう」
ワタシはお母さんと新年の挨拶を交わした。
優菜は友達と遊びに行ってて不在だ。
「ユキは友達と初詣に行かないの?」
「うん、行くよ。
二日の日に約束してるのよ。」
「そう…
明日はさあ、昭雄叔父さんの家に行くんだけど、ユキはどうする?」
「えっ、昭雄おじさん!」
昭雄叔父さんとは、亡くなった父の兄で、ワタシは昔から苦手にしてる。
「多分、その姿で家に行ったら何言われるかわかんないよ。
別に帰ってない事にすればいいんだから、行きたくなかったら別にいいよ。」
「うん。そうね…
でも、お婆ちゃんには会いたいんだよね。」
昭雄叔父さんは奥さんと息子(ワタシより一個上)、それとお婆ちゃんと住んでて、ワタシはすごいお婆ちゃん子で、小さい時はいつもお婆ちゃんのところへ遊びに行ってた。
昭雄叔父さんが仕事から帰って来るまでにはさっさと帰ってたし…だから泊まりで行った事はそんなにない。
「別にユキが決めればいいよ。
優菜はお年玉貰いたいから行くって言ってたわ。」
優菜らしいわ。
「ワタシも行くわ。
やっぱりお婆ちゃんの顔見たいしね。
叔父さんに何か言われたら先に帰るし。」
まあ、そんなこんなで大変なお正月になりそう
年が明けた。
ニューハーフになって二回目のお正月だ。
「明けましておめでとう」
ワタシはお母さんと新年の挨拶を交わした。
優菜は友達と遊びに行ってて不在だ。
「ユキは友達と初詣に行かないの?」
「うん、行くよ。
二日の日に約束してるのよ。」
「そう…
明日はさあ、昭雄叔父さんの家に行くんだけど、ユキはどうする?」
「えっ、昭雄おじさん!」
昭雄叔父さんとは、亡くなった父の兄で、ワタシは昔から苦手にしてる。
「多分、その姿で家に行ったら何言われるかわかんないよ。
別に帰ってない事にすればいいんだから、行きたくなかったら別にいいよ。」
「うん。そうね…
でも、お婆ちゃんには会いたいんだよね。」
昭雄叔父さんは奥さんと息子(ワタシより一個上)、それとお婆ちゃんと住んでて、ワタシはすごいお婆ちゃん子で、小さい時はいつもお婆ちゃんのところへ遊びに行ってた。
昭雄叔父さんが仕事から帰って来るまでにはさっさと帰ってたし…だから泊まりで行った事はそんなにない。
「別にユキが決めればいいよ。
優菜はお年玉貰いたいから行くって言ってたわ。」
優菜らしいわ。
「ワタシも行くわ。
やっぱりお婆ちゃんの顔見たいしね。
叔父さんに何か言われたら先に帰るし。」
まあ、そんなこんなで大変なお正月になりそう
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