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一章
七話 モンスターを素材に!?
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工房に戻ってきた私は早速、4っつの大鍋を取り出し捕獲したスライムを煮る作業に入る。
あ、その前にスライムの核をモズに取り除いてもらおう。
「モズ、悪いんだけどスライムの核を取り除いてもらいたいのよ」
スライムの生命線となるプニプニとした石のような核。
スライムの体の中に手を入れるのに抵抗があったのでモズに頼む。
モズは嬉しそうにモソモソとやってきて
「お安い御用ですよ。核はわたしが食べてしまって勿論いいんですよね?」
「え、ええ……。好きにしていいわ」
モズがスライムの核を慣れた手つきで取り除いてくれる。
手に付着したスライムの粘液をたまに舐めている姿に少し引く。
「ラベルさんブルースライム完了ですー」
「ありがとう」
恐らく核を抜かれて息絶えたのであろう、動かなくなった青い塊を鍋に放り込んでいく。
「他のもよろしくね!」
「あいあいー!」
モズに他のスライムの核を取り除いてもらっている間に、私はブルースライムを鍋にかける。
グツグツと音を立ててスライムが液状になっていく。
丁度いい塩梅になった所で鍋を移動し冷ます。
熱が取れてくると共に液状だった青い液体が、ゼラチンのようにプルプルになってくる。
鍋からポンッと煙が上がって文字が浮かび上がる。
――スライムジェル(鮮度A)が出来上がりました――
早速スライムジェルのヘルプを確認する。
ヘルプ――【スライムジェル】ブルースライムを煮出す事で変化が起きたジェル状の物質。プルプルとしていて肌なじみが良い。お肌にとても馴染みやすい。
で、出来たー! 保存も聞きそうだし基本の素材としてスライムジェルは何にでも応用がききそうだ。
「ラベルさんハニースライムも取り除き終わりましたよ!」
パリパリと取り除いたスライムの核をつまみのように食べながら、モズがにこやかにハニースライムの一群を持ってくる。
「悪いわね、そこの鍋の中に」
「はいー」
モズがハニースライムの一群を鍋に放り込む。
すぐに火を点けるとプシューという音と共に鍋から甘い匂いが漂ってくる。
「何か美味しそうな匂いがしますねぇー」
とモズが他のスライムの核を取り除きながらこちらに視線を寄越す。
「これは食べちゃダメよー」
と声をかけると
「ダメなんですねー……」
と落ち込んだ返事が返ってくる。
本当にモン食が好きなのね……。
さて、ハニースライムもいい感じに液状になっている。
私は鍋を火から外し作業台の上で冷ます。
しばらく冷ましていると先ほどと同じようにポンッと煙が上がって――スライム保湿液(鮮度A)が出来上がりました!――というメッセージが浮かび上がる。
早速ヘルプを確認する。
ヘルプ――【スライム保湿液】ハニースライムを煮詰める事でハニースライムの持つ保湿成分が溶け出し、液体化した物質。馴染みが良く、保湿力があるのでお肌にぐんぐん浸透してお肌をうるおしてくれます。
保湿大事! 得に衰えていくお肌には必須よ。
「ラベルさんこちらもOKでーっす!」
モズがレッドスライムの一群を持ってくる。
「はいお疲れー! そこの鍋にお願い」
「あいあいー」
モズが鍋にレッドスライムを放り込む。
グツグツと煮え立った音がして、鍋を覗き込むと赤い物体が蠢くように液体に変化していく。
そろそろ良さそうね。私は鍋を火から外し作業台で冷ます。
しばらくすると、やはり煙がポンッと上がり――スライムクリーム(鮮度A)が出来上がりました!――と文字が浮かび上がる。
いい感じ! 早速ヘルプよー。
ヘルプ――【スライムクリーム】レッドスライムの酸味が凝縮されたクリーム。熱を加える事でレッドスライムの粘液がクリーム状に変化。お肌の引き締めに効果あり☆
キター! 引き締め大事よ。
そして最後のブツを。
「モズ準備はOKかしら?」
「はーいOKでーす!」
と威勢の良い返事が返ってくる。
本日の主役となるグリーンスライムの一群をモズが腕に抱えてやってくる。
「そこの鍋にお願い」
「へーい!」
グリーンスライムが鍋に投入される。
早速火にかけるとグリーンスライムは意外とあっさり液状になった。
混ぜ棒で混ぜてみると粘り気がある。その粘り気はとろろ芋のような粘りけだった。
私はさじで救って人差し指に少しくっつけてみる。
人差し指と親指をくっつけては離してを繰り返し、粘着性を確認する。
意外と指がしっかりとくっつく、でもそれは接着剤のように強力ではなく肌に負担をかけない程度の粘着具合だった。
――いいわ、これが私の求めていた成分だわ!
グリーンスライムを煮ていた鍋から、ポンッと煙が上がる。――スライム糊(鮮度A)が出来上がりました!――
私はヘルプ画面を確認する。
ヘルプ――【スライム糊】グリーンスライムを煮込む事で、グリーンスライムの粘り気が抽出され糊状の成分になったもの。色々な物をくっつけてみて下さいね、いたずらには使わないでね☆
「ふっふっふっふっふ」
「どうしたんですかラベルさん!」
モズが興味深々な顔で話しかけてくる。
「ついに材料が揃ったのよ、私が望む最強の材料がね」
モズは首を傾げて不思議そうな顔をする。
私はほくそ笑みながら、ある作業にとりかかったのだった。
あ、その前にスライムの核をモズに取り除いてもらおう。
「モズ、悪いんだけどスライムの核を取り除いてもらいたいのよ」
スライムの生命線となるプニプニとした石のような核。
スライムの体の中に手を入れるのに抵抗があったのでモズに頼む。
モズは嬉しそうにモソモソとやってきて
「お安い御用ですよ。核はわたしが食べてしまって勿論いいんですよね?」
「え、ええ……。好きにしていいわ」
モズがスライムの核を慣れた手つきで取り除いてくれる。
手に付着したスライムの粘液をたまに舐めている姿に少し引く。
「ラベルさんブルースライム完了ですー」
「ありがとう」
恐らく核を抜かれて息絶えたのであろう、動かなくなった青い塊を鍋に放り込んでいく。
「他のもよろしくね!」
「あいあいー!」
モズに他のスライムの核を取り除いてもらっている間に、私はブルースライムを鍋にかける。
グツグツと音を立ててスライムが液状になっていく。
丁度いい塩梅になった所で鍋を移動し冷ます。
熱が取れてくると共に液状だった青い液体が、ゼラチンのようにプルプルになってくる。
鍋からポンッと煙が上がって文字が浮かび上がる。
――スライムジェル(鮮度A)が出来上がりました――
早速スライムジェルのヘルプを確認する。
ヘルプ――【スライムジェル】ブルースライムを煮出す事で変化が起きたジェル状の物質。プルプルとしていて肌なじみが良い。お肌にとても馴染みやすい。
で、出来たー! 保存も聞きそうだし基本の素材としてスライムジェルは何にでも応用がききそうだ。
「ラベルさんハニースライムも取り除き終わりましたよ!」
パリパリと取り除いたスライムの核をつまみのように食べながら、モズがにこやかにハニースライムの一群を持ってくる。
「悪いわね、そこの鍋の中に」
「はいー」
モズがハニースライムの一群を鍋に放り込む。
すぐに火を点けるとプシューという音と共に鍋から甘い匂いが漂ってくる。
「何か美味しそうな匂いがしますねぇー」
とモズが他のスライムの核を取り除きながらこちらに視線を寄越す。
「これは食べちゃダメよー」
と声をかけると
「ダメなんですねー……」
と落ち込んだ返事が返ってくる。
本当にモン食が好きなのね……。
さて、ハニースライムもいい感じに液状になっている。
私は鍋を火から外し作業台の上で冷ます。
しばらく冷ましていると先ほどと同じようにポンッと煙が上がって――スライム保湿液(鮮度A)が出来上がりました!――というメッセージが浮かび上がる。
早速ヘルプを確認する。
ヘルプ――【スライム保湿液】ハニースライムを煮詰める事でハニースライムの持つ保湿成分が溶け出し、液体化した物質。馴染みが良く、保湿力があるのでお肌にぐんぐん浸透してお肌をうるおしてくれます。
保湿大事! 得に衰えていくお肌には必須よ。
「ラベルさんこちらもOKでーっす!」
モズがレッドスライムの一群を持ってくる。
「はいお疲れー! そこの鍋にお願い」
「あいあいー」
モズが鍋にレッドスライムを放り込む。
グツグツと煮え立った音がして、鍋を覗き込むと赤い物体が蠢くように液体に変化していく。
そろそろ良さそうね。私は鍋を火から外し作業台で冷ます。
しばらくすると、やはり煙がポンッと上がり――スライムクリーム(鮮度A)が出来上がりました!――と文字が浮かび上がる。
いい感じ! 早速ヘルプよー。
ヘルプ――【スライムクリーム】レッドスライムの酸味が凝縮されたクリーム。熱を加える事でレッドスライムの粘液がクリーム状に変化。お肌の引き締めに効果あり☆
キター! 引き締め大事よ。
そして最後のブツを。
「モズ準備はOKかしら?」
「はーいOKでーす!」
と威勢の良い返事が返ってくる。
本日の主役となるグリーンスライムの一群をモズが腕に抱えてやってくる。
「そこの鍋にお願い」
「へーい!」
グリーンスライムが鍋に投入される。
早速火にかけるとグリーンスライムは意外とあっさり液状になった。
混ぜ棒で混ぜてみると粘り気がある。その粘り気はとろろ芋のような粘りけだった。
私はさじで救って人差し指に少しくっつけてみる。
人差し指と親指をくっつけては離してを繰り返し、粘着性を確認する。
意外と指がしっかりとくっつく、でもそれは接着剤のように強力ではなく肌に負担をかけない程度の粘着具合だった。
――いいわ、これが私の求めていた成分だわ!
グリーンスライムを煮ていた鍋から、ポンッと煙が上がる。――スライム糊(鮮度A)が出来上がりました!――
私はヘルプ画面を確認する。
ヘルプ――【スライム糊】グリーンスライムを煮込む事で、グリーンスライムの粘り気が抽出され糊状の成分になったもの。色々な物をくっつけてみて下さいね、いたずらには使わないでね☆
「ふっふっふっふっふ」
「どうしたんですかラベルさん!」
モズが興味深々な顔で話しかけてくる。
「ついに材料が揃ったのよ、私が望む最強の材料がね」
モズは首を傾げて不思議そうな顔をする。
私はほくそ笑みながら、ある作業にとりかかったのだった。
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