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決戦の尾上山!
第39話 これがおれたちの結末!?
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いったい何が起こっているのか、光の速さで衝突後に起こったことをシミュレーションする。
犬山たちのドーリーは加速する瞬間に、おれたちの台車の側面に衝突した。おそらく、その衝撃で犬山はドーリーから投げ出され、アカネが取っ手の外側につかまっていたことで、たまたま空いていたおれたちの台車の上に着地したのだ。
理解した次の瞬間には左足を突っ張りフルブレーキしながら叫んでいた。
「アカネぇっ! 飛び降りろっ!! 挟まれるぞ!」
おれたちの台車はまっすぐサイドウォールに向かっている。三人分に重量が増えた台車は簡単に曲がれない。このままじゃ、取っ手の外側につかまっているアカネが台車と壁の間に挟まれて、大けがどころの騒ぎじゃすまなくなる。
「早く飛べぇッ!!」
おれの言葉に反応して、アカネはコースの上に転がりながら飛び降りた。なんとか間に合った。
しかし、おれの中でもう一つの疑問が浮かぶ。
猿渡はどこだ!?
ぶつかってきた左側には猿渡の姿はない。
視線を前に戻したその視界の端、サイドウォールのところに倒れ込んでいる猿渡の姿が映る。そこは、まさしく、この台車が衝突する場所だった。
「逃げろ! 猿渡ィー!!」
しかし、転倒してどこかを打っているのか、猿渡は動かない。
おれはブレーキをかける足を目一杯突っ張るが、この急勾配を人間を乗せて下る台車を停止させるには至らない。このままでは猿渡との衝突は避けられない。
「シュン君!!」
アカネの叫ぶ声が聞こえた。こうなったらイチかバチかだ。おれは力いっぱい引っ張るように、ほとんど台車の下に潜り込むぐらい身体を後方に倒し込んだ。
その直後、枯れ枝を踏むような音がおれの脳内に響いた。
**
「シュン君! シュン君、しっかりして!」
目を開けるとヘルメットを脱いだアカネが、おれの視界に映り込んでいた。顔をぐしゃぐしゃにして、涙をぼろぼろこぼしながらおれの肩を抱いている。
「……台車は、猿渡は?」
「台車は止まったし、猿渡は無事だ」
犬山がいった。
「よかった。おれは、大丈夫ですよ。背中を打ったくらいでどこも痛くない……」
「痛くないわけないっちば! 足が……シュン君の足が……」
アカネが声をしゃくりあげて泣いている。ていうか、足?
上半身を起こそうとしたけど、うまく力が入らない。でも別に足に痛みは感じない。どうしたというんだ?
「すぐに救護班が来る。動いちゃだめだ」
「そんな、大げさな……」
「大げさなんてもんじゃない。本当に痛みがないのか?」
「ええ、アカネ、ちょっと起こしてくれないか……」
おれがいうとアカネがいやいやをするように首を振る。彼女の代わりに犬山がおれの背中に腕を回して、上半身少し持ちあげた。
あごを引いて、ようやく自分の下半身が見えたときに、おれは
「嘘だろ……」
と声を失った。
おれの膝の下で関節がもう一つ増えたように、足がとんでもない方にむいていた。
その足を見た途端、おれの背中にぞわりと悪寒が走り、意図しないのに奥歯がガチガチと音を立てて震え出した。
「あんたが強引に止めようとした台車は、アンタの左足を巻き込んで止まった。おかげで、猿渡は転倒した時の軽い脳震盪だけで済んだ。あのまま台車に押しつぶされていたら、どんな状況になっていたか……」
犬山はそういってくれたが、おれは今自分の置かれた状況にすっかり混乱してしまっていた。すると、アカネがおれの右手を握りしめて嗚咽をあげながらいった。
「わんも……シュン君が……飛べっちいってくれんかったら……」
「アカネは……怪我してない?」
アカネは何度も頷く。そうか……なら、よかった。
坂の下のほうからどやどやと人が駆け上ってくる気配がした。どうやら大会の運営スタッフたちのようだったが、先頭に立っていたのはエンツォだった。
「パヤオ……よく止めたな」
「エンツォさん。すみません、おれたち……落ちちゃいました」
そういった瞬間、自分がゴールできなかったのだという事実に、涙があふれてきて、思わず声をしゃくりあげて嗚咽する。
「おれ……ゴールできなくて……」
「そんなことは後だ。まずはお前の治療が先だ」
大人数人がかりでストレッチャーに乗せられると、悪魔の道の残り半分をストレッチャーの上で仰むけになって下った。馬鹿みたいに青く透き通った空を見上げながら、おれはストレッチャーに乗ったままゴールラインを通過した。ストレッチャーもなんとなく台車っぽいな、なんて思ってる時点でおれもどうにかしてる。
「……来道君、だったね」
ゴール地点に停まっていた救急車に乗せられるとき、鬼界高校の百々がおれのそばに寄ってきて無表情でいった。
「なぜなんだ。なぜ、君は敵である僕たちを守るために、あんな無茶ができたんだ?」
「なぜって……そんなのわかんないよ。無我夢中だったし」
「怖くはなかったのか?」
「……正直いうと怖かった。でも、エンツォが前にいっていたんだ。台車は友達、怖くないって。だから、たぶん大丈夫だろうってそう思った」
百々はそれ以上は何もいうことなく、ただ下唇を噛んで押し黙っていた。なんだよ、チームメイトを助けたんだから、キャプテンとしてお礼の一つくらいあってもいいのに。
その後、展望公園から降りてきたカオルに付き添われて、おれは県立病院へと搬送されることになった。
病院では最初に強めの鎮痛剤を打たれて、医者からいろいろと問診されたところまでは覚えている。
痛みがあるか、動かせるか、そんなことをいろいろとたずねられたのと、レントゲン以外にカメラで患部の写真を数枚とられたのを覚えているが、やがて鎮痛剤の効果なのか、強い眠気が襲ってきてそこでおれの記憶は途絶えた。
次に目を覚ましたのは、クリーム色のカーテンに囲まれた空間だった。
おれの枕元に誰かが座っている気配がした。ゆっくりと首をその方向にむけると、そこには母さんが心配そうな目をむけて、ベッドサイドの丸椅子に座っていた。
「……母さん?」
「駿、あんた……いったい何をして……」
「……ごめん。心配かけて……」
おれはそういったきり黙り込んだ。母さんはおれの意識がはっきりしていることに安堵したようで、大きく息をついた。
ちょうどそのとき、病室の扉が開いて、カーテンを割って白衣を着たドクターらしき中年男性が入ってきた。
「お、来道君。気が付いた?」
「……おれ、これから、どうなるんですか?」
「今から緊急手術になる。お母さんには説明をしたけれど、君は左下腿の幹部骨折、つまり腓骨《ひこつ》と脛骨《けいこつ》を同時に骨折して、患部の転位が見られる。まあ、簡単にいえば変な方向に曲がってしまっている。幸いにも骨は外皮を突き破っておらず、感染症の危険は少ないが、いずれにしても患部を開いて髄内釘という金属をつかって骨を固定する手術になる」
「それで……おれは、また元の通りに歩いたり、走ったりはできるんですか? おれ、クラブ活動やってるんです」
おれがそういったのと同時に、母さんが「駿!」とおれを咎めるようにヒステリックな声をあげた。
「まあまあ、お母さん、落ち着いてください。手術はきっとうまくいくでしょう。その後、彼が元通りの運動能力を回復できるかどうかは、彼の頑張り次第です」
「……先生、よろしくお願いします」
母さんは立ち上がると深々と頭を下げた。
先生は手術の準備が整い次第、おれを手術室に移送すると伝えて、病室を出ていった。その後、妙に重苦しい空気が病室に漂っていた。
おれは母さんに、何をどう伝えればいいのかわからなかった。台車に乗ってレースをして、怪我をして、母さんに心配かけて。手術にだってお金がかかるというのに、おれのやっていることって、いったい何なんだろう……
「駿。母さんはあんたがやってるクラブのことはよく知らない。でもね、それをこんな怪我までして、周りの人にも変わった目で見られてまで、クラブを続けてそれが一体何になるの? これを機にちゃんと考えなさい」
おれは母さんの言葉に返事をしなかった。母さんもおれの返答を求めてはこなかった。その十分後。おれは手術室へと運ばれた。
犬山たちのドーリーは加速する瞬間に、おれたちの台車の側面に衝突した。おそらく、その衝撃で犬山はドーリーから投げ出され、アカネが取っ手の外側につかまっていたことで、たまたま空いていたおれたちの台車の上に着地したのだ。
理解した次の瞬間には左足を突っ張りフルブレーキしながら叫んでいた。
「アカネぇっ! 飛び降りろっ!! 挟まれるぞ!」
おれたちの台車はまっすぐサイドウォールに向かっている。三人分に重量が増えた台車は簡単に曲がれない。このままじゃ、取っ手の外側につかまっているアカネが台車と壁の間に挟まれて、大けがどころの騒ぎじゃすまなくなる。
「早く飛べぇッ!!」
おれの言葉に反応して、アカネはコースの上に転がりながら飛び降りた。なんとか間に合った。
しかし、おれの中でもう一つの疑問が浮かぶ。
猿渡はどこだ!?
ぶつかってきた左側には猿渡の姿はない。
視線を前に戻したその視界の端、サイドウォールのところに倒れ込んでいる猿渡の姿が映る。そこは、まさしく、この台車が衝突する場所だった。
「逃げろ! 猿渡ィー!!」
しかし、転倒してどこかを打っているのか、猿渡は動かない。
おれはブレーキをかける足を目一杯突っ張るが、この急勾配を人間を乗せて下る台車を停止させるには至らない。このままでは猿渡との衝突は避けられない。
「シュン君!!」
アカネの叫ぶ声が聞こえた。こうなったらイチかバチかだ。おれは力いっぱい引っ張るように、ほとんど台車の下に潜り込むぐらい身体を後方に倒し込んだ。
その直後、枯れ枝を踏むような音がおれの脳内に響いた。
**
「シュン君! シュン君、しっかりして!」
目を開けるとヘルメットを脱いだアカネが、おれの視界に映り込んでいた。顔をぐしゃぐしゃにして、涙をぼろぼろこぼしながらおれの肩を抱いている。
「……台車は、猿渡は?」
「台車は止まったし、猿渡は無事だ」
犬山がいった。
「よかった。おれは、大丈夫ですよ。背中を打ったくらいでどこも痛くない……」
「痛くないわけないっちば! 足が……シュン君の足が……」
アカネが声をしゃくりあげて泣いている。ていうか、足?
上半身を起こそうとしたけど、うまく力が入らない。でも別に足に痛みは感じない。どうしたというんだ?
「すぐに救護班が来る。動いちゃだめだ」
「そんな、大げさな……」
「大げさなんてもんじゃない。本当に痛みがないのか?」
「ええ、アカネ、ちょっと起こしてくれないか……」
おれがいうとアカネがいやいやをするように首を振る。彼女の代わりに犬山がおれの背中に腕を回して、上半身少し持ちあげた。
あごを引いて、ようやく自分の下半身が見えたときに、おれは
「嘘だろ……」
と声を失った。
おれの膝の下で関節がもう一つ増えたように、足がとんでもない方にむいていた。
その足を見た途端、おれの背中にぞわりと悪寒が走り、意図しないのに奥歯がガチガチと音を立てて震え出した。
「あんたが強引に止めようとした台車は、アンタの左足を巻き込んで止まった。おかげで、猿渡は転倒した時の軽い脳震盪だけで済んだ。あのまま台車に押しつぶされていたら、どんな状況になっていたか……」
犬山はそういってくれたが、おれは今自分の置かれた状況にすっかり混乱してしまっていた。すると、アカネがおれの右手を握りしめて嗚咽をあげながらいった。
「わんも……シュン君が……飛べっちいってくれんかったら……」
「アカネは……怪我してない?」
アカネは何度も頷く。そうか……なら、よかった。
坂の下のほうからどやどやと人が駆け上ってくる気配がした。どうやら大会の運営スタッフたちのようだったが、先頭に立っていたのはエンツォだった。
「パヤオ……よく止めたな」
「エンツォさん。すみません、おれたち……落ちちゃいました」
そういった瞬間、自分がゴールできなかったのだという事実に、涙があふれてきて、思わず声をしゃくりあげて嗚咽する。
「おれ……ゴールできなくて……」
「そんなことは後だ。まずはお前の治療が先だ」
大人数人がかりでストレッチャーに乗せられると、悪魔の道の残り半分をストレッチャーの上で仰むけになって下った。馬鹿みたいに青く透き通った空を見上げながら、おれはストレッチャーに乗ったままゴールラインを通過した。ストレッチャーもなんとなく台車っぽいな、なんて思ってる時点でおれもどうにかしてる。
「……来道君、だったね」
ゴール地点に停まっていた救急車に乗せられるとき、鬼界高校の百々がおれのそばに寄ってきて無表情でいった。
「なぜなんだ。なぜ、君は敵である僕たちを守るために、あんな無茶ができたんだ?」
「なぜって……そんなのわかんないよ。無我夢中だったし」
「怖くはなかったのか?」
「……正直いうと怖かった。でも、エンツォが前にいっていたんだ。台車は友達、怖くないって。だから、たぶん大丈夫だろうってそう思った」
百々はそれ以上は何もいうことなく、ただ下唇を噛んで押し黙っていた。なんだよ、チームメイトを助けたんだから、キャプテンとしてお礼の一つくらいあってもいいのに。
その後、展望公園から降りてきたカオルに付き添われて、おれは県立病院へと搬送されることになった。
病院では最初に強めの鎮痛剤を打たれて、医者からいろいろと問診されたところまでは覚えている。
痛みがあるか、動かせるか、そんなことをいろいろとたずねられたのと、レントゲン以外にカメラで患部の写真を数枚とられたのを覚えているが、やがて鎮痛剤の効果なのか、強い眠気が襲ってきてそこでおれの記憶は途絶えた。
次に目を覚ましたのは、クリーム色のカーテンに囲まれた空間だった。
おれの枕元に誰かが座っている気配がした。ゆっくりと首をその方向にむけると、そこには母さんが心配そうな目をむけて、ベッドサイドの丸椅子に座っていた。
「……母さん?」
「駿、あんた……いったい何をして……」
「……ごめん。心配かけて……」
おれはそういったきり黙り込んだ。母さんはおれの意識がはっきりしていることに安堵したようで、大きく息をついた。
ちょうどそのとき、病室の扉が開いて、カーテンを割って白衣を着たドクターらしき中年男性が入ってきた。
「お、来道君。気が付いた?」
「……おれ、これから、どうなるんですか?」
「今から緊急手術になる。お母さんには説明をしたけれど、君は左下腿の幹部骨折、つまり腓骨《ひこつ》と脛骨《けいこつ》を同時に骨折して、患部の転位が見られる。まあ、簡単にいえば変な方向に曲がってしまっている。幸いにも骨は外皮を突き破っておらず、感染症の危険は少ないが、いずれにしても患部を開いて髄内釘という金属をつかって骨を固定する手術になる」
「それで……おれは、また元の通りに歩いたり、走ったりはできるんですか? おれ、クラブ活動やってるんです」
おれがそういったのと同時に、母さんが「駿!」とおれを咎めるようにヒステリックな声をあげた。
「まあまあ、お母さん、落ち着いてください。手術はきっとうまくいくでしょう。その後、彼が元通りの運動能力を回復できるかどうかは、彼の頑張り次第です」
「……先生、よろしくお願いします」
母さんは立ち上がると深々と頭を下げた。
先生は手術の準備が整い次第、おれを手術室に移送すると伝えて、病室を出ていった。その後、妙に重苦しい空気が病室に漂っていた。
おれは母さんに、何をどう伝えればいいのかわからなかった。台車に乗ってレースをして、怪我をして、母さんに心配かけて。手術にだってお金がかかるというのに、おれのやっていることって、いったい何なんだろう……
「駿。母さんはあんたがやってるクラブのことはよく知らない。でもね、それをこんな怪我までして、周りの人にも変わった目で見られてまで、クラブを続けてそれが一体何になるの? これを機にちゃんと考えなさい」
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