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最初で最後のデート
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今日は坂上さんとご飯に行くことになっている。
仕事が終わり次第連絡し、坂上さんの車で行くことになっている。
早く終わらせたかったけど、結局なかなか終わらず、坂上さんを予定より1時間半も長く待たせてしまった。すみません。
「すみません!お待たせしました」
「全然良いよー!」
「でも坂上さん仕事終わってからずっとここにいたんですか?」
「まあね。でもお風呂入りに行ったりしてたし、そんなでもなかったよ」
「ありがとうございます」
「よし、じゃあ行こうか」
「はい!お願いします」
初めて坂上さんの車に乗れたこと、そして私を長い時間待っていてくれたことが、なんだか嬉しかった。
「いやーお腹すいたね」
「そうですね」
「よし、着いた着いた」
レストランに到着し、私たちはお店に入る。たわいもない会話をしながら、楽しく時を過ごし、結構長くお店にお邪魔していた為、そろそろ一旦出ようかという話になった。
「美味かったー!ビックカメラ行っていい?」
「い、良いですよ」
「充電器欲しくてさ~」
「そうなんですね」
もう少し坂上さんと一緒にいれると思うと、正直嬉しかった。
ビックカメラに到着し、充電器を探した。速攻でものは決まった。それからお店の中の家電を2人で見て回った。なんだか、同棲カップルみたいでちょっと恥ずかしい。こんなことを考えているのはたぶん、私だけ。それが少しだけ虚しい。
「うわー、いいなー。こういうの家に欲しい~」
「あったら便利ですね」
「だよねー!てか、なんかこうして家電とか見てると、俺らカップルみたいだね」
「あ、あははははっ」
「そんな引かないでよ!冗談だよ冗談!」
「分かってますよ!」
「あ、あれ?なんで怒ってんの?!」
期待した私が馬鹿だった。ほんと、調子の良い人っ。
「そろそろ帰るか~」
「そうですね」
何はともあれ、坂上さんとご飯と買い物に行けて私は満足。そろそろお別れか。
「今日はありがとね萩花ちゃん!楽しかった!また遊ぼうねっ」
「はい、ありがとうございました!おやすみなさい」
「おやすみー!」
坂上さんは、私の家まで送ってくれて、帰っていった。
短い時間ではあったけれど楽しかったし、良い思い出になった。
私は、思った。坂上さんはまた遊ぼうと言ってくれていたけれど、今回のデートが最初で最後な気がしていた。
その予感は的中して、坂上さんは、仕事を辞めてから連絡してくることはなかった。
分かっていたけれど、やっぱり少し寂しい気持ちになった。
仕事が終わり次第連絡し、坂上さんの車で行くことになっている。
早く終わらせたかったけど、結局なかなか終わらず、坂上さんを予定より1時間半も長く待たせてしまった。すみません。
「すみません!お待たせしました」
「全然良いよー!」
「でも坂上さん仕事終わってからずっとここにいたんですか?」
「まあね。でもお風呂入りに行ったりしてたし、そんなでもなかったよ」
「ありがとうございます」
「よし、じゃあ行こうか」
「はい!お願いします」
初めて坂上さんの車に乗れたこと、そして私を長い時間待っていてくれたことが、なんだか嬉しかった。
「いやーお腹すいたね」
「そうですね」
「よし、着いた着いた」
レストランに到着し、私たちはお店に入る。たわいもない会話をしながら、楽しく時を過ごし、結構長くお店にお邪魔していた為、そろそろ一旦出ようかという話になった。
「美味かったー!ビックカメラ行っていい?」
「い、良いですよ」
「充電器欲しくてさ~」
「そうなんですね」
もう少し坂上さんと一緒にいれると思うと、正直嬉しかった。
ビックカメラに到着し、充電器を探した。速攻でものは決まった。それからお店の中の家電を2人で見て回った。なんだか、同棲カップルみたいでちょっと恥ずかしい。こんなことを考えているのはたぶん、私だけ。それが少しだけ虚しい。
「うわー、いいなー。こういうの家に欲しい~」
「あったら便利ですね」
「だよねー!てか、なんかこうして家電とか見てると、俺らカップルみたいだね」
「あ、あははははっ」
「そんな引かないでよ!冗談だよ冗談!」
「分かってますよ!」
「あ、あれ?なんで怒ってんの?!」
期待した私が馬鹿だった。ほんと、調子の良い人っ。
「そろそろ帰るか~」
「そうですね」
何はともあれ、坂上さんとご飯と買い物に行けて私は満足。そろそろお別れか。
「今日はありがとね萩花ちゃん!楽しかった!また遊ぼうねっ」
「はい、ありがとうございました!おやすみなさい」
「おやすみー!」
坂上さんは、私の家まで送ってくれて、帰っていった。
短い時間ではあったけれど楽しかったし、良い思い出になった。
私は、思った。坂上さんはまた遊ぼうと言ってくれていたけれど、今回のデートが最初で最後な気がしていた。
その予感は的中して、坂上さんは、仕事を辞めてから連絡してくることはなかった。
分かっていたけれど、やっぱり少し寂しい気持ちになった。
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