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第五章 槁木死灰~こうぼくしかい~
第四十二話
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陽の背後から迫ったその植物は、陽たちに届く前に消し炭になる。
行き当たりばったりで使っている金の行の刃に和泉の力を纏わせるそれは、単体で使うより勝手が良いのが使うほどに分かる。なにより、局部的に火を扱えるので、悠河と相性がいい。悠河自身は、いつもの戦い方をしていない陽に若干の動揺を隠せていない。
「話はまだ途中なんだけどー。逃げなくてもいいじゃん。」
対してこちらに向かってきた陸は、そんな陽の様子を見ても気にも留めていない。
「濡れ女の件も、その前の妙な挙動の妖怪たちも、全部陸がやったのか。」
「色々やりすぎていちいち覚えてないけどそうなんじゃない?僕はさ、木の行しか使えなかったから、他も使えるのかやってみたんだ。実験みたいな感じ。
でも僕だって鬼じゃないよ。イイ人は殺してない。
横領してた人とか、不倫や浮気をしてた人……金儲けのためにさっき殺した奴らはこの学校でのいじめの主犯グループ。」
陸の顔は、いたって平然としていた。罪の意識も悪意もない。殺されて当然だと言わんばかりの表情。穏やかで心優しかったはずの陸は、変わっていないようで変わってしまっている。
穏やかな顔のまま、植物は悪意を向けてくる。使っている本人からは感じないのに、そのちぐはぐさが凶器を感じて不気味そのものだった。
陽も、悠河も、双方の武器で切り捨てることは容易だったが、陸には近づけない。
「だからって、はいそうですかってならねえだろ。お前だけの物差しでいい悪いを判断するな。」
「なんで?陽だって一緒じゃん。両親を殺した奴らに復讐するんでしょ。何か違うの?
物差しならあるよ。僕らにとって有益かどうか。」
「僕ら?俺も陽も……。紅音も。こんなこと望まねえってわかるだろ。反魂だかなんだか知らねえけど、戻ってこれたんなら、また……」
「また一緒に組もうって?それこそ陰陽連の思惑通りじゃん。」
陸は、こんな人を食ったような言い方をする人だったろうかと、陽は思う。ふと横を見れば、同じように防御に徹する悠河もわけがわからないといった表情をしている。とにかく訳が分からないのだ、陸がここにいるのも、こんなことをしているのも、斎王のことを知っているのも。
陰陽連にここまでの恨みを向けるのも。
明らかに恨みのこもった眼差しと声色で陸は話し続ける。
「……陰陽連はさあ、大事な大事な斎王をどーしても守りたかったんだよね、だから守護をつけた。
いざというとき、命を捨ててでも斎王を守る兵隊。体のいい操り人形だと思わない?和泉ちゃんを守ろうとする気持ちは、作られたものだよ。」
犀破も、もともと斎王を守るはずの立場だったと言っていた。世羅や凛もそう。彼らが離反したのなら、陰陽連がまた新たに守る立場の者を立てるなど当然の流れなのだろう。斎の守の代わりなど、いくらでも用意される。いや、問題はそれよりも。
「……っ、作られた?守護の話から、なんでいきなりそうなる。」
陸の攻撃、ともすれば防御の植物を斬り伏せる陽の手に若干迷いが出る。斬り損ねた分が右腕を掠めた。チリ、と痛いのは腕か、それとも。
「初めて会ったのは、何歳かなあ…あれ。七歳とか八歳とかだっけ。
夏休みに、一緒に遊んだよ僕ら、五人と、和泉ちゃんで。」
「何の話だ、陸と陽と紅音と、俺で……四人だろ。そこでなんで和泉が出てくる。」
「だから、消されたんだって。全部。
僕らがあそこで和泉ちゃんを知るのは陰陽連には都合が悪かったんでしょ。和泉ちゃんを僕らと引き合わせたのは……陽のお母さん、結実さんの独断だったから。」
「なんでそこで……母さんなんだよ!……お前、何を、どこまで知ってる。」
「結実さんが僕らと和泉ちゃんを引き合わせた。そしてその後、僕らは記憶を消されて、陽の両親は殺された。もうこんなの、どうゆうことかわかるでしょ。」
陽の心臓が早鐘を打つ。うっすらつながりかけていた、両親の死と和泉の存在。和泉が言っていた助けてくれた二人の存在。
陽が打ち漏らした分をカバーした悠河は、迷いを振り払うように叫ぶ。
「だから、斎王を守る必要があったんだろ!……組織なんて、大なり小なり、そうゆうもんじゃねえのかよ。」
「一番何のことかもわかってない悠河がそれを言うんだ?陽に怒られても知らないよ。
トロッコ問題と一緒って言いたいんでしょ、多対一ならみんな多を選ぶ。僕も、それが真実だってんなら当然納得はできたと思うよ。和泉ちゃん一人を使って、世の中の穢れを浄化して平和に保っていますっていう事実が本当にあるなら、ね?」
陽は後ろの颯希をちらりと見やった。顔色が悪い。なぜそれを知っているのかと言わんばかりの表情が、陸が出まかせを言っているのではないことを物語る。
犀破は、斎王とは、常世からの穢れを清めるための濾過装置だと言っていた。陸の発言はそれすらも虚構である事実を突きつける。
「……オレはともかく、陸も、納得できねえ理由があるってわけか。」
「僕らはなんで力が使えると思う?」
「は?なんでって……」
「じゃあ、この支給される札はさ、どうやって作ってる?」
陸が右手に木の札を取る。緑色の、札。今は脅威の
行を使うため。自分たちの霊力を具現化するための札。特殊な霊紙は、暦部門から支給される。それに、陰陽師が個人で呪を書き上げる。
「暦部門の連中が用意、してるだろ。それがなんだって…」
言いかけて陽は、その前は、と思ってしまった。陸は、知っているのだその前を。陸が、陽の右手を指さして言う。
「陽のそれと一緒だよ。」
「……ッ!」
「そういえば、陽なんかいつもと違うのな。…それどころじゃなかったから聞きそびれてたけど。」
「和泉ちゃんの力でしょ、それ。
要はそうゆうことなんだよ。僕ら陰陽師が行を使えるのは全部、あの子のおかげ。陰陽師たちが人智を越えた力を使うためのものだから、何が何でも手放すわけにいかないんだ。分かるでしょ、結局あいつらの保身なわけ。
だから僕は斎王を消す。こんなものがあるからいけない。……大人たちの保身で、僕は友達を失いたくないんだよ。」
友達思いの優しい気持ちは、ひどく歪にねじ曲がってしまった。目的は、幼馴染のためだという、優しいはずの気持ちなのに、それは殺意を生み出している。
「和泉は、陰陽師のせいで不老不死だって聞いてる。お前には、殺せねえだろ。」
「別に死ななくてもいいよ、方法がありそうじゃん?
……あの子が斎王であることに、納得してない奴もいるわけだし。さっさと引き渡して、陰陽連なんかつぶしてもらえばいい、それが一番安全じゃない?」
陸が、くすくすと無邪気に笑う。子供が、おもちゃを見て遊ぶように。陽からすれば、冗談じゃなかった。陸は、犀破に渡して陰陽連を潰そうとしている。
「そもそも僕だけ呼び出されて先に守護につけられたからって、なーんでああも馬鹿正直に和泉ちゃん守ったりなんかしたんだろうね?ほんと、ヒトの記憶とか感情とかいじくって気持ち悪いったらありゃしないんだから。」
より一層恨みのこもった視線を颯希に向ける。殺意をもって伸びゆく植物は、届く前に陽が斬り捨てる。
「陸……なんで、あなたがそこまで知ってるの。誰が漏らしたの……!?」
陸の言っていることは全て正しいと言わんばかりの颯希の言葉に、陽は歯噛みする。理性がなければとっくに殺しているかもしれないほどの激情をどうにか抑え込む。今じゃない、と。
「こんな事実、白斗さんたちが教えてくれるわけないでしょ。僕もわかんないよ。その様子じゃ、守護の記憶の植え付けとかじゃなさそうだね。反魂の副作用とか?目が覚めたら知ってたんだよ全部。そうだって。
でも合ってるんでしょ。颯希さんのその表情がなによりの証拠だよ。」
まくし立てるように言う陸に、颯希は何も言い返せない。
「そんなことより、僕がなんで陽たちとこうやってぺちゃくちゃ喋りながら、テキトーに遊んでると思う?」
陸の発言に、悠河の顔色が変わる。陸がその姿を表す前、発言していたもう一人の生徒の存在を思い出す。
「中庭にいたって生徒、あれは……お前に協力してんのか…!」
「そーそー!いくら力を貸してあげたって言っても、人間だからさ。さすがに戦い慣れしてる陽たちの相手は僕の方がいいかなって。」
「あいつは、そうそう簡単にやられねえよ。」
「陽は、和泉ちゃんのこと、ずいぶん信頼してるんだねえ。
……和泉ちゃんに目つけてたでしょ。あれとっくに僕が壊したんだけどそれを踏まえてその余裕なのかな。」
「そういやなんか式を潰してたな、陸が。あれ何かの目かよ。」
「それを早く言え馬鹿!」
思い出したような悠河の発言は、陽を焦らせるには充分すぎた。
世羅がついているから大丈夫、その思い込みが裏目に出た。陸自身が囮であったことに、今気づく。時間稼ぎだったのだ。陸の狙いは、初めから。
「ついこないだ、ショッピングモールで派手にやったみたいじゃん?
この学校にさ、あの時死んだ女の人の娘が、自殺しようとしてたから声かけたんだ。どうせ死ぬんなら協力してとって。
自分のせいで、この子の母親を殺してしまったって思ったら、優しい優しい和泉ちゃんは、どう思うかな?」
行き当たりばったりで使っている金の行の刃に和泉の力を纏わせるそれは、単体で使うより勝手が良いのが使うほどに分かる。なにより、局部的に火を扱えるので、悠河と相性がいい。悠河自身は、いつもの戦い方をしていない陽に若干の動揺を隠せていない。
「話はまだ途中なんだけどー。逃げなくてもいいじゃん。」
対してこちらに向かってきた陸は、そんな陽の様子を見ても気にも留めていない。
「濡れ女の件も、その前の妙な挙動の妖怪たちも、全部陸がやったのか。」
「色々やりすぎていちいち覚えてないけどそうなんじゃない?僕はさ、木の行しか使えなかったから、他も使えるのかやってみたんだ。実験みたいな感じ。
でも僕だって鬼じゃないよ。イイ人は殺してない。
横領してた人とか、不倫や浮気をしてた人……金儲けのためにさっき殺した奴らはこの学校でのいじめの主犯グループ。」
陸の顔は、いたって平然としていた。罪の意識も悪意もない。殺されて当然だと言わんばかりの表情。穏やかで心優しかったはずの陸は、変わっていないようで変わってしまっている。
穏やかな顔のまま、植物は悪意を向けてくる。使っている本人からは感じないのに、そのちぐはぐさが凶器を感じて不気味そのものだった。
陽も、悠河も、双方の武器で切り捨てることは容易だったが、陸には近づけない。
「だからって、はいそうですかってならねえだろ。お前だけの物差しでいい悪いを判断するな。」
「なんで?陽だって一緒じゃん。両親を殺した奴らに復讐するんでしょ。何か違うの?
物差しならあるよ。僕らにとって有益かどうか。」
「僕ら?俺も陽も……。紅音も。こんなこと望まねえってわかるだろ。反魂だかなんだか知らねえけど、戻ってこれたんなら、また……」
「また一緒に組もうって?それこそ陰陽連の思惑通りじゃん。」
陸は、こんな人を食ったような言い方をする人だったろうかと、陽は思う。ふと横を見れば、同じように防御に徹する悠河もわけがわからないといった表情をしている。とにかく訳が分からないのだ、陸がここにいるのも、こんなことをしているのも、斎王のことを知っているのも。
陰陽連にここまでの恨みを向けるのも。
明らかに恨みのこもった眼差しと声色で陸は話し続ける。
「……陰陽連はさあ、大事な大事な斎王をどーしても守りたかったんだよね、だから守護をつけた。
いざというとき、命を捨ててでも斎王を守る兵隊。体のいい操り人形だと思わない?和泉ちゃんを守ろうとする気持ちは、作られたものだよ。」
犀破も、もともと斎王を守るはずの立場だったと言っていた。世羅や凛もそう。彼らが離反したのなら、陰陽連がまた新たに守る立場の者を立てるなど当然の流れなのだろう。斎の守の代わりなど、いくらでも用意される。いや、問題はそれよりも。
「……っ、作られた?守護の話から、なんでいきなりそうなる。」
陸の攻撃、ともすれば防御の植物を斬り伏せる陽の手に若干迷いが出る。斬り損ねた分が右腕を掠めた。チリ、と痛いのは腕か、それとも。
「初めて会ったのは、何歳かなあ…あれ。七歳とか八歳とかだっけ。
夏休みに、一緒に遊んだよ僕ら、五人と、和泉ちゃんで。」
「何の話だ、陸と陽と紅音と、俺で……四人だろ。そこでなんで和泉が出てくる。」
「だから、消されたんだって。全部。
僕らがあそこで和泉ちゃんを知るのは陰陽連には都合が悪かったんでしょ。和泉ちゃんを僕らと引き合わせたのは……陽のお母さん、結実さんの独断だったから。」
「なんでそこで……母さんなんだよ!……お前、何を、どこまで知ってる。」
「結実さんが僕らと和泉ちゃんを引き合わせた。そしてその後、僕らは記憶を消されて、陽の両親は殺された。もうこんなの、どうゆうことかわかるでしょ。」
陽の心臓が早鐘を打つ。うっすらつながりかけていた、両親の死と和泉の存在。和泉が言っていた助けてくれた二人の存在。
陽が打ち漏らした分をカバーした悠河は、迷いを振り払うように叫ぶ。
「だから、斎王を守る必要があったんだろ!……組織なんて、大なり小なり、そうゆうもんじゃねえのかよ。」
「一番何のことかもわかってない悠河がそれを言うんだ?陽に怒られても知らないよ。
トロッコ問題と一緒って言いたいんでしょ、多対一ならみんな多を選ぶ。僕も、それが真実だってんなら当然納得はできたと思うよ。和泉ちゃん一人を使って、世の中の穢れを浄化して平和に保っていますっていう事実が本当にあるなら、ね?」
陽は後ろの颯希をちらりと見やった。顔色が悪い。なぜそれを知っているのかと言わんばかりの表情が、陸が出まかせを言っているのではないことを物語る。
犀破は、斎王とは、常世からの穢れを清めるための濾過装置だと言っていた。陸の発言はそれすらも虚構である事実を突きつける。
「……オレはともかく、陸も、納得できねえ理由があるってわけか。」
「僕らはなんで力が使えると思う?」
「は?なんでって……」
「じゃあ、この支給される札はさ、どうやって作ってる?」
陸が右手に木の札を取る。緑色の、札。今は脅威の
行を使うため。自分たちの霊力を具現化するための札。特殊な霊紙は、暦部門から支給される。それに、陰陽師が個人で呪を書き上げる。
「暦部門の連中が用意、してるだろ。それがなんだって…」
言いかけて陽は、その前は、と思ってしまった。陸は、知っているのだその前を。陸が、陽の右手を指さして言う。
「陽のそれと一緒だよ。」
「……ッ!」
「そういえば、陽なんかいつもと違うのな。…それどころじゃなかったから聞きそびれてたけど。」
「和泉ちゃんの力でしょ、それ。
要はそうゆうことなんだよ。僕ら陰陽師が行を使えるのは全部、あの子のおかげ。陰陽師たちが人智を越えた力を使うためのものだから、何が何でも手放すわけにいかないんだ。分かるでしょ、結局あいつらの保身なわけ。
だから僕は斎王を消す。こんなものがあるからいけない。……大人たちの保身で、僕は友達を失いたくないんだよ。」
友達思いの優しい気持ちは、ひどく歪にねじ曲がってしまった。目的は、幼馴染のためだという、優しいはずの気持ちなのに、それは殺意を生み出している。
「和泉は、陰陽師のせいで不老不死だって聞いてる。お前には、殺せねえだろ。」
「別に死ななくてもいいよ、方法がありそうじゃん?
……あの子が斎王であることに、納得してない奴もいるわけだし。さっさと引き渡して、陰陽連なんかつぶしてもらえばいい、それが一番安全じゃない?」
陸が、くすくすと無邪気に笑う。子供が、おもちゃを見て遊ぶように。陽からすれば、冗談じゃなかった。陸は、犀破に渡して陰陽連を潰そうとしている。
「そもそも僕だけ呼び出されて先に守護につけられたからって、なーんでああも馬鹿正直に和泉ちゃん守ったりなんかしたんだろうね?ほんと、ヒトの記憶とか感情とかいじくって気持ち悪いったらありゃしないんだから。」
より一層恨みのこもった視線を颯希に向ける。殺意をもって伸びゆく植物は、届く前に陽が斬り捨てる。
「陸……なんで、あなたがそこまで知ってるの。誰が漏らしたの……!?」
陸の言っていることは全て正しいと言わんばかりの颯希の言葉に、陽は歯噛みする。理性がなければとっくに殺しているかもしれないほどの激情をどうにか抑え込む。今じゃない、と。
「こんな事実、白斗さんたちが教えてくれるわけないでしょ。僕もわかんないよ。その様子じゃ、守護の記憶の植え付けとかじゃなさそうだね。反魂の副作用とか?目が覚めたら知ってたんだよ全部。そうだって。
でも合ってるんでしょ。颯希さんのその表情がなによりの証拠だよ。」
まくし立てるように言う陸に、颯希は何も言い返せない。
「そんなことより、僕がなんで陽たちとこうやってぺちゃくちゃ喋りながら、テキトーに遊んでると思う?」
陸の発言に、悠河の顔色が変わる。陸がその姿を表す前、発言していたもう一人の生徒の存在を思い出す。
「中庭にいたって生徒、あれは……お前に協力してんのか…!」
「そーそー!いくら力を貸してあげたって言っても、人間だからさ。さすがに戦い慣れしてる陽たちの相手は僕の方がいいかなって。」
「あいつは、そうそう簡単にやられねえよ。」
「陽は、和泉ちゃんのこと、ずいぶん信頼してるんだねえ。
……和泉ちゃんに目つけてたでしょ。あれとっくに僕が壊したんだけどそれを踏まえてその余裕なのかな。」
「そういやなんか式を潰してたな、陸が。あれ何かの目かよ。」
「それを早く言え馬鹿!」
思い出したような悠河の発言は、陽を焦らせるには充分すぎた。
世羅がついているから大丈夫、その思い込みが裏目に出た。陸自身が囮であったことに、今気づく。時間稼ぎだったのだ。陸の狙いは、初めから。
「ついこないだ、ショッピングモールで派手にやったみたいじゃん?
この学校にさ、あの時死んだ女の人の娘が、自殺しようとしてたから声かけたんだ。どうせ死ぬんなら協力してとって。
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