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ギルドマスター
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ギルドマスターの『容姿』が、一緒なのよ!
私とギルドマスターの髪は同じ『フンワリなブラウン』で瞳だって同じ『淡いパープル』
ギルドマスターも私を見て驚いてるじゃん。
この子の父親、なんて事ないよね。
「初めまして『レディ』俺は『アーサー』宜しくな。
おいダン、この子はどうしたんだ?
【ビッグベアー】って、もっと強そうなのいなかったのか?」
ツッコミを返し、苦笑いしながら話す時の『鼻先を触る』仕草、忘れるはずない!
「玲央兄ちゃん」ボソリ呟いた。
「えっ!」
アーサーさんは目を大きく見開いて私を見ている。
「なぁ、今……いや、何でもねぇ」
「話があって来たんだ」
ダンの一言を聞いて、奥にあるマスターの部屋へ通され水晶の事を話すと、門番さんの所にあった同じ水晶をテーブルの上に置かれた。
「触れるだけで良いよ」
私は水晶に手をかざすと、綺麗な光から虹色や淡いピンク色に輝いている。
綺麗だけど、私が異世界転移した事がバレるなんて事ないよね?
「おいおい、昨日より輝きや色も違ってやがるぞ!
どうなってんだ?」
ダンはアーサーさんを見た、その時に水晶に触れ、同じ色の輝きを出していたのはアーサーさんだった。
「この虹色は神の加護がある者にしか出せない輝きだ。
白い光から淡いピンクに変わるのは、多数の強力なスキル持ちって事だ!
なぁ、名を……聞いても良いか?
『美音』」
小さい声で呟いた。
私はその言葉にビックリしたが、ちょっと試したい、これがわかったら玲央兄ちゃんだよ!
「Reo,long time no see」(久しぶり、玲央)反応は?
アーサーさんを見ると、目を見開いて薄っすらと涙を浮かべてるようにも見えるけど、違ったのかな?
「ミオか、良い名だな!」
「えへへ、ありがとうございます」
ゼクスが割って入り
「いつもの『ぎゃあっ!』って悲鳴はどうしたんだよ!」
私の頭を指でこつくゼクスを見て、頬を膨らませていた。
アーサーさんは微笑みながら(美音の頬を膨らます癖は懐かしいな)と見ていた。
「アーサー、ミオのギルドカードを作りたい直ぐに用意してくれ!」
ダンが頭を下げてお願いって、よっぽどの事なんだよね?
私も隣に立ち頭を下げた。
アーサーは鼻先を触りながら「いつものアレをする」
いつもの『アレ』って、どれ?
「ミオは何が出来るんだ?」
「私は魔法です! 強いですよ、死にますよ!」
脅したのに『ハハハハハッ!』だけなんだよ!
笑いながら試験会場へと通された。
「ゼクス、今から何があるの?」
ミオなら大丈夫だ! モンスターと戦ってる時と同じようにすれば合格するよ。ゼクスが励ましてくれた。
んっ、見物人?
ギルド内の全員が、シーーーーンとなって真剣な顔をしてる。
「大丈夫なのか?」
「怪我したらどうするんだ!」
「採取からの方が良いんじゃないの?」
などと、皆は心配してくれてるけど(私は大丈夫ですよ)
どんな試験なのか、ワクワクドキドキして来た!
私とギルドマスターの髪は同じ『フンワリなブラウン』で瞳だって同じ『淡いパープル』
ギルドマスターも私を見て驚いてるじゃん。
この子の父親、なんて事ないよね。
「初めまして『レディ』俺は『アーサー』宜しくな。
おいダン、この子はどうしたんだ?
【ビッグベアー】って、もっと強そうなのいなかったのか?」
ツッコミを返し、苦笑いしながら話す時の『鼻先を触る』仕草、忘れるはずない!
「玲央兄ちゃん」ボソリ呟いた。
「えっ!」
アーサーさんは目を大きく見開いて私を見ている。
「なぁ、今……いや、何でもねぇ」
「話があって来たんだ」
ダンの一言を聞いて、奥にあるマスターの部屋へ通され水晶の事を話すと、門番さんの所にあった同じ水晶をテーブルの上に置かれた。
「触れるだけで良いよ」
私は水晶に手をかざすと、綺麗な光から虹色や淡いピンク色に輝いている。
綺麗だけど、私が異世界転移した事がバレるなんて事ないよね?
「おいおい、昨日より輝きや色も違ってやがるぞ!
どうなってんだ?」
ダンはアーサーさんを見た、その時に水晶に触れ、同じ色の輝きを出していたのはアーサーさんだった。
「この虹色は神の加護がある者にしか出せない輝きだ。
白い光から淡いピンクに変わるのは、多数の強力なスキル持ちって事だ!
なぁ、名を……聞いても良いか?
『美音』」
小さい声で呟いた。
私はその言葉にビックリしたが、ちょっと試したい、これがわかったら玲央兄ちゃんだよ!
「Reo,long time no see」(久しぶり、玲央)反応は?
アーサーさんを見ると、目を見開いて薄っすらと涙を浮かべてるようにも見えるけど、違ったのかな?
「ミオか、良い名だな!」
「えへへ、ありがとうございます」
ゼクスが割って入り
「いつもの『ぎゃあっ!』って悲鳴はどうしたんだよ!」
私の頭を指でこつくゼクスを見て、頬を膨らませていた。
アーサーさんは微笑みながら(美音の頬を膨らます癖は懐かしいな)と見ていた。
「アーサー、ミオのギルドカードを作りたい直ぐに用意してくれ!」
ダンが頭を下げてお願いって、よっぽどの事なんだよね?
私も隣に立ち頭を下げた。
アーサーは鼻先を触りながら「いつものアレをする」
いつもの『アレ』って、どれ?
「ミオは何が出来るんだ?」
「私は魔法です! 強いですよ、死にますよ!」
脅したのに『ハハハハハッ!』だけなんだよ!
笑いながら試験会場へと通された。
「ゼクス、今から何があるの?」
ミオなら大丈夫だ! モンスターと戦ってる時と同じようにすれば合格するよ。ゼクスが励ましてくれた。
んっ、見物人?
ギルド内の全員が、シーーーーンとなって真剣な顔をしてる。
「大丈夫なのか?」
「怪我したらどうするんだ!」
「採取からの方が良いんじゃないの?」
などと、皆は心配してくれてるけど(私は大丈夫ですよ)
どんな試験なのか、ワクワクドキドキして来た!
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