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第六章 王子様と一緒にパーティーを開きます
6-4 これから先、何かが変わるかも……
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気づけば、バーベナは叫んでいた。
「あなたはよくて、私は駄目だっていつも怒られてきた! 誕生日パーティーも! 贈り物も! 私には何もない! お父様とお母様の愛情を独り占めしていたのは、いつだってあなただった!」
ずっと怖くて言えなかったはずなのに。
一度口に出したら、堰を切ったように感情が溢れ出してくる。
「グロー家は私を除く三人家族で、私だけがいらない子だったのよ! 魔力に目覚めたときだってそう! 熱くて、苦しくて、何度も助けを求めたのに、誰も助けてくれなかったじゃない! こっちこそ今さら……手のひら返しなんて冗談じゃないわ!!」
「……私だって! やりたくもないことをさせられて、無駄にプレッシャーばかりかけられていたのよ! 勝手に人生を決められて、雁字搦めにされていた私にどうしろって言うのよ!!」
どうやらそれはブリギットも同じだったらしく……いや、この場合、バーベナ以上に取り乱していたかもしれない。
ブリギットは自慢の美貌を涙やら鼻水やらでぐしゃぐしゃに濡らしながら、負けじと言い返してくる。
「うるさい」
不意に、地を這うような声が上から降ってきた。
そうかと思えば、魔法障壁に向かって炎が放たれる。
凄まじい火の勢いに、障壁に守られているとわかっていても、会場にいる人々の足は竦んでしまったようだ。
ブリギットも尻餅をついてひっくり返る。
「ミアンっ!?」
天井を仰ぎ見れば、ミアンがブリギットを睨み下ろしていた。
「ご主人様はずっと殴られてたのよ、クソ親父に」
ミアンは語気を荒らげて吐き捨てるように言った。
自分のために怒ってくれているのだとわかって、バーベナはだんだんと冷静な気持ちを取り戻していく。
同時に、心配させて申し訳ないという気持ちも湧き起こる。
「……ッ、そんな!」
一方で、ブリギットの顔がサーッと青くなった。
「だって、お父様はいつもお姉様が魔法に失敗して怪我をしたんだって……」
「そんなの嘘だって気づきなさいよ。いつも殴るぞって脅していたじゃない」
「あれは口だけだと……それに殴るといってもフリで……」
「あんたの前ではそうだったかもね。どれだけ鈍いのよ、この馬鹿妹」
ミアンがカチカチと歯を鳴らしながら唸る。
「…………馬鹿は余計よ」
文句を言いつつもすっかり意気消沈したブリギットは、そのまま顔を覆い隠すように床に伏してしまった。
「もう……こんなのありえない。最初から勝ち目なんてなかったも同然じゃない……」
「ブリギット……」
バーベナはふ、と体の力を抜いた。
今度こそ優しく呼びかけると、ブリギットがすかさず首を振る。
「私……知らなかったのよ。お姉様が殴られていたなんて。ずっと……お姉様は好き勝手やっているものだとばかり……」
ブリギットの声はひどく掠れていた。
「だからお姉様のぶんまで頑張らなきゃ、しっかりしなきゃいけないって、そう思ってた。あのとき……お姉様が寝込んでしまったときだって……私、本当は心配したんだからね! お姉様は『誰も助けてくれなかった』って言ってたけど、治療師を呼んだのは私なのよ! でも、お父様に見つかって途中で追い返されてしまって……『余計なことをするな』って、生まれて初めてお父様に叩かれた。それで私……お姉様のせいでひどい目に遭ったって……」
――そうだったのね……。
ブリギットの言葉が胸にストンと落ちてきた。
だから、あのとき彼女は青い顔をしていたのだ。
本当はなんとかしようと動いてくれていたのに、何もしてくれなかったと勝手に思い込んでしまった。
「私……やりたくもない勉強をずっと頑張ってきたのよ。留学までさせられて……本当は嫌だったのに。お姉様は私がずっとやりたかった魔法道具の仕事に携わっていたし……どうして私ばかり苦労しなきゃいけないのって思ってた……」
ブリギットの頑張りを否定する気にはなれない。
彼女が『ずるい』というのも、ある意味では仕方ないことだろう。
どちらが妃にふさわしいか、何年もずっと努力してきた彼女と比べるのは、正直つらいものがある。
「お姉様は自由で楽だって思い込みたかったのかもしれないわ。そうしないと、私、苦しくて……お姉様もつらかったなんて……知らなかった…………ごめんなさい…………」
ブリギットは聞き取れるギリギリの、ほんの小さな声で謝罪した。
妹の悲愴な声に、こんなときだというのに心がふんわりと温かくなる。
お互いにないものねだりをしていただけだった。
もっと早くに正面からぶつかり合っていたら、ここまで関係が拗れることはなかったのに。
意外と自分たちはうまくやっていけたかもしれないのに。
――いいえ、今すぐ白黒つける必要はないわ。完全な和解とまではいかないにしても、これから先、何かが変わるかも……。
不思議とそんな予感がする。
「もう……いいじゃない。私もあなたに言いたいことを言ったわけだし。私は少しスッキリしたわ」
「お姉様?」
ブリギットが弾かれるように顔を上げた。
「これからは、あなたのやりたいようにやればいいわ。お父様なんて関係ない。殴りかかろうとするなら、私が代わりに返り討ちにしてあげるわ」
「ほ、本当に? そんなにあっさり認めてしまっていいの? 私……こんなに大きな騒ぎを起こしてしまって……」
バーベナは床に膝をつくと、慚愧に震えるブリギットの肩に優しく手を置いた。
「公の場で暴れるなんて常識を疑われるところだけど……ここは私がなんとかするわ。それに私たちの会話は障壁の外には漏れていないはずだから安心して。ディアルムド様が防音もほどこしてくれているみたい」
「ハッ……すごすぎ。呪文も魔法陣もなしにあり得ない。もう私はついていけないわ。パワーカップル誕生ってわけね」
ここまで言われれば、やられっぱなしだったバーベナでもわかる。
ブリギットはバーベナを認めたのだ。妃として。
いつものように嫌味ったらしい返事だったが、バーベナの胸がこれ以上痛むことはなかった。
「だけど、ちょっと待って。あなたのほうこそ……そんなにあっさりと引き下がっていいの? ディアルムド様が好きだったんじゃ……?」
ふとディアルムドの姿が目に入り、バーベナはブリギットの肩を揺さぶる。
「え? 何よ、急に……。確かに殿下は素敵な方だと思うけど、だからといって好きになるかどうかは別問題でしょ。私は今まで優秀じゃないといけないとまわりから……いいえ、自分で自分を追いつめていただけ。妃にならなくていいなら、それこそ大歓迎よ」
清々したわ、とブリギットがスカートの埃を払いながら立ち上がった。
「お姉様はグロー家の人間。もう出来損ないだからといって逃げ回っていられないわよ。せいぜい私の代わりに妃としての荷に押し潰されないよう頑張ることね」
まるで悪役の捨て台詞のような言葉にぽかんと口を開けると、タイミングよく魔法障壁を解いてディアルムドが姿を現した。
バーベナも慌てて立ち上がる。
「――これで、わかってもらえたでしょうか? バーベナ以上に我が妃にふさわしい女性はいないということを」
ディアルムドの声はやけに誇らしげだった。
周囲の目に驚きや嘲笑の色はもう浮かんでいない。
代わりに、畏怖や尊敬といった念を感じる。
バーベナ自身、こういった手のひら返しは求めていなかった。
けれど彼の妃としてやっていけるのなら、それはそれで別にいいのではないかと思えた。
彼がバーベナの前までやってきて、両手をそっと優しく包み込んでくれたとき、そんなことなど些細な問題だと気づいたからだ。
「大丈夫ですか? その様子だと怪我もないでしょうが」
「ええ、大丈夫です」
バーベナはディアルムドと手を取り、穏やかに笑い合った。
遠巻きに見ていた人々も、いつの間にか微笑ましそうに二人を見守っている。
ただ一人、納得のいかない顔でこちらを見つめている父親を除いて――。
「あなたはよくて、私は駄目だっていつも怒られてきた! 誕生日パーティーも! 贈り物も! 私には何もない! お父様とお母様の愛情を独り占めしていたのは、いつだってあなただった!」
ずっと怖くて言えなかったはずなのに。
一度口に出したら、堰を切ったように感情が溢れ出してくる。
「グロー家は私を除く三人家族で、私だけがいらない子だったのよ! 魔力に目覚めたときだってそう! 熱くて、苦しくて、何度も助けを求めたのに、誰も助けてくれなかったじゃない! こっちこそ今さら……手のひら返しなんて冗談じゃないわ!!」
「……私だって! やりたくもないことをさせられて、無駄にプレッシャーばかりかけられていたのよ! 勝手に人生を決められて、雁字搦めにされていた私にどうしろって言うのよ!!」
どうやらそれはブリギットも同じだったらしく……いや、この場合、バーベナ以上に取り乱していたかもしれない。
ブリギットは自慢の美貌を涙やら鼻水やらでぐしゃぐしゃに濡らしながら、負けじと言い返してくる。
「うるさい」
不意に、地を這うような声が上から降ってきた。
そうかと思えば、魔法障壁に向かって炎が放たれる。
凄まじい火の勢いに、障壁に守られているとわかっていても、会場にいる人々の足は竦んでしまったようだ。
ブリギットも尻餅をついてひっくり返る。
「ミアンっ!?」
天井を仰ぎ見れば、ミアンがブリギットを睨み下ろしていた。
「ご主人様はずっと殴られてたのよ、クソ親父に」
ミアンは語気を荒らげて吐き捨てるように言った。
自分のために怒ってくれているのだとわかって、バーベナはだんだんと冷静な気持ちを取り戻していく。
同時に、心配させて申し訳ないという気持ちも湧き起こる。
「……ッ、そんな!」
一方で、ブリギットの顔がサーッと青くなった。
「だって、お父様はいつもお姉様が魔法に失敗して怪我をしたんだって……」
「そんなの嘘だって気づきなさいよ。いつも殴るぞって脅していたじゃない」
「あれは口だけだと……それに殴るといってもフリで……」
「あんたの前ではそうだったかもね。どれだけ鈍いのよ、この馬鹿妹」
ミアンがカチカチと歯を鳴らしながら唸る。
「…………馬鹿は余計よ」
文句を言いつつもすっかり意気消沈したブリギットは、そのまま顔を覆い隠すように床に伏してしまった。
「もう……こんなのありえない。最初から勝ち目なんてなかったも同然じゃない……」
「ブリギット……」
バーベナはふ、と体の力を抜いた。
今度こそ優しく呼びかけると、ブリギットがすかさず首を振る。
「私……知らなかったのよ。お姉様が殴られていたなんて。ずっと……お姉様は好き勝手やっているものだとばかり……」
ブリギットの声はひどく掠れていた。
「だからお姉様のぶんまで頑張らなきゃ、しっかりしなきゃいけないって、そう思ってた。あのとき……お姉様が寝込んでしまったときだって……私、本当は心配したんだからね! お姉様は『誰も助けてくれなかった』って言ってたけど、治療師を呼んだのは私なのよ! でも、お父様に見つかって途中で追い返されてしまって……『余計なことをするな』って、生まれて初めてお父様に叩かれた。それで私……お姉様のせいでひどい目に遭ったって……」
――そうだったのね……。
ブリギットの言葉が胸にストンと落ちてきた。
だから、あのとき彼女は青い顔をしていたのだ。
本当はなんとかしようと動いてくれていたのに、何もしてくれなかったと勝手に思い込んでしまった。
「私……やりたくもない勉強をずっと頑張ってきたのよ。留学までさせられて……本当は嫌だったのに。お姉様は私がずっとやりたかった魔法道具の仕事に携わっていたし……どうして私ばかり苦労しなきゃいけないのって思ってた……」
ブリギットの頑張りを否定する気にはなれない。
彼女が『ずるい』というのも、ある意味では仕方ないことだろう。
どちらが妃にふさわしいか、何年もずっと努力してきた彼女と比べるのは、正直つらいものがある。
「お姉様は自由で楽だって思い込みたかったのかもしれないわ。そうしないと、私、苦しくて……お姉様もつらかったなんて……知らなかった…………ごめんなさい…………」
ブリギットは聞き取れるギリギリの、ほんの小さな声で謝罪した。
妹の悲愴な声に、こんなときだというのに心がふんわりと温かくなる。
お互いにないものねだりをしていただけだった。
もっと早くに正面からぶつかり合っていたら、ここまで関係が拗れることはなかったのに。
意外と自分たちはうまくやっていけたかもしれないのに。
――いいえ、今すぐ白黒つける必要はないわ。完全な和解とまではいかないにしても、これから先、何かが変わるかも……。
不思議とそんな予感がする。
「もう……いいじゃない。私もあなたに言いたいことを言ったわけだし。私は少しスッキリしたわ」
「お姉様?」
ブリギットが弾かれるように顔を上げた。
「これからは、あなたのやりたいようにやればいいわ。お父様なんて関係ない。殴りかかろうとするなら、私が代わりに返り討ちにしてあげるわ」
「ほ、本当に? そんなにあっさり認めてしまっていいの? 私……こんなに大きな騒ぎを起こしてしまって……」
バーベナは床に膝をつくと、慚愧に震えるブリギットの肩に優しく手を置いた。
「公の場で暴れるなんて常識を疑われるところだけど……ここは私がなんとかするわ。それに私たちの会話は障壁の外には漏れていないはずだから安心して。ディアルムド様が防音もほどこしてくれているみたい」
「ハッ……すごすぎ。呪文も魔法陣もなしにあり得ない。もう私はついていけないわ。パワーカップル誕生ってわけね」
ここまで言われれば、やられっぱなしだったバーベナでもわかる。
ブリギットはバーベナを認めたのだ。妃として。
いつものように嫌味ったらしい返事だったが、バーベナの胸がこれ以上痛むことはなかった。
「だけど、ちょっと待って。あなたのほうこそ……そんなにあっさりと引き下がっていいの? ディアルムド様が好きだったんじゃ……?」
ふとディアルムドの姿が目に入り、バーベナはブリギットの肩を揺さぶる。
「え? 何よ、急に……。確かに殿下は素敵な方だと思うけど、だからといって好きになるかどうかは別問題でしょ。私は今まで優秀じゃないといけないとまわりから……いいえ、自分で自分を追いつめていただけ。妃にならなくていいなら、それこそ大歓迎よ」
清々したわ、とブリギットがスカートの埃を払いながら立ち上がった。
「お姉様はグロー家の人間。もう出来損ないだからといって逃げ回っていられないわよ。せいぜい私の代わりに妃としての荷に押し潰されないよう頑張ることね」
まるで悪役の捨て台詞のような言葉にぽかんと口を開けると、タイミングよく魔法障壁を解いてディアルムドが姿を現した。
バーベナも慌てて立ち上がる。
「――これで、わかってもらえたでしょうか? バーベナ以上に我が妃にふさわしい女性はいないということを」
ディアルムドの声はやけに誇らしげだった。
周囲の目に驚きや嘲笑の色はもう浮かんでいない。
代わりに、畏怖や尊敬といった念を感じる。
バーベナ自身、こういった手のひら返しは求めていなかった。
けれど彼の妃としてやっていけるのなら、それはそれで別にいいのではないかと思えた。
彼がバーベナの前までやってきて、両手をそっと優しく包み込んでくれたとき、そんなことなど些細な問題だと気づいたからだ。
「大丈夫ですか? その様子だと怪我もないでしょうが」
「ええ、大丈夫です」
バーベナはディアルムドと手を取り、穏やかに笑い合った。
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