14 / 76
初めての街アビーネス
しおりを挟む
ダン・バズ・ルシア・ゼクスはギルドカードを見せて入って行った。
私はドキドキして、どうしたら良いのか分からなくて止まっていたが、足が後ろに一本下がったのを見たダンが、私を抱き上げて水晶の方へ歩いて行く。
「お嬢さん、これに触れてくれるだけで良いから」
バズさんも頷いてくれたので、触れてみようと思い右手で水晶に触ると。
パアアアァァァァーーーーーーッ!!
「えっ! 何、何なの?」
いきなり水晶から眩しい光が出た。
「ダン早く、ミオを連れて走れ!!」
バズの声と共に、私は知らない人に腕を掴まれていたが、ダンがいち早く私を引き寄せてくれ。
門番さんも早く拠点に連れて行け!
皆が何で騒いでるのか不安になった私は、この状況すら分からなくて『オロオロ』状態だ。
私を気づかってくれてるのが凄く伝わって来る。
でも、ルシアとゼクスも今だけは真剣な表情になっている。
ダンは私を荷物のように担ぎ、拠点まで猛ダッシュです。
後ろではバズと門番さんが強欲な連中を取り押さえていた。
門番さん、バズ「ありがとう」
タッタッタッタッタッタッタッタッ!!
何処かのドアを勢いよく開けて乱暴に閉めた!
ガチャッ! バアァァーーーーンッ!!
ドアが閉まる音で耳の奥まで響き、鼓膜が裂けるかと思ったよ。
ダンは私を椅子に座らせて、あの光の事を話した。
「ミオ、今から言う事をよーーーーく聞いとけよ!」
な、なんか怖いな。
顔もドアップだし、それ以上近付かないで~~【ビッグベアー!】
「水晶が光るのは特別な能力の持ち主を探知し、周りに分るように反応して知らせるんだ。
今日それが実際に光ったんだ、俺は初めて見たぜ。
俺はバズと話して来ねぇとならねぇ、悪いが今日は絶対に此処から出るなよ?
分かったな? ゼクス、ルシア、ミオを頼んだぞ」
「あぁ、分かってるって!」
「えぇ、私が付きっきりでミオの側にいるわ」
「ミオ、2人から離れるなよ」
ダンに念押しされたのもあるが、これからの事を考え、誘拐や暗殺されたらって思ったら怖くなり頷いた。
「私ここから出ない。
ルシアとゼクスの側にいる!」
「良い子だ」ダンが優しく頭を撫でてくれた。
外に出ようとしたダンに
「ダンは大丈夫なの?」ダンは笑いながら
「大丈夫だ!」
私は頷き、ダンの言葉を信じようと思った。
「ミオ、こっちよ。
今日から私と同じ部屋で寝るのよ」
ルシアの腕に『ぎゅっ』と抱きついた。
コンコンコンッ!
ゼクスが部屋に入り。
「ミオ、明日は皆で冒険者ギルドに行ってギルドカードを作っておくぞ!
今日は大人しくルシアと早く寝ろよ。
ルシア、あとは頼むな!」
それだけ言いながら、乱暴な手つきで私の頭を撫で、部屋から出て行った。
今日も歩き疲れてヘトヘトだよ。
「ねむ……い……ルシ……ア、おや、す……」
眠すぎて、ルシアに最後まで話せなかった。
ルシアはそんな私の頭を優しく撫でてくれ、隣で一緒に寝てくれた。
私はドキドキして、どうしたら良いのか分からなくて止まっていたが、足が後ろに一本下がったのを見たダンが、私を抱き上げて水晶の方へ歩いて行く。
「お嬢さん、これに触れてくれるだけで良いから」
バズさんも頷いてくれたので、触れてみようと思い右手で水晶に触ると。
パアアアァァァァーーーーーーッ!!
「えっ! 何、何なの?」
いきなり水晶から眩しい光が出た。
「ダン早く、ミオを連れて走れ!!」
バズの声と共に、私は知らない人に腕を掴まれていたが、ダンがいち早く私を引き寄せてくれ。
門番さんも早く拠点に連れて行け!
皆が何で騒いでるのか不安になった私は、この状況すら分からなくて『オロオロ』状態だ。
私を気づかってくれてるのが凄く伝わって来る。
でも、ルシアとゼクスも今だけは真剣な表情になっている。
ダンは私を荷物のように担ぎ、拠点まで猛ダッシュです。
後ろではバズと門番さんが強欲な連中を取り押さえていた。
門番さん、バズ「ありがとう」
タッタッタッタッタッタッタッタッ!!
何処かのドアを勢いよく開けて乱暴に閉めた!
ガチャッ! バアァァーーーーンッ!!
ドアが閉まる音で耳の奥まで響き、鼓膜が裂けるかと思ったよ。
ダンは私を椅子に座らせて、あの光の事を話した。
「ミオ、今から言う事をよーーーーく聞いとけよ!」
な、なんか怖いな。
顔もドアップだし、それ以上近付かないで~~【ビッグベアー!】
「水晶が光るのは特別な能力の持ち主を探知し、周りに分るように反応して知らせるんだ。
今日それが実際に光ったんだ、俺は初めて見たぜ。
俺はバズと話して来ねぇとならねぇ、悪いが今日は絶対に此処から出るなよ?
分かったな? ゼクス、ルシア、ミオを頼んだぞ」
「あぁ、分かってるって!」
「えぇ、私が付きっきりでミオの側にいるわ」
「ミオ、2人から離れるなよ」
ダンに念押しされたのもあるが、これからの事を考え、誘拐や暗殺されたらって思ったら怖くなり頷いた。
「私ここから出ない。
ルシアとゼクスの側にいる!」
「良い子だ」ダンが優しく頭を撫でてくれた。
外に出ようとしたダンに
「ダンは大丈夫なの?」ダンは笑いながら
「大丈夫だ!」
私は頷き、ダンの言葉を信じようと思った。
「ミオ、こっちよ。
今日から私と同じ部屋で寝るのよ」
ルシアの腕に『ぎゅっ』と抱きついた。
コンコンコンッ!
ゼクスが部屋に入り。
「ミオ、明日は皆で冒険者ギルドに行ってギルドカードを作っておくぞ!
今日は大人しくルシアと早く寝ろよ。
ルシア、あとは頼むな!」
それだけ言いながら、乱暴な手つきで私の頭を撫で、部屋から出て行った。
今日も歩き疲れてヘトヘトだよ。
「ねむ……い……ルシ……ア、おや、す……」
眠すぎて、ルシアに最後まで話せなかった。
ルシアはそんな私の頭を優しく撫でてくれ、隣で一緒に寝てくれた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
198
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる