転生したら貴族子息だった俺は死に場所を求める

リョウ

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第2章

奪還作戦

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    オークション当日

俺はピカピカに磨きあげられた

首輪も外されて隅々まで綺麗にされたあと再度首輪を今度は細めの綺麗なシルバーの首輪をつけられた

着るものだと渡されたのは赤い下着と薄手のワンピースだった

渡されるがままに下着をはいてワンピースをきる

まるでこれから夜の仕事をするような格好

売られたらそのまま渡されてそのまま多分主さまに夜の御奉仕ってところかな

長谷川裕二の記憶がそうなるってしているせいで諦めはついた

きっとユーリは来ない

ドクッ!

ダメ......ここで発作なんかおきたら

薬の瓶は没収されてしまった

どうにか胸元を力をいれて抑えこむ

大丈夫まだ大丈夫と言い聞かせて

「ほら準備できたな。いくぞほら」

ジャリと音のした鎖

後ろ手にもしもがあるからと縛られた手首

引っ張られてそのまま壇上へと誘われて

透明な椅子に座らされた

「今回のオークションの要の登場だ!」

会場は俺が出てくるなり歓声が上がっていた

「あんな子がいたら私のムチが嬉しがるわね」

「見目麗しい。最高の愛人にしよう見ろあの綺麗な熟れた飾りを。舐めてイかせたいものだ」

「パパ!あの子ほしい!」

逃げることすらできない。

涙が流れた瞬間またも拍手喝采

俺なんかを買う人の気がしれない

ユーリ!

声を出したいのに出すことができない
俺の声は2週間前から出せなくなった
あの時のショックからだろうって俺を捕まえたアイツが言ってた

嫌だユーリ!

「あら可愛い。想い人がいるのねあんな子を服従されていたぶりたいわ」

もがきながら逃げようとしても俺の力じゃ無理だった

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