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ドレスの試着
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部屋の脱衣室で着替える。
ちょっと着脱が面倒な作りだったが、何とか着替えれた。
着替えてみるとワンピースみたいな作りとなっているので、華やかでありながらドレスのようなゴテゴテさもなく、現代人夏梅でも違和感なく着れる。
(すごい…!見た目オシャレなのに全然苦しくない。この世界の縫製技術はとても進化しているみたいね。これなら一人でも着脱できるし、かといって外出ても見苦しくならない。)
鏡の前に立った自分を見ていたら、扉が叩かれた。
コンコン…
「夏梅ちゃんどうだ?着替えれたか?」
心配そうな声音で陛下が声を掛ける。
ワンピースみたいなドレスがすごく良くて、つい夢中になり、思ったより待たせてしまったようだ。
「…!すいません!今行きます!」
脱衣室から出ると、テラージ様・セバスチャンさん・陛下・騎士団長・ドーラさんがいて、皆に一斉に見つめられた。
どうやら気がつかないうちに皆部屋に勢揃いしていたようだ。
(ッ?!なんでみんないるの?!)
「「「「「……………」」」」」
(…なんでみんな無言で見つめてくるの…?もしかして変なのかな?それか着方がおかしかったのかな…?)
夏梅が不安がっている間もずっと見つめ続ける5人。
「「「「「……………」」」」」
顔も真っ赤にしてボーッと見つめる5人。
(…なんでみんな反応してくれないの…?もしかしてやっぱり変なのかな?全然似合ってないとか…?てかなんでみんな顔真っ赤なの…?)
「コホン…ッ…陛下、テラージ様、これは危険ではないですか?こんな可愛い夏梅様は世に出さない方が懸命でしょう。」
「…うむ、私もそう思う。兄上よ、今すぐお披露目は中止だ。」
「無理に決まっておるだろう。もう各貴族に通達済だぞ?こんなに可愛いなんて予想外だが、予定通りにお披露目は決行しよう。だが、時間は最小限に変更だ。これは危険すぎる。各担当に通達して万全の状態で行おう。…ドーラよ、このドレスで制作を。」
「はい。」
(????)
一人だけ意味が分からない夏梅であった。
---------------------------------------------------------
結局意味不明なまま着替え終わり、どうやらドレスもあれで決定したようだ。
夏梅としてもあれで全然問題ないので、勝手に決まっても不満はない。
「…夏梅よ、お前はこれからも一切外には出ないように。外に出たくなったときはそこの騎士団長かセバスチャンを呼ぶんだ。いいな?必ずだぞ。」
鬼気迫る表情で言われた。
(子供じゃないんだからそんな言わなくても…。でもお世話になってる身として文句言えないし…。)
「…わかりました。」
(ここは頷いておこう。)
全く状況を理解してない夏梅であった。
ちょっと着脱が面倒な作りだったが、何とか着替えれた。
着替えてみるとワンピースみたいな作りとなっているので、華やかでありながらドレスのようなゴテゴテさもなく、現代人夏梅でも違和感なく着れる。
(すごい…!見た目オシャレなのに全然苦しくない。この世界の縫製技術はとても進化しているみたいね。これなら一人でも着脱できるし、かといって外出ても見苦しくならない。)
鏡の前に立った自分を見ていたら、扉が叩かれた。
コンコン…
「夏梅ちゃんどうだ?着替えれたか?」
心配そうな声音で陛下が声を掛ける。
ワンピースみたいなドレスがすごく良くて、つい夢中になり、思ったより待たせてしまったようだ。
「…!すいません!今行きます!」
脱衣室から出ると、テラージ様・セバスチャンさん・陛下・騎士団長・ドーラさんがいて、皆に一斉に見つめられた。
どうやら気がつかないうちに皆部屋に勢揃いしていたようだ。
(ッ?!なんでみんないるの?!)
「「「「「……………」」」」」
(…なんでみんな無言で見つめてくるの…?もしかして変なのかな?それか着方がおかしかったのかな…?)
夏梅が不安がっている間もずっと見つめ続ける5人。
「「「「「……………」」」」」
顔も真っ赤にしてボーッと見つめる5人。
(…なんでみんな反応してくれないの…?もしかしてやっぱり変なのかな?全然似合ってないとか…?てかなんでみんな顔真っ赤なの…?)
「コホン…ッ…陛下、テラージ様、これは危険ではないですか?こんな可愛い夏梅様は世に出さない方が懸命でしょう。」
「…うむ、私もそう思う。兄上よ、今すぐお披露目は中止だ。」
「無理に決まっておるだろう。もう各貴族に通達済だぞ?こんなに可愛いなんて予想外だが、予定通りにお披露目は決行しよう。だが、時間は最小限に変更だ。これは危険すぎる。各担当に通達して万全の状態で行おう。…ドーラよ、このドレスで制作を。」
「はい。」
(????)
一人だけ意味が分からない夏梅であった。
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結局意味不明なまま着替え終わり、どうやらドレスもあれで決定したようだ。
夏梅としてもあれで全然問題ないので、勝手に決まっても不満はない。
「…夏梅よ、お前はこれからも一切外には出ないように。外に出たくなったときはそこの騎士団長かセバスチャンを呼ぶんだ。いいな?必ずだぞ。」
鬼気迫る表情で言われた。
(子供じゃないんだからそんな言わなくても…。でもお世話になってる身として文句言えないし…。)
「…わかりました。」
(ここは頷いておこう。)
全く状況を理解してない夏梅であった。
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