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第三章 大陸冒険編
ベルフォール女王
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ジュリアを先頭に、オレ達は女王の前へと進み出た。
「ジュリジュリ~! 久々じゃーん!」
「あぁ、久しぶりだな」
この国の王は、基本的に軽い性格なのか……。
女王は、玉座に座ったまま、子供のように足をプランプランさせている。
「紹介するよ。ユーゴ、トーマス、エミリーだ」
「お忙しいところ、謁見に応じて頂き、ありがとうございます」
「いいょ、いいょ! そんなに堅苦しく挨拶しなくても! さ、そっちの部屋で喋ろうか」
隣の部屋に案内される。運ばれてきた紅茶の香りを楽しむ余裕はない。
「ウチは『シャルロット・ベルフォール』だょ。……ねぇ、ジュリジュリ! やっと、お洒落に目覚めたのかょ! その服、カワイーじゃん!」
「いや、目覚めたってほどじゃないが、少しは化粧も勉強してみようかとは思ってる。……って、アタシの話はいいだろ!」
「ん? 何か、話があるの?」
あ、オレの話をしても、いいのだろうか……。
一呼吸置いて、オレは首からペンダントを取り外した。
「シャルロット女王、初めまして。早速ですが、このペンダントに見覚えはありませんか?」
オレは、エマから預かったペンダントを差し出した。
女王は、それを手に取って見るなり、すぐに答えた。
「あぁ、ベルフォールの紋章のペンダントだょ。ウチに生まれた男の子には、これを二つ渡すんだ。伴侶を得た時に、一つを相手に渡す。そういうしきたりだょ。ウチの旦那が勝手に始めたことが、いつの間にか慣習になっちゃったんだょね」
「どなたのものか、お分かりになりますか?」
「この残存魔力は……マクシムだね。ウチの曾孫だょ」
そのマクシムという男が、エマの父親らしい。ということは、エマは女王の玄孫ということになる。
「マクシムさんは、今どちらに?」
「……死んだょ。少し長くなるけど、聞く?」
「はい。お願いします」
女王は、エマの父親の話をしてくれた。
話し方が、あまりにもチャラすぎて、話が頭に入ってこなかったので、要約すると……。
◆◆◆
マクシム・ベルフォールには、親が決めた許嫁がいた。オーベルジュ家の分家の娘、サーシャ・オーベルジュだ。
マクシムは、勉学に優れ、容姿も端麗で、武術にも長けていた。サーシャは、そんなマクシムが自分の許嫁であることを、周りに自慢して回っていた。
しかしマクシムは、親が決めた結婚などしたくはなかった。
自然と恋に落ち、その相手にこのペンダントを渡し、結婚する。そう言っては親に反発し、衝突を繰り返していた。
マクシムは、長期の公務で訪れたレトルコメルスで、客引きの娘に一目惚れした。
それが、ローズだった。
マクシムは、ローズに声をかけた。自分の身分を明かさず、毎日のように彼女の元へ通った。ローズもまた、マクシムに惹かれていった。
王都に帰る日が決まると、マクシムはローズに、自分が王族であることを打ち明け、ペンダントを渡しプロポーズした。
しかし、ローズは娼婦だ。マクシムに惹かれてはいたが、王族の方とは釣り合わないと、それを断った。
マクシムは、身分や職業など関係ない、自分は愛した人と結ばれたいのだと、懇願した。
ローズは、彼の熱意に負け、ペンダントを受け取った。そのまま王都へと帰り、式を挙げ、二人は夫婦となり、やがて子を授かった。
それに嫉妬したのは、サーシャだ。
自分の許嫁が、どこからか女を連れ帰ってきて、そのまま結ばれた挙句、子まで作った。
二人と、その子供を殺してやる。
嫉妬に狂ったサーシャは、腕利きの狩猟者を複数人雇い、三人を襲撃させた。
その後、マクシムの亡骸だけが見つかった。
妻子がその後どうなったかは分からない。
◆◆◆
「これが、マクシム本人と、拘束したサーシャから聞いた話の全てだょ。マクシムの両親、つまりウチの孫夫婦は、狩猟者を雇ってまで殺人を企てるような者と、息子を一緒させようとしていたのかと心を病み、二人で自害したの」
「……そうだったんですね。そのマクシムさんの娘が、レトルコメルスにいます。オレの友人です。両親のことは、何も覚えていないようですが」
「……エマでしょ? 覚えてる。……そう、生きてたのね」
女王は、思い出したように言った。
「ウチの孫娘たちと、マクシムの遺産が浮いたままなんだょね。ベルフォール家は、争いの元になる財産の分与や、土地の相続はきっちりするの。だから、今はウチが預かってる」
「へぇ、いくらくらいあるんですか?」
「3000万ブール以上はあったんじゃないかな。エマが、その金と土地を相続するのが正当だね」
3000万ブール以上……。とんでもない金額の相続権がエマにあるらしい。
「このペンダントに残っているのが、エマの魔力だょね。エマの銀行口座に振り込んでおこうか。伝言を付けておけばいいでしょ」
「そんなこと、できるんですか?」
「簡単だょ。誰が魔力認証システムを作ったと思ってるのょ」
え、女王が作ったのか……?
オレ達三人の驚いた顔を見て、ジュリアが口を開いた。
「あぁ。魔力認証システムどころか、家庭用の灯具や冷暖房器具から、生活を快適、便利にしているものの殆どは、シャルロットの発明だ」
「うん。『発明女王シャルロット』とは、ウチのことだょ!」
発明女王。
もちろん知っている。超が付くほどの有名人だ。まさか、本物の女王だったとは。
……ということは。オレの頭に、もう一人の名が浮かぶ。
「……もしかして、『流通王レオナード』というのは……」
「あぁ。銀行を立ち上げ、街道を整備し、王国内の銀行システムや流通システムを、一から作り上げたのが、レオナードだ」
え……。ただの、チャラい王様だと思っていたが、大間違いだったな。
トーマスとエミリーも、知らなかったのだろう。口をぽかんと開けて、放心している。
「王家という名の大財閥だよ。だから、この国では税金を取っていないだろ? 必要ないんだ、儲けすぎて」
「でも、各地で儲けている企業から、寄付金という名目でお金が集まるんだょ。だから、それを軍事費や、各町の治安維持費、街の整備に充てている。足りない分は、二王家で出しているけどね」
始祖四王クラスの、伝説上の人物の話を聞いているようだ。天才二人を人族のトップに据えた仙王も、先見の明があったということだろう。
シャルロット女王は、得意気な表情でティーカップを持ち上げ、口を付けている。
「ジュリジュリ~! 久々じゃーん!」
「あぁ、久しぶりだな」
この国の王は、基本的に軽い性格なのか……。
女王は、玉座に座ったまま、子供のように足をプランプランさせている。
「紹介するよ。ユーゴ、トーマス、エミリーだ」
「お忙しいところ、謁見に応じて頂き、ありがとうございます」
「いいょ、いいょ! そんなに堅苦しく挨拶しなくても! さ、そっちの部屋で喋ろうか」
隣の部屋に案内される。運ばれてきた紅茶の香りを楽しむ余裕はない。
「ウチは『シャルロット・ベルフォール』だょ。……ねぇ、ジュリジュリ! やっと、お洒落に目覚めたのかょ! その服、カワイーじゃん!」
「いや、目覚めたってほどじゃないが、少しは化粧も勉強してみようかとは思ってる。……って、アタシの話はいいだろ!」
「ん? 何か、話があるの?」
あ、オレの話をしても、いいのだろうか……。
一呼吸置いて、オレは首からペンダントを取り外した。
「シャルロット女王、初めまして。早速ですが、このペンダントに見覚えはありませんか?」
オレは、エマから預かったペンダントを差し出した。
女王は、それを手に取って見るなり、すぐに答えた。
「あぁ、ベルフォールの紋章のペンダントだょ。ウチに生まれた男の子には、これを二つ渡すんだ。伴侶を得た時に、一つを相手に渡す。そういうしきたりだょ。ウチの旦那が勝手に始めたことが、いつの間にか慣習になっちゃったんだょね」
「どなたのものか、お分かりになりますか?」
「この残存魔力は……マクシムだね。ウチの曾孫だょ」
そのマクシムという男が、エマの父親らしい。ということは、エマは女王の玄孫ということになる。
「マクシムさんは、今どちらに?」
「……死んだょ。少し長くなるけど、聞く?」
「はい。お願いします」
女王は、エマの父親の話をしてくれた。
話し方が、あまりにもチャラすぎて、話が頭に入ってこなかったので、要約すると……。
◆◆◆
マクシム・ベルフォールには、親が決めた許嫁がいた。オーベルジュ家の分家の娘、サーシャ・オーベルジュだ。
マクシムは、勉学に優れ、容姿も端麗で、武術にも長けていた。サーシャは、そんなマクシムが自分の許嫁であることを、周りに自慢して回っていた。
しかしマクシムは、親が決めた結婚などしたくはなかった。
自然と恋に落ち、その相手にこのペンダントを渡し、結婚する。そう言っては親に反発し、衝突を繰り返していた。
マクシムは、長期の公務で訪れたレトルコメルスで、客引きの娘に一目惚れした。
それが、ローズだった。
マクシムは、ローズに声をかけた。自分の身分を明かさず、毎日のように彼女の元へ通った。ローズもまた、マクシムに惹かれていった。
王都に帰る日が決まると、マクシムはローズに、自分が王族であることを打ち明け、ペンダントを渡しプロポーズした。
しかし、ローズは娼婦だ。マクシムに惹かれてはいたが、王族の方とは釣り合わないと、それを断った。
マクシムは、身分や職業など関係ない、自分は愛した人と結ばれたいのだと、懇願した。
ローズは、彼の熱意に負け、ペンダントを受け取った。そのまま王都へと帰り、式を挙げ、二人は夫婦となり、やがて子を授かった。
それに嫉妬したのは、サーシャだ。
自分の許嫁が、どこからか女を連れ帰ってきて、そのまま結ばれた挙句、子まで作った。
二人と、その子供を殺してやる。
嫉妬に狂ったサーシャは、腕利きの狩猟者を複数人雇い、三人を襲撃させた。
その後、マクシムの亡骸だけが見つかった。
妻子がその後どうなったかは分からない。
◆◆◆
「これが、マクシム本人と、拘束したサーシャから聞いた話の全てだょ。マクシムの両親、つまりウチの孫夫婦は、狩猟者を雇ってまで殺人を企てるような者と、息子を一緒させようとしていたのかと心を病み、二人で自害したの」
「……そうだったんですね。そのマクシムさんの娘が、レトルコメルスにいます。オレの友人です。両親のことは、何も覚えていないようですが」
「……エマでしょ? 覚えてる。……そう、生きてたのね」
女王は、思い出したように言った。
「ウチの孫娘たちと、マクシムの遺産が浮いたままなんだょね。ベルフォール家は、争いの元になる財産の分与や、土地の相続はきっちりするの。だから、今はウチが預かってる」
「へぇ、いくらくらいあるんですか?」
「3000万ブール以上はあったんじゃないかな。エマが、その金と土地を相続するのが正当だね」
3000万ブール以上……。とんでもない金額の相続権がエマにあるらしい。
「このペンダントに残っているのが、エマの魔力だょね。エマの銀行口座に振り込んでおこうか。伝言を付けておけばいいでしょ」
「そんなこと、できるんですか?」
「簡単だょ。誰が魔力認証システムを作ったと思ってるのょ」
え、女王が作ったのか……?
オレ達三人の驚いた顔を見て、ジュリアが口を開いた。
「あぁ。魔力認証システムどころか、家庭用の灯具や冷暖房器具から、生活を快適、便利にしているものの殆どは、シャルロットの発明だ」
「うん。『発明女王シャルロット』とは、ウチのことだょ!」
発明女王。
もちろん知っている。超が付くほどの有名人だ。まさか、本物の女王だったとは。
……ということは。オレの頭に、もう一人の名が浮かぶ。
「……もしかして、『流通王レオナード』というのは……」
「あぁ。銀行を立ち上げ、街道を整備し、王国内の銀行システムや流通システムを、一から作り上げたのが、レオナードだ」
え……。ただの、チャラい王様だと思っていたが、大間違いだったな。
トーマスとエミリーも、知らなかったのだろう。口をぽかんと開けて、放心している。
「王家という名の大財閥だよ。だから、この国では税金を取っていないだろ? 必要ないんだ、儲けすぎて」
「でも、各地で儲けている企業から、寄付金という名目でお金が集まるんだょ。だから、それを軍事費や、各町の治安維持費、街の整備に充てている。足りない分は、二王家で出しているけどね」
始祖四王クラスの、伝説上の人物の話を聞いているようだ。天才二人を人族のトップに据えた仙王も、先見の明があったということだろう。
シャルロット女王は、得意気な表情でティーカップを持ち上げ、口を付けている。
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