ここから始まる俺の冒険!

まさ

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第二章、憧れの冒険者に!そして~

第4話、コウの力!

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「んじゃ改めて……『鑑定』!」




【名前】コウ(5)♂

【種族】シールドタートル【レベル5】

【種族スキル】

・アタックシールド【レベル5】*魔力を使い物理攻撃を防ぐシールドを張る。

・マジックシールド【レベル5】*魔力を使い魔法攻撃を防ぐシールドを張る。

・貯蓄【レベル5】*食事などでエネルギーを蓄え、魔力や体力に変換して回復する事が出来る。

・甲羅に籠る【レベル5】*甲羅に入っている時、体力や魔力の回復が大きく上がる。又、怪我の治りも早くなる。

・魔力反射体質【レベルMAX】*魔法攻撃のダメージを軽減する他に鑑定、魅了、呪い等の魔力を使用するスキルが通じにくくなる。


【通常スキル】

・防御力強化【レベル5】*物理攻撃や魔法攻撃に対する防御力を上げる。

・耐久力強化【レベル5】*物理攻撃や状態異常に対する防御力を上げる。

・眠る【レベル5】*強制的に眠り体力、魔力、怪我を回復する。(眠る時間は体力、魔力、怪我によって変わる)





「気持ちが良いくらいに防御特化な能力だな」


見た感じ攻撃するスキルは全く無いけど俺達は全体的に防御力が低い。

上手くコウを使えば、防御力の低さをカバー出来る様になりそうだな。


ちなみに俺にも【防御力強化】【耐久力強化】【眠る】が増えていた。

レベルは【1】だけど、これで俺も守りの能力が上がった。



とにかく、朝食を食べたら依頼の達成報告してからコウを従魔登録して、新しい依頼は受けずに門の外に出てコウのスキルの確認をしてみる。

ちなみにコウの従魔の証は『首輪』を胴体の真ん中に付けた。

て言うか、コウにつけれる証が首輪だけなのとつける場所が胴廻りしかなかったんだけどね。



コウを加えた戦い方を確かめてから依頼を受ける事にした。

ぶっつけ本番は危険だと思うしね!

そう安全第一なのだ!




予定通り町の外に出てきた。

しばらく周辺を歩き周り、やっと良さそうな場所を見つけた。


町から1㎞くらい離れた場所に緩やかな下り坂になっていて、坂の一番下に少し広い砂地の広場の様な所があった。


「ちょうど良いなココ」


道よりも低いから周りからは見えにくいし、音も広がりにくそうだ。

多少、無茶しても大丈夫だな。



「良しコウ!アタックシールド!」


3mくらい離れた場所にコウを置いて指示を出した。


ブン!と音が出たと思ったら目の前には1.5mくらいの球体が現れた。

良く見ると、球体の中心にコウが頭と手足を甲羅に入れた状態で浮いていた。


「こんな感じかー」


予想外でした。

まさか真ん丸とは……


試しにマジックシールドも試したけど、同じく真ん丸で真ん中に浮いた感じ。

違うのは色。

アタックシールドは黄色。

マジックシールドは紫色。


アタックシールドは触っても中に手は入らないけど、マジックシールドは中に手が入る。

逆に生活魔法で出した水とかをかけてみたら、アタックシールドは中に入って、マジックシールドは入らなかった。

フムフム、分かりやすい。


ただし、問題はシバと同じくらいの大きさのシールドをどう戦闘に使用していくのかって事だな。

丸いし……

もう少し大きいかったら良かったけど……



それから暫く色々試してみたら、アタックシールドもマジックシールドもレベル1~5まで自由に変えられて、それに合わせてシールドの大きさも変わる事が分かった。


レベル1だとコウの身体に纏わりつく感じ。

それからレベルが1上がる毎に大きくなる。

レベル2だと大きさが2倍。

レベル5だと5倍に。


コウの大きさが30cm、その5倍で150cmになる。

だからレベルとコウが大きくなれば、その分シールドも大きくなるって事。


……5才で30cm。

大きくなるのにどれだけ時間がかかるんだろ?


そんな感じで色々試したんだけど……

色んな意味でヤバイ事になった。


「アタックシールドって、どれくらいまで耐えられるんだろ?」と俺が気になって、何となく言ってしまったのを聞いたレイナが一言。


「ん?試してみる?」

「え?試す?どうやって?」

「こうやって」


俺とシバがなにするんだろ?ってレイナを見てたら、手にメイスを持って「えい」って言った瞬間、フルスイングでアタックシールドを張ったコウをぶん殴った。


「ハァ~!?」

「アンアン!?」


パーン!って音が響いたからシールドが壊れたと思ったけど、良く見ると凄い勢いでコウが吹っ飛んで行った。


大きく空に向かって上がった後は地面に落下。

最後はドーン!と音をさせて地面を陥没させて止まった。

「大丈夫か!?」

慌ててコウの所に行くと「何か?」と言わんばかりに甲羅から顔を出していた。

どうやら何のダメージも無いみたいだ。


それに味をしめたレイナはレベル3のアタックシールドを張らせると、左手でコウを自分の真上に投げたと思った次の瞬間、自分もコウに合わせてジャンプしてコウと同じ高さに到達すると(ちなみに3mくらい飛んだ)右手のメイスを再びフルスイング!

とてつもないスピードで地面に激突すると凄い衝撃と砂煙を撒き散らした。


砂煙が晴れた場所を見ると、そこには巨大なクレーターが出来ていた。


俺とシバが唖然としてるとレイナが一言。


「必殺メテオストライク」


とドヤ顔でポーズを決めていた。

ワレに帰った俺は、慌ててコウの所に走って行くと…相変わらずの「何か?」みたいな感じて顔を出していた。


この時、俺はとんでもない物(必殺技)を作らせてしまったと後悔したのだった。


それから暫く、メテオストライクにハマったレイナとコウは地面を大惨事にしか見えない程に破壊した後「良い汗かいた」と呟き満足していた。


ちなみにレイナと意気投合したコウはレイナの肩に乗っている。


あれ?俺の従魔じゃなかったっけ?




基本ドSの殴りヒーラーのレイナと吹っ飛ばされるのが好きなドMなコウ。

ここに最強コンビが誕生した。




後に、この最強コンビに震え上がる魔王軍が続出したとかしないとか。



ちなみに俺も震える一人になる。

何故なら俺が他の女の人と話すと『スチャ』とメテオストライクを放つ用意をするから。

いやホント、ガチで死ぬから!


どんどん愛が重くなってます。

押し潰されなきゃ良いなぁ~(物理的に)





色々とコウを含めた戦い方をいくつか考え、何とか形にした俺達は、次の日依頼を受ける事にした。



ギルドに着いた俺達は依頼を探していく。


「まぁそうだよね…」


忘れてたけど俺達はランクF、討伐依頼なんてそんなにあるわけがない。


「仕方ないか」


薬草採取の依頼を受けて受付に持っていって受理してもらう。


「モンスター相手の依頼はもう少し我慢だな」


これが余計な一言となった。
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