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第四章 魔人の過去編
鬼人誕生 4
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それからの五年間は、夢のように穏やかだった。
姉ちゃんとオーステンは、誰が見てもお似合いの夫婦として仲良く暮らしていた。集落の皆が結束し、貧しくとも豊かに暮らせているのは、間違いなくオーステンの存在が大きい。いつも輪の中心に彼が居て、太陽みてぇに皆を照らしているからだ。
彼は薙刀術も真面目に修練し、今ではオラァ達にも引けを取らない腕前になっている。人族独自の身体強化法や気力の扱いも格段に洗練され、身のこなしは鬼族に近づきつつあった。
そんなある日、姉ちゃんの体調に異変が起きた。
「……ずっと体がだるいんだ。吐き気もある。初めてだよこんな事……」
「大丈夫かスズカ、無理をせず休んでくれ。家の事は全部オレがやるから」
あんなに頑丈だった姉ちゃんが、こんなに弱るなんて見た事が無かった。皆が心配した。
幸い、少しすると姉ちゃんの症状も落ち着き、食欲も戻ってきた。いや、戻りすぎなくらいだ。
「姉ちゃん、反動なのかよく食うなぁ。太るぞ?」
「うるさいね、その分動けば良いだろ。女にそういう事言うもんじゃ無いよ!」
案の定、姉ちゃんは少しづつふくよかになってきた。
……いや、違う。腹だけが出てきている。
「おい……スズカ……もしかして」
「あぁ……これは妊娠だな……」
「妊娠!? 嘘だろ!?」
集落に衝撃が走った。
「まさか異種族間で子が出来るとはのぉ……間違いなく初めての事じゃぞ……」
ベンケイ爺さんも目を丸くするほどの奇跡だ。
姉ちゃんは大好きな酒をきっぱりやめた。激しい運動も控え、全てをお腹の子供の為に捧げる生活に入った。
しかし、ここで大問題が発生した。
「おい……この集落は男ばかりじゃ。誰が子を取り上げるんじゃ?」
「ソウジャから誰か連れて来ないとな……」
「オイの幼馴染の女なら、確か子を取り上げた事があるはずだ。そういう仕事してるみてぇだが、連れてこようか?」
「あぁ、頼む! もうだいぶ腹も大きい。いつ産まれるか分からんから急いだ方がいいじゃろ」
仲間の一人が大急ぎでソウジャへ走り、その幼馴染と仕事仲間二人を連れて戻ってきた。
「悪ぃな、もちろん報酬は弾む。産まれるまでここにいてくれるか?」
「えぇ、分かったよ。この腹の具合ならもうすぐだね。でもびっくりしたよ、あんたが血相変えて来るんだから」
「オイもまたお前に会う日が来るとはな……受けてくれてありがとよ」
そして一週間後、元気な男の子の産声が集落に響き渡った。
「よく頑張ったスズカ!」
オーステンは、涙ながらにスズカを抱きしめた。
「今まで見た事ないくらいの安産だったね。出血もほぼ無い。少し小柄だけど、凄く元気な子だよ」
産婆役の女が赤ん坊を洗って渡してくれる。
「本当にありがとうな。人族との子ってのは黙っていて欲しいんだ」
「当たり前だよ……言ったところで、誰が信じるのよ」
「ありがとう、助かるよ」
子供の名前は、二人の馴れ初めにちなんで決まった。
「オレらと言えば酒だろ。酒がなければオレらが結ばれる事は無かったからな。しかもオレの姓は『ラルコール』、酒って意味だ」
「まぁそうだね……酒飲み……『シュテン』なんかどうだ?」
「それだ! オーステンの『テン』も入ってて良い!」
「……お前ら、子供に付ける名前じゃなかろう……」
爺さんが呆れていたが、二人は聞く耳を持たなかった。
「響きは良いから良いんだよ! 一緒に酒が飲める日を楽しみにしよう!」
◆◆◆
シュテンは元気にすくすくと育った。
五歳の時にはすでに子供用の薙刀を持ち、大人顔負けに振り回していた。
「こやつ、自分よりも大きい薙刀を軽々と振っておる。この歳で闘気を無意識で使えておるのぉ、末恐ろしいわ。それに魔力量も、すでにワシを超えておるかもしれん」
「オレの息子とは思えんな……よし、テン、一緒に修行しよう!」
ベンケイ爺さんの弟子として、オーステンとテンは親子で薙刀を振り続けた。
テンが十歳になったある日。
「今日の晩飯狩ってきたぞー! オレの薙刀術も言うことないって爺さんに言われたからな。この山で狩れない魔物はいなくなったぞ」
オーステンが大きな猪の魔物を担いで戻ってきた。
「戻ったかオーステン」
「あれ、サンキチか。スズカはどこ行った?」
「姉ちゃんは風呂沸かしてるよ。すぐに汗流せるようにな……って……おいオーステン。お前ぇ、眼が……」
「……眼?」
「本当だな。父ちゃん、眼が緑だぞ?」
テンが指差す。
オーステンは慌てて手鏡を覗き込み、歓喜の声を上げた。
「なんだと!? ……やった! とうとうオレも昇化したか! 今日は祝いだぞ二人とも! スズカを呼べ!」
オーステンが長寿族になった。これでスズカとずっと同じ時を生きられると、彼は子供のように喜んだ。
その日は皆を呼んで、朝まで宴会が続いた。
オーステンは四十歳を超えていたが、昇化して日が経つにつれ若返っていった。
半年後には十歳以上若返り、全盛期の肉体を取り戻していた。魔力と気力の量も大幅に増え、鬼族にも引けを取らない屈強な戦士になった。
「あぁ……使えなくても仙術の理屈だけでも習得しておくべきだったな……悔やまれる」
「それは仙族の術じゃな? まぁ言うても仕方あるまい。今は気力の質を上げる事じゃ。技に関しては、ワシから教える事はもう無い」
「免許皆伝て事か!?」
「調子に乗るでない。引き続き鍛錬は怠るなよ。薙刀術に終わりは無い。ワシも未だに振り続けておるわ」
「それは勿論だ!」
テンは十歳にして、この集落では誰も敵わない程の戦士になっていた。
幼少期から薙刀術と闘気術の英才教育を、ベンケイ爺さんから受けているのもあるが、鬼族らしからぬ異常な程の魔力の多さと、人族の器用さを併せ持った類稀なる才能によるものだ。
オラァはよくテンの子守りを任された。
もっとも、護衛という意味での子守りをする必要はない。なにせテンはオラァより強い。好奇心が旺盛でどこに行くか分からないから、見張り役ってのが正しい。
ついでに爺さんの指南を一緒に受けていた。まだまだ強くなりてぇのは皆一緒だ。
「テンよ、お前の闘気は異質じゃ。教えずとも幼少期から闘気を使っておったが、そのせいなのか、闘気に魔力が混ざっておる。これはおそらく無意識じゃろう? 癖に近いのかもしれん」
「あぁ、意識はしてねぇ。直した方がいいか?」
「いや、そのままで良い。ワシらの純粋な闘気より、魔力による防御効果が高いのじゃ。お前が本気で『闘気砲』を放ったらどうなるのか、考えただけでも恐ろしいわ」
テンは小鬼族なうえに人族の血が混ざっているからか、鬼族の子供の中では小柄だった。人族の同年代の子供よりはずっと大きいが。
テンは両親の愛情を一身に受け、真っ直ぐに成長していった。
◆◆◆
そして、運命の日は訪れた。
テンが十三歳になったある日、いつもの様にベンケイ爺さんの屋敷の前で薙刀術の指南を受けていた時のことだ。
その日はオーステンはもちろん、姉ちゃんも息子の成長を見に来ていた。
「なぁ……この不快な魔力は……」
爺さんの顔色が厳しくなる。
「うむ、イバラキもおるな……軍を率いておる。大人数で何事じゃ。オーステンよ、この屋敷に隠れておれよ」
「あぁ、オレが居たら余計な火種になりそうだ。魔力を限界まで抑えて隠れておくよ」
オーステンが屋敷の奥へ隠れるのを見届け、オラァ達は爺さんを先頭に集落の入口へ向かった。ただ事では無い、住処を守る為だ。
そこには、鬼王イバラキを先頭に、百人をゆうに超える大鬼族の武装集団が待ち構えていた。
全員が殺気立っている。
勿論オラァ達も薙刀を構え、臨戦態勢をとった。
「久しぶりだなぁ、ベンケイよぉ」
イバラキがニヤリと笑う。
「何の用じゃイバラキ」
「こんな辺鄙な所で、小鬼族の家族ごっこかぁ? 惨めだねぇ。嫌われ者のやりそうな事だなぁ」
その挑発に、姉ちゃんが耐え兼ねて前に出た。
「嫌われ者はお前だろイバラキ! 自分の器が小さいのを棚に上げて、ベンケイ爺さんに嫉妬してるだけだろ! こんな小さな集落に武装した軍で来やがって! その図体でどれだけ肝が小せぇんだ!」
「やめんかスズカ!」
爺さんが制止するが遅かった。
鬼王イバラキは顔を真っ赤にし、不快そうな顔で姉ちゃんを睨みつけた。
姉ちゃんとオーステンは、誰が見てもお似合いの夫婦として仲良く暮らしていた。集落の皆が結束し、貧しくとも豊かに暮らせているのは、間違いなくオーステンの存在が大きい。いつも輪の中心に彼が居て、太陽みてぇに皆を照らしているからだ。
彼は薙刀術も真面目に修練し、今ではオラァ達にも引けを取らない腕前になっている。人族独自の身体強化法や気力の扱いも格段に洗練され、身のこなしは鬼族に近づきつつあった。
そんなある日、姉ちゃんの体調に異変が起きた。
「……ずっと体がだるいんだ。吐き気もある。初めてだよこんな事……」
「大丈夫かスズカ、無理をせず休んでくれ。家の事は全部オレがやるから」
あんなに頑丈だった姉ちゃんが、こんなに弱るなんて見た事が無かった。皆が心配した。
幸い、少しすると姉ちゃんの症状も落ち着き、食欲も戻ってきた。いや、戻りすぎなくらいだ。
「姉ちゃん、反動なのかよく食うなぁ。太るぞ?」
「うるさいね、その分動けば良いだろ。女にそういう事言うもんじゃ無いよ!」
案の定、姉ちゃんは少しづつふくよかになってきた。
……いや、違う。腹だけが出てきている。
「おい……スズカ……もしかして」
「あぁ……これは妊娠だな……」
「妊娠!? 嘘だろ!?」
集落に衝撃が走った。
「まさか異種族間で子が出来るとはのぉ……間違いなく初めての事じゃぞ……」
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姉ちゃんは大好きな酒をきっぱりやめた。激しい運動も控え、全てをお腹の子供の為に捧げる生活に入った。
しかし、ここで大問題が発生した。
「おい……この集落は男ばかりじゃ。誰が子を取り上げるんじゃ?」
「ソウジャから誰か連れて来ないとな……」
「オイの幼馴染の女なら、確か子を取り上げた事があるはずだ。そういう仕事してるみてぇだが、連れてこようか?」
「あぁ、頼む! もうだいぶ腹も大きい。いつ産まれるか分からんから急いだ方がいいじゃろ」
仲間の一人が大急ぎでソウジャへ走り、その幼馴染と仕事仲間二人を連れて戻ってきた。
「悪ぃな、もちろん報酬は弾む。産まれるまでここにいてくれるか?」
「えぇ、分かったよ。この腹の具合ならもうすぐだね。でもびっくりしたよ、あんたが血相変えて来るんだから」
「オイもまたお前に会う日が来るとはな……受けてくれてありがとよ」
そして一週間後、元気な男の子の産声が集落に響き渡った。
「よく頑張ったスズカ!」
オーステンは、涙ながらにスズカを抱きしめた。
「今まで見た事ないくらいの安産だったね。出血もほぼ無い。少し小柄だけど、凄く元気な子だよ」
産婆役の女が赤ん坊を洗って渡してくれる。
「本当にありがとうな。人族との子ってのは黙っていて欲しいんだ」
「当たり前だよ……言ったところで、誰が信じるのよ」
「ありがとう、助かるよ」
子供の名前は、二人の馴れ初めにちなんで決まった。
「オレらと言えば酒だろ。酒がなければオレらが結ばれる事は無かったからな。しかもオレの姓は『ラルコール』、酒って意味だ」
「まぁそうだね……酒飲み……『シュテン』なんかどうだ?」
「それだ! オーステンの『テン』も入ってて良い!」
「……お前ら、子供に付ける名前じゃなかろう……」
爺さんが呆れていたが、二人は聞く耳を持たなかった。
「響きは良いから良いんだよ! 一緒に酒が飲める日を楽しみにしよう!」
◆◆◆
シュテンは元気にすくすくと育った。
五歳の時にはすでに子供用の薙刀を持ち、大人顔負けに振り回していた。
「こやつ、自分よりも大きい薙刀を軽々と振っておる。この歳で闘気を無意識で使えておるのぉ、末恐ろしいわ。それに魔力量も、すでにワシを超えておるかもしれん」
「オレの息子とは思えんな……よし、テン、一緒に修行しよう!」
ベンケイ爺さんの弟子として、オーステンとテンは親子で薙刀を振り続けた。
テンが十歳になったある日。
「今日の晩飯狩ってきたぞー! オレの薙刀術も言うことないって爺さんに言われたからな。この山で狩れない魔物はいなくなったぞ」
オーステンが大きな猪の魔物を担いで戻ってきた。
「戻ったかオーステン」
「あれ、サンキチか。スズカはどこ行った?」
「姉ちゃんは風呂沸かしてるよ。すぐに汗流せるようにな……って……おいオーステン。お前ぇ、眼が……」
「……眼?」
「本当だな。父ちゃん、眼が緑だぞ?」
テンが指差す。
オーステンは慌てて手鏡を覗き込み、歓喜の声を上げた。
「なんだと!? ……やった! とうとうオレも昇化したか! 今日は祝いだぞ二人とも! スズカを呼べ!」
オーステンが長寿族になった。これでスズカとずっと同じ時を生きられると、彼は子供のように喜んだ。
その日は皆を呼んで、朝まで宴会が続いた。
オーステンは四十歳を超えていたが、昇化して日が経つにつれ若返っていった。
半年後には十歳以上若返り、全盛期の肉体を取り戻していた。魔力と気力の量も大幅に増え、鬼族にも引けを取らない屈強な戦士になった。
「あぁ……使えなくても仙術の理屈だけでも習得しておくべきだったな……悔やまれる」
「それは仙族の術じゃな? まぁ言うても仕方あるまい。今は気力の質を上げる事じゃ。技に関しては、ワシから教える事はもう無い」
「免許皆伝て事か!?」
「調子に乗るでない。引き続き鍛錬は怠るなよ。薙刀術に終わりは無い。ワシも未だに振り続けておるわ」
「それは勿論だ!」
テンは十歳にして、この集落では誰も敵わない程の戦士になっていた。
幼少期から薙刀術と闘気術の英才教育を、ベンケイ爺さんから受けているのもあるが、鬼族らしからぬ異常な程の魔力の多さと、人族の器用さを併せ持った類稀なる才能によるものだ。
オラァはよくテンの子守りを任された。
もっとも、護衛という意味での子守りをする必要はない。なにせテンはオラァより強い。好奇心が旺盛でどこに行くか分からないから、見張り役ってのが正しい。
ついでに爺さんの指南を一緒に受けていた。まだまだ強くなりてぇのは皆一緒だ。
「テンよ、お前の闘気は異質じゃ。教えずとも幼少期から闘気を使っておったが、そのせいなのか、闘気に魔力が混ざっておる。これはおそらく無意識じゃろう? 癖に近いのかもしれん」
「あぁ、意識はしてねぇ。直した方がいいか?」
「いや、そのままで良い。ワシらの純粋な闘気より、魔力による防御効果が高いのじゃ。お前が本気で『闘気砲』を放ったらどうなるのか、考えただけでも恐ろしいわ」
テンは小鬼族なうえに人族の血が混ざっているからか、鬼族の子供の中では小柄だった。人族の同年代の子供よりはずっと大きいが。
テンは両親の愛情を一身に受け、真っ直ぐに成長していった。
◆◆◆
そして、運命の日は訪れた。
テンが十三歳になったある日、いつもの様にベンケイ爺さんの屋敷の前で薙刀術の指南を受けていた時のことだ。
その日はオーステンはもちろん、姉ちゃんも息子の成長を見に来ていた。
「なぁ……この不快な魔力は……」
爺さんの顔色が厳しくなる。
「うむ、イバラキもおるな……軍を率いておる。大人数で何事じゃ。オーステンよ、この屋敷に隠れておれよ」
「あぁ、オレが居たら余計な火種になりそうだ。魔力を限界まで抑えて隠れておくよ」
オーステンが屋敷の奥へ隠れるのを見届け、オラァ達は爺さんを先頭に集落の入口へ向かった。ただ事では無い、住処を守る為だ。
そこには、鬼王イバラキを先頭に、百人をゆうに超える大鬼族の武装集団が待ち構えていた。
全員が殺気立っている。
勿論オラァ達も薙刀を構え、臨戦態勢をとった。
「久しぶりだなぁ、ベンケイよぉ」
イバラキがニヤリと笑う。
「何の用じゃイバラキ」
「こんな辺鄙な所で、小鬼族の家族ごっこかぁ? 惨めだねぇ。嫌われ者のやりそうな事だなぁ」
その挑発に、姉ちゃんが耐え兼ねて前に出た。
「嫌われ者はお前だろイバラキ! 自分の器が小さいのを棚に上げて、ベンケイ爺さんに嫉妬してるだけだろ! こんな小さな集落に武装した軍で来やがって! その図体でどれだけ肝が小せぇんだ!」
「やめんかスズカ!」
爺さんが制止するが遅かった。
鬼王イバラキは顔を真っ赤にし、不快そうな顔で姉ちゃんを睨みつけた。
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