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二度目の治癒
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私は部屋のドアを開けると、兵士が立っていた。
「あっ、あの、ドラゴンがいる所へ行きたいのですが、案内して頂けると助かります」
と言ったんだけど「部屋から出るな!」と怒鳴られてしまったんです。
そして勢いよくドアを閉められたんですけど!
はぁ? 何なの、私『あんた』に何もしてないじゃん!
なんかムカついた……そうだ!
ドアの前に立ってる兵士に『静電気』バッチィーーンッ!!
「ぎゃあっ!!」
バッチィーーンッ!! 「ぎゃあぁっ!!」
バッチィーーンッ!! 「ぎゃあぁぁっ!!」
私はムカついた兵士の顔を見てやろうと思い、どうしたんですか? みたいな顔で苦情を言った。
「あの、うるさいんですけど!
静かにして頂けますか?」
最後に結構痛い『静電気!』バチィーーーーンッッ!!
「ぎゃんっ!
……はうぅぅんっ!!」
キモッ!!
コイツって『ドM』なんじゃないの?
「なんか分かりませんけど、変な声を出さないで下さい!」
私も兵士がしたように、勢いよくドアを閉めた後、笑っちゃった。
ドラゴン……ここから見えないかな?
テラスに出て暗闇を見ていると、黒い何かが飛んで来る。
あれは、ドラゴンだ!!
テラスにドラゴンが降りて来て、私を悲しそうな目で見ている。
私は、ドラゴンに駆け寄り「私は大丈夫だよ、だから自分を責めないでね」ドラゴンを撫でながら、ギュッと抱きしめた。
ポタッと腕に雫が落ちてきて、ドラゴンの涙?
「大丈夫、私は本当に大丈夫。
ドラゴンさん、大好きだよ」
ドラゴンに大丈夫な事を心から伝えると「クルルルルルーーーーッ!! キュルルルルルーーーーッ!!」初めて聞く鳴き声?
どうしたんだろ? 思っていると背後から叔父さんが来て教えてくれた。
「ミオ、この子は今後ミオに何かあったら、主人の私だけではなくミオも助けると言っているんだよ」
「ありがとう。
私も君に何かあったら助けるからね」
心の中でも『ありがとう』と思いを伝えた。
「疲れてるでしょ?
もう帰ってお休み」
私の頬を舐めた後、羽ばたいて行った。
「叔父さん、心配かけてごめんなさい」
「ミオが謝る必要はないよ。
悪いのはアイツだからね」
叔父さんからドス黒いオーラが見える気がする。
叔父さんに「まだ夜中だから寝てなさい」と言われ寝ていたはずなのに何で?
バシイィィーーンッ!! 「グウッ!」痛みで声が出なかった。
私は、さっきまでベッドで寝ていたはずなのにと思いながら周りを見ると、私は鉄臭い牢屋みたいな所に入れられて、上から両手を吊るされた状態で繋がれてる縄が手首にくい込んで痛い!
私が魔法を使えば簡単に終わるが、使うのは駄目って言ってたから私は最後まで魔法を使わなかった。
「あなたは、何で私を?」
「俺が命じた事は絶対に実行するんだよ!
やれっ! 死ぬまで止めるなよ!!」
第2王子が言った言葉に、息が止まりそうなくらいの恐怖心に支配されてしまった私は、涙がポタポタと地面に落ちていく。
私は何度も何度も鞭打ちをされ、血が背中をダラダラと流れて落ち、足元は血溜まりになっている。
それでも容赦なく何度も鞭打ちをされ続けた。
バシイィィーーンッ!! バシイィィーーンッ!! バシイィィーーンッ!!
「玲央……兄ちゃん、助け……て、やっと会えた……のに……助け……て……」
「グオォォォーーーーッ!!」
ドラゴンに微かな声が届いたのか、兵士と共に玲央兄ちゃん、叔父さん、叔母さん、アリアが来てくれた。
薄着で鞭打ちをされて、服は背中の部分がビリビリになり、何度も鞭打ちをされていたので、止血しても血が止まらなかった。
玲央兄ちゃんは激怒し「てめぇ!!」
「お待ちなさい!
王様にどんな判断が下されるかで、私達は行動しましょう。
今はミーちゃんの治癒が先よ!
治癒師、早くしなさい!!」
叔母さんは「ミーちゃんを鞭打ちしていた兵士なら殴っても良いわよ!」と玲央兄ちゃんに言った。
玲央兄ちゃんは、先に私をソッと下ろし、鞭打ちしていた兵士を何度も何度も殴った。
私は2度目の治癒をしてもらい、玲央兄ちゃんに腫れ物を扱うようにして、ベッドまで運ばれた。
「あっ、あの、ドラゴンがいる所へ行きたいのですが、案内して頂けると助かります」
と言ったんだけど「部屋から出るな!」と怒鳴られてしまったんです。
そして勢いよくドアを閉められたんですけど!
はぁ? 何なの、私『あんた』に何もしてないじゃん!
なんかムカついた……そうだ!
ドアの前に立ってる兵士に『静電気』バッチィーーンッ!!
「ぎゃあっ!!」
バッチィーーンッ!! 「ぎゃあぁっ!!」
バッチィーーンッ!! 「ぎゃあぁぁっ!!」
私はムカついた兵士の顔を見てやろうと思い、どうしたんですか? みたいな顔で苦情を言った。
「あの、うるさいんですけど!
静かにして頂けますか?」
最後に結構痛い『静電気!』バチィーーーーンッッ!!
「ぎゃんっ!
……はうぅぅんっ!!」
キモッ!!
コイツって『ドM』なんじゃないの?
「なんか分かりませんけど、変な声を出さないで下さい!」
私も兵士がしたように、勢いよくドアを閉めた後、笑っちゃった。
ドラゴン……ここから見えないかな?
テラスに出て暗闇を見ていると、黒い何かが飛んで来る。
あれは、ドラゴンだ!!
テラスにドラゴンが降りて来て、私を悲しそうな目で見ている。
私は、ドラゴンに駆け寄り「私は大丈夫だよ、だから自分を責めないでね」ドラゴンを撫でながら、ギュッと抱きしめた。
ポタッと腕に雫が落ちてきて、ドラゴンの涙?
「大丈夫、私は本当に大丈夫。
ドラゴンさん、大好きだよ」
ドラゴンに大丈夫な事を心から伝えると「クルルルルルーーーーッ!! キュルルルルルーーーーッ!!」初めて聞く鳴き声?
どうしたんだろ? 思っていると背後から叔父さんが来て教えてくれた。
「ミオ、この子は今後ミオに何かあったら、主人の私だけではなくミオも助けると言っているんだよ」
「ありがとう。
私も君に何かあったら助けるからね」
心の中でも『ありがとう』と思いを伝えた。
「疲れてるでしょ?
もう帰ってお休み」
私の頬を舐めた後、羽ばたいて行った。
「叔父さん、心配かけてごめんなさい」
「ミオが謝る必要はないよ。
悪いのはアイツだからね」
叔父さんからドス黒いオーラが見える気がする。
叔父さんに「まだ夜中だから寝てなさい」と言われ寝ていたはずなのに何で?
バシイィィーーンッ!! 「グウッ!」痛みで声が出なかった。
私は、さっきまでベッドで寝ていたはずなのにと思いながら周りを見ると、私は鉄臭い牢屋みたいな所に入れられて、上から両手を吊るされた状態で繋がれてる縄が手首にくい込んで痛い!
私が魔法を使えば簡単に終わるが、使うのは駄目って言ってたから私は最後まで魔法を使わなかった。
「あなたは、何で私を?」
「俺が命じた事は絶対に実行するんだよ!
やれっ! 死ぬまで止めるなよ!!」
第2王子が言った言葉に、息が止まりそうなくらいの恐怖心に支配されてしまった私は、涙がポタポタと地面に落ちていく。
私は何度も何度も鞭打ちをされ、血が背中をダラダラと流れて落ち、足元は血溜まりになっている。
それでも容赦なく何度も鞭打ちをされ続けた。
バシイィィーーンッ!! バシイィィーーンッ!! バシイィィーーンッ!!
「玲央……兄ちゃん、助け……て、やっと会えた……のに……助け……て……」
「グオォォォーーーーッ!!」
ドラゴンに微かな声が届いたのか、兵士と共に玲央兄ちゃん、叔父さん、叔母さん、アリアが来てくれた。
薄着で鞭打ちをされて、服は背中の部分がビリビリになり、何度も鞭打ちをされていたので、止血しても血が止まらなかった。
玲央兄ちゃんは激怒し「てめぇ!!」
「お待ちなさい!
王様にどんな判断が下されるかで、私達は行動しましょう。
今はミーちゃんの治癒が先よ!
治癒師、早くしなさい!!」
叔母さんは「ミーちゃんを鞭打ちしていた兵士なら殴っても良いわよ!」と玲央兄ちゃんに言った。
玲央兄ちゃんは、先に私をソッと下ろし、鞭打ちしていた兵士を何度も何度も殴った。
私は2度目の治癒をしてもらい、玲央兄ちゃんに腫れ物を扱うようにして、ベッドまで運ばれた。
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