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不可逆の新郎
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「どう、佳澄?」
ワタシは,この前までいた会社で、まだ男として通してたときの服装になり、佳澄に見せた。
もちろん化粧はいっさいせず、髪も無造作に後ろに流した。
「ユキ、ダメよ
まるっきり女じゃん。
会社で男モードだったときは、まだここまで女臭を充満させてなかったわよ。」
佳澄は、半ば呆れた様子でワタシに言った。
「最近、油断して暮らしてたからなあ。
男っぽさが抜けてしまったかあ。」
「おっぱいもまた大きくなってるんじゃない?」
「そう?
まあ、これは当日はサラシみたいなものを巻けばいいっしょ?」
「そうだね。
でも、全身から醸し出る女らしさを隠せないんだよね、ユキは。」
「ごめんね。
当日までには男らしくなるから。」
「えーっ、あんまり男男しないでね
ワタシが好きなのは、今の可愛いユキの姿なんだから。」
「やっぱり男の方がいいってなって、そのまま男に戻るかもしれないわよ。」
「えーーっ!!」
「フフッ
冗談よ。
こんな女ホルたっぷりの玉無しが男なんかに戻れるわけないじゃん。」
「もう、ユキっ!」
佳澄は、頬を膨らまして怒った。
「でも、写真撮るわけだし、それなりの姿にならないとサマにならないから、頑張るわ。」
ワタシはそう言うと、佳澄を抱き寄せた。
ワタシは,この前までいた会社で、まだ男として通してたときの服装になり、佳澄に見せた。
もちろん化粧はいっさいせず、髪も無造作に後ろに流した。
「ユキ、ダメよ
まるっきり女じゃん。
会社で男モードだったときは、まだここまで女臭を充満させてなかったわよ。」
佳澄は、半ば呆れた様子でワタシに言った。
「最近、油断して暮らしてたからなあ。
男っぽさが抜けてしまったかあ。」
「おっぱいもまた大きくなってるんじゃない?」
「そう?
まあ、これは当日はサラシみたいなものを巻けばいいっしょ?」
「そうだね。
でも、全身から醸し出る女らしさを隠せないんだよね、ユキは。」
「ごめんね。
当日までには男らしくなるから。」
「えーっ、あんまり男男しないでね
ワタシが好きなのは、今の可愛いユキの姿なんだから。」
「やっぱり男の方がいいってなって、そのまま男に戻るかもしれないわよ。」
「えーーっ!!」
「フフッ
冗談よ。
こんな女ホルたっぷりの玉無しが男なんかに戻れるわけないじゃん。」
「もう、ユキっ!」
佳澄は、頬を膨らまして怒った。
「でも、写真撮るわけだし、それなりの姿にならないとサマにならないから、頑張るわ。」
ワタシはそう言うと、佳澄を抱き寄せた。
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