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第3話 あらたな家族は、宝石男子⁉︎(2)
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あたしの両親は、探検中の事故で亡くなったって、叔母さんにはそう聞いていたけど……それとなにか関係があるの?
重い空気がただようなか、話をきりだしたのはブラックだった。
「……俺たちはもともと、『宝石の国』でくらしていたんだ。だが、ある日突然、火山が噴火して――村も仲間も、みんなマグマにうばわれちまった……っ」
「ちょ、ちょっとまって、宝石の国なんて聞いたこともないわ‼ しかも、火山が噴火したなんて――そんな大災害がニュースにならないのはおかしいでしょ⁉」
「……地図にはのっていない、地下深くにあるヒミツの国だからな。一般人は知らなくてトーゼンだし、ニュースにならないのも、ちっともおかしなことじゃない」
ふたりとも、不安と悲しみがまじったような、つらそうな顔――……。
それだけで、この話を信じるには十分だった。
「たまたま探検にきていたカナメの両親が、オレたちをなんとかこっちに逃がしてくれたんだけど――ふたりは間にあわなくて、宝石の国にとりのこされちゃったんだ……っ‼」
「……助かった俺たちは、カナメの両親に教わったとおり、裏の森をぬけてこの館にたどりついた。そしてここでくらすようになった……そういうわけだ」
「わあああぁぁぁん、ガナベごめぇぇん‼ っパパとママを助けられなぐで、本当にごめぇぇぇん‼」
水たまりができそうなくらい、大つぶの涙をボロボロ流すガーネットを見て。
ため息をついてから、あたしはズバッと言ってやったの‼
「つまりよ、『あたしの両親は、宝石の国にとりのこされた』だけであって、ふたりとも、パパとママがマグマにのまれた瞬間は見ていない。そーいうことよね?」
「え……? ま、まあそうだけどさ」
「それなら心配いらないわ。ふたりは絶対に生きてる‼」
「……ほう、なぜそう言いきれる?」
「あのね、あたしの両親はものすごーく生命力が強いの――洞窟に三か月とじこめられたときだって、ピンピンしてたんだから! 信じられないでしょうけど、大マジよ‼」
って、あたしがいきおいよく言ったらね?
ふたりしてポカーンとしたあと、笑いだしたのよ⁉
「な、なによ! あたしなんか変なこと言った⁉」
「言ってない言ってない! むしろカナメ、超サイコー‼ さすがオレの最推し‼」
「ちょっ、あんたなに言って――てか、推しってなによ⁉」
ガーネットったら、あたしの腕に引っついて太陽みたいな笑顔……だけど泣いてる⁉
ていうか、ちょっと距離が近すぎじゃない⁉
こ、こんなふうに男子とくっつくなんて、あ、あたし、いままでなかったから‼
思わぬ展開にドギマギしつつも、泣いている彼を引きはがすのは、なんだか、かわいそうで――けっきょくされるがまま。
「宝石の国だって、きっとだいじょうぶよ。マグマにすべてのみこまれたとは、かぎらないわ。あんたたちだって、こうして逃げきったわけだしね。ほかの仲間だって、どこかに避難して無事でいるはずよ……あたしはそう思う‼」
「――まったくそのとおりだ。おそれいったよ!」
ここまできてよーやくあたしは、なるほどね。と、気づいたの!
パパとママは、宝石男子の研究をしていたにちがいないわ‼
ガーネットやブラックとも、仲がよかったのね……それこそ、命がけで救っちゃうくらいには――だとしたらよ?
そりゃ、あたしの名前を聞いていたとしても不思議じゃないし、館の鍵をあずかっていてもおかしくないわよね?
……はぁーあ、それにしたってこんなの、ほうっておけないじゃない。
けっきょくふたりもあたしと同じ、帰る家がここしかない。ってことよね?
リアルな話をすれば、生活費はあたしのぶんだけでギリギリ。
だけどそんなのちいさなことだわ、ビンボー生活がなによ⁉
節約しまくって、なんとかしてみせるんだから‼
「あたしたちって、なんかにてるわね……帰る家が、もうこの館しかないところとか。そこで提案なんだけど、これから三人でいっしょにくらさな――っ⁉」
「うええぇぇぇぇぇんっ‼ うれじいよ、ガナベぇ‼ これからはオレだち、家族っでこどだよね……‼」
言いきるまえに、ガーネットがあたしの両手をがしっとにぎってきて、び、びっくりしたじゃない‼
しかも涙と鼻水で、きれいな顔がめちゃめちゃよ――ちょっ、つくつく‼
あたしの大事な服(小学校ジャージ)につくから、鼻水が‼
はなれなさい――って、おしかえそうとして、やめたわ。
ガーネットの手のぬくもりが、あまりにもやさしかったから……できなかったの。
「……家族って、あたしなんかが本当にいいの?」
「いいに決まってるじゃん――オレ、もう二度と、カナメをひとりぼっちになんてさせないから‼」
「ガーネット……あんたやさしいのね、ありがと――ん?」
え、ちょ、なによこれ⁉
ガーネットがカッコいいことを言った瞬間、なんかこう、モヤっとした黒いけむり?
みたいなものが、あたしの手からでてきて――にぎったままだったガーネットの手に、吸いこまれてしまったの‼
「な、い、いまのはなによ⁉ 黒いけむりみたいな、モヤモヤしたやつ‼」
「へぇ、さすが宝神博士の娘さんだ。マイナスエネルギーが見えるんだな」
今度はブラックが、あたしの手をにぎってきて――⁉
ま、またもやでてきた黒いけむり‼
けむりはそのまま、ブラックの手に吸いこまれて、やっぱり消えちゃったじゃない⁉
「……マイナスエネルギーってのは、ストレスや不安のような、ネガティブな感情のことだ……宝石男子は、そーいうもんを吸いとっちまう力がある」
つまりさっきの黒いけむりは、あたしの不安やストレスそのものだった。ってこと?
「そう言われてみれば、ちょっぴり気持ちが楽になったかも――そうよね! あたしって本当にしあわせものだわ。だって、ふたりに出会えたんだもの‼」
いきおいで、叔母さんの家から飛びだしてきちゃったけど……ほんとはね。
ひとりでくらすのは、ちょっと不安だったの。
だけど、もうだいじょーぶ!
「初対面のあたしを、家族だってむかえてくれるようなやさしいひと、きっと世界中探しても、あんたたち以外にいないわ‼」
「あたりまえじゃん……っ! オレたち、カナメがくるのをずっとまってたんだから‼」
「はぁ……やさしいのは、おまえだってそうだろ。同じく初対面の俺たちを、家族として受けいれている時点でな……」
「そうね、同じだわ‼ あたしたち、なんだかうまくやれそうな気がするわね‼」
家族よ、家族‼
あたしにあたらしい家族ができたのよ、信じられる?
……パパとママがいなくなってから、ぽっかり胸に穴があいたみたいだった。
だれかといっしょにいても、ずっとひとりぼっちな気がして――……あたしは永遠にさびしいままなのかもって。そう思ってたの。
でも、そんな悲しみとは、これっきりおさらばよ!
「あたし、決めたわ‼」
ふたりは今日からあたしの家族――ならば、やらねばならぬことがあるでしょ?
「これからは、この館もあんたたちのことも、まとめてあたしが守ってみせる‼」
「……なにを言いだすかと思えば。べつに、おまえに守ってもらわなくとも、俺は自分の身くらい自分で――」
「どの口が言うのよ? ついさっき、あたしに気絶させられたばかりのくせに‼」
「ぐっ…………」
ちょっとかわいそうだけど、ここは心を鬼にして言わせてもらうわ。
「そんなんで、あたしがくるまでのあいだ、よく無事でいられたわね?」
パパとママが亡くなったと聞いたのは、去年の秋のことだった。
いまは四月……つまり半年以上、この館にふたりだけでいたってことよね?
「キケンすぎるわ……生きた宝石が存在するなんて知れたら、たくさんのひとがほしがるとは思わないの⁉」
「ヘーキだよカナメ~! オレたちって、どー見ても人間にしか見えないもん。正体見ぬけるひとなんていないって、ね?」
あまい……角砂糖よりあまい考えね、ガーネット‼
「そーかしら? じっさい、あたしはすぐに気づいたけど」
「えぇ⁉ う、ウソだよね……?」
「投げたとき、石みたいにかたかったから一発よ。フツーの人間じゃないって、まるわかりだわ」
しかもよ?
町はずれとはいえ、こーんな目だつ館に、世紀の美少年がふたりもいるのよ?
……もしかしたら、もうだれかにバレて、ウワサになっている可能性だってあるかも。
「もしもよ、あたしなみに強い悪党が館をせめてきたら、どーするつもりよ⁉」
「……そ、それはだな、戦うに決まって――っ」
「あますぎるのよブラック‼ このままじゃ、ふたりともさらわれておしまいよ。大変なことだと思わないの?」
あたしの剣幕にすっかりおされて、ポカーンとしているふたりに、断言した‼
「とにかく、もう決めたの。宝石男子はあたしが守るわ‼」
重い空気がただようなか、話をきりだしたのはブラックだった。
「……俺たちはもともと、『宝石の国』でくらしていたんだ。だが、ある日突然、火山が噴火して――村も仲間も、みんなマグマにうばわれちまった……っ」
「ちょ、ちょっとまって、宝石の国なんて聞いたこともないわ‼ しかも、火山が噴火したなんて――そんな大災害がニュースにならないのはおかしいでしょ⁉」
「……地図にはのっていない、地下深くにあるヒミツの国だからな。一般人は知らなくてトーゼンだし、ニュースにならないのも、ちっともおかしなことじゃない」
ふたりとも、不安と悲しみがまじったような、つらそうな顔――……。
それだけで、この話を信じるには十分だった。
「たまたま探検にきていたカナメの両親が、オレたちをなんとかこっちに逃がしてくれたんだけど――ふたりは間にあわなくて、宝石の国にとりのこされちゃったんだ……っ‼」
「……助かった俺たちは、カナメの両親に教わったとおり、裏の森をぬけてこの館にたどりついた。そしてここでくらすようになった……そういうわけだ」
「わあああぁぁぁん、ガナベごめぇぇん‼ っパパとママを助けられなぐで、本当にごめぇぇぇん‼」
水たまりができそうなくらい、大つぶの涙をボロボロ流すガーネットを見て。
ため息をついてから、あたしはズバッと言ってやったの‼
「つまりよ、『あたしの両親は、宝石の国にとりのこされた』だけであって、ふたりとも、パパとママがマグマにのまれた瞬間は見ていない。そーいうことよね?」
「え……? ま、まあそうだけどさ」
「それなら心配いらないわ。ふたりは絶対に生きてる‼」
「……ほう、なぜそう言いきれる?」
「あのね、あたしの両親はものすごーく生命力が強いの――洞窟に三か月とじこめられたときだって、ピンピンしてたんだから! 信じられないでしょうけど、大マジよ‼」
って、あたしがいきおいよく言ったらね?
ふたりしてポカーンとしたあと、笑いだしたのよ⁉
「な、なによ! あたしなんか変なこと言った⁉」
「言ってない言ってない! むしろカナメ、超サイコー‼ さすがオレの最推し‼」
「ちょっ、あんたなに言って――てか、推しってなによ⁉」
ガーネットったら、あたしの腕に引っついて太陽みたいな笑顔……だけど泣いてる⁉
ていうか、ちょっと距離が近すぎじゃない⁉
こ、こんなふうに男子とくっつくなんて、あ、あたし、いままでなかったから‼
思わぬ展開にドギマギしつつも、泣いている彼を引きはがすのは、なんだか、かわいそうで――けっきょくされるがまま。
「宝石の国だって、きっとだいじょうぶよ。マグマにすべてのみこまれたとは、かぎらないわ。あんたたちだって、こうして逃げきったわけだしね。ほかの仲間だって、どこかに避難して無事でいるはずよ……あたしはそう思う‼」
「――まったくそのとおりだ。おそれいったよ!」
ここまできてよーやくあたしは、なるほどね。と、気づいたの!
パパとママは、宝石男子の研究をしていたにちがいないわ‼
ガーネットやブラックとも、仲がよかったのね……それこそ、命がけで救っちゃうくらいには――だとしたらよ?
そりゃ、あたしの名前を聞いていたとしても不思議じゃないし、館の鍵をあずかっていてもおかしくないわよね?
……はぁーあ、それにしたってこんなの、ほうっておけないじゃない。
けっきょくふたりもあたしと同じ、帰る家がここしかない。ってことよね?
リアルな話をすれば、生活費はあたしのぶんだけでギリギリ。
だけどそんなのちいさなことだわ、ビンボー生活がなによ⁉
節約しまくって、なんとかしてみせるんだから‼
「あたしたちって、なんかにてるわね……帰る家が、もうこの館しかないところとか。そこで提案なんだけど、これから三人でいっしょにくらさな――っ⁉」
「うええぇぇぇぇぇんっ‼ うれじいよ、ガナベぇ‼ これからはオレだち、家族っでこどだよね……‼」
言いきるまえに、ガーネットがあたしの両手をがしっとにぎってきて、び、びっくりしたじゃない‼
しかも涙と鼻水で、きれいな顔がめちゃめちゃよ――ちょっ、つくつく‼
あたしの大事な服(小学校ジャージ)につくから、鼻水が‼
はなれなさい――って、おしかえそうとして、やめたわ。
ガーネットの手のぬくもりが、あまりにもやさしかったから……できなかったの。
「……家族って、あたしなんかが本当にいいの?」
「いいに決まってるじゃん――オレ、もう二度と、カナメをひとりぼっちになんてさせないから‼」
「ガーネット……あんたやさしいのね、ありがと――ん?」
え、ちょ、なによこれ⁉
ガーネットがカッコいいことを言った瞬間、なんかこう、モヤっとした黒いけむり?
みたいなものが、あたしの手からでてきて――にぎったままだったガーネットの手に、吸いこまれてしまったの‼
「な、い、いまのはなによ⁉ 黒いけむりみたいな、モヤモヤしたやつ‼」
「へぇ、さすが宝神博士の娘さんだ。マイナスエネルギーが見えるんだな」
今度はブラックが、あたしの手をにぎってきて――⁉
ま、またもやでてきた黒いけむり‼
けむりはそのまま、ブラックの手に吸いこまれて、やっぱり消えちゃったじゃない⁉
「……マイナスエネルギーってのは、ストレスや不安のような、ネガティブな感情のことだ……宝石男子は、そーいうもんを吸いとっちまう力がある」
つまりさっきの黒いけむりは、あたしの不安やストレスそのものだった。ってこと?
「そう言われてみれば、ちょっぴり気持ちが楽になったかも――そうよね! あたしって本当にしあわせものだわ。だって、ふたりに出会えたんだもの‼」
いきおいで、叔母さんの家から飛びだしてきちゃったけど……ほんとはね。
ひとりでくらすのは、ちょっと不安だったの。
だけど、もうだいじょーぶ!
「初対面のあたしを、家族だってむかえてくれるようなやさしいひと、きっと世界中探しても、あんたたち以外にいないわ‼」
「あたりまえじゃん……っ! オレたち、カナメがくるのをずっとまってたんだから‼」
「はぁ……やさしいのは、おまえだってそうだろ。同じく初対面の俺たちを、家族として受けいれている時点でな……」
「そうね、同じだわ‼ あたしたち、なんだかうまくやれそうな気がするわね‼」
家族よ、家族‼
あたしにあたらしい家族ができたのよ、信じられる?
……パパとママがいなくなってから、ぽっかり胸に穴があいたみたいだった。
だれかといっしょにいても、ずっとひとりぼっちな気がして――……あたしは永遠にさびしいままなのかもって。そう思ってたの。
でも、そんな悲しみとは、これっきりおさらばよ!
「あたし、決めたわ‼」
ふたりは今日からあたしの家族――ならば、やらねばならぬことがあるでしょ?
「これからは、この館もあんたたちのことも、まとめてあたしが守ってみせる‼」
「……なにを言いだすかと思えば。べつに、おまえに守ってもらわなくとも、俺は自分の身くらい自分で――」
「どの口が言うのよ? ついさっき、あたしに気絶させられたばかりのくせに‼」
「ぐっ…………」
ちょっとかわいそうだけど、ここは心を鬼にして言わせてもらうわ。
「そんなんで、あたしがくるまでのあいだ、よく無事でいられたわね?」
パパとママが亡くなったと聞いたのは、去年の秋のことだった。
いまは四月……つまり半年以上、この館にふたりだけでいたってことよね?
「キケンすぎるわ……生きた宝石が存在するなんて知れたら、たくさんのひとがほしがるとは思わないの⁉」
「ヘーキだよカナメ~! オレたちって、どー見ても人間にしか見えないもん。正体見ぬけるひとなんていないって、ね?」
あまい……角砂糖よりあまい考えね、ガーネット‼
「そーかしら? じっさい、あたしはすぐに気づいたけど」
「えぇ⁉ う、ウソだよね……?」
「投げたとき、石みたいにかたかったから一発よ。フツーの人間じゃないって、まるわかりだわ」
しかもよ?
町はずれとはいえ、こーんな目だつ館に、世紀の美少年がふたりもいるのよ?
……もしかしたら、もうだれかにバレて、ウワサになっている可能性だってあるかも。
「もしもよ、あたしなみに強い悪党が館をせめてきたら、どーするつもりよ⁉」
「……そ、それはだな、戦うに決まって――っ」
「あますぎるのよブラック‼ このままじゃ、ふたりともさらわれておしまいよ。大変なことだと思わないの?」
あたしの剣幕にすっかりおされて、ポカーンとしているふたりに、断言した‼
「とにかく、もう決めたの。宝石男子はあたしが守るわ‼」
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