26 / 260
第二章 リーベン島編
基礎の基礎 トーマスの場合
しおりを挟む
ヤンさんは頑固でせっかちだ。そして口が悪い。怒りを露わにすることが無い僕とは真逆の人だった。
けど、根は優しく、面倒見が良い人だ。弟子達もヤンさんを心から尊敬し、慕っているのが分かる。
「おう、トーマス! お前ぇも今日からここの一員だ、戦闘の技術は教えてやる。しかしだ、大陸の鍛冶の技術、ありゃ駄目だ。お前ぇに刀の研ぎ方を叩き込む。シュエンの倅の刀、お前ぇが責任を持って整備しろ!」
「分かりました。お願いします!」
「とりあえず今日のところは休め。おい、トーマスを部屋に案内してやれ!」
「へいっ!」
今日から弟子達の一員だ。部屋に案内してもらう。
四人部屋だ。ここには七人の弟子が居る。僕を加えて八人、二部屋に別れている。
ここは、鍛冶場とヤンさんの屋敷が隣接していて、弟子達は住込みで修行をしている。
他の屋敷は女中さんが家の世話をしているようだけど、ここでは弟子達が家事を担当するらしい。
ヤンさんはグルメだ。
料理は奥さんが指揮を執り、数人の料理人を雇っているらしい。この島の料理に興味がある僕は、頼み込んで見学させて貰おうと決めていた。
「トーマス、 相部屋のよしみだ、よろしく頼むよ!」
「はい、よろしくお願いします。分からない事ばかりなので色々教えてください」
七人の弟子達とは、昨日の宴会で少し距離が縮まっている。話せば気のいい人達だ。
「よし、飯が出来上がる前に掃除だ!」
「「おう!」」
屋敷内の掃除は弟子の仕事。
各自の部屋、廊下、トイレ。広い屋敷だ、丁寧にはできないけど、毎日掃除しているため綺麗に片付いている。
風呂掃除だけは当番制で、最後に入った人達が掃除する決まりらしい。
「よし、配膳に行くか!」
魚料理や肉料理、小鉢の一品料理などを膳に並べる。盛り付けが本当に美しい。
キッチンの料理人達に声をかけた。
「お疲れ様です。今日からお世話になっています、トーマスといいます。よろしくお願いします」
「あぁ、トーマス君ね! あの人から聞いてるよ!」
ヤンさんの奥さんだ。
背が低く華奢だけど、声のトーンから活発な印象を受ける。
「この島の料理は本当に美しいですね。僕も興味があるのですが、また調理に参加させていただくことは出来ませんか?」
「綺麗だろ? 盛り付けはここの料理の命だよ! 興味があるのかい? いつでも厨房に来るといいよ!」
「ありがとうございます」
配膳を終え、今日も宴会が始まった。
毎日がパーティーだ。二日酔いには気をつけよう。
「今日の風呂掃除担当は俺達だ! 最後に入って、ササッと済ませて早く寝よう」
風呂で一日の疲れを癒やす。
良い香りだ。
「ユウロンさん、この湯船に使われている木は何ですか?」
「こりゃヒノキだ、いい匂いだろ?」
「はい、本当に落ち着く香りです」
「俺もこの時間が一番の癒やしだ……」
さっき知った事だけど、同部屋のユウロンさんはヤンさんの息子らしい。息子とはいえ特別扱いはしない。実にヤンさんらしい。
「よし、風呂掃除して出るか!」
ヒノキの浴槽にお湯を張ったままだと、ヌメリの原因になる様だ。その為、最後に入った者が掃除する決まりになっている。
女風呂もそういう決まりらしい。
長い一日が終わった。
明日からは修行に鍛冶仕事、屋敷の掃除に大忙しだ。
初日の気疲れもあってか、すぐに眠りに落ちた。
◇◇◇
弟子達の朝は早い。
鍛冶場の準備をしてから、主人達の配膳だ。弟子達はその後に朝食を頂く。
「よし、トーマス! 少ししたら準備して修行だ! 派手な事はしねぇからウチの庭でいいだろ」
「へい! 分かりました!」
「お前ぇ、ウチの弟子らしくなってきたじゃねぇか!」
ヤンさんはガハハと笑って準備に行った。
これだけ大きな屋敷の庭だ、相当広い。
綺麗に整えられた木々が美しい。手入れが行き届いた素晴らしい庭園だ。
「昨日の里長の話は覚えてるな? 里長は刀に練気を纏ったが、お前ぇは盾に纏うだけの話だ。俺ぁ細けぇ話は苦手だ、話しぃ思い出してとりあえずやってみろ」
「はい!」
よし、まずは体中の気力を練り上げるんだったな。
それを盾を持つ左手に集める……いい感じだ。
「よっしゃ、それを盾に練り込む様に纏うんだ。薄く伸ばすように盾全体に纏わせろ」
盾に練り込む様に……体の中でただ練り込むのとは段違いだ。体の外に出すのが難しい。
ゆっくり盾に練り込むイメージで体から出す。が、そのまま留める事が出来ない。練気が盾の表面を滑るように弾かれてしまう。
「駄目だ……これは一筋縄じゃ行かないですね」
「あぁ、これさえできりゃ、守護術なんて出来たも同然だ」
「頑張ります!」
「今頃ユーゴの奴も手こずってるだろうよ。あんまり気張り過ぎんじゃねぇぞ。じゃ、俺ぁ鍛冶場に居るからな、何かあったら声掛けろ」
「分かりました!」
これを盾に纏う事ができれば、僕はもっと強くなれる。
◇◇◇
練気を無駄に放出し続ける。
息を整える為に地面に尻餅をついた。目線を少しあげると、空が夕日で赤く染まっていた。
もうこんな時間か……少しはマシになった気もするけど、まだまだ遠い。
立ち上がり修練を再開し始めた時、ヤンさんが様子を見に来た。
「何だお前ぇ、まだその程度かよ。それの他にも刀研ぎが有るんだからよ、サクッと習得しちまぇよ。まぁ、今日は休め。ご苦労さん」
「はい!」
僕は才能無いのかな……頑張らないと二人に迷惑がかかる。
疲れていても関係ない、今から家事仕事だ。
一通り仕事を終え、食事を済ませ風呂に入った。今日は、お風呂掃除の当番じゃない、早めの就寝だ。
「トーマス、どうだ? 修行に家事仕事に大変だろ?」
「ユウロンさん……僕は元々、盾士の才能がなかったのかもしれないです……Aランクになって調子に乗っていたのかもしれません……」
「お前……何言ってんだ……? 俺なんて練気術を習得するのに二ヶ月かかったんだぞ……更に練気を盾に纏うのに半年だ。お前言われただけで直ぐに練気術出来たんだろ? だったら俺は相当な能無しじゃねぇか! 勘弁してくれよ!」
慰めてくれる人が居るって心強いな……。
「ユウロンさん……ありがとうございます」
「……ん? いやいや、慰めてるんじゃねーんだよ!」
「僕、頑張ります!」
「ぉ、おぉ……がんばれよ……」
ゆっくり寝て気力を回復させないと持たない。
明日からも頑張ろうと布団に身体を預け、目を閉じた。
けど、根は優しく、面倒見が良い人だ。弟子達もヤンさんを心から尊敬し、慕っているのが分かる。
「おう、トーマス! お前ぇも今日からここの一員だ、戦闘の技術は教えてやる。しかしだ、大陸の鍛冶の技術、ありゃ駄目だ。お前ぇに刀の研ぎ方を叩き込む。シュエンの倅の刀、お前ぇが責任を持って整備しろ!」
「分かりました。お願いします!」
「とりあえず今日のところは休め。おい、トーマスを部屋に案内してやれ!」
「へいっ!」
今日から弟子達の一員だ。部屋に案内してもらう。
四人部屋だ。ここには七人の弟子が居る。僕を加えて八人、二部屋に別れている。
ここは、鍛冶場とヤンさんの屋敷が隣接していて、弟子達は住込みで修行をしている。
他の屋敷は女中さんが家の世話をしているようだけど、ここでは弟子達が家事を担当するらしい。
ヤンさんはグルメだ。
料理は奥さんが指揮を執り、数人の料理人を雇っているらしい。この島の料理に興味がある僕は、頼み込んで見学させて貰おうと決めていた。
「トーマス、 相部屋のよしみだ、よろしく頼むよ!」
「はい、よろしくお願いします。分からない事ばかりなので色々教えてください」
七人の弟子達とは、昨日の宴会で少し距離が縮まっている。話せば気のいい人達だ。
「よし、飯が出来上がる前に掃除だ!」
「「おう!」」
屋敷内の掃除は弟子の仕事。
各自の部屋、廊下、トイレ。広い屋敷だ、丁寧にはできないけど、毎日掃除しているため綺麗に片付いている。
風呂掃除だけは当番制で、最後に入った人達が掃除する決まりらしい。
「よし、配膳に行くか!」
魚料理や肉料理、小鉢の一品料理などを膳に並べる。盛り付けが本当に美しい。
キッチンの料理人達に声をかけた。
「お疲れ様です。今日からお世話になっています、トーマスといいます。よろしくお願いします」
「あぁ、トーマス君ね! あの人から聞いてるよ!」
ヤンさんの奥さんだ。
背が低く華奢だけど、声のトーンから活発な印象を受ける。
「この島の料理は本当に美しいですね。僕も興味があるのですが、また調理に参加させていただくことは出来ませんか?」
「綺麗だろ? 盛り付けはここの料理の命だよ! 興味があるのかい? いつでも厨房に来るといいよ!」
「ありがとうございます」
配膳を終え、今日も宴会が始まった。
毎日がパーティーだ。二日酔いには気をつけよう。
「今日の風呂掃除担当は俺達だ! 最後に入って、ササッと済ませて早く寝よう」
風呂で一日の疲れを癒やす。
良い香りだ。
「ユウロンさん、この湯船に使われている木は何ですか?」
「こりゃヒノキだ、いい匂いだろ?」
「はい、本当に落ち着く香りです」
「俺もこの時間が一番の癒やしだ……」
さっき知った事だけど、同部屋のユウロンさんはヤンさんの息子らしい。息子とはいえ特別扱いはしない。実にヤンさんらしい。
「よし、風呂掃除して出るか!」
ヒノキの浴槽にお湯を張ったままだと、ヌメリの原因になる様だ。その為、最後に入った者が掃除する決まりになっている。
女風呂もそういう決まりらしい。
長い一日が終わった。
明日からは修行に鍛冶仕事、屋敷の掃除に大忙しだ。
初日の気疲れもあってか、すぐに眠りに落ちた。
◇◇◇
弟子達の朝は早い。
鍛冶場の準備をしてから、主人達の配膳だ。弟子達はその後に朝食を頂く。
「よし、トーマス! 少ししたら準備して修行だ! 派手な事はしねぇからウチの庭でいいだろ」
「へい! 分かりました!」
「お前ぇ、ウチの弟子らしくなってきたじゃねぇか!」
ヤンさんはガハハと笑って準備に行った。
これだけ大きな屋敷の庭だ、相当広い。
綺麗に整えられた木々が美しい。手入れが行き届いた素晴らしい庭園だ。
「昨日の里長の話は覚えてるな? 里長は刀に練気を纏ったが、お前ぇは盾に纏うだけの話だ。俺ぁ細けぇ話は苦手だ、話しぃ思い出してとりあえずやってみろ」
「はい!」
よし、まずは体中の気力を練り上げるんだったな。
それを盾を持つ左手に集める……いい感じだ。
「よっしゃ、それを盾に練り込む様に纏うんだ。薄く伸ばすように盾全体に纏わせろ」
盾に練り込む様に……体の中でただ練り込むのとは段違いだ。体の外に出すのが難しい。
ゆっくり盾に練り込むイメージで体から出す。が、そのまま留める事が出来ない。練気が盾の表面を滑るように弾かれてしまう。
「駄目だ……これは一筋縄じゃ行かないですね」
「あぁ、これさえできりゃ、守護術なんて出来たも同然だ」
「頑張ります!」
「今頃ユーゴの奴も手こずってるだろうよ。あんまり気張り過ぎんじゃねぇぞ。じゃ、俺ぁ鍛冶場に居るからな、何かあったら声掛けろ」
「分かりました!」
これを盾に纏う事ができれば、僕はもっと強くなれる。
◇◇◇
練気を無駄に放出し続ける。
息を整える為に地面に尻餅をついた。目線を少しあげると、空が夕日で赤く染まっていた。
もうこんな時間か……少しはマシになった気もするけど、まだまだ遠い。
立ち上がり修練を再開し始めた時、ヤンさんが様子を見に来た。
「何だお前ぇ、まだその程度かよ。それの他にも刀研ぎが有るんだからよ、サクッと習得しちまぇよ。まぁ、今日は休め。ご苦労さん」
「はい!」
僕は才能無いのかな……頑張らないと二人に迷惑がかかる。
疲れていても関係ない、今から家事仕事だ。
一通り仕事を終え、食事を済ませ風呂に入った。今日は、お風呂掃除の当番じゃない、早めの就寝だ。
「トーマス、どうだ? 修行に家事仕事に大変だろ?」
「ユウロンさん……僕は元々、盾士の才能がなかったのかもしれないです……Aランクになって調子に乗っていたのかもしれません……」
「お前……何言ってんだ……? 俺なんて練気術を習得するのに二ヶ月かかったんだぞ……更に練気を盾に纏うのに半年だ。お前言われただけで直ぐに練気術出来たんだろ? だったら俺は相当な能無しじゃねぇか! 勘弁してくれよ!」
慰めてくれる人が居るって心強いな……。
「ユウロンさん……ありがとうございます」
「……ん? いやいや、慰めてるんじゃねーんだよ!」
「僕、頑張ります!」
「ぉ、おぉ……がんばれよ……」
ゆっくり寝て気力を回復させないと持たない。
明日からも頑張ろうと布団に身体を預け、目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる