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第三章 大陸冒険編
マシューの成長
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更に四ヶ月が経ち、季節はすっかり冬になっていた。
木枯らしが吹き荒れ、王都の石畳も冷え切っている。
オレはエミリーの頼みで、マシューの修行に付き合うことになった。
二人はあれから更に親密になり、たまに遊びに行ったりしているらしい。
「うぅ……寒い……もっと分厚いジャケットがいるな。エミリーの脚見てるだけで寒い」
オレは思わず身震いした。シルクシャツの上に厚手の防寒着を羽織り、完全防備で来たというのに、骨の髄まで冷えるような寒さだ。今年の冬は例年になく厳しいらしい。
「ミオンさんのストッキング、すっごく温かいんだよ! すごく丈夫だからホントに助かるんだ」
対するエミリーは、相変わらず年中ショートパンツだ。冬場はギュウキの糸で作られた特製のストッキングで防寒しているらしいけど、見ているだけで身震いする。
マシューとは南のギルドで待ち合わせをしている。エミリーが重い扉を押し開け、店内を見渡した。
「あ、いた。マシュー!」
「あ! エミリーとユーゴ君! わざわざ来てもらってありがとう」
「いいよいいよ、オレに出来ることなら何なりと」
暖房の効いたギルド内に入り、ほっと息をつく。冷え切った体が徐々に解凍されていくようだ。
「で? 今日は何するんだ?」
「剣に練気を纏える様になったんだ!」
「ほー! 四ヶ月ちょいだっけ? 大したもんだな」
オレは素直に感心した。一般的にはもっと時間がかかる工程だ。
「それで、Aランクの試験がてらユーゴにアドバイスを貰おうと思ってね!」
「そうか、練気を纏えたらAランクは問題ないだろうな。仙術も修得できる下地ができてる。……まぁ、一人で受ける必要もないんだけどな」
「知り合いのハンターがいないからね……」
Aランク昇格試験なら、ユニコーンあたりが妥当だろう。討伐依頼書を剥がしてカウンターへ持っていく。いつもの初老の受付が、呆れたような顔でこちらを見た。
「またあんたらか。ワイバーン絶滅させる気か? まぁそうしてくれれば有難いが」
「いや、今日はオレ達は付き添いだよ。こっちのマシューのランクアップ試験だ」
「そうそう、私達は手を出さないよ!」
「あぁ、そうか、あんたらが教えるなら強くなるわな。頑張ってくれ」
受付の手続きを済ませ、南門から出て森へと向かう。
「少し遠いな、とりあえずオレにつかまってくれ」
マシューを背負い、浮遊術で身体を浮かせる。
「速ーっ! すごいな二人共!」
「帰りは自分で飛べるようになるかもね!」
森までは一瞬だった。目的地に降り立つと、マシューがふらつきながらも感嘆の声を漏らした。
「さすが……二人はレベルが違うね……」
「いや、練気を剣に纏えるようになったら後は早い。早速見せてくれるか?」
「うん!」
マシューは愛用の両手剣を正面に構え、深く呼吸を整えた。そして、ゆっくりと練気を剣に纏わせていく。
「いいね。流石に斬撃を飛ばすのは無理か?」
「うん、剣風はまだ教えてないね」
「魔法剣は放てるんだろ? 同じ要領でやってみようか」
「魔法剣と同じ要領か……」
マシューがイメージを固め、剣を振り抜く。
『剣技 剣風』
ヒュンッ!
不可視の刃が飛び、前方の太い木の幹を深々と切り裂いた。
「飛んだ!」
「うん、センスがいいな。マシューは回復術や守護術は使えるのか?」
「うん、基礎はエミリーに教わったんだ」
「そうか、基礎でも十分だろ」
「じゃ、次は仙術だね!」
エミリーが嬉しそうに言う。
オレは仙術の呼吸法を教えた。マシューは元々魔法の素養があるため、魔力を扱う要領で自然エネルギーを体内に取り込むことができた。
「よし、練気を練る要領で自然エネルギーを練気に練り込むんだ。それを魔力と共に放つ」
マシューが掌を突き出し、風属性の仙術を放つ。
木々が大きく揺れ、葉が舞い散った。
「おぉ、魔法とは威力が全然違うね……」
「それを浮力に使えば浮遊術だ」
「なるほど」
マシューはエミリーから回復術や補助術、守護術の基礎を叩き込まれている。練気術を剣に纏えるようになった今、その基礎能力は既に人族の枠を超え始めているだろう。
「よし、サクッとユニコーンを倒して帰るか!」
マシューは自身に『剛』『堅』『速』の補助術をかけた。
「マシューはもう錬気の扱いは問題ないな。それはもう単なる補助術じゃない、立派な強化術だ。更に修練が必要なレベルではあるけどな」
「うん、頑張るよ!」
森の奥から、白銀の毛並みを持つユニコーンが現れた。
額の角が光り、風魔法の予兆が見える。
マシューが守護術を展開して突っ込むが、ユニコーンの風魔法が守護術を食い破った。
鮮血が舞う。
けど、マシューは怯まなかった。致命傷だけは寸前で回避し、傷を負いながらも前進を続ける。
エミリーは拝むように両手を胸の前で握りしめ、唇を噛んでいる。
マシューは剣風を放って牽制し、距離を詰める。
『剣技 撫斬り!』
間合いに入った瞬間、強く地を蹴り、ユニコーンを袈裟斬りにした。
「お見事!」
「いい判断だったよ!」
「こいつを楽に倒せればSランク相当だな」
「僕もSランクを目指せるんだ……でも、こんなにボロボロになってちゃダメだね……頑張るよ!」
マシューは息を切らしながら、角と体皮の採取を始めた。
倒した直後なら、肉も食用として高値で売れる。オレは口頭で指示を出すだけだ。エミリーには解体の知識がないため、マシューは以前ギルドで講習を受けた記憶を頼りにナイフを動かしている。なかなかの手際だ。
「マシューの剣は思い入れのある品なのか?」
「いや、Cランク試験の報酬で買った四級品だよ」
「そうか、両手剣にこだわりがあるのか? 練気術を修得したなら刀をおすすめするけど」
「ユーゴ君もエミリーも刀だよね、いいなぁとは思ってるけど、流石に買えないよ……」
「あとユニコーンを二体も狩れば、二級品の下位くらいなら買えるぞ?」
「あ、そっか!」
「オレの刀を使ってみるといい」
「ホントに!? ありがとう!」
オレは『春雪』を鞘ごと渡し、使い方を簡単に教えた。武器を貸すことはランクアップ試験の規定違反にはならない。
強化術をかけ直し、マシューは再び森へ入っていく。
慣れない刀に苦戦しつつも、二体目、三体目のユニコーンを斬り伏せた。休憩を挟みながらとはいえ、Aランクの魔物を三体も相手にして、彼はボロボロだ。
オレ達が普段あまりにも軽々と倒しているため麻痺しがちだけど、ユニコーンは決して弱い魔物じゃない。それを単独で連戦して倒すマシューの実力は、この短期間で飛躍的に向上している。やっぱり練気術は人族と相性がいい。
マシューは座り込み、自分で治療術を施して傷を塞いだ。
「ハァ……ハァ……凄く斬れるね……ますます刀が欲しくなった」
「相当強くなったねマシュー!」
「あぁ、アタッカーにしては守護術も治療術も良いレベルだ。もっと修練したら確実にSランクだな」
これはお世辞じゃない。
魔法と魔法剣の基礎があったとはいえ、たった四ヶ月でここまで成長するとは。彼の才能と、何より毎日の真面目な修練の賜物だろう。
仙術の基礎である呼吸法まで取り入れた彼は、もうただの人族じゃない。
「よし、マシューも浮遊術で帰るか!」
「うん!」
帰路、マシューはおぼつかないながらも浮遊術を使い、オレ達についてきた。
これだけのセンスと根性があれば、エミリーの指導次第で、彼はきっと名のある剣士になれるはずだ。
木枯らしが吹き荒れ、王都の石畳も冷え切っている。
オレはエミリーの頼みで、マシューの修行に付き合うことになった。
二人はあれから更に親密になり、たまに遊びに行ったりしているらしい。
「うぅ……寒い……もっと分厚いジャケットがいるな。エミリーの脚見てるだけで寒い」
オレは思わず身震いした。シルクシャツの上に厚手の防寒着を羽織り、完全防備で来たというのに、骨の髄まで冷えるような寒さだ。今年の冬は例年になく厳しいらしい。
「ミオンさんのストッキング、すっごく温かいんだよ! すごく丈夫だからホントに助かるんだ」
対するエミリーは、相変わらず年中ショートパンツだ。冬場はギュウキの糸で作られた特製のストッキングで防寒しているらしいけど、見ているだけで身震いする。
マシューとは南のギルドで待ち合わせをしている。エミリーが重い扉を押し開け、店内を見渡した。
「あ、いた。マシュー!」
「あ! エミリーとユーゴ君! わざわざ来てもらってありがとう」
「いいよいいよ、オレに出来ることなら何なりと」
暖房の効いたギルド内に入り、ほっと息をつく。冷え切った体が徐々に解凍されていくようだ。
「で? 今日は何するんだ?」
「剣に練気を纏える様になったんだ!」
「ほー! 四ヶ月ちょいだっけ? 大したもんだな」
オレは素直に感心した。一般的にはもっと時間がかかる工程だ。
「それで、Aランクの試験がてらユーゴにアドバイスを貰おうと思ってね!」
「そうか、練気を纏えたらAランクは問題ないだろうな。仙術も修得できる下地ができてる。……まぁ、一人で受ける必要もないんだけどな」
「知り合いのハンターがいないからね……」
Aランク昇格試験なら、ユニコーンあたりが妥当だろう。討伐依頼書を剥がしてカウンターへ持っていく。いつもの初老の受付が、呆れたような顔でこちらを見た。
「またあんたらか。ワイバーン絶滅させる気か? まぁそうしてくれれば有難いが」
「いや、今日はオレ達は付き添いだよ。こっちのマシューのランクアップ試験だ」
「そうそう、私達は手を出さないよ!」
「あぁ、そうか、あんたらが教えるなら強くなるわな。頑張ってくれ」
受付の手続きを済ませ、南門から出て森へと向かう。
「少し遠いな、とりあえずオレにつかまってくれ」
マシューを背負い、浮遊術で身体を浮かせる。
「速ーっ! すごいな二人共!」
「帰りは自分で飛べるようになるかもね!」
森までは一瞬だった。目的地に降り立つと、マシューがふらつきながらも感嘆の声を漏らした。
「さすが……二人はレベルが違うね……」
「いや、練気を剣に纏えるようになったら後は早い。早速見せてくれるか?」
「うん!」
マシューは愛用の両手剣を正面に構え、深く呼吸を整えた。そして、ゆっくりと練気を剣に纏わせていく。
「いいね。流石に斬撃を飛ばすのは無理か?」
「うん、剣風はまだ教えてないね」
「魔法剣は放てるんだろ? 同じ要領でやってみようか」
「魔法剣と同じ要領か……」
マシューがイメージを固め、剣を振り抜く。
『剣技 剣風』
ヒュンッ!
不可視の刃が飛び、前方の太い木の幹を深々と切り裂いた。
「飛んだ!」
「うん、センスがいいな。マシューは回復術や守護術は使えるのか?」
「うん、基礎はエミリーに教わったんだ」
「そうか、基礎でも十分だろ」
「じゃ、次は仙術だね!」
エミリーが嬉しそうに言う。
オレは仙術の呼吸法を教えた。マシューは元々魔法の素養があるため、魔力を扱う要領で自然エネルギーを体内に取り込むことができた。
「よし、練気を練る要領で自然エネルギーを練気に練り込むんだ。それを魔力と共に放つ」
マシューが掌を突き出し、風属性の仙術を放つ。
木々が大きく揺れ、葉が舞い散った。
「おぉ、魔法とは威力が全然違うね……」
「それを浮力に使えば浮遊術だ」
「なるほど」
マシューはエミリーから回復術や補助術、守護術の基礎を叩き込まれている。練気術を剣に纏えるようになった今、その基礎能力は既に人族の枠を超え始めているだろう。
「よし、サクッとユニコーンを倒して帰るか!」
マシューは自身に『剛』『堅』『速』の補助術をかけた。
「マシューはもう錬気の扱いは問題ないな。それはもう単なる補助術じゃない、立派な強化術だ。更に修練が必要なレベルではあるけどな」
「うん、頑張るよ!」
森の奥から、白銀の毛並みを持つユニコーンが現れた。
額の角が光り、風魔法の予兆が見える。
マシューが守護術を展開して突っ込むが、ユニコーンの風魔法が守護術を食い破った。
鮮血が舞う。
けど、マシューは怯まなかった。致命傷だけは寸前で回避し、傷を負いながらも前進を続ける。
エミリーは拝むように両手を胸の前で握りしめ、唇を噛んでいる。
マシューは剣風を放って牽制し、距離を詰める。
『剣技 撫斬り!』
間合いに入った瞬間、強く地を蹴り、ユニコーンを袈裟斬りにした。
「お見事!」
「いい判断だったよ!」
「こいつを楽に倒せればSランク相当だな」
「僕もSランクを目指せるんだ……でも、こんなにボロボロになってちゃダメだね……頑張るよ!」
マシューは息を切らしながら、角と体皮の採取を始めた。
倒した直後なら、肉も食用として高値で売れる。オレは口頭で指示を出すだけだ。エミリーには解体の知識がないため、マシューは以前ギルドで講習を受けた記憶を頼りにナイフを動かしている。なかなかの手際だ。
「マシューの剣は思い入れのある品なのか?」
「いや、Cランク試験の報酬で買った四級品だよ」
「そうか、両手剣にこだわりがあるのか? 練気術を修得したなら刀をおすすめするけど」
「ユーゴ君もエミリーも刀だよね、いいなぁとは思ってるけど、流石に買えないよ……」
「あとユニコーンを二体も狩れば、二級品の下位くらいなら買えるぞ?」
「あ、そっか!」
「オレの刀を使ってみるといい」
「ホントに!? ありがとう!」
オレは『春雪』を鞘ごと渡し、使い方を簡単に教えた。武器を貸すことはランクアップ試験の規定違反にはならない。
強化術をかけ直し、マシューは再び森へ入っていく。
慣れない刀に苦戦しつつも、二体目、三体目のユニコーンを斬り伏せた。休憩を挟みながらとはいえ、Aランクの魔物を三体も相手にして、彼はボロボロだ。
オレ達が普段あまりにも軽々と倒しているため麻痺しがちだけど、ユニコーンは決して弱い魔物じゃない。それを単独で連戦して倒すマシューの実力は、この短期間で飛躍的に向上している。やっぱり練気術は人族と相性がいい。
マシューは座り込み、自分で治療術を施して傷を塞いだ。
「ハァ……ハァ……凄く斬れるね……ますます刀が欲しくなった」
「相当強くなったねマシュー!」
「あぁ、アタッカーにしては守護術も治療術も良いレベルだ。もっと修練したら確実にSランクだな」
これはお世辞じゃない。
魔法と魔法剣の基礎があったとはいえ、たった四ヶ月でここまで成長するとは。彼の才能と、何より毎日の真面目な修練の賜物だろう。
仙術の基礎である呼吸法まで取り入れた彼は、もうただの人族じゃない。
「よし、マシューも浮遊術で帰るか!」
「うん!」
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