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婚約破棄後のお話(完)
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あの後、私たちは無事家に戻ってくることができました。
後から聞いた話ですが、アホフマ国王は退位し、さらに野放しにしては危険という判断が周辺国から下されたためフェリメシア王国の属国となることが決定しました。一悶着あると思ったのですが、一部のまともな貴族たちの協力により比較的簡単にフェリメシア王国の属国となりました。
その過程で一度私が爵位を持ち再び貴族となる案もでたそうですが、私はこれに頷くことはありませんでした。
だってそうでしょう?一度“自由”を知ってしまえばもう貴族という息苦しい社会ではやっていけそうにありませんもの。
それに私が爵位を持って仕舞えば、旦那様方を国に縛り付けることになってしまいます。そんなことになれば、周辺諸国とのパワーバランスが崩れかねません。だから私は一庶民として、これから暮らしていこうと思います。不安なことだって沢山あります。
でも大丈夫。だって私には強くてかっこよくて優しい、最高の旦那様達がいますから!
———これは冤罪で国を追われた悪役令嬢が、本当の幸せを手にする婚約破棄後のお話———-
————————————————
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
亀更新で文才もなく大変読みにくかったとは思いますが、皆様の応援のおかげで最後まで描き切ることができました!
これで一旦『婚約破棄後のお話』は完結とさせていただきますが、番外編という形でアホフマ王国のその後やオルフェリアが婚約破棄されたときの話、そして旦那様たちとのほのぼの回も書きたいなと思ってます。その時は読んでいただけると嬉しいです。
また、現在連載中の『チートな幼女に転生しました。』も完結に向けて再び筆を進めようと思いますので、そちらも読んでいただけると幸いです!
最後に本当にありがとうございました!
後から聞いた話ですが、アホフマ国王は退位し、さらに野放しにしては危険という判断が周辺国から下されたためフェリメシア王国の属国となることが決定しました。一悶着あると思ったのですが、一部のまともな貴族たちの協力により比較的簡単にフェリメシア王国の属国となりました。
その過程で一度私が爵位を持ち再び貴族となる案もでたそうですが、私はこれに頷くことはありませんでした。
だってそうでしょう?一度“自由”を知ってしまえばもう貴族という息苦しい社会ではやっていけそうにありませんもの。
それに私が爵位を持って仕舞えば、旦那様方を国に縛り付けることになってしまいます。そんなことになれば、周辺諸国とのパワーバランスが崩れかねません。だから私は一庶民として、これから暮らしていこうと思います。不安なことだって沢山あります。
でも大丈夫。だって私には強くてかっこよくて優しい、最高の旦那様達がいますから!
———これは冤罪で国を追われた悪役令嬢が、本当の幸せを手にする婚約破棄後のお話———-
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!
亀更新で文才もなく大変読みにくかったとは思いますが、皆様の応援のおかげで最後まで描き切ることができました!
これで一旦『婚約破棄後のお話』は完結とさせていただきますが、番外編という形でアホフマ王国のその後やオルフェリアが婚約破棄されたときの話、そして旦那様たちとのほのぼの回も書きたいなと思ってます。その時は読んでいただけると嬉しいです。
また、現在連載中の『チートな幼女に転生しました。』も完結に向けて再び筆を進めようと思いますので、そちらも読んでいただけると幸いです!
最後に本当にありがとうございました!
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みんなの感想(39件)
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お疲れ様です🎵番外編?後編?
も楽しみにしています💓よいお年を(*´-`)
ありがとうございます!
良いお年を♪
完結まで楽しみにしておりました。
アホフマ王国ってネーミングセンス凄い。毎回見るたびに笑ってしまう。
感想ありがとうございます!
お久しぶりです!
いつも感想ありがとうございます!