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第三話 再会と人気
現実逃避
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懐かしい休日、休日なのかは少し疑問になるが。
「カット!」
「すいません・・・」
あの記事でドラマの視聴率が上がりはしたが、当人たちの心理状態は、ボロボロになっているのだろう。
「少し休憩しようか。十分後再開します」
誠のミスで止まる撮影。その間にメイクを直し、俺は誠とセリフを合わせる。
「セリフ合わせはもういいよ。それより話がしたい」
「お断りします」
彼はきっと海華から俺のことを聞いたんだろう。どちらが本命かなんて、この際どうでもいい。きっと俺に対する罪悪感で、セリフがうまく言葉にならないんだろう。
「いや、かなり重要なことだから」
何て言われても、俺の感情は変わらない。
「結構です。僕はあなたを『柏尾 統』としか見ないですので。それ以外の感情は捨ててもらって大丈夫です」
その後は、十分な演技で俺が抜けていたシーンを撮影し、最新話の撮影準備を始めた。
「真鳳くん、今大丈夫?」
「北山さん!?はい、大丈夫ですけど」
移動前に車で待っていると、この後に会うはずの北山さんが俺を後ろに座らせる。
「君と海華、付き合っていたんでしょ?」
「えっ!?海華から聞いたんですか?」
背筋に氷が当たったような感覚に陥ったあまりに、何も考えず否定するのを忘れた。
「いや、聞いたわけじゃないよ。そう思っただけさ」
「つまり、付き合っていると確信はなかったんですよね?」
「あぁ。現に他の人は何とも思ってないと思うよ?まあ、俺が疑いだしたのは、電車の中で君が瞬時に『海華に連絡した』と言ったからなんだけど」
俺がこのドラマに出ると決める直前に、既にヘマをしていたということか。ごめん海華。
「それでだ。一応確認しておくが、君は今回の件、どうするつもり?」
「『どうする?』とは?」
初めて、北山さんがこんなに険しい顔をしているところを見た。その圧が目から全身に伝わる。
「君らのことを口外する、もしくは二股という事実を訴えるとかそういう事だよ」
俺視点の言葉で答えてくれたが、要は『うちの看板女優にまだ泥を塗るのか?』と言いたいのだろう。その言葉が顔だけで伝わってくる。
「別に、何もするつもりはありませんよ。ことがある程度落ち着いて、海華と真剣に話をするつもりです」
俺の言葉を聞いたことで、ようやく光が見えた。
「そうか。うちの、・・・いや、海華のせいで苦痛を味わうことになると思うけど、どうかよろしくお願いします」
車内で頭を下げる北山さんに、俺が言えることなんて一つだけだ。でも、その言葉が出るまでにはまだ早い。
「いや。僕も君に何て言うべきか考えたんだよ。あの記事を見る前に疑うんじゃなかったと、後悔したし」
「大丈夫ですよ。去年からお世話になったお陰で今じゃ二人よりも大人な対応できてますし」
今現在、俺と海華の関係を知っているのは、誠と北山さんと学校のやつたち。
「そう言えば、少し前に海華が学校に行ったときあったよね?」
「あぁ、一応ほとんどの生徒に見られてましたね。まあ、適当な言い訳でなんとかなると思いますけど」
あの記事を見た次の朝、俺の届いた一通のメール。そこには『私を振るための口実だったってことにするよ!』と緋奈には感謝しかできなかった。
「そっか。なら仕方ないな・・・」
「次の撮影って海華とキスシーンですよね?彼女は大丈夫なんですか?」
「あぁ、海華は『何とかする』ってずっと言ってるよ。今回真鳳くんを引っ張り出した張本人なんだ。逃げ出さないと必死なんだろう」
車が移動している間も、海華のことを考え続けた。きっと無理して壊れる。その瞬間に一緒にいてあげるべきなのは、俺であると思うから。
台本を読みながら、考えていると既に目の前にはカメラがあり、後ろにはセットが組み立てられていた。
「よぉい、スタート!」
「俺は、統兄ぃ何かに会いたくないし、芽紅姉さんとも会って欲しくないんだよ。初めて俺のことを名前で呼んだあの日からずっと・・・」
「・・・・・・」
「カット!」
「ちょっと真鳳くんごめんね。どうしたの、海華ちゃん。どこか顔色悪いよ?」
不思議に思うだろうな。どちらもフリーな人同士で付き合うということは何もおかしくない。むしろ公開されたことで今までよりも多少の解放感から浮かれてもおかしくない。
「すいません。僕もちょっと調子悪いので、少し休憩をもらってもいいですか?」
「え?あ、うん。なら十分間休もうか。スタッフはその間にいくつか確認するから集まって」
嘘に与えられた時間はわずか十分。でもまあ、一方的に話せば余裕か。
「松村さん。ちょっといいですか?」
海華の手を取り、知らない人の間を抜けて人気のない階段下に連れ出す。
「真鳳、私は・・・」
「うるさいなぁ」
俺の認識を少しでも変えようとする海華の手を、俺は邪険に薙ぎ払う。
「海華、今から俺を彼氏だと思わないでくれ」
自分の犯したことがそれだけのことだと認識してしまったらしい。
「あのな?記事と俺のせいで、海華もあの誠のやつも調子がおかしいったらありゃしない。
俺が言いたいのは、この世界に俺を引きずり込んだのは海華でもある。それなのにこの現況。いい加減にしてくれ」
相手が大人でも、彼女はつい最近メンタルブレイクを起こしてる。子供の様な感じに戻っているのも仕方がない。
「挽回したい、どうにかしたいと思うならいつも以上の結果を見せてよ。話はこの作品が全部終わって落ち着いたらきくから、今はドラマに集中して」
そう言って海華の服を放し、彼女の目を見る。
「分かった。話は終わって・・・。話をするときまでに私の中でもちゃんと整理する」
頷くだけ頷き、俺たちは別の世界に戻る。
遅れていた分の撮影も終わり、俺の活動限界時間になって、楽屋で帰りの車を待っている。その時の空気感が俺自身あまり好きじゃない。静かな空気がどの世界でも俺が一人であることを押し付けられている気がする。
『GW空けれそう?』
色々とあったけど、高二になってまだ一月たりとも経っていない。歳を取れば月日の流れる速度も速く感じるのだろうと聞いていた。つまり俺はまだまだ子供で、大人になるための階段の終わりは見えていないという事だろうか。
『大丈夫だと思うよ?今のところ仕事は言ってないし』
「相澤君、車の準備できたよ。・・・どうかした?」
メールの文章に視線を落としていると、マネージャーが俺の顔を見て不安な顔をしていた。
「どうって?別に何もないですよ」
「ならどうして、泣いてるんですか?」
俺は近藤さんの言葉が理解できず、横にある大きな鏡で自分の顔を見ると、驚いたことに左目からだけ大粒の涙がいくつか乗っていた。
「急な仕事にしては忙しいので、疲れが出たんじゃないですか?」
咄嗟に出た嘘は、鍛えられた演技力のおかげでなんとかなってしまった。
「そっか。しばらくは無理だけど、GWは何日か休む?」
「え?いいんですか?」
「まぁ、何日か休めるかは、君と他の人の頑張り次第だけどね」
あっさりと休みの許しが出るとは、思ってもみなかった。俺が出演する部分は確かに巻いているが、他も含められると心配だな。
「分かりました。頑張りますね」
そう言っていつものように北山さんの送迎で家に帰っていると、今日も彼から話が始まった。
「海華と何を話したんだ?」
「え、何のことですか?」
「君が休憩に行ったとき、いつの間にか海華の姿も消えてたからね。それに休憩が終わってから海華の調子も戻っていったからね」
ため息とともに無駄なことを考えるのをやめた。
「何を言ったんだい?」
「別に普通ですよ。このドラマが取り終わるまで干渉しないし、関係ないやり取りもしないといっただけです」
夜景がいつもより明るく見えた。
「そうか、それはありがたいな。にしても、もう少しで撮影も終わるな。復帰にしては少し忙しかったか?」
「はい、かなり」
予測できた答えが返ってきたが、あまりにも真っすぐで笑いが抑えられず、車内に声が響いた。
「そうだよな。にしてもよくこなしたものだよ。他の人みんな驚いてたよ」
お礼を言った後、口から何も出なかった。
「続けなくてもいいんだぞ」
「え・・・」
「俺だっていろんな人を見てきたんだ。真鳳くらいなら顔を見るだけで、ある程度は言いたいことは分かるよ」
久しぶりの感覚が去年の記憶を思い出させた。
「大丈夫です。これからも芸能界にいますよ」
どうしてだろう。あの時は、急いで探す必要があったものが、すぐそばにある気がする。だから、今も急いで探す必要もない、ゆっくりでいい。そう言われている気がする。そして、俺の中で大切な何かが消えたような気もした。
「そうか。それはありがたいな」
ドラマのように、車が停まり北真矢さんの顔がちゃんと見える。
「真鳳の演技、また見れた本当に嬉しいよ」
そんなこと言われたら、どうすればいいのか分からなくなる。
「カット!」
「すいません・・・」
あの記事でドラマの視聴率が上がりはしたが、当人たちの心理状態は、ボロボロになっているのだろう。
「少し休憩しようか。十分後再開します」
誠のミスで止まる撮影。その間にメイクを直し、俺は誠とセリフを合わせる。
「セリフ合わせはもういいよ。それより話がしたい」
「お断りします」
彼はきっと海華から俺のことを聞いたんだろう。どちらが本命かなんて、この際どうでもいい。きっと俺に対する罪悪感で、セリフがうまく言葉にならないんだろう。
「いや、かなり重要なことだから」
何て言われても、俺の感情は変わらない。
「結構です。僕はあなたを『柏尾 統』としか見ないですので。それ以外の感情は捨ててもらって大丈夫です」
その後は、十分な演技で俺が抜けていたシーンを撮影し、最新話の撮影準備を始めた。
「真鳳くん、今大丈夫?」
「北山さん!?はい、大丈夫ですけど」
移動前に車で待っていると、この後に会うはずの北山さんが俺を後ろに座らせる。
「君と海華、付き合っていたんでしょ?」
「えっ!?海華から聞いたんですか?」
背筋に氷が当たったような感覚に陥ったあまりに、何も考えず否定するのを忘れた。
「いや、聞いたわけじゃないよ。そう思っただけさ」
「つまり、付き合っていると確信はなかったんですよね?」
「あぁ。現に他の人は何とも思ってないと思うよ?まあ、俺が疑いだしたのは、電車の中で君が瞬時に『海華に連絡した』と言ったからなんだけど」
俺がこのドラマに出ると決める直前に、既にヘマをしていたということか。ごめん海華。
「それでだ。一応確認しておくが、君は今回の件、どうするつもり?」
「『どうする?』とは?」
初めて、北山さんがこんなに険しい顔をしているところを見た。その圧が目から全身に伝わる。
「君らのことを口外する、もしくは二股という事実を訴えるとかそういう事だよ」
俺視点の言葉で答えてくれたが、要は『うちの看板女優にまだ泥を塗るのか?』と言いたいのだろう。その言葉が顔だけで伝わってくる。
「別に、何もするつもりはありませんよ。ことがある程度落ち着いて、海華と真剣に話をするつもりです」
俺の言葉を聞いたことで、ようやく光が見えた。
「そうか。うちの、・・・いや、海華のせいで苦痛を味わうことになると思うけど、どうかよろしくお願いします」
車内で頭を下げる北山さんに、俺が言えることなんて一つだけだ。でも、その言葉が出るまでにはまだ早い。
「いや。僕も君に何て言うべきか考えたんだよ。あの記事を見る前に疑うんじゃなかったと、後悔したし」
「大丈夫ですよ。去年からお世話になったお陰で今じゃ二人よりも大人な対応できてますし」
今現在、俺と海華の関係を知っているのは、誠と北山さんと学校のやつたち。
「そう言えば、少し前に海華が学校に行ったときあったよね?」
「あぁ、一応ほとんどの生徒に見られてましたね。まあ、適当な言い訳でなんとかなると思いますけど」
あの記事を見た次の朝、俺の届いた一通のメール。そこには『私を振るための口実だったってことにするよ!』と緋奈には感謝しかできなかった。
「そっか。なら仕方ないな・・・」
「次の撮影って海華とキスシーンですよね?彼女は大丈夫なんですか?」
「あぁ、海華は『何とかする』ってずっと言ってるよ。今回真鳳くんを引っ張り出した張本人なんだ。逃げ出さないと必死なんだろう」
車が移動している間も、海華のことを考え続けた。きっと無理して壊れる。その瞬間に一緒にいてあげるべきなのは、俺であると思うから。
台本を読みながら、考えていると既に目の前にはカメラがあり、後ろにはセットが組み立てられていた。
「よぉい、スタート!」
「俺は、統兄ぃ何かに会いたくないし、芽紅姉さんとも会って欲しくないんだよ。初めて俺のことを名前で呼んだあの日からずっと・・・」
「・・・・・・」
「カット!」
「ちょっと真鳳くんごめんね。どうしたの、海華ちゃん。どこか顔色悪いよ?」
不思議に思うだろうな。どちらもフリーな人同士で付き合うということは何もおかしくない。むしろ公開されたことで今までよりも多少の解放感から浮かれてもおかしくない。
「すいません。僕もちょっと調子悪いので、少し休憩をもらってもいいですか?」
「え?あ、うん。なら十分間休もうか。スタッフはその間にいくつか確認するから集まって」
嘘に与えられた時間はわずか十分。でもまあ、一方的に話せば余裕か。
「松村さん。ちょっといいですか?」
海華の手を取り、知らない人の間を抜けて人気のない階段下に連れ出す。
「真鳳、私は・・・」
「うるさいなぁ」
俺の認識を少しでも変えようとする海華の手を、俺は邪険に薙ぎ払う。
「海華、今から俺を彼氏だと思わないでくれ」
自分の犯したことがそれだけのことだと認識してしまったらしい。
「あのな?記事と俺のせいで、海華もあの誠のやつも調子がおかしいったらありゃしない。
俺が言いたいのは、この世界に俺を引きずり込んだのは海華でもある。それなのにこの現況。いい加減にしてくれ」
相手が大人でも、彼女はつい最近メンタルブレイクを起こしてる。子供の様な感じに戻っているのも仕方がない。
「挽回したい、どうにかしたいと思うならいつも以上の結果を見せてよ。話はこの作品が全部終わって落ち着いたらきくから、今はドラマに集中して」
そう言って海華の服を放し、彼女の目を見る。
「分かった。話は終わって・・・。話をするときまでに私の中でもちゃんと整理する」
頷くだけ頷き、俺たちは別の世界に戻る。
遅れていた分の撮影も終わり、俺の活動限界時間になって、楽屋で帰りの車を待っている。その時の空気感が俺自身あまり好きじゃない。静かな空気がどの世界でも俺が一人であることを押し付けられている気がする。
『GW空けれそう?』
色々とあったけど、高二になってまだ一月たりとも経っていない。歳を取れば月日の流れる速度も速く感じるのだろうと聞いていた。つまり俺はまだまだ子供で、大人になるための階段の終わりは見えていないという事だろうか。
『大丈夫だと思うよ?今のところ仕事は言ってないし』
「相澤君、車の準備できたよ。・・・どうかした?」
メールの文章に視線を落としていると、マネージャーが俺の顔を見て不安な顔をしていた。
「どうって?別に何もないですよ」
「ならどうして、泣いてるんですか?」
俺は近藤さんの言葉が理解できず、横にある大きな鏡で自分の顔を見ると、驚いたことに左目からだけ大粒の涙がいくつか乗っていた。
「急な仕事にしては忙しいので、疲れが出たんじゃないですか?」
咄嗟に出た嘘は、鍛えられた演技力のおかげでなんとかなってしまった。
「そっか。しばらくは無理だけど、GWは何日か休む?」
「え?いいんですか?」
「まぁ、何日か休めるかは、君と他の人の頑張り次第だけどね」
あっさりと休みの許しが出るとは、思ってもみなかった。俺が出演する部分は確かに巻いているが、他も含められると心配だな。
「分かりました。頑張りますね」
そう言っていつものように北山さんの送迎で家に帰っていると、今日も彼から話が始まった。
「海華と何を話したんだ?」
「え、何のことですか?」
「君が休憩に行ったとき、いつの間にか海華の姿も消えてたからね。それに休憩が終わってから海華の調子も戻っていったからね」
ため息とともに無駄なことを考えるのをやめた。
「何を言ったんだい?」
「別に普通ですよ。このドラマが取り終わるまで干渉しないし、関係ないやり取りもしないといっただけです」
夜景がいつもより明るく見えた。
「そうか、それはありがたいな。にしても、もう少しで撮影も終わるな。復帰にしては少し忙しかったか?」
「はい、かなり」
予測できた答えが返ってきたが、あまりにも真っすぐで笑いが抑えられず、車内に声が響いた。
「そうだよな。にしてもよくこなしたものだよ。他の人みんな驚いてたよ」
お礼を言った後、口から何も出なかった。
「続けなくてもいいんだぞ」
「え・・・」
「俺だっていろんな人を見てきたんだ。真鳳くらいなら顔を見るだけで、ある程度は言いたいことは分かるよ」
久しぶりの感覚が去年の記憶を思い出させた。
「大丈夫です。これからも芸能界にいますよ」
どうしてだろう。あの時は、急いで探す必要があったものが、すぐそばにある気がする。だから、今も急いで探す必要もない、ゆっくりでいい。そう言われている気がする。そして、俺の中で大切な何かが消えたような気もした。
「そうか。それはありがたいな」
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