203 / 260
第五章 四種族対立編
届かぬ想い
しおりを挟む
「昨日初めて来たが、里長がはまってしまってな」
「うむ、里では食えぬ味故な。今日もここを所望した」
里長が満足げに髭を撫でる。
意外だ。龍族の長である里長までもが、この店の虜になるとは。確かにこの『冒険野郎』には、そういう不思議な魔力がある。
醤油と味噌をこよなく愛する人すらも陥落させる、ジャンクフードの暴力的な旨味。恐るべしだ。
店に入り、まずは冷えたビールで乾杯だ。
オーダーは里長たち四人に任せたけど、誰が頼んでもメニューはさほど変わらない。テーブルにはソーセージの盛り合わせ、スパイシーな肉料理、ピッツァやパスタといった人気メニューが所狭しと並ぶ。
「皆さん、ケルベロスはどうだったんですか?」
オレは興味津々で尋ねた。
里長たちは昨日狩猟者カードを作成し、あろうことか初めての依頼にSSランクを選んだ、規格外の新人だ。ケルベロスといえば、地獄の番犬とも呼ばれる三つ首の魔物だ。
「あぁ、俺が犬の攻撃を受けてる間に、三人が一本づつ首を落として終わりだ」
ヤンさんがピッツァを頬張りながら、散歩の話でもするかのように答える。
SSランクの魔物の討伐話をサラッと……やっぱりすごい新人たちだな……見たかった。
「このビールとやらが美味いな。今回の遠征ですっかりはまってしまった」
「里にも大陸から輸入しねーといけやせんね」
シャオウさんがジョッキをあおる。
里長がとろけるチーズの乗ったピッツァにかぶりついている姿なんて、里に帰れば二度と見られない貴重な光景だ。
食事が進んだ頃、ヤンさんが切り出した。
「里長。明日出発ってぇ話ですが、俺はちと仙神国に合金を買いに行きてぇと思ってるんですが、構いませんか? 里の在庫も尽きかけてますし」
「あぁ、別に咎めはせぬ。では、儂らは先に帰っておくとしよう」
「ありがとうございます。おいトーマス、お前ぇも来てくれねぇか? 売ってる場所の案内と空間魔法があればありがてぇ。大量に欲しいからな」
「へい、師匠! もちろんご一緒しますよ」
トーマスが快諾すると、すかさずジュリアが手を挙げた。
「じゃあ、アタシも行くよ。里帰りがてらおすすめの店を紹介しよう」
「本当か? ありがてぇ、頼むよ」
ジュリアとトーマスが共に行動か。
ヤンさんというお邪魔虫も……いや、付き添いが居るけど、道中でいい感じに進展すればいいな。
仙神国への往復となると、五日くらいは掛かるだろうか。
「オレもここでヤンさんたちを待って、一緒に帰りましょうかね」
「じゃあ、私もそうしようかな」
エミリーも賛同する。
「左様か、分かった。帰ったら屋敷に顔を出すが良い」
「エミリーとジュリアはうちで面倒を見よう。帰ったらうちに来い」
「分かりました!」
「あぁ、世話になるよ」
メイファさんの言葉に二人が頷く。
こうして食事を終え、里長たちとは店で別れた。予定変更で、五日程度の追加滞在だ。
「明日はオリバーさんの所に行ってこようかなぁ」
「私は何しようかなぁ」
手持ち無沙汰になりそうな空気を察し、オレは提案した。
「とりあえず四人でエマの店に行かないか?」
「あぁ、行ってみたいな」
◇◇◇
オレたちは、ソレムニーアベニューの中心に店を構えるクラブ『Perch』に到着した。
店の入り口を見て、ふと気付く。
大きな両開きの重厚なドアは、内にも外にも開く構造になっている。
なるほど。前の店では荒くれ者にドアを蹴破られまくっていたからな。どちらにも開くなら、壊れる心配もそこまでない。エマなりの工夫か。
「あ、ロンだ! カッコイイじゃん!」
エミリーが声を上げる。
入り口には、黒服としてビシッと決めたロンが立っていた。
「あ、四人で来たの? お席にご案内致します」
少し大人びた所作で、ロンがオレたちをボックス席へと案内する。
席に着くとすぐに、エマとニナがやってきた。
「いらっしゃい! みんな今日はありがとうね! ジェニーは他のお客様に着いてるから、後で来るように伝えたよ」
エマの手際よい采配で席が決まる。
ジュリアはちゃっかりとトーマスの横を陣取っている。ニナはエミリーの隣だ。
「明日からトーマスとジュリアがヤンさんたちと出かけるから、オレとエミリーはあと五日ほどここにいようと思うんだ」
「そうなんだ! うち、勝手に使っていいからね」
「じゃあエミリーちゃん、私の家に泊まらない?」
ニナが嬉しそうに提案する。
「え、いいの? じゃあ行く!」
寝床は決まった。明日は皆と一緒にホテルをチェックアウトすればいい。
少しして、接客を終えたジェニーが合流した。
「お待たせー!」
いつも通りの明るく元気なジェニーだ。彼女はジュリアと、トーマスを挟む位置に座った。
三人で楽しそうに談笑している。
昨日の今日だ、気まずくないかと心配したが、杞憂だったようだ。良かった。
「ユーゴ君、明日用事ある? ショッピングに付き合って欲しいんだけど」
「あぁ、いいよ。ホテルをチェックアウトしたら行くよ」
夜が更けるまで皆で楽しく飲み、オレたちはホテルに戻った。
◇◇◇
翌朝。
豪華なホテルの朝食も今日で最後だ。
里長たちも、焼きたてのパンやオムレツを名残惜しそうに食べているように見える。
チェックアウトを済ませ、皆がホテルの前に集合する。
「では、またな」
里長、シャオウさん、メイファさんが手を振り、東門へと向かう。彼らは一足先にリーベン島へ帰還する。
続いて、ヤンさん、トーマス、ジュリアの仙神国組も出発した。
彼らを見送り、残ったのはオレとエミリー。
「さぁ、オレはエマに付き合ってくるわ」
「私もとりあえずニナんとこ行こうかなぁ」
エミリーと別れ、オレはエマのマンションへ向かった。
呼鈴を鳴らすと、すぐにドアが開く。エマは既にバッチリと準備を終えていた。
「おはよう! 紅茶淹れるね」
部屋に入ると、芳醇な香りが漂ってくる。オレの好きな銘柄だ。
ソファに座り、温かい紅茶を飲みながら一息つく。
「一昨日……みんなと別れた後、ジェニーが店で泣いてたんだ」
エマが静かに切り出した。
「え……? トーマスとジュリアの事か」
「……うん。ジェニー、結構前からトーマス君の事が好きだったからね」
やっぱりそうだったのか。
「でも、思いっきり泣いてスッキリしたって言ってた。相手がジュリアちゃんだもん、勝ち目ないよ、って」
エマはカップの縁を指でなぞりながら続ける。
「トーマス君ってさ……ジェニーと何回か一夜を過ごしてるけど、一度も手を出してきた事ないんだって言ってた」
え……?
オレは絶句した。
マジで? 酔った勢いとか、雰囲気に流されるとか……一度もないのか? 同じ男として信じられない。凄い精神力だなトーマス……。
「そうか……トーマス、本当にいい男だもんな。タイミングもあったのかもな。付き合いはジェニーの方が長いのに、筋を通したんだな」
「そうかもね。私も、ジュリアちゃんが相手なら諦めるかな……」
「あいつ雑でだらしないけど、中身は良い奴だし、見た目は綺麗だもんな……」
ふと視線を感じて顔を上げると、エマがジトーッとした目でオレを見ていた。
「な……なんだよ?」
「ふーん……ジュリアちゃんは綺麗なんだ」
「オ、オレはエマ一筋だぞ!?」
慌てて弁解すると、エマが吹き出した。
「ハハッ、何焦ってんの。冗談よ、信じてるって」
そう言って微笑む彼女を見て、オレは心底ほっとした。
こんな風に恋愛の話ができるというのは、平和な証拠だ。この平和を、絶対に守らないといけない。
今日から五日ほど、ここにお世話になる。
その間、皆に術の指導もできるだろう。とはいえ、連日はきついだろうから、あと一日くらいにしておくか。
「うむ、里では食えぬ味故な。今日もここを所望した」
里長が満足げに髭を撫でる。
意外だ。龍族の長である里長までもが、この店の虜になるとは。確かにこの『冒険野郎』には、そういう不思議な魔力がある。
醤油と味噌をこよなく愛する人すらも陥落させる、ジャンクフードの暴力的な旨味。恐るべしだ。
店に入り、まずは冷えたビールで乾杯だ。
オーダーは里長たち四人に任せたけど、誰が頼んでもメニューはさほど変わらない。テーブルにはソーセージの盛り合わせ、スパイシーな肉料理、ピッツァやパスタといった人気メニューが所狭しと並ぶ。
「皆さん、ケルベロスはどうだったんですか?」
オレは興味津々で尋ねた。
里長たちは昨日狩猟者カードを作成し、あろうことか初めての依頼にSSランクを選んだ、規格外の新人だ。ケルベロスといえば、地獄の番犬とも呼ばれる三つ首の魔物だ。
「あぁ、俺が犬の攻撃を受けてる間に、三人が一本づつ首を落として終わりだ」
ヤンさんがピッツァを頬張りながら、散歩の話でもするかのように答える。
SSランクの魔物の討伐話をサラッと……やっぱりすごい新人たちだな……見たかった。
「このビールとやらが美味いな。今回の遠征ですっかりはまってしまった」
「里にも大陸から輸入しねーといけやせんね」
シャオウさんがジョッキをあおる。
里長がとろけるチーズの乗ったピッツァにかぶりついている姿なんて、里に帰れば二度と見られない貴重な光景だ。
食事が進んだ頃、ヤンさんが切り出した。
「里長。明日出発ってぇ話ですが、俺はちと仙神国に合金を買いに行きてぇと思ってるんですが、構いませんか? 里の在庫も尽きかけてますし」
「あぁ、別に咎めはせぬ。では、儂らは先に帰っておくとしよう」
「ありがとうございます。おいトーマス、お前ぇも来てくれねぇか? 売ってる場所の案内と空間魔法があればありがてぇ。大量に欲しいからな」
「へい、師匠! もちろんご一緒しますよ」
トーマスが快諾すると、すかさずジュリアが手を挙げた。
「じゃあ、アタシも行くよ。里帰りがてらおすすめの店を紹介しよう」
「本当か? ありがてぇ、頼むよ」
ジュリアとトーマスが共に行動か。
ヤンさんというお邪魔虫も……いや、付き添いが居るけど、道中でいい感じに進展すればいいな。
仙神国への往復となると、五日くらいは掛かるだろうか。
「オレもここでヤンさんたちを待って、一緒に帰りましょうかね」
「じゃあ、私もそうしようかな」
エミリーも賛同する。
「左様か、分かった。帰ったら屋敷に顔を出すが良い」
「エミリーとジュリアはうちで面倒を見よう。帰ったらうちに来い」
「分かりました!」
「あぁ、世話になるよ」
メイファさんの言葉に二人が頷く。
こうして食事を終え、里長たちとは店で別れた。予定変更で、五日程度の追加滞在だ。
「明日はオリバーさんの所に行ってこようかなぁ」
「私は何しようかなぁ」
手持ち無沙汰になりそうな空気を察し、オレは提案した。
「とりあえず四人でエマの店に行かないか?」
「あぁ、行ってみたいな」
◇◇◇
オレたちは、ソレムニーアベニューの中心に店を構えるクラブ『Perch』に到着した。
店の入り口を見て、ふと気付く。
大きな両開きの重厚なドアは、内にも外にも開く構造になっている。
なるほど。前の店では荒くれ者にドアを蹴破られまくっていたからな。どちらにも開くなら、壊れる心配もそこまでない。エマなりの工夫か。
「あ、ロンだ! カッコイイじゃん!」
エミリーが声を上げる。
入り口には、黒服としてビシッと決めたロンが立っていた。
「あ、四人で来たの? お席にご案内致します」
少し大人びた所作で、ロンがオレたちをボックス席へと案内する。
席に着くとすぐに、エマとニナがやってきた。
「いらっしゃい! みんな今日はありがとうね! ジェニーは他のお客様に着いてるから、後で来るように伝えたよ」
エマの手際よい采配で席が決まる。
ジュリアはちゃっかりとトーマスの横を陣取っている。ニナはエミリーの隣だ。
「明日からトーマスとジュリアがヤンさんたちと出かけるから、オレとエミリーはあと五日ほどここにいようと思うんだ」
「そうなんだ! うち、勝手に使っていいからね」
「じゃあエミリーちゃん、私の家に泊まらない?」
ニナが嬉しそうに提案する。
「え、いいの? じゃあ行く!」
寝床は決まった。明日は皆と一緒にホテルをチェックアウトすればいい。
少しして、接客を終えたジェニーが合流した。
「お待たせー!」
いつも通りの明るく元気なジェニーだ。彼女はジュリアと、トーマスを挟む位置に座った。
三人で楽しそうに談笑している。
昨日の今日だ、気まずくないかと心配したが、杞憂だったようだ。良かった。
「ユーゴ君、明日用事ある? ショッピングに付き合って欲しいんだけど」
「あぁ、いいよ。ホテルをチェックアウトしたら行くよ」
夜が更けるまで皆で楽しく飲み、オレたちはホテルに戻った。
◇◇◇
翌朝。
豪華なホテルの朝食も今日で最後だ。
里長たちも、焼きたてのパンやオムレツを名残惜しそうに食べているように見える。
チェックアウトを済ませ、皆がホテルの前に集合する。
「では、またな」
里長、シャオウさん、メイファさんが手を振り、東門へと向かう。彼らは一足先にリーベン島へ帰還する。
続いて、ヤンさん、トーマス、ジュリアの仙神国組も出発した。
彼らを見送り、残ったのはオレとエミリー。
「さぁ、オレはエマに付き合ってくるわ」
「私もとりあえずニナんとこ行こうかなぁ」
エミリーと別れ、オレはエマのマンションへ向かった。
呼鈴を鳴らすと、すぐにドアが開く。エマは既にバッチリと準備を終えていた。
「おはよう! 紅茶淹れるね」
部屋に入ると、芳醇な香りが漂ってくる。オレの好きな銘柄だ。
ソファに座り、温かい紅茶を飲みながら一息つく。
「一昨日……みんなと別れた後、ジェニーが店で泣いてたんだ」
エマが静かに切り出した。
「え……? トーマスとジュリアの事か」
「……うん。ジェニー、結構前からトーマス君の事が好きだったからね」
やっぱりそうだったのか。
「でも、思いっきり泣いてスッキリしたって言ってた。相手がジュリアちゃんだもん、勝ち目ないよ、って」
エマはカップの縁を指でなぞりながら続ける。
「トーマス君ってさ……ジェニーと何回か一夜を過ごしてるけど、一度も手を出してきた事ないんだって言ってた」
え……?
オレは絶句した。
マジで? 酔った勢いとか、雰囲気に流されるとか……一度もないのか? 同じ男として信じられない。凄い精神力だなトーマス……。
「そうか……トーマス、本当にいい男だもんな。タイミングもあったのかもな。付き合いはジェニーの方が長いのに、筋を通したんだな」
「そうかもね。私も、ジュリアちゃんが相手なら諦めるかな……」
「あいつ雑でだらしないけど、中身は良い奴だし、見た目は綺麗だもんな……」
ふと視線を感じて顔を上げると、エマがジトーッとした目でオレを見ていた。
「な……なんだよ?」
「ふーん……ジュリアちゃんは綺麗なんだ」
「オ、オレはエマ一筋だぞ!?」
慌てて弁解すると、エマが吹き出した。
「ハハッ、何焦ってんの。冗談よ、信じてるって」
そう言って微笑む彼女を見て、オレは心底ほっとした。
こんな風に恋愛の話ができるというのは、平和な証拠だ。この平和を、絶対に守らないといけない。
今日から五日ほど、ここにお世話になる。
その間、皆に術の指導もできるだろう。とはいえ、連日はきついだろうから、あと一日くらいにしておくか。
0
あなたにおすすめの小説
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる