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休日のひととき
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今日は久々のお休みで、、昼過ぎまでゆっくり寝た。
起きてからご飯を食べて、お出かけの準備をして、前から欲しかった服を買ったり、百貨店に行って化粧品をいくつか購入した。
そのまま帰ろうかと思ったんだけど、なぜか休業中の「スワロウテイル」まで足を運んでしまった。
ママが居るはずないんだけど、なんとなくいつもの様に笑顔の素敵なママがお店にいそうな気がして…
お店の前まで行ったけど、結局お店の階には上がらずに立ち去ろうと、Uターンして来た道を引き返した。
そしたら、前から
「ユキ」
って声がした。
顔を上げると、社長がこっちに向かって歩いてきてるところだった。
「あ、社長
お疲れ様です。」
「ああ、お疲れ
どうしたんだ?こんなところで…」
「いえ、お休みだったので、近くまで買い物に来たんですけど、何となく店が気になっちゃって、フラフラと。」
「そうか。
俺はちょっと片付けをな…」
「手伝いましょうか?」
「いや、いいよ
せっかくの休みなんだろ?
それに、わざわざ手伝ってもらうほどのものじゃないし。」
「全然
ヒマしてたので」
ワタシはそう言って押し通すと、社長に付いてお店のある階まで同行した。
「キミも変わった子だなあ。
でも、助かるよ、ありがとう」
社長はドアの鍵をポケットから取り出し、開錠した。
「もうかれこれ一ヶ月だろ
店を閉めてから。
冷蔵庫に入れてるとはいえ、食べ物とかを処理したくてな。」
「ママはまだ…?」
「ああ。
精神的なショックが大きくてな。
みんなにも見舞いを遠慮させてもらってるのはそういうことなんだよ…
でも、ユキは美咲と一緒にいた被害者でもあるし、アイツもキミにはシンパシーを抱いてると思う。
これから美咲の家に行くんだけど、ユキも行くかい?」
「えっ、いいんですか
それなら是非」
社長は外に出られないママに代わって買い物をしたりして、二日に一度は家に届けに行ってるらしい。
ワタシは社長の車に乗せてもらい、途中スーパーで買い物を手伝い、ワタシもお見舞い用にフルーツを購入してからママの家に向かった。
起きてからご飯を食べて、お出かけの準備をして、前から欲しかった服を買ったり、百貨店に行って化粧品をいくつか購入した。
そのまま帰ろうかと思ったんだけど、なぜか休業中の「スワロウテイル」まで足を運んでしまった。
ママが居るはずないんだけど、なんとなくいつもの様に笑顔の素敵なママがお店にいそうな気がして…
お店の前まで行ったけど、結局お店の階には上がらずに立ち去ろうと、Uターンして来た道を引き返した。
そしたら、前から
「ユキ」
って声がした。
顔を上げると、社長がこっちに向かって歩いてきてるところだった。
「あ、社長
お疲れ様です。」
「ああ、お疲れ
どうしたんだ?こんなところで…」
「いえ、お休みだったので、近くまで買い物に来たんですけど、何となく店が気になっちゃって、フラフラと。」
「そうか。
俺はちょっと片付けをな…」
「手伝いましょうか?」
「いや、いいよ
せっかくの休みなんだろ?
それに、わざわざ手伝ってもらうほどのものじゃないし。」
「全然
ヒマしてたので」
ワタシはそう言って押し通すと、社長に付いてお店のある階まで同行した。
「キミも変わった子だなあ。
でも、助かるよ、ありがとう」
社長はドアの鍵をポケットから取り出し、開錠した。
「もうかれこれ一ヶ月だろ
店を閉めてから。
冷蔵庫に入れてるとはいえ、食べ物とかを処理したくてな。」
「ママはまだ…?」
「ああ。
精神的なショックが大きくてな。
みんなにも見舞いを遠慮させてもらってるのはそういうことなんだよ…
でも、ユキは美咲と一緒にいた被害者でもあるし、アイツもキミにはシンパシーを抱いてると思う。
これから美咲の家に行くんだけど、ユキも行くかい?」
「えっ、いいんですか
それなら是非」
社長は外に出られないママに代わって買い物をしたりして、二日に一度は家に届けに行ってるらしい。
ワタシは社長の車に乗せてもらい、途中スーパーで買い物を手伝い、ワタシもお見舞い用にフルーツを購入してからママの家に向かった。
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