65 / 247
帝都の大学
小さな店番
しおりを挟む
さて、とリュディガーはひとつ、ものを持ったままの手を、腕を畳んだ状態で横に伸ばすように伸びをした。
「__ここを離れるが、君は、何か目ぼしいものはなかったのか?」
これといってはない。キルシェは首を振った。
「さほど店を見ていないだろう」
「それはそうだけど、遅くなってしまうわ。見て回れただけで十分、満喫できました」
キルシェは残りの柘榴の飲み物を飲み干して、席を立った。
「ありがとう、付き合わせてくれて。とても楽しかったです」
それならいいが、と空になった竹筒を取り、拘りなく腰のベルトに差し込んで仕舞うリュディガー。
彼は、もう少し見ればいいだろう、と言い出しそうなので、それを言わせないよう先を促して、キルシェらは来た時とは転移装置を挟んで反対側の道を目指す。
__これほど活気づいているのは、見ているだけで安堵するものね。
つい先日の魔穴の事件。あれは帝都からいくらか距離があったとは申せ、そうした不安をまるで感じさせない人々の逞しい営みに、キルシェは感服してやまない。
人々が安寧を享受できるのは、支えている者があるからこそ。
__リュディガーもそのひとり。
「__何だ?」
ふと見上げれば、視線に気づいたリュディガーが怪訝に眉をひそめる。
何も、と笑ったとき、彼の向こうに小さな露天が目に留まった。
他の屋台とは違い、さほど大きくない布を路上に広げ、子供が独り、ぽつん、と椅子__というよりは踏み台の様__に腰掛けて店番をしている。少しばかり心許なそうな表情の子供の脇には、台に堅牢そうな箱状の鞄が口を開けて置かれていた。
「あれは……硝子の何か……?」
目に留まったのは、その子供のこともだが、鞄の中にきらり、と光る物が見えたから。
「見てみればいい」
ほら、とリュディガーがその店へ進むよう背中を押した。
その子は5、6歳。近づいて、こんにちは、と店番の子へキルシェがいえば、ぱっ、と顔を綻ばせて、いらっしゃいませ、と応じる。
「ああ、ペンなのね」
「はい」
子供のそばの鞄の中には、ひとつひとつ丁寧に板の仕切りに寝かされたペンがあった。それもすべてガラス細工のもの。
指を添えるところに銀を当てたものもあれば、色硝子で装飾したものもあり、質素にただの透明なものもある。
質素なものはもちろん、装飾にこったものも問わずそのどれもがしっかりと直線で、歪みがない。
「独りで店番か」
「はい。今ご飯を買ってきてくれているんです。その間だけ」
くしゃり、と子供は照れたように笑った。
「君は、外の子か?」
「えぇっと……帝都の外ではあるんですが、首都州のドッシュ村っていう」
「ああ、西の」
「はい。小さい村なのに、お兄さんご存知なんですね」
「まあ、仕事柄。昔、あのあたりの街道を見回っていたことがあったからな」
「あ! じゃあ、お兄さん、軍人さんですか。お陰で野盗が減った、って父さん__父が喜んでいます。村のみんなも」
そうか、とリュディガーは穏やかに笑う。
軍人とはたいてい州軍か国軍のことを言う。
彼にしてみれば、自分の所属など、龍騎士の使命こそ誇っているだろうが、それは自分の中だけのこととして、瑣末なものなのかもしれない。
「__これは、君の父君が作ったのか?」
「はい。父は硝子の照明とかを主に手掛けていて、いつもなら色々あるんですけど、今年は帝都のお屋敷に納めるのを運んだから、ペンぐらいしか持ってこられなかったんです」
「そうなのね」
興味深くて、ひとつひとつを吟味しようと覗き込む。
「宝石みたいで綺麗ですね」
ペンは、キルシェにはなくてはならない物だ。
__ひとつぐらい遊び心あるものを所持していてもいいわよね。
「へぇ……こういうペン初めまして見ました」
「良さげなのがあるか?」
「これなんか……__あ、触っても大丈夫ですか?」
「ぜひ、どうぞ」
小さな店番は、嬉々として席を立つと、かばんの中身が見えやすいように少しばかり傾ける。
途端に光の当たり具合が変わって、硝子の中から外へと光が躍り出る。
「__君も作ったものがあるのか?」
キルシェが眺める傍らで、リュディガーが尋ねた。
「あ……はい……」
「どれだ?」
至極、耳まで赤らめて照れながら、子供は自分の肩から提げていた布の鞄から、布に包んだものを取り出して、恐る恐る披露する。
「ペンではないんですけど……」
気泡が含まれた、平たく丸みを帯びているもので、皿のようであって皿でない歪な__謂うなれば硝子の塊である。
「頑張ってまずは丸くしてみようかなって……」
差し出す少年の手__その指。爪の間の落としきれない黒い汚れは、煤だろうか。
日頃から、硝子を溶かす炉の燃料を手伝いで扱っているのだろう。染み付いているような汚れだった。
「熱かっただろう」
「……少し」
「少し、か」
くつり、と笑ってリュディガーはそれを受け取って、吟味するように眺める。
「重石か」
「__にも使えるかなって……」
徐々に答える声が小さくなっていく。
「涼しげでいいじゃないか。これは売り物か?」
「え……一応……でも、父のものに比べれば……歪だから……」
驚きを隠せない少年は、父のペンとを見比べる。
「売り物なら、これを贖いたい。いくらだ?」
「え……え……本当にいいんですか?」
「よく書類仕事があるからな。これから暑くなって窓を開け放つ時期だし、ちょうどいいんだ。適当な石を重石につかていたが、紙を引っ掻いてしまうことがあってな。滑らかなこれなら、具合よさそうだ。重さも」
言って軽く持った手を上下に揺する。
「最初のもの、ということで手放したくないのなら、そう言ってくれ」
「い、いえ……あの、ありがとうございます」
信じられない、という顔で半ば立ち尽くす少年に、キルシェは選んでいたペンをひとつ取り出して示す。
「私は、このペンを」
彫金された銀の装飾が指の添えにあしらってある、透明な硝子のペン。質素な見た目に目をひかれていたもので、手にとったら重さが程よくペン先に乗っていて、見た目だけでなくさりげないそうした気配りが気に入った。
「ありがとうございます」
「合わせておいく__」
「ふたつでいくらだ?」
キルシェの言葉を封じるように彼が発した言葉。え、と今度はキルシェが驚く番だった。
「待っ__」
「今日は仕事に付き合わせた。そのお詫びとお礼だ」
またも言葉を封じられ、ならば、と口を開こうとするのだが、少年が居る手前、キルシェは大人しくこの場は従うことにした。
小さな店番がとても高揚している様に、水を指したくはなかったのだ。
木箱に納めた硝子ペン。少年が慣れない手付きで、それでも精一杯丁寧に包装をするのを見守るように待つ。
「来年も来るのなら、ペンを頼みたいな」
それをキルシェが受け取る傍らでリュディガーが言えば、少年は勢いづいて頷いた。
「上達しておきます!」
「楽しみにしている。ああ、握るところを太めにしてもう少し全体を長めにしてくれるとありがたいな」
言って、彼は自分の手を見せてから、チュルチを一本と、砂糖で煮た花の形に仕立てた金柑と山査子を彼に分けて握らせる。
え、と戸惑う彼に無言で笑みを向け、リュディガーは身体を起こした。
「__もう最終日だから、必要ないかもしれないが、困ったら軍服か龍騎士の制服を着た大人を頼るといい。万が一にも相手にされなかったら、ナハトリンデンの知り合いだ、と言えば真摯に向き合ってくれるはずだ」
「お兄さんの名前?」
小首を傾げる少年に、無言で頷いてリュディガーは踵を返し、キルシェは少年に笑って手を振り、彼の後に続いた。
「__ここを離れるが、君は、何か目ぼしいものはなかったのか?」
これといってはない。キルシェは首を振った。
「さほど店を見ていないだろう」
「それはそうだけど、遅くなってしまうわ。見て回れただけで十分、満喫できました」
キルシェは残りの柘榴の飲み物を飲み干して、席を立った。
「ありがとう、付き合わせてくれて。とても楽しかったです」
それならいいが、と空になった竹筒を取り、拘りなく腰のベルトに差し込んで仕舞うリュディガー。
彼は、もう少し見ればいいだろう、と言い出しそうなので、それを言わせないよう先を促して、キルシェらは来た時とは転移装置を挟んで反対側の道を目指す。
__これほど活気づいているのは、見ているだけで安堵するものね。
つい先日の魔穴の事件。あれは帝都からいくらか距離があったとは申せ、そうした不安をまるで感じさせない人々の逞しい営みに、キルシェは感服してやまない。
人々が安寧を享受できるのは、支えている者があるからこそ。
__リュディガーもそのひとり。
「__何だ?」
ふと見上げれば、視線に気づいたリュディガーが怪訝に眉をひそめる。
何も、と笑ったとき、彼の向こうに小さな露天が目に留まった。
他の屋台とは違い、さほど大きくない布を路上に広げ、子供が独り、ぽつん、と椅子__というよりは踏み台の様__に腰掛けて店番をしている。少しばかり心許なそうな表情の子供の脇には、台に堅牢そうな箱状の鞄が口を開けて置かれていた。
「あれは……硝子の何か……?」
目に留まったのは、その子供のこともだが、鞄の中にきらり、と光る物が見えたから。
「見てみればいい」
ほら、とリュディガーがその店へ進むよう背中を押した。
その子は5、6歳。近づいて、こんにちは、と店番の子へキルシェがいえば、ぱっ、と顔を綻ばせて、いらっしゃいませ、と応じる。
「ああ、ペンなのね」
「はい」
子供のそばの鞄の中には、ひとつひとつ丁寧に板の仕切りに寝かされたペンがあった。それもすべてガラス細工のもの。
指を添えるところに銀を当てたものもあれば、色硝子で装飾したものもあり、質素にただの透明なものもある。
質素なものはもちろん、装飾にこったものも問わずそのどれもがしっかりと直線で、歪みがない。
「独りで店番か」
「はい。今ご飯を買ってきてくれているんです。その間だけ」
くしゃり、と子供は照れたように笑った。
「君は、外の子か?」
「えぇっと……帝都の外ではあるんですが、首都州のドッシュ村っていう」
「ああ、西の」
「はい。小さい村なのに、お兄さんご存知なんですね」
「まあ、仕事柄。昔、あのあたりの街道を見回っていたことがあったからな」
「あ! じゃあ、お兄さん、軍人さんですか。お陰で野盗が減った、って父さん__父が喜んでいます。村のみんなも」
そうか、とリュディガーは穏やかに笑う。
軍人とはたいてい州軍か国軍のことを言う。
彼にしてみれば、自分の所属など、龍騎士の使命こそ誇っているだろうが、それは自分の中だけのこととして、瑣末なものなのかもしれない。
「__これは、君の父君が作ったのか?」
「はい。父は硝子の照明とかを主に手掛けていて、いつもなら色々あるんですけど、今年は帝都のお屋敷に納めるのを運んだから、ペンぐらいしか持ってこられなかったんです」
「そうなのね」
興味深くて、ひとつひとつを吟味しようと覗き込む。
「宝石みたいで綺麗ですね」
ペンは、キルシェにはなくてはならない物だ。
__ひとつぐらい遊び心あるものを所持していてもいいわよね。
「へぇ……こういうペン初めまして見ました」
「良さげなのがあるか?」
「これなんか……__あ、触っても大丈夫ですか?」
「ぜひ、どうぞ」
小さな店番は、嬉々として席を立つと、かばんの中身が見えやすいように少しばかり傾ける。
途端に光の当たり具合が変わって、硝子の中から外へと光が躍り出る。
「__君も作ったものがあるのか?」
キルシェが眺める傍らで、リュディガーが尋ねた。
「あ……はい……」
「どれだ?」
至極、耳まで赤らめて照れながら、子供は自分の肩から提げていた布の鞄から、布に包んだものを取り出して、恐る恐る披露する。
「ペンではないんですけど……」
気泡が含まれた、平たく丸みを帯びているもので、皿のようであって皿でない歪な__謂うなれば硝子の塊である。
「頑張ってまずは丸くしてみようかなって……」
差し出す少年の手__その指。爪の間の落としきれない黒い汚れは、煤だろうか。
日頃から、硝子を溶かす炉の燃料を手伝いで扱っているのだろう。染み付いているような汚れだった。
「熱かっただろう」
「……少し」
「少し、か」
くつり、と笑ってリュディガーはそれを受け取って、吟味するように眺める。
「重石か」
「__にも使えるかなって……」
徐々に答える声が小さくなっていく。
「涼しげでいいじゃないか。これは売り物か?」
「え……一応……でも、父のものに比べれば……歪だから……」
驚きを隠せない少年は、父のペンとを見比べる。
「売り物なら、これを贖いたい。いくらだ?」
「え……え……本当にいいんですか?」
「よく書類仕事があるからな。これから暑くなって窓を開け放つ時期だし、ちょうどいいんだ。適当な石を重石につかていたが、紙を引っ掻いてしまうことがあってな。滑らかなこれなら、具合よさそうだ。重さも」
言って軽く持った手を上下に揺する。
「最初のもの、ということで手放したくないのなら、そう言ってくれ」
「い、いえ……あの、ありがとうございます」
信じられない、という顔で半ば立ち尽くす少年に、キルシェは選んでいたペンをひとつ取り出して示す。
「私は、このペンを」
彫金された銀の装飾が指の添えにあしらってある、透明な硝子のペン。質素な見た目に目をひかれていたもので、手にとったら重さが程よくペン先に乗っていて、見た目だけでなくさりげないそうした気配りが気に入った。
「ありがとうございます」
「合わせておいく__」
「ふたつでいくらだ?」
キルシェの言葉を封じるように彼が発した言葉。え、と今度はキルシェが驚く番だった。
「待っ__」
「今日は仕事に付き合わせた。そのお詫びとお礼だ」
またも言葉を封じられ、ならば、と口を開こうとするのだが、少年が居る手前、キルシェは大人しくこの場は従うことにした。
小さな店番がとても高揚している様に、水を指したくはなかったのだ。
木箱に納めた硝子ペン。少年が慣れない手付きで、それでも精一杯丁寧に包装をするのを見守るように待つ。
「来年も来るのなら、ペンを頼みたいな」
それをキルシェが受け取る傍らでリュディガーが言えば、少年は勢いづいて頷いた。
「上達しておきます!」
「楽しみにしている。ああ、握るところを太めにしてもう少し全体を長めにしてくれるとありがたいな」
言って、彼は自分の手を見せてから、チュルチを一本と、砂糖で煮た花の形に仕立てた金柑と山査子を彼に分けて握らせる。
え、と戸惑う彼に無言で笑みを向け、リュディガーは身体を起こした。
「__もう最終日だから、必要ないかもしれないが、困ったら軍服か龍騎士の制服を着た大人を頼るといい。万が一にも相手にされなかったら、ナハトリンデンの知り合いだ、と言えば真摯に向き合ってくれるはずだ」
「お兄さんの名前?」
小首を傾げる少年に、無言で頷いてリュディガーは踵を返し、キルシェは少年に笑って手を振り、彼の後に続いた。
0
あなたにおすすめの小説
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
混血の私が純血主義の竜人王子の番なわけない
三国つかさ
恋愛
竜人たちが通う学園で、竜人の王子であるレクスをひと目見た瞬間から恋に落ちてしまった混血の少女エステル。好き過ぎて狂ってしまいそうだけど、分不相応なので必死に隠すことにした。一方のレクスは涼しい顔をしているが、純血なので実は番に対する感情は混血のエステルより何倍も深いのだった。
身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。
夫婦戦争勃発5秒前! ~借金返済の代わりに女嫌いなオネエと政略結婚させられました!~
麻竹
恋愛
※タイトル変更しました。
夫「おブスは消えなさい。」
妻「ああそうですか、ならば戦争ですわね!!」
借金返済の肩代わりをする代わりに政略結婚の条件を出してきた侯爵家。いざ嫁いでみると夫になる人から「おブスは消えなさい!」と言われたので、夫婦戦争勃発させてみました。
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。10~15話前後の短編五編+番外編のお話です。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。※R6.5/18お気に入り登録300超に感謝!一話書いてみましたので是非是非!
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。 ※R7.2/22お気に入り登録500を超えておりましたことに感謝を込めて、一話お届けいたします。本当にありがとうございます。 ※R7.10/13お気に入り登録700を超えておりました(泣)多大なる感謝を込めて一話お届けいたします。 *らがまふぃん活動三周年周年記念として、R7.10/30に一話お届けいたします。楽しく活動させていただき、ありがとうございます。 ※R7.12/8お気に入り登録800超えです!ありがとうございます(泣)一話書いてみましたので、ぜひ!
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる