136 / 161
再生.最盛.彩生
しおりを挟む
「どうしたの?」
ワタシが声をかけても、花岡は泣きじゃくるばかりで首を横に振った。
きっとこっちで辛い事ばかりあって、それらの事を一気に思い出したのだろう。
ワタシは花岡の肩のところ手を置いて、摩りながら
「もう大丈夫だよ」
と、声をかけた。
そして、涙脆くなってるワタシももらい泣きしてしまった。
「もう、なんで西村が泣いてんのよ」
花岡は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、ワタシを見て笑って言った。
「知らないわよ。
女ホルでメンタルのバランスが崩れてんだから仕方ないでしょ。」
ワタシも顔をボロボロにしながら花岡に言った。
暫くの間、二人で声出して泣いたら、なんかスッキリしたというか、
花岡も気持ちが落ち着いたようで…ワタシに体をくっつけてきた。
「ねえねえ、西村」
「何?」
「なんか女同士も良いよね
レズビアンの気持ちが少しわかったような気がする。」
「ワタシはニューハーフだけどね」
「あっ、そっか
でも完全に女子じゃん」
そして、一段落ついたところで、ワタシは花岡にある提案をしてみた。
「花岡さあ」
「ん?」
「花岡さえよかったら…なんだけど
ここで一緒に住まない?」
「えっ」
「誤解しないで欲しいんだけど
別に花岡の境遇に同情してっていうわけじゃないのよ。
そういう気持ちも勿論あるけど。
大部分はワタシ自身の事なの。」
「西村の?」
「ここのところ、色々あって
最近寂しくてどうしようもなかったの。
だから…花岡のためって事もあるけど、大部分はワタシのためにもそうして欲しいのよ。」
「西村…
本当にいいの?」
「うん。
お願い…
ワタシのワガママを聞いて欲しい」
「ありがとう…
西村…」
花岡は何か言いたそうだったけど、それ以上は何も言わなかった。
「あと、ワタシ
AV出てみるわ
花岡と絡みたくなったし
引退作品にワタシも名を連ねたくなったからね。」
「望むところよ。」
「あ、もう3時だよ
早く寝よ」
ようやく私たちは眠りについた。
ワタシが声をかけても、花岡は泣きじゃくるばかりで首を横に振った。
きっとこっちで辛い事ばかりあって、それらの事を一気に思い出したのだろう。
ワタシは花岡の肩のところ手を置いて、摩りながら
「もう大丈夫だよ」
と、声をかけた。
そして、涙脆くなってるワタシももらい泣きしてしまった。
「もう、なんで西村が泣いてんのよ」
花岡は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、ワタシを見て笑って言った。
「知らないわよ。
女ホルでメンタルのバランスが崩れてんだから仕方ないでしょ。」
ワタシも顔をボロボロにしながら花岡に言った。
暫くの間、二人で声出して泣いたら、なんかスッキリしたというか、
花岡も気持ちが落ち着いたようで…ワタシに体をくっつけてきた。
「ねえねえ、西村」
「何?」
「なんか女同士も良いよね
レズビアンの気持ちが少しわかったような気がする。」
「ワタシはニューハーフだけどね」
「あっ、そっか
でも完全に女子じゃん」
そして、一段落ついたところで、ワタシは花岡にある提案をしてみた。
「花岡さあ」
「ん?」
「花岡さえよかったら…なんだけど
ここで一緒に住まない?」
「えっ」
「誤解しないで欲しいんだけど
別に花岡の境遇に同情してっていうわけじゃないのよ。
そういう気持ちも勿論あるけど。
大部分はワタシ自身の事なの。」
「西村の?」
「ここのところ、色々あって
最近寂しくてどうしようもなかったの。
だから…花岡のためって事もあるけど、大部分はワタシのためにもそうして欲しいのよ。」
「西村…
本当にいいの?」
「うん。
お願い…
ワタシのワガママを聞いて欲しい」
「ありがとう…
西村…」
花岡は何か言いたそうだったけど、それ以上は何も言わなかった。
「あと、ワタシ
AV出てみるわ
花岡と絡みたくなったし
引退作品にワタシも名を連ねたくなったからね。」
「望むところよ。」
「あ、もう3時だよ
早く寝よ」
ようやく私たちは眠りについた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
26
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる