リアルの高校で引きこもりになった俺はVRゲームの学園で友達(彼女)100人作って学生生活謳歌します!

はにゃ

文字の大きさ
2 / 5

2 早速プレイしてみた

しおりを挟む

 数日後。
 俺はオリジナルの【迷宮学園】をプレイしていた。
 理由は単純「送られてくるのに一週間はかかるからその間オリジナルで予習したほうがいい」と親父に強く勧められて、仕方なしに試しにやってみることにした。





 Now Loading……




 プレイすること数十時間。
 寝る間も惜しんでようやく俺はエンディングに辿り着いた。





 Now Loading……





『で、これからどうするんだ?』
『決まっている。我々三人で打ち上げだ!』
『おー!』

 せっかくの卒業式なのに、何故にヤロー三人で過ごさなくちゃいけないんだ……。
 もう少し他に選択肢があったと思うんだけど……どうしてこうなった。
 微妙に納得いかない俺。
 相棒のアーサーとレオンが俺の肩を組んで微笑みを浮かべた。

『それでは早速行こうではないか我が同士達よ!』
『おー!』
『お、おー……』

 威勢のいい悪友二人の声とは対照的に俺の声は虚しく響いた。

『ま、いっか』

 俺はため息をついて悪友達と共に歩き出した。
 なんだかんだでこいつらのおかげでけっこう楽しい学園生活を送れた。
 女っ気は全くといっていいほどなかったが……。

 ともあれ俺たちは無事に高位ライセンスを取得し、冒険者になれた。
 卒業してからもこいつらと共に冒険者をやっていく。
 未踏のダンジョンに潜り未知を既知へ。
 それはきっと楽しい日々だろう。
 ま、あまりバカ騒ぎばかりするのは少し勘弁して欲しいところだが……。

 苦笑を浮かべつつ俺は悪友達とこれから続く未来に思いを馳せるのであった。



〈Fin〉
 








 一応プレイしてみたけど、ノーマルエンド、いわゆる友情エンドで終わってしまった。
 親父のアドバイス通り1周目はレベル上げを重視してダンジョン攻略をしていたから、ヒロインとの絡みがほとんどなく終わってしまった。
 RPG的にはダンジョン攻略やレベル上げ、武具強化等のやり込み要素が面白かったと思うけど、ギャルゲー的にはどうなんだ?って感じだ。
 このやり方が定石って……もうちょっとバランス考えたほうがよくない?ギャルゲーだろこれ。

 まあ、やり方はシビアでタイトなスケジュール管理をすれば一周目でもレベル上げとヒロインの攻略を同時進行できるらしいけど、サイト見ながらプレイするのはぶっちゃけめんどくさかったし、思った以上にダンジョン探索にはまってしまったからついロープレ感覚でプレイしてしまった。

 リメイク版の情報サイトを見る限り、リメイクのほうは基本、オリジナルのストーリーをなぞっているらしいけど、VRらしいリアルな描写に作られていてミニゲームやイベントも多少の変更や付け加えがあるみたいだ。

「これをVR でやるのか……」

 てか肝心の授業シーンはほぼなかったな。
 あってもなにかイベントがある時だけで授業風景なんて全然わからない。
 ただ言えることはこの世界ゲームでまともに勉強できるのだろうか……?
 俺は一抹の不安を抱えながらもゲームの電源を落とした。

「メシ食ってちょっと仮眠したら二周目いくか」

 ヒロインは誰から攻略しようか?
 メインヒロインは5人いるけど誰にしよう?

 引きこもりのニートには時間はたくさんある。
 まあ、親父の話だとVR 版が来る前にヒロインの一人二人は攻略できるだろう。
 ざっと今後の予定をたてた俺は、5人いるヒロインの中から一番タイプなの攻略を目指して、二周目の強くてニューゲームを始めることにした。





 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?

無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。 どっちが稼げるのだろう? いろんな方の想いがあるのかと・・・。 2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。 あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

処理中です...