Q.官能小説は好きですか?A.え?Q.私と付き合ってもらって良いですか?(威圧)

水無月 焉

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第一章~官能小説!?~

2.始まり

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状況を説明しよう。僕は、今、キスをされた。現在形でしている。舌は入れてないものの、唇は重ね合っている。第三者から見たら、ラブラブなカップルが儀式(意味深)を行う前だと思うだろう。しかし、これは、僕にとっての地獄だった
約10秒のキスから開放される
「これで、返事を聞かせてもらいますか?」
「……好き……」
「え?」
「好きだ!僕は、官能小説が好きだ!」
言ってしまった…しかも、美少女の前で…もう、これで一生童貞…こんなことならさっき襲っておけば…。後悔に溺れている僕は、恐る恐る、女の子の方を見る。彼女の表情は、予想外だった。なんと言うか…目が輝いていた
「見つけた…」
「へ?」
「やっと見つけた…私だけの王子様…」
「王子…って、うわぁぁぁ!」
意味の分からない事を言ったと思ったら、いきなり抱きついてくる
「ちょっ!まって!落ち着いて!」
彼女の抱きしめは、どんどん苦しくなる
「私と付き合ってください!」
「はぁ!?」
目を点にして驚く。目が飛び出そうだった。いや、飛び出してるかもしれない
彼女は、僕を解放したかと思ったが、またキスをしてくる
しかも、今さっきより激しい…
欲に溺れそうだった

~脳内~
悪魔(もう、襲っちゃえよ!相手は付き合ってくれ!って言ってんだ!)
天使(駄目です!理性を保って!初対面の人ですよ!?そんな破廉恥な行為をして、責任取れるんですか!?)
悪魔(大丈夫だ!避妊用具なら、両親の寝室にあったはず…)
天使(そんな事を言ってるわけではありません!)
悪魔(くそ!)
天使(むぅー!!)

頭の中で、僕の中の天使と悪魔が喧嘩をしていた。どっちを取るかなんて決められない…。でも、今するべき行動は…
僕は、彼女を押し倒した
彼女は、ベッドに倒れ、無茶苦茶だった、服はもっとぐちゃぐちゃになり、スカートがめくられ下着が見えていた
「どうぞ…私の全てを捧げます。」 
彼女は服のボタンを外して、白色の下着を露わにする
「さぁ!私を食べてください…!」
「はぁ…」
僕は、彼女の頭を軽く叩き、部屋の電気をつける
「僕は、一生童貞を突き通す!そして、神になるんだ。こんな所で、大事な貞操を捨ててたまるか!」
「え?」
僕の真面目な台詞に心を撃たれたのか、可愛い声で、返してくる
「ほら、服を着直して!後ろ見ておくから」
タンスから、長いタオルを取り、自分の目に巻く
「ほら、これなら見えない。早く綺麗にして」
「う、うん」
彼女は驚きながら、急いで着なおしている

~数分後~
「着直し終わりました」
完了の合図を聞くと目隠しを外して、そこら辺に投げ捨てる。これが僕の悪い癖だ
彼女の方を振り向くと、彼女はモジモジしていた
「えっと…ごめんなさい!!」
勢いよく頭を下げる。謝罪に行った先で謝っている、サラリーマン並の速さと力強さだった
「いや、いいけどさ…」
「いえ、本当に出過ぎた真似を!!」
「いや、良いから!落ち着いて!まず、座ろうよ。ね?」
「そこまで言うなら…」
彼女は頭を上げ、その場に正座をした。それに釣られて僕も正座をする
「えっと…名前を聞いてもいいかな?」
「あっ!はい。私の名前は恋文 友愛こいぶみ ゆうあいです」
友愛…どこかで聞いたことがある…。僕は、頭の中の記憶を掘り返し続けた。そして、古き記憶にぶつかった
「もしかして…友愛さん?あの、羽根山高校の…」
友愛は冷や汗を掻いている
「えっと、何故それを?」
「だって、元同じ高校だから」
「えー!?」
この日、一番の大きな声だった。てか、分からずこの家に来てたのかよ…
「えっ!?なら、友貴くん?」
「う、うん。」
やっと、思い出したようだった。
しばらくの沈黙。先に喋ったのは、友愛の方だった
「え?なら、絵を描いてくれた友の希望さんは、友貴くんだったの?」
「何で僕のペンネームを?」
「だって、私、君と過ごす冬休みの作者、"ラブフレンド"だもの」
「えー!?」
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