警部補植村浩二~15年前の事件~

しんたろう

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携帯がなった。

「ち~今日、休日出勤かよ~休ませろよ」

パジャマ姿で浩二は起き上がる。携帯をとって話しかける。

「なんだよ」
「浩二さん今日出勤お願いします」
「なんだよ」
「そればっかやん」

植村浩二 警視庁 捜査一課 殺人課 万年ダメ警部補

「わかったよ、出勤すればいいんだろ」

歯磨きをして、出勤
警視庁内
ディスクにパソコンをしている女子や犯罪者が連れてこられている。
出勤

「浩二さん、警視庁の警部補としてもっと規律とゆうものを考えるべきです」
「今日休みでひさびさ女房がうるさいし、うまい外食食おうと思っていたのに、
休めていたのに」
「もう少し、警部補としての自覚が大切です。警視庁ですよ」
「早めに今日切り上げて、吉野家で飯食って帰る」
「警部補としての自覚を」
「やだ」
「やだ」
「絶対やだ」
「朝からうるせ~」
「お~い、浩二さん、今度15年前の事件を担当が引退するのでもう少しで時効ですが、事件性がありそうで、
浩二さんに依頼する事になりました」
「おい、仮にも捜査一課だぞ、時効寸前の事件かよ」
「時効寸前の昔の事件だし、どうせ自殺だろう、そうゆう事にしておけばいいんじゃないか」別の警察の人が言う。
「事件性がありそうなので」
「どうゆう事件だよ」
「殺人。行方不明ですが。
田中順子24歳。サイバー犯罪の可能性」
「田舎だな」
「サイバー犯罪に国境はありません」
「所轄が対応していましたが東京の本庁でないと対応できない問題らしく・・・」
「俺が調べるのこの事件?」

眼鏡の捜査一課の女子は言う。

「それより、結婚まだなんだろ。おじさんといい事しようよ」
「あの・・・」
「かわいいじゃん」
「仮にも警部補ですよ、浩二さん」

女の子はあきれて言う。

「あのですね、警視庁とゆうのは組織をもっと理解しないと」
「なんであんな奴が警部補なんだよ・・・」周りのあきれ声が響く。
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