71 / 72
おまけ2-1(悠斗視点)
しおりを挟む
授業を受けて、たまに図書館で課題の調べ物をして、バイトをして、ご飯を食べて、一緒に寝て…高校の時よりもずっと薫と一緒にいられる日々はとてつもなく幸せだ。
たまに俺の服を着て大学に行く薫も可愛い。俺と薫は身長差が3cmしかないから俗に言う"彼シャツ"みたいな感じには全くならないが、それでも可愛い。
そんな幸せな日々はあっという間に過ぎ、今日はついに俺の20歳の誕生日だ。そのため、今は2人でコンビニでお酒を選んでいる。薫は春生まれのためとっくに20歳は過ぎているが、今日までお酒を飲まずに待っていてくれたのだ。大学の連中に飲みに誘われても、上手く躱してくれていた。
「ほんとにコンビニのでいいのか?もっと良いお酒の方が記念になんじゃない?」
ドリンクコーナーの前で吟味している薫に尋ねる。
ちゃんとプロが選んでくれるお店に行ってもいいのに、こんなところで済ませてしまって本当にいいのだろうか。
「いいの。高いの買ってもし2人とも飲めなかったらどうすんの?」
「そっか、確かに」
そうして薫は「これ気になってた」とよくCMで流れているレモンサワーを選び、俺はカシスオレンジにした。
正直言ってもっとちゃんとしたお酒を飲んで薫の前でカッコつけたい気持ちもあるが、飲めなかったら恥ずかしい。薫のことだからきっと「だから言ったじゃん」と呆れた顔で俺を見るはずだ。まぁそれはそれで可愛いが。
俺が夕飯を作っている間、薫は一度家に戻りしばらくしてからうちにやって来て、慣れた手つきでテーブルをセットしてくれる。
思えばこの家はすっかり2人暮らしらしくなってきた。正確には半同棲だが、ずっと1人分の物しか無かった家が随分と変わった。食器も2人分のセットで揃えているし、テーブルの飾りも薫のセンスだ。今のこの家なら薫がいない時でも寂しくない。
(いや嘘。ずっといてほしい)
家に愛する人がいるというだけで心が満たされる。
そんな幸せな気持ちで薫を眺めていると、俺の視線に気付いた薫は不思議そうにしながらも微笑みを返してくれる。
「じゃあ、乾杯!」
「乾杯」
それぞれのお酒を注いだグラスを合わせて音を鳴らすと、薫が机の下から小さな箱を取りだした。
「はいこれ、お誕生日おめでとう」
「え、ありがとう」
渡された箱を開けてみると、中には品のいい万年筆が入っていた。
「20歳だから、大人の男的な?悠斗がこれ使ってたらかっこいいかなって」
「ありがと。めっちゃ使う」
そう言って万年筆を胸に抱くと、薫が笑う。
また宝物が増えた。薫はいつもプレゼントのセンスがいい。
良い気分でグラスに口をつけると、僅かにアルコールの独特な香りがした。アルコール3%ならジュースみたいなものだと聞いたことがあるが、それでも匂いでわかるものだな。
「薫、どう?初めてのお酒」
「んー、美味しいよ。レモンの味。飲んでみる?」
薫の提案で互いのグラスを交換して一口飲んでみると、先程より少しだけアルコールの苦味を強く感じた。
「こっちも美味しいね」
「俺そっちがいい。返して」
「はい」
薫から返されたカシスオレンジを飲むと、レモンサワーの苦味が流されてほっとする。缶を見てみると、薫が飲んでいるのはアルコール5%だ。だから俺のより苦いのか?
(もしかして、俺って酒弱いのか?)
いや、俺は元々甘い物の方が好きだから、単に苦味が嫌いなだけだろう。きっとそうだ。
イメージ的に、薫の方が酒に酔ってぽやぽやになるもんだと思っていたが、なんか普通にレモンサワーをごくごく飲んでいる。酔った薫の介抱は俺がしたいんだが…
しかしそんな想いも虚しく、缶を1本飲みきった頃には俺は顔がほんのり赤くなり、ぼーっとして瞼も重くなってきた。イキって強い酒買わなくて本当に良かった。
「悠斗ー、寝ちゃうの?」
「んー」
なんだか薫は全然平気そうだ。ぽやぽやした薫を見てみたかったのに、もう眠い。どんどん体がソファーに沈んでゆく。
気がつくと部屋が暗くなっており、肩にはブランケットが掛けられていた。
(俺そんなに寝てたのか…?)
部屋を見回してみればテーブルもキッチンも片付いており、薫が全部やってくれたことに気がつく。
もう薫は帰ってしまっただろうか。
寂しさを感じながら寝室に入ると、布団が盛り上がっていた。まだ帰らずにいてくれたことに心が踊りつつも、薫を起こさないようにそっと隣に寝そべる。
(あーあ、こんなに酒弱いとか情けないな)
そんなことを考えながら薫の寝顔をまじまじと観察する。もう何度も一緒に寝ているが、いつ見ても胸が締め付けられる可愛さだ。
そうして癒されながら、俺は再び眠りについた。
「まさか悠斗がお酒弱いとはねー」
翌朝、大学に向かう道でさっそく昨日のことを薫にからかわれる。
「川島と村瀬が今度4人で飲みに行こって言ってるよ。あと駿も遊ぼって」
駿はわからないが、川島と村瀬だったら絶対盛大にからかってくるだろうな。今からもうウザい。
(けどまぁ薫に介抱されるのもいいか)
「いいんじゃね」
俺の返答に薫は少し眉を上げて驚く。
「珍しく乗り気じゃん」
「いっぱい飲むわ」
「飲むな」
薫に小突かれてしまったが、なんだかこういうやり取りがいちいち幸せだ。
この先もずっとこうして暮らしていけたらいい。
◆◇◆◇
「川島たちそろそろ着くって」
川島たちとの約束の日、2人より早く授業が終わった俺たちは集合予定の駅のカフェで時間を潰していた。
そして川島たちと合流するため、テーブルを片付けて改札の方へ向かおうとしたところで、薫のスマホに電話がかかる。
「駿からだ…もしもし?」
薫は歩きながら応答する。
大学進学で鹿児島から上京してきた駿は時折こうして薫に電話をかけてくる。単に遊ぼうという誘いのことも多いが、それよりもっと多いのは助けを求める電話だ。薫の反応からして、今回は後者のようだ。
「は?新宿駅から出たら目の前に新宿駅がある?あーそれは高速バスの乗り場だよ。違う、時空が歪んでるわけじゃない。違うって…」
どうやら駿も俺たちと同じ駅にいるらしい。都民からしても複雑なこの駅で、田舎から出てきてまだ2年経っていない駿に口頭で道を伝えるのは難しい。薫は頭に手をやりながら説明するも、ため息をついて電話口から顔を離し「ごめん、駿迎えに行っていい?」と聞いてくる。
「ありがとなぁ。乗り換えでわけわかんなくなって、1回外出てみたらもっとわかんなくなってさー」
「なんで1回出るの」
合流した駿はいつも通りペラペラと喋り出し、薫は若干呆れている。
「悠斗もわざわざありがとな!…ところで、あいつら何?」
駿の笑顔が真っ直ぐ俺に向けられたかと思うと、その視線はすぐに俺の後ろへ向かう。
駿の問いかけを不思議に思い、俺と薫は揃って駿の視線の先を追った。
するとそこには、柱の影から顔を出しこちらを覗き込む川島と村瀬がいた。そして2人は俺たちの視線に気がつくと、ハッと驚いた顔をして柱に隠れてしまった。
たまに俺の服を着て大学に行く薫も可愛い。俺と薫は身長差が3cmしかないから俗に言う"彼シャツ"みたいな感じには全くならないが、それでも可愛い。
そんな幸せな日々はあっという間に過ぎ、今日はついに俺の20歳の誕生日だ。そのため、今は2人でコンビニでお酒を選んでいる。薫は春生まれのためとっくに20歳は過ぎているが、今日までお酒を飲まずに待っていてくれたのだ。大学の連中に飲みに誘われても、上手く躱してくれていた。
「ほんとにコンビニのでいいのか?もっと良いお酒の方が記念になんじゃない?」
ドリンクコーナーの前で吟味している薫に尋ねる。
ちゃんとプロが選んでくれるお店に行ってもいいのに、こんなところで済ませてしまって本当にいいのだろうか。
「いいの。高いの買ってもし2人とも飲めなかったらどうすんの?」
「そっか、確かに」
そうして薫は「これ気になってた」とよくCMで流れているレモンサワーを選び、俺はカシスオレンジにした。
正直言ってもっとちゃんとしたお酒を飲んで薫の前でカッコつけたい気持ちもあるが、飲めなかったら恥ずかしい。薫のことだからきっと「だから言ったじゃん」と呆れた顔で俺を見るはずだ。まぁそれはそれで可愛いが。
俺が夕飯を作っている間、薫は一度家に戻りしばらくしてからうちにやって来て、慣れた手つきでテーブルをセットしてくれる。
思えばこの家はすっかり2人暮らしらしくなってきた。正確には半同棲だが、ずっと1人分の物しか無かった家が随分と変わった。食器も2人分のセットで揃えているし、テーブルの飾りも薫のセンスだ。今のこの家なら薫がいない時でも寂しくない。
(いや嘘。ずっといてほしい)
家に愛する人がいるというだけで心が満たされる。
そんな幸せな気持ちで薫を眺めていると、俺の視線に気付いた薫は不思議そうにしながらも微笑みを返してくれる。
「じゃあ、乾杯!」
「乾杯」
それぞれのお酒を注いだグラスを合わせて音を鳴らすと、薫が机の下から小さな箱を取りだした。
「はいこれ、お誕生日おめでとう」
「え、ありがとう」
渡された箱を開けてみると、中には品のいい万年筆が入っていた。
「20歳だから、大人の男的な?悠斗がこれ使ってたらかっこいいかなって」
「ありがと。めっちゃ使う」
そう言って万年筆を胸に抱くと、薫が笑う。
また宝物が増えた。薫はいつもプレゼントのセンスがいい。
良い気分でグラスに口をつけると、僅かにアルコールの独特な香りがした。アルコール3%ならジュースみたいなものだと聞いたことがあるが、それでも匂いでわかるものだな。
「薫、どう?初めてのお酒」
「んー、美味しいよ。レモンの味。飲んでみる?」
薫の提案で互いのグラスを交換して一口飲んでみると、先程より少しだけアルコールの苦味を強く感じた。
「こっちも美味しいね」
「俺そっちがいい。返して」
「はい」
薫から返されたカシスオレンジを飲むと、レモンサワーの苦味が流されてほっとする。缶を見てみると、薫が飲んでいるのはアルコール5%だ。だから俺のより苦いのか?
(もしかして、俺って酒弱いのか?)
いや、俺は元々甘い物の方が好きだから、単に苦味が嫌いなだけだろう。きっとそうだ。
イメージ的に、薫の方が酒に酔ってぽやぽやになるもんだと思っていたが、なんか普通にレモンサワーをごくごく飲んでいる。酔った薫の介抱は俺がしたいんだが…
しかしそんな想いも虚しく、缶を1本飲みきった頃には俺は顔がほんのり赤くなり、ぼーっとして瞼も重くなってきた。イキって強い酒買わなくて本当に良かった。
「悠斗ー、寝ちゃうの?」
「んー」
なんだか薫は全然平気そうだ。ぽやぽやした薫を見てみたかったのに、もう眠い。どんどん体がソファーに沈んでゆく。
気がつくと部屋が暗くなっており、肩にはブランケットが掛けられていた。
(俺そんなに寝てたのか…?)
部屋を見回してみればテーブルもキッチンも片付いており、薫が全部やってくれたことに気がつく。
もう薫は帰ってしまっただろうか。
寂しさを感じながら寝室に入ると、布団が盛り上がっていた。まだ帰らずにいてくれたことに心が踊りつつも、薫を起こさないようにそっと隣に寝そべる。
(あーあ、こんなに酒弱いとか情けないな)
そんなことを考えながら薫の寝顔をまじまじと観察する。もう何度も一緒に寝ているが、いつ見ても胸が締め付けられる可愛さだ。
そうして癒されながら、俺は再び眠りについた。
「まさか悠斗がお酒弱いとはねー」
翌朝、大学に向かう道でさっそく昨日のことを薫にからかわれる。
「川島と村瀬が今度4人で飲みに行こって言ってるよ。あと駿も遊ぼって」
駿はわからないが、川島と村瀬だったら絶対盛大にからかってくるだろうな。今からもうウザい。
(けどまぁ薫に介抱されるのもいいか)
「いいんじゃね」
俺の返答に薫は少し眉を上げて驚く。
「珍しく乗り気じゃん」
「いっぱい飲むわ」
「飲むな」
薫に小突かれてしまったが、なんだかこういうやり取りがいちいち幸せだ。
この先もずっとこうして暮らしていけたらいい。
◆◇◆◇
「川島たちそろそろ着くって」
川島たちとの約束の日、2人より早く授業が終わった俺たちは集合予定の駅のカフェで時間を潰していた。
そして川島たちと合流するため、テーブルを片付けて改札の方へ向かおうとしたところで、薫のスマホに電話がかかる。
「駿からだ…もしもし?」
薫は歩きながら応答する。
大学進学で鹿児島から上京してきた駿は時折こうして薫に電話をかけてくる。単に遊ぼうという誘いのことも多いが、それよりもっと多いのは助けを求める電話だ。薫の反応からして、今回は後者のようだ。
「は?新宿駅から出たら目の前に新宿駅がある?あーそれは高速バスの乗り場だよ。違う、時空が歪んでるわけじゃない。違うって…」
どうやら駿も俺たちと同じ駅にいるらしい。都民からしても複雑なこの駅で、田舎から出てきてまだ2年経っていない駿に口頭で道を伝えるのは難しい。薫は頭に手をやりながら説明するも、ため息をついて電話口から顔を離し「ごめん、駿迎えに行っていい?」と聞いてくる。
「ありがとなぁ。乗り換えでわけわかんなくなって、1回外出てみたらもっとわかんなくなってさー」
「なんで1回出るの」
合流した駿はいつも通りペラペラと喋り出し、薫は若干呆れている。
「悠斗もわざわざありがとな!…ところで、あいつら何?」
駿の笑顔が真っ直ぐ俺に向けられたかと思うと、その視線はすぐに俺の後ろへ向かう。
駿の問いかけを不思議に思い、俺と薫は揃って駿の視線の先を追った。
するとそこには、柱の影から顔を出しこちらを覗き込む川島と村瀬がいた。そして2人は俺たちの視線に気がつくと、ハッと驚いた顔をして柱に隠れてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【完結】俺とあの人の青い春
月城雪華
BL
高校一年の夏、龍冴(りょうが)は二つ上の先輩である椰一(やいち)と付き合った。
けれど、告白してくれたにしては制限があまりに多過ぎると思っていた。
ぼんやりとした不信感を抱いていたある日、見知らぬ相手と椰一がキスをしている場面を目撃してしまう。
けれど友人らと話しているうちに、心のどこかで『椰一はずっと前から裏切っていた』と理解していた。
それでも悲しさで熱い雫が溢れてきて、ひと気のない物陰に座り込んで泣いていると、ふと目の前に影が差す。
「大丈夫か?」
涙に濡れた瞳で見上げると、月曜日の朝──その数日前にも件の二人を見掛け、書籍を落としたのだがわざわざ教室まで届けてくれたのだ──にも会った、一学年上の大和(やまと)という男だった。
刺されて始まる恋もある
神山おが屑
BL
ストーカーに困るイケメン大学生城田雪人に恋人のフリを頼まれた大学生黒川月兎、そんな雪人とデートの振りして食事に行っていたらストーカーに刺されて病院送り罪悪感からか毎日お見舞いに来る雪人、罪悪感からか毎日大学でも心配してくる雪人、罪悪感からかやたら世話をしてくる雪人、まるで本当の恋人のような距離感に戸惑う月兎そんなふたりの刺されて始まる恋の話。
元カレ先輩に、もう一度恋をする。 ━━友だちからやり直すはずだった再会愛【BL】
毬村 緋紗子
BL
中学三年になる春。
俺は好きな人に嘘をついて別れた。
そして一年。
高校に入学後、校内で、その元カレと再会する。
遠くから見ているだけでいいと思っていたのに……。
先輩は言った。
「友だちに戻ろう」
まだ好きなのに。
忘れられないのに。
元恋人から始まる、再スタートの恋。
(登場人物)
渋沢 香名人 シブサワ カナト 高1
山名 貴仁 ヤマナ タカヒト 高3
表紙は、生成AIによる、自作です。 (替わるかもです。。)
君の隣は
ゆい
BL
修学旅行での班分けで、隠キャな僕が席が隣というだけで、イケメンの班のメンバーに誘われた。人数合わせの為に。
その中でも圧倒的なオーラを放つ彼が、何故か僕を構ってくる。
なんの取り柄もない僕になんで?
またしても突発的な思いつきによる投稿です。楽しくお読みいただけたら嬉しいです。
久々(アルファポリスでは初)の現代BLです。言葉遣いが今の子達と違和感があるかと思いますが、限りなくスルーしていただけると有難いです。言葉遣いのおかしい箇所のご報告は有難いです。
今回もセリフが多めです。
誤字脱字等で文章を突然改稿するかもです。誤字脱字のご報告をいただけると有難いです。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※表紙をAI君に描いてもらいました。(2026.2.21)
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
僕がサポーターになった理由
弥生 桜香
BL
この世界には能力というものが存在する
生きている人全員に何らかの力がある
「光」「闇」「火」「水」「地」「木」「風」「雷」「氷」などの能力(ちから)
でも、そんな能力にあふれる世界なのに僕ーー空野紫織(そらの しおり)は無属性だった
だけど、僕には支えがあった
そして、その支えによって、僕は彼を支えるサポーターを目指す
僕は弱い
弱いからこそ、ある力だけを駆使して僕は彼を支えたい
だから、頑張ろうと思う……
って、えっ?何でこんな事になる訳????
ちょっと、どういう事っ!
嘘だろうっ!
幕開けは高校生入学か幼き頃か
それとも前世か
僕自身も知らない、思いもよらない物語が始まった
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる