191 / 260
第五章 四種族対立編
開眼
しおりを挟む
圧倒的な暴力の嵐が去り、あたりには重苦しい静寂だけが残された。
皆、あまりの出来事に呆然と立ち尽くしている。
だが、オレには呆けている暇なんてない。
「エミリー! 父さんを頼む!」
「分かってる!」
叫びながら振り返ると、既にエミリーは父さんに快癒をかけるところだった。
彼女の手から柔らかな光が溢れ出し、父さんの体を包み込む。見るも無惨だった火傷や裂傷が、見る見るうちに塞がっていく。
その光景を見て、張り詰めていた糸がようやく緩んだ。大丈夫だ、生きている。
「そっちの女性はおそらくオレの母さんです! 手当てお願いします!」
「よし、治療施設へ二人を運べ! 急げ!」
兵士たちが慌ただしく動き出す。ソフィアであろう女性が担架に乗せられ、砦内へと運ばれていった。
その喧騒に意識を取り戻したのか、父さんがうっすらと目を開けた。
「ん……」
「父さん! 大丈夫か!?」
オレは地面に膝をつき、父さんの顔を覗き込む。
「あぁ……ユーゴ、か……俺は……そうか、あの魔神にやられたんだったな……」
「あぁ、エミリーが治療した。もう大丈夫だ」
恐る恐る、一番気になっていたことを口にする。
「……オレへの恨みは、まだあるか?」
父さんは不思議そうに瞬きをした。
「お前への……恨み? 何の事だ……?」
その瞳に、以前のような濁った狂気はない。
魔力障害が治っている。やはりエミリーの快癒は万能だった。精神を蝕んでいた枷すらも取り払ってくれたらしい。
「良かった……父さん、魔力障害に冒されてたんだぞ……」
「俺が、魔力障害に……? そうか……マモンやアレクは?」
そうか、記憶の混乱はあるのか。マモンたちが仲間だという認識のまま止まっている。
「事情は後で話すよ。立てるか?」
「あぁ、体は軽い。大丈夫だ」
父さんが上体を起こした時、人混みをかき分けて里長とヤンさんが進み出てきた。
「シュエンよ、正気を取り戻した様だの」
「あぁ、父上。正気……か……随分と迷惑をかけたようですね」
ヤンさんが駆け寄り、父さんの手を取る。
「お前ぇ……無事で、良かった……」
「おいおい、ヤン。泣く奴があるかよ」
父さんは照れくさそうに笑った。
想定外の事が起きすぎた一日だ。詳細は軍議にかける他ない。皆が砦に向け、重い足取りで帰陣を開始した。
砦内の治療施設は、薬品と清潔な布の匂いがした。
オレと父さんは、白いベッドの脇に立っている。そこには、エミリーとメイファさんに見守られ、一人の女性が横たわっていた。
間違いなく、オレの母さんだ。
今まで夢の中でしか会えなかった母の顔。それが今、実体を持って目の前にある。オレの記憶が鮮明に呼び起こされた。
「ソフィア……また会える日が来るとはな。姉さん、大丈夫だよな?」
「あぁ、問題は無いよ。気を失っているだけだ、直ぐに目覚めるだろう。念の為、エミリーが快癒をかけている」
メイファさんが安心させるように言う。
いつ目覚めるか分からないが、父さんは片時も傍を離れようとしない。オレたちも固唾を呑んで見守る。
数分後、長い睫毛が震え、母さんがゆっくりと目を開けた。
「……ん」
「ソフィア! 俺だ、分かるか!?」
「……大きな声出さないでよ、シュエン……」
「良かった……!」
父さんは両手で母さんの手を包み込み、ボロボロと涙をこぼした。まるで子供のように。
「もう……息子の前で大泣きしないでよ」
母さんは苦笑しながら、優しい眼差しをオレに向けた。
「ユーゴ、久しぶりね。夢で会ったっきりかしら?」
「あぁ……今日一瞬だけど、時が止まったよ。母さんの言う通りだった」
「そうね。両眼の色が揃ったわね。『神眼』の開眼よ、気付いてる?」
両眼……?
「うん、ユーゴの両眼は青紫になってるよ。ほら」
エミリーから手鏡を受け取り、覗き込む。
そこには、かつてのオッズアイではない、母さんと同じ深く澄んだ青紫の瞳をした自分が映っていた。
「眼の力を使ったんだな。ごっそり魔力を持っていかれたよ……多用できる力じゃないな」
「それでもすごい能力だよね……最強だよ、ユーゴ」
エミリーが興奮気味に言う。
母さんは身体を起こし、ベッドから脚を下ろして座った。
「おいおい、無理をするなよ?」
「大丈夫」
心配する父さんを手で制し、母さんは姿勢を正した。そして、エミリーとメイファに向かって深々と頭を下げた。
「シュエンのお姉さん、エミリーちゃん、ユーゴが大変お世話になってます。こんな息子ですが、これからもよろしくお願いします」
丁寧すぎる挨拶。
なんだろう、凄く恥ずかしい……。
顔から火が出そうだ。
「母さん……今言うことかよ……」
「何言ってるの。ずっと伝えたかったのよ。他の皆様にもお礼を言わないと」
「いいって! オレが皆様に伝えてるから!」
「いや、ユーゴ。母親ってのはこんなものだ。いつまで経ってもお前は子供なんだよ」
メイファさんがニヤニヤしながら肩を叩いてくる。反論できないのが悔しい。
それにしても、母さんはオレの中に居ながら、外の出来事は把握していたんだな。メイファさんやエミリーを知ってるってことは、そういう事だろう。
「さぁ、お腹は空いてないか? 炊き出しのいい匂いがする、昼食にしよう」
メイファさんの提案に、皆のお腹が反応した。
そういえば、もう正午を過ぎてだいぶ経つ。戦闘の緊張で忘れていたが、腹は正直だ。
皆で温かいスープとパンの炊き出しを頂いた。母さんにとっては約十五年振りの食事だ。一口一口を噛みしめるように、本当に美味しそうにスープを味わっていた。その横顔を見ているだけで、胸の奥が温かくなるのを感じた。
食事の後、すぐに軍議に顔を出す様に伝言があった。父さんと母さんもだ。当然だろう、この事態の最重要人物なのだから。
会議室に入ると、円卓に着いている各国の重鎮たちの視線が一斉に突き刺さる。
その重圧に気後れしそうになるが、仙王が穏やかに声をかけてくれた。
「目が覚めたか。我はラファエロ・ノルマンディだ。席についてくれ」
「初めまして、仙王様。俺は龍王の末子、シュエン・グランディールです。こちらは妻のソフィアです。ご迷惑をおかけした様で……」
「ソフィアです。皆様、息子がお世話になっています。そして夫のシュエンがご迷惑をおかけしたようで……」
母さんがまた深々と頭を下げる。
母さん……目を覚ましてからずっと頭下げてばかりだな……。
これが親心というやつなのだろうか。
「君達の話はユーゴから聞いている。魔王マモンから君の記憶を見せられた様だ。君達二人は人知れずこの世を守ってくれていたようだ、礼を言う」
「いえいえ、そのような事は……結果的に失敗に終わった様です……」
母さんの表情が少し曇る。
オレたちが席に着き、改めて軍議が開会した。重苦しい沈黙を破ったのは仙王だった。
「さて……想定外の事態が起きすぎた。何から話を始めて良いやら分からん……まず、放った物見も帰って来ん。おそらく見つかって命を落としていると見る他ないようだ」
悔しそうに拳を握る仙王。
「後は、我々が動けんかった故に、皆が動けんかったのは理解している。完全に我々の落ち度だ……」
「儂からも詫びさせてもらおう……すまんかった……」
里長も沈痛な面持ちで続けた。
「まさか異空間内の宝玉が共鳴するとはの、完全にやられた。ユーゴ、宝玉を出してくれ」
オレは頷き、異空間から『翠の宝玉』を取り出した。
仙王に近づくにつれ、宝玉が脈打つように淡い光を放ち始める。
「これに気が付いていれば、このような結果にはならなかったかもしれぬ……もう遅いがな」
確かに、皆すぐに取り出せる様に、常に少し空間の入り口を開いている状態だった。完全に閉じていれば共鳴は防げたのだろうか。だが、今さら何を言っても後の祭りだ。
「さて、ソフィアと言ったかの。お主は何者なのか、そしてあの魔神は何者なのか。もう隠すのは難しいと思わぬか?」
里長の鋭い視線が母さんを射抜く。
母さんは逃げることなく、真っ直ぐに里長を見つめ返した。その瞳には強い意志が宿っていた。
「はい、お察しの通り私はこの世界の者ではありません。私が分かることであれば、全てお話しします」
ついに、母さんの正体が明かされる。
三十年以上連れ添った父さんですら知らない真実。
部屋中の空気が張り詰め、全員の視線が母さん一人に集まった。
皆、あまりの出来事に呆然と立ち尽くしている。
だが、オレには呆けている暇なんてない。
「エミリー! 父さんを頼む!」
「分かってる!」
叫びながら振り返ると、既にエミリーは父さんに快癒をかけるところだった。
彼女の手から柔らかな光が溢れ出し、父さんの体を包み込む。見るも無惨だった火傷や裂傷が、見る見るうちに塞がっていく。
その光景を見て、張り詰めていた糸がようやく緩んだ。大丈夫だ、生きている。
「そっちの女性はおそらくオレの母さんです! 手当てお願いします!」
「よし、治療施設へ二人を運べ! 急げ!」
兵士たちが慌ただしく動き出す。ソフィアであろう女性が担架に乗せられ、砦内へと運ばれていった。
その喧騒に意識を取り戻したのか、父さんがうっすらと目を開けた。
「ん……」
「父さん! 大丈夫か!?」
オレは地面に膝をつき、父さんの顔を覗き込む。
「あぁ……ユーゴ、か……俺は……そうか、あの魔神にやられたんだったな……」
「あぁ、エミリーが治療した。もう大丈夫だ」
恐る恐る、一番気になっていたことを口にする。
「……オレへの恨みは、まだあるか?」
父さんは不思議そうに瞬きをした。
「お前への……恨み? 何の事だ……?」
その瞳に、以前のような濁った狂気はない。
魔力障害が治っている。やはりエミリーの快癒は万能だった。精神を蝕んでいた枷すらも取り払ってくれたらしい。
「良かった……父さん、魔力障害に冒されてたんだぞ……」
「俺が、魔力障害に……? そうか……マモンやアレクは?」
そうか、記憶の混乱はあるのか。マモンたちが仲間だという認識のまま止まっている。
「事情は後で話すよ。立てるか?」
「あぁ、体は軽い。大丈夫だ」
父さんが上体を起こした時、人混みをかき分けて里長とヤンさんが進み出てきた。
「シュエンよ、正気を取り戻した様だの」
「あぁ、父上。正気……か……随分と迷惑をかけたようですね」
ヤンさんが駆け寄り、父さんの手を取る。
「お前ぇ……無事で、良かった……」
「おいおい、ヤン。泣く奴があるかよ」
父さんは照れくさそうに笑った。
想定外の事が起きすぎた一日だ。詳細は軍議にかける他ない。皆が砦に向け、重い足取りで帰陣を開始した。
砦内の治療施設は、薬品と清潔な布の匂いがした。
オレと父さんは、白いベッドの脇に立っている。そこには、エミリーとメイファさんに見守られ、一人の女性が横たわっていた。
間違いなく、オレの母さんだ。
今まで夢の中でしか会えなかった母の顔。それが今、実体を持って目の前にある。オレの記憶が鮮明に呼び起こされた。
「ソフィア……また会える日が来るとはな。姉さん、大丈夫だよな?」
「あぁ、問題は無いよ。気を失っているだけだ、直ぐに目覚めるだろう。念の為、エミリーが快癒をかけている」
メイファさんが安心させるように言う。
いつ目覚めるか分からないが、父さんは片時も傍を離れようとしない。オレたちも固唾を呑んで見守る。
数分後、長い睫毛が震え、母さんがゆっくりと目を開けた。
「……ん」
「ソフィア! 俺だ、分かるか!?」
「……大きな声出さないでよ、シュエン……」
「良かった……!」
父さんは両手で母さんの手を包み込み、ボロボロと涙をこぼした。まるで子供のように。
「もう……息子の前で大泣きしないでよ」
母さんは苦笑しながら、優しい眼差しをオレに向けた。
「ユーゴ、久しぶりね。夢で会ったっきりかしら?」
「あぁ……今日一瞬だけど、時が止まったよ。母さんの言う通りだった」
「そうね。両眼の色が揃ったわね。『神眼』の開眼よ、気付いてる?」
両眼……?
「うん、ユーゴの両眼は青紫になってるよ。ほら」
エミリーから手鏡を受け取り、覗き込む。
そこには、かつてのオッズアイではない、母さんと同じ深く澄んだ青紫の瞳をした自分が映っていた。
「眼の力を使ったんだな。ごっそり魔力を持っていかれたよ……多用できる力じゃないな」
「それでもすごい能力だよね……最強だよ、ユーゴ」
エミリーが興奮気味に言う。
母さんは身体を起こし、ベッドから脚を下ろして座った。
「おいおい、無理をするなよ?」
「大丈夫」
心配する父さんを手で制し、母さんは姿勢を正した。そして、エミリーとメイファに向かって深々と頭を下げた。
「シュエンのお姉さん、エミリーちゃん、ユーゴが大変お世話になってます。こんな息子ですが、これからもよろしくお願いします」
丁寧すぎる挨拶。
なんだろう、凄く恥ずかしい……。
顔から火が出そうだ。
「母さん……今言うことかよ……」
「何言ってるの。ずっと伝えたかったのよ。他の皆様にもお礼を言わないと」
「いいって! オレが皆様に伝えてるから!」
「いや、ユーゴ。母親ってのはこんなものだ。いつまで経ってもお前は子供なんだよ」
メイファさんがニヤニヤしながら肩を叩いてくる。反論できないのが悔しい。
それにしても、母さんはオレの中に居ながら、外の出来事は把握していたんだな。メイファさんやエミリーを知ってるってことは、そういう事だろう。
「さぁ、お腹は空いてないか? 炊き出しのいい匂いがする、昼食にしよう」
メイファさんの提案に、皆のお腹が反応した。
そういえば、もう正午を過ぎてだいぶ経つ。戦闘の緊張で忘れていたが、腹は正直だ。
皆で温かいスープとパンの炊き出しを頂いた。母さんにとっては約十五年振りの食事だ。一口一口を噛みしめるように、本当に美味しそうにスープを味わっていた。その横顔を見ているだけで、胸の奥が温かくなるのを感じた。
食事の後、すぐに軍議に顔を出す様に伝言があった。父さんと母さんもだ。当然だろう、この事態の最重要人物なのだから。
会議室に入ると、円卓に着いている各国の重鎮たちの視線が一斉に突き刺さる。
その重圧に気後れしそうになるが、仙王が穏やかに声をかけてくれた。
「目が覚めたか。我はラファエロ・ノルマンディだ。席についてくれ」
「初めまして、仙王様。俺は龍王の末子、シュエン・グランディールです。こちらは妻のソフィアです。ご迷惑をおかけした様で……」
「ソフィアです。皆様、息子がお世話になっています。そして夫のシュエンがご迷惑をおかけしたようで……」
母さんがまた深々と頭を下げる。
母さん……目を覚ましてからずっと頭下げてばかりだな……。
これが親心というやつなのだろうか。
「君達の話はユーゴから聞いている。魔王マモンから君の記憶を見せられた様だ。君達二人は人知れずこの世を守ってくれていたようだ、礼を言う」
「いえいえ、そのような事は……結果的に失敗に終わった様です……」
母さんの表情が少し曇る。
オレたちが席に着き、改めて軍議が開会した。重苦しい沈黙を破ったのは仙王だった。
「さて……想定外の事態が起きすぎた。何から話を始めて良いやら分からん……まず、放った物見も帰って来ん。おそらく見つかって命を落としていると見る他ないようだ」
悔しそうに拳を握る仙王。
「後は、我々が動けんかった故に、皆が動けんかったのは理解している。完全に我々の落ち度だ……」
「儂からも詫びさせてもらおう……すまんかった……」
里長も沈痛な面持ちで続けた。
「まさか異空間内の宝玉が共鳴するとはの、完全にやられた。ユーゴ、宝玉を出してくれ」
オレは頷き、異空間から『翠の宝玉』を取り出した。
仙王に近づくにつれ、宝玉が脈打つように淡い光を放ち始める。
「これに気が付いていれば、このような結果にはならなかったかもしれぬ……もう遅いがな」
確かに、皆すぐに取り出せる様に、常に少し空間の入り口を開いている状態だった。完全に閉じていれば共鳴は防げたのだろうか。だが、今さら何を言っても後の祭りだ。
「さて、ソフィアと言ったかの。お主は何者なのか、そしてあの魔神は何者なのか。もう隠すのは難しいと思わぬか?」
里長の鋭い視線が母さんを射抜く。
母さんは逃げることなく、真っ直ぐに里長を見つめ返した。その瞳には強い意志が宿っていた。
「はい、お察しの通り私はこの世界の者ではありません。私が分かることであれば、全てお話しします」
ついに、母さんの正体が明かされる。
三十年以上連れ添った父さんですら知らない真実。
部屋中の空気が張り詰め、全員の視線が母さん一人に集まった。
0
あなたにおすすめの小説
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる