ここから始まる俺の冒険!

まさ

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第一章、俺は冒険者になる!

第10話、防衛戦、決着!

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北の道に向かう途中、残ったモンスターを片っ端から倒して進む。

ゴブリン、コボルトだけじゃなくオークも2体倒した。


これで、俺達が倒したモンスターは。

20ゴブ。(ゴブリン)

15イッヌ。(コボルト)

3ブヒ。(オーク)


意外に倒してたな。

オークだけはレイナが1人で、一瞬で撲殺してたけど。

オークさんと何かあったのかな?


「私のおっぱい、見て良いのはカイト旦那様だけ」

「そ、そうですか……」


何か幻聴が聞こえた気がしたけど。気にしない気にしない。








暫くして、ギルドに着いた。

周りにはモンスターの死体がたくさんある。

もちろんオークもだ。



「ん?おお、カイト達か!大丈夫だったか?」



今、村にいる冒険者六人組のパーティー『旅立ちの翼』の一人でリーダーで、名前はダンさん。

年は聞いてないけど、見た感じは30才(独身)くらいだと思う。

メンバー全員、中堅のCランク冒険者だ。

Fが駆け出し、Eが才能無し冒険者の最高点で一番数が多くて、Dからはようやく一人前、Cからは英雄に片足を突っ込んだ強さになる。

Bからは言うまでもなく英雄や人外の類いだな。

俺は、もちろんB以上を目指してる。



良く見ると全員揃ってるみたいだし、良かった。

安心したぜ。

まぁ、俺達より強いから心配するだけ無駄かな?



「うん、俺達もモンスターを倒しながらここまで来たよ」

「おいおいマジか?!無理するなよ?俺達がいるんだからよ」


「大丈夫、オークも倒せたし(レイナ1人でだけど)」

「マジかよ!?お前ら全員、Dランクくらいの強さがあるんじゃね?」


「ま、まぁ~ね」

「カイトは強い」


たぶん、レイナが一番強いと思います。


それから『旅立ちの翼』の人達と皆で村を一周して、残ったモンスターがいない事を確認。

村の人に死んだ人はいなかったけど、怪我をしている人は結構いたからレイナと『旅立ちの翼』で、ヒーラーやってるミラさん(23才独身)が2人で治療をしていった。





今回のモンスターの襲撃で。

オークが10体。

ゴブリンが50体。

コボルトが40体。


全部合わせて100体もいた。

すぐに領主様に早馬を出して連絡をとると、次の日には神父様も戻ってきた。


この周辺だと、この村を入れて三ヵ所の開拓村があるらしいけど、この村が一番南にある。

その分、大森林の中に入り込んでいて、そのせいもあって襲われたのは、この村だけだったみたいだ。





それからは、2ヶ月ほど慌ただしい日々が続いた。

町からは、領主様が兵士を10人派遣して、村を防衛してくれる様になって、冒険者ギルドも(出張所)が取れて、ちゃんとした冒険者ギルドになって、建物も立て直して大きくなった。

常に冒険者が10人から20人くらい常駐してモンスターを討伐している。

それと村を囲う壁を作る為に、土木や大工等の建設系の職業の人も沢山増えて、店や宿屋なんかも何件も出来た。


今じゃ、人口も300人をこえたらしい。

モンスターに襲われても、この村を放置しないのは、俺のとーちゃんの畑がある事が大きい。

前も言ったけど、俺のとーちゃんは高レベルの【農家】、そんな人が作る畑は、他の何倍も育つスピードが早くて、美味しくなる。

そんな、とーちゃんが張り切って作った畑が広大にあるこの村は簡単に手放せないんだって。


良く考えてみれば、村の1/3が、とーちゃんの畑って……おかしいよね。

んで、今回の人の増員もあって、とーちゃんの畑の手伝いも5人来て、「畑作りがはかどるぜ!」って物凄く張り切っていた。




んで、俺はって言うと……

相変わらず、森にいます。



「カイト、回復する動かないで」

何故か指を少し切っただけなのに、森の中で膝枕されて、全身にヒールをかけてもらっていた。


「いや、レイナさん?指を切っただけなのにやり過ぎじゃないかな?」

「悪化したら大変。動かないで」


「アンアン……」


コイツら仕方ないな。的な態度でシバも見てるし……


何でこうなった?

こんな感じで今日も終わっていくのだった。









あのモンスター襲撃から1年経った。



そう!俺とレイナは14才になりました!

てなわけで俺達は、『ダイタロス』に向かっている。

冒険者の登録する為だ。


本当は村でも冒険者登録出来るんだけど、やっぱり一度は村の外の世界を見たい!って事で、ダイタロスに向かってる途中。


1年経って、村も大きく変わった。



村を囲む丈夫な壁も出来た。

高さが5m、幅が3mの石で出来た頑丈な防壁で、防壁の上を人が歩ける様になっている。

村に出入りする門は、街道がある北側と大森林がある南側に2ヵ所。

教会は、場所が西側から中央に変わった。

村の真ん中を南北に伸びている道が、メイン道路として整備されて、店とか宿屋の数も物凄く増えた。

人口なんて、いつの間にか700人をこえていて村って言うか、もう町の様になっている。


それに村に名前も付いた。

辺境の村(町?)『エンドラ』になった。

大昔の言葉で『最後』とか『最果て』とかの意味があるらしい。

何か納得出来る様な……ド田舎って言われてる様な……


まぁ、それは置いといて、その700人の他に領主様の兵士も50人まで増えた。

理由としては、世界的にモンスターが増えて来ているから。

どうやら世界中で、魔王軍の生き残りの奴等が魔王の代わりに世界征服しようとがんばってるんだって。


高レベルの冒険者や国の軍隊と日々、激しい戦いをしてるって聞いた。


んで、食料を作っている要のこの村の防衛の為に辺境伯様だけじゃなく、王様からの援助もあって、1年もかからずに防衛の為の設備が整ったって感じだ。


建設系のスキルや【土魔法】とか、見てて気持ち悪いくらいのスピードで、壁とか建物とかが、出来上がっていくのを見てると改めて『職業』の凄さが分かった。


それを考えると、高レベルのとーちゃんが、どれだけ国とか領主様から頼りにされてるかっていうね……


普段の大きな声で叫びながら畑を耕す姿からは想像出来ないけど。


村の広さも2倍どころか3倍くらいになったし。


その中でも一番訳がわからないのが、とーちゃんが先頭に立って作ってる畑。

村の真ん中の道から東側全部が畑になってる。

村の半分って……【農家】の人も100人近くいるし、やっぱりその中でもとーちゃんが一番の高レベルらしくて、今じゃ農家のリーダーやってる。

最初は神父様に村長になれって言われてたけど、全力で「やだ!」って断っていた。

畑に集中したいんだってさ。


俺の家の周りは他の家が無かったのに、農家の人の家が集まって、村の中にもう一つ村が出来たみたいに見える。

俺の家の後ろは森だったのに、裏は見渡す限り畑だ。

遠くには防壁が見える。

残ってるのは、俺が修行で使ってる場所だけだ。

今は丸太を10本まで増やしてるけどね!



そんな感じで村も復興したし、色々と設備や防衛力も増したし、安心してダイタロスに行ける事になったのが一番嬉しかった。



1年たって、俺もシバもレイナも身長が伸びたし強くなった。

レイナはドコとは言わないけど、またパワーアップして、それを使ったアピールが凄い。

俺も男だし色々とモンモンする事が増している。

近いうちに我慢できなくなるかもしれない。

レイナは、それを分かってやってるから質が悪い。





職業を女神様から貰ってから、本当に色々とあったけど、冒険者登録すれば本当の意味で一人前になる。

まぁ、まだ成人まで1年あるけどね。


エンドラからダイタロスまでは、徒歩で2日かかる。

途中、小さい宿場町があるから、そこで1泊する予定だ。


エンドラの為に道も整備されて、途中に宿場町も出来た。


俺達が変わる様に周りの状況も変化していく。


これからの事を考えるとワクワクしてくる!



まだ俺達の物語は始まったばかりだ!




*これで一章は終わりです。

二章は、2~3日後に上げます。

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