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帝都の大学
頭痛が痛い
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「__勘違いしてもらっては困るが、ビルネンベルクが名前の由来の言い出しっぺであることには違いないが、彼らと親戚でもなければ貴族なんてものじゃないし、名士というわけでもない。ナハトリンデンは一般的な小作人の家系だ。ビルネンベルクから紹介されて、ゲブラーの地方貴族の領地管理人に祖父の代でなった。移り住んだのは、その頃だ」
名門ビルネンベルクが紹介するような小作人。まずもって、紹介されるほどの人材ならば、腕はもちろん信用はかなりのものだ。
祖父、そして彼の父の代まで領地管理人をしていたということは、ビルネンベルクに紹介されて渡った先の領地でも、信用されていたに違いない。領地の運営が良好でなければ、貴族は貴族たり得ない。
父ローベルトが肺を患って帝都へ移ったと言っていたが、きっとそれはそれは惜しまれたことだろう。
__そして、リュディガーは、その父に読み書きを習って育った。
今の彼を見るに、本当に愛されて慈しまれたのだろう。
歪むことなく真っ直ぐな彼__しくり、と胸の奥が微かに疼いた。
「……世の中には、生まれながらにして変えられない宿命というものがあるだろう?」
リュディガーの真剣な声音は、うつむきかけたキルシェの注意を引くには十分だった。
__変えられないもの……。
「……性別とか、生まれ、ですか?」
「ああ。__アッシスは、身体が馬じゃなかったら、間違いなく龍騎士になれた男だ」
龍騎士の彼が言うのだから、きっとそれは外れではないのだろう。
「彼は……なりたかったのですか?」
「それとなく聞いた。四つ足では乗れないから、ともぼやいていたし」
「そう……」
「……だからって、同情もしないが。__彼の矜持を侮辱する行いだから」
そうね、とキルシェは穏やかに、まっすぐアッシスを見つめる彼を見守る。
「__ただ……」
「ただ?」
「……惜しいな、と彼を見ているといつも思う」
彼らが揶揄されるのは、やっかみや嫉妬から。
人馬族をはじめとして、獣人は人間よりもいい働き手になることが多いからだ。
__適材適所、種族関係なしに活躍できるような世の中にはなかなか遠い。
馬場を仕切るアッシスがそうであるように、彼らの獣の性が大いに役立つとき、人間は足元にも及ばない。__だからこそ、争いがかつてあった。
帝国どころか、世界をも揺るがしかねない戦争。
だがそれはまた別の話である。
「__君は、ビルネンベルク家の家訓、知っているか? 家訓というか、標語とでもいうのか……大ビルネンベルクのお言葉らしいが」
「いえ」
「__一隅を照らせ」
「それはどういうこと?」
「与えられた場所で与えられたこと、あるいは選んだ場所で選んだことを、着実にこなしていく。誰にも見られない場所で、決して日の目を見ないようでも。さながら自ら照らすように」
リュディガーは、勇壮な人馬族の友人を見つめた。
「アッシスを見ていると、彼がその体現者のように私には映る。__なにも派手なことばかりが役目じゃない、ということだ」
__派手なこと……。日の目をみること……。
「……龍に乗ること、とかですか? それとも、矢馳せ馬、とか?」
キルシェがきょとん、として言えば、リュディガーは吹き出した。
「まさしくそれだな」
「なら、今もひっそりお仕事しているリュディガーも、アッシスさんと同じですね」
くすり、と笑って返せば、リュディガーは面食らう。そして、顎を擦った。
「……そう、なるのか」
そういうつもりはなかったのだが、と苦笑を浮かべる彼に、キルシェも笑う。
そうこうしていると、太鼓が今一度、大きく叩かれた。
見れば、祭壇で祈りを捧げていた神官が立ち上がって、改めて腰を曲げて礼をとっている。
それに呼応するように角笛が吹かれ、その音が終わる前に太鼓の音が追い、角笛がその後を追う。そしてまた太鼓の音が追い__その最中、祭壇に向かって右側の人と馬の一列が舞台を下りた。
「__来るか」
彼らの列はは粛々と公園の中を進めば、隣の馬の列もまた舞台から下りた。そこからは、間をあけず、全ての列が舞台を後にする。
その二列目以降は、最初の列と同じ道筋をたどるものの、水場のある方へと外れていく。出番まではまだ時間がかかるから、そこで待機をするようだ。
第一列が馬場本へと至ると、馬場の誰からともなく拍手が起こり、俄に熱気が再燃する。
白い装束を纏わされた馬は、どれほど訓練を重ねてきたのか。馬銜を落ち着きなく舌や歯で転がしているようだが、この人だかりと気迫に、あの程度で逃げようとしないでいるのは、中々な肝の座り様である。
離れて見守っているはずの自分のほうが、身構えてしまってそわそわしてしまう。
回を追うごとに増していくことは間違いない。第一の矢馳せ馬が掛ける前からこれなのに、ここからもっと増していくとは__思わず生唾を飲んだ。
ふと、目に留まったアッシス。彼は鋭く周囲を見渡し、行き過ぎた囃し立てが行われないように注意しているようであるが、本当にそれは最低限。
射手が馬に跨ると、一際大きな歓声が沸き起こる。
キルシェは膝の上で重ねていた両手を握り締めた。
__いよいよ……。
周囲の歓声もあいまって、馬が嘶きその場で地面を掻くように足踏みをする。
その馬体を、射手は落ち着けるように馬場本をぐるり、と巡らせて歩くこと三周。徐々に観衆が静かになってくると、馬もまた落ち着いてきたが、覇気は陰ることはない。
そして、さらに一周__ここは射手は立ち上がる形で駆け足をさせ、大きく柵のぎりぎりまで寄せてめぐってから、アッシスが受け持つ馬場末へと馬首を向けた。
刹那、気迫を放ち、呼応するように馬が地面を蹴った。
気がつけば、太古の音も角笛の音もしなくなっていた。
水を打ったように静かになる観衆。その中を白い馬体が駆け抜け、装束の軽やかな音とともに、地面を響く蹄の音がキルシェの心臓を高鳴らせた。
一の的、二の的、三の的__あっという間に走り抜け、等間隔で小気味よい板を射抜く音が聞こえた。その数、三回。間違いなく射抜いた音だ。
全力疾走の馬は、まさしく風だった。
馬場末の柵を飛び越えてしまうだろう、という勢いだったはずなのに、ぐい、と手綱を引かれることもなく、その馬は柵の向こうのアッシスの視線を受けて、その柵の内側を巡るようにして速度を緩めていく。
「……終わった……の?」
「ああ」
歓声の中、キルシェがつぶやくと、リュディガーが頷いた。
拍子抜けするほど、呆気なく。
だが的は全て砕けているから、間違いなく終わっている。
あんな、ほぼほぼ初速で全速力に近い速度を出させ、立ったままの姿勢を維持し、手綱を放す。その最中、的に射掛ける。
いつ、矢を番えた。
いつ、満を持した。
いつ、矢を取り出した。
いつ、いつ__。
「……私、できる気がしない」
キルシェは顔を覆った。
想像はしていた。だが、明らかに想像以上に全てが一瞬のうちに終わってしまったのだった。
__半年でこれを仕上げるというのは……。
キルシェはこれが初めて見るわけではない。
だが、記憶の中のそれは、これほど速かっただろうか。
地形のことを加味しても、当時と今では、見物と見学という差があって、しかも今はある程度弓射の技術がある状態で、技を視ようと注意しているから、よりその異常さがわかるのだろう。
それ故速く見えたのかもしれないが、それにしても、始まりから終わりまでの時間があまりにもなさすぎる。
女鞍でなく通常の鞍で立ち乗りをし、手放しをする。その馬は直線とはいえ、しかも全力疾走。
その最中、的を視て、矢を取り出し、矢を番え、満を持して、放つ__などと悠長なことが許されない。
どれもが精確で、どれもが無駄のない動きを求められている。
「__頭痛が、痛い……」
残念な言葉が、ため息とともに出てしまう。
「ああ、そうだな……」
リュディガーも同調しているあたり、同じ様な心境に違いない。
ビルネンベルク家の標語に倣い、一隅を照らすにしても、途方も無いところで途方も無いことを目指してしまっていると項垂れた。
名門ビルネンベルクが紹介するような小作人。まずもって、紹介されるほどの人材ならば、腕はもちろん信用はかなりのものだ。
祖父、そして彼の父の代まで領地管理人をしていたということは、ビルネンベルクに紹介されて渡った先の領地でも、信用されていたに違いない。領地の運営が良好でなければ、貴族は貴族たり得ない。
父ローベルトが肺を患って帝都へ移ったと言っていたが、きっとそれはそれは惜しまれたことだろう。
__そして、リュディガーは、その父に読み書きを習って育った。
今の彼を見るに、本当に愛されて慈しまれたのだろう。
歪むことなく真っ直ぐな彼__しくり、と胸の奥が微かに疼いた。
「……世の中には、生まれながらにして変えられない宿命というものがあるだろう?」
リュディガーの真剣な声音は、うつむきかけたキルシェの注意を引くには十分だった。
__変えられないもの……。
「……性別とか、生まれ、ですか?」
「ああ。__アッシスは、身体が馬じゃなかったら、間違いなく龍騎士になれた男だ」
龍騎士の彼が言うのだから、きっとそれは外れではないのだろう。
「彼は……なりたかったのですか?」
「それとなく聞いた。四つ足では乗れないから、ともぼやいていたし」
「そう……」
「……だからって、同情もしないが。__彼の矜持を侮辱する行いだから」
そうね、とキルシェは穏やかに、まっすぐアッシスを見つめる彼を見守る。
「__ただ……」
「ただ?」
「……惜しいな、と彼を見ているといつも思う」
彼らが揶揄されるのは、やっかみや嫉妬から。
人馬族をはじめとして、獣人は人間よりもいい働き手になることが多いからだ。
__適材適所、種族関係なしに活躍できるような世の中にはなかなか遠い。
馬場を仕切るアッシスがそうであるように、彼らの獣の性が大いに役立つとき、人間は足元にも及ばない。__だからこそ、争いがかつてあった。
帝国どころか、世界をも揺るがしかねない戦争。
だがそれはまた別の話である。
「__君は、ビルネンベルク家の家訓、知っているか? 家訓というか、標語とでもいうのか……大ビルネンベルクのお言葉らしいが」
「いえ」
「__一隅を照らせ」
「それはどういうこと?」
「与えられた場所で与えられたこと、あるいは選んだ場所で選んだことを、着実にこなしていく。誰にも見られない場所で、決して日の目を見ないようでも。さながら自ら照らすように」
リュディガーは、勇壮な人馬族の友人を見つめた。
「アッシスを見ていると、彼がその体現者のように私には映る。__なにも派手なことばかりが役目じゃない、ということだ」
__派手なこと……。日の目をみること……。
「……龍に乗ること、とかですか? それとも、矢馳せ馬、とか?」
キルシェがきょとん、として言えば、リュディガーは吹き出した。
「まさしくそれだな」
「なら、今もひっそりお仕事しているリュディガーも、アッシスさんと同じですね」
くすり、と笑って返せば、リュディガーは面食らう。そして、顎を擦った。
「……そう、なるのか」
そういうつもりはなかったのだが、と苦笑を浮かべる彼に、キルシェも笑う。
そうこうしていると、太鼓が今一度、大きく叩かれた。
見れば、祭壇で祈りを捧げていた神官が立ち上がって、改めて腰を曲げて礼をとっている。
それに呼応するように角笛が吹かれ、その音が終わる前に太鼓の音が追い、角笛がその後を追う。そしてまた太鼓の音が追い__その最中、祭壇に向かって右側の人と馬の一列が舞台を下りた。
「__来るか」
彼らの列はは粛々と公園の中を進めば、隣の馬の列もまた舞台から下りた。そこからは、間をあけず、全ての列が舞台を後にする。
その二列目以降は、最初の列と同じ道筋をたどるものの、水場のある方へと外れていく。出番まではまだ時間がかかるから、そこで待機をするようだ。
第一列が馬場本へと至ると、馬場の誰からともなく拍手が起こり、俄に熱気が再燃する。
白い装束を纏わされた馬は、どれほど訓練を重ねてきたのか。馬銜を落ち着きなく舌や歯で転がしているようだが、この人だかりと気迫に、あの程度で逃げようとしないでいるのは、中々な肝の座り様である。
離れて見守っているはずの自分のほうが、身構えてしまってそわそわしてしまう。
回を追うごとに増していくことは間違いない。第一の矢馳せ馬が掛ける前からこれなのに、ここからもっと増していくとは__思わず生唾を飲んだ。
ふと、目に留まったアッシス。彼は鋭く周囲を見渡し、行き過ぎた囃し立てが行われないように注意しているようであるが、本当にそれは最低限。
射手が馬に跨ると、一際大きな歓声が沸き起こる。
キルシェは膝の上で重ねていた両手を握り締めた。
__いよいよ……。
周囲の歓声もあいまって、馬が嘶きその場で地面を掻くように足踏みをする。
その馬体を、射手は落ち着けるように馬場本をぐるり、と巡らせて歩くこと三周。徐々に観衆が静かになってくると、馬もまた落ち着いてきたが、覇気は陰ることはない。
そして、さらに一周__ここは射手は立ち上がる形で駆け足をさせ、大きく柵のぎりぎりまで寄せてめぐってから、アッシスが受け持つ馬場末へと馬首を向けた。
刹那、気迫を放ち、呼応するように馬が地面を蹴った。
気がつけば、太古の音も角笛の音もしなくなっていた。
水を打ったように静かになる観衆。その中を白い馬体が駆け抜け、装束の軽やかな音とともに、地面を響く蹄の音がキルシェの心臓を高鳴らせた。
一の的、二の的、三の的__あっという間に走り抜け、等間隔で小気味よい板を射抜く音が聞こえた。その数、三回。間違いなく射抜いた音だ。
全力疾走の馬は、まさしく風だった。
馬場末の柵を飛び越えてしまうだろう、という勢いだったはずなのに、ぐい、と手綱を引かれることもなく、その馬は柵の向こうのアッシスの視線を受けて、その柵の内側を巡るようにして速度を緩めていく。
「……終わった……の?」
「ああ」
歓声の中、キルシェがつぶやくと、リュディガーが頷いた。
拍子抜けするほど、呆気なく。
だが的は全て砕けているから、間違いなく終わっている。
あんな、ほぼほぼ初速で全速力に近い速度を出させ、立ったままの姿勢を維持し、手綱を放す。その最中、的に射掛ける。
いつ、矢を番えた。
いつ、満を持した。
いつ、矢を取り出した。
いつ、いつ__。
「……私、できる気がしない」
キルシェは顔を覆った。
想像はしていた。だが、明らかに想像以上に全てが一瞬のうちに終わってしまったのだった。
__半年でこれを仕上げるというのは……。
キルシェはこれが初めて見るわけではない。
だが、記憶の中のそれは、これほど速かっただろうか。
地形のことを加味しても、当時と今では、見物と見学という差があって、しかも今はある程度弓射の技術がある状態で、技を視ようと注意しているから、よりその異常さがわかるのだろう。
それ故速く見えたのかもしれないが、それにしても、始まりから終わりまでの時間があまりにもなさすぎる。
女鞍でなく通常の鞍で立ち乗りをし、手放しをする。その馬は直線とはいえ、しかも全力疾走。
その最中、的を視て、矢を取り出し、矢を番え、満を持して、放つ__などと悠長なことが許されない。
どれもが精確で、どれもが無駄のない動きを求められている。
「__頭痛が、痛い……」
残念な言葉が、ため息とともに出てしまう。
「ああ、そうだな……」
リュディガーも同調しているあたり、同じ様な心境に違いない。
ビルネンベルク家の標語に倣い、一隅を照らすにしても、途方も無いところで途方も無いことを目指してしまっていると項垂れた。
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