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嬉しい転生【彩音の場合】
11.ヒロインの影 2
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(うーん…、どのパンにしようかなぁ…)
メロンパン、ハムサンド…うーん。私自身は3個は食べたいんだけど、彩音の身体は1個も食べれば十分なんだよなー。それだけに何にするか悩む…。
学園の購買は普通のコンビニのような立派な店構えになっていて、品数豊富で独創的なメニューもあってとても魅力的だ。
購買の隣には楽譜やCD、書籍やグッズを扱う店舗も併設していて、同じように学生で混雑している。ゲームの時はこのお店で、攻略対象との新密度アップのグッズを買うのにお世話になったものだ。
今は賑わう生徒たちの中、なんとかパンコーナーと冷蔵コーナーを交互に見回しては、頭を悩ませていた。
(あ、何これ、山わさびローストビーフサンドウィッチ!? 山わさび?? なんか美味しそう!これにしよー!
…え?)
手を伸ばしたサンドウィッチを掻っ攫われた。
咄嗟に恨みがましい視線を向けた先に、最近やっと見慣れてきた顔があった。
「あれ…? 奏くん?」
「なんか購買がザワついてるなと思ったら…。姉ちゃんなんでパン選んでるの? 弁当は?」
「忘れちゃったんだよね…。奏くんこそお弁当持って行ったのに…ってもうお弁当食べちゃったんでしょ? そのサンドウィッチ譲ってよぉ。
…あ!ちょうどいいから奏くん一緒にお昼ご飯食べない!?」
私はサンドウィッチを持った奏くんの手を両手でぎゅっと握りしめた。私よりちょっと背が高いくらいの奏くんを見つめる。きっと今効果音をつけるとしたら、キラキラってつくと思う。キラキラとした視線を、怪訝そうな表情を浮かべる奏くんに投げかける。
「…はぁ?」
「学園で誰かとお昼食べるの夢だったの! ね、下のアトリウムで、いいでしょ?」
「はぁあ??」
その後素早く会計を済ませると、私の言っている意味が理解できないといった風の奏くんを尻目に、半ば強引に手をひいて、学園のエントランスを抜けたすぐそこのアトリウムにきた。
ここなら冷房もきいていて快適だし、購買から離れているから周囲にも人はまばらだ。
学園の顔とも言えるイタリア製のステンドグラスからの幻想的な色彩をまとった光と、高い吹き抜けの上の天窓からの陽光が降りそそいでいて、とても気持ちがいい。
端にあるグランドピアノをいつも誰かが好き勝手に奏でているのも気に入っている。
昼休みが始まった時は戯れに奏でられる色々な曲が吹き抜けを通して、二階の購買にも聞こえていた。
今日はさっきまで、ふらっと現れた講師の先生が、昼時に合わないショパンの『革命』を弾き始めて、周りに人が集まっていた。
今はその人並みもひいて、誰かが今は何かアニメの主題歌を弾いている。
廊下に面した吹き抜けからそんな様子を見るたびに、ここでの昼食は憧れだった。でも友達もいない私が、一人でここに座るのも周囲の視線が気になってしまって…。
誰かとここでお昼ご飯を食べるのは、彩音のちょっとした夢だったのだ。
うふふ、それが叶うなんて。しかも相手は攻略対象の奏くん! 奏くんは弟だし、私にはルイ先輩がいるけれど、それでもウキウキしてしまう。奏くんのことも推しキャラだったんだー。
くるくるとゆるく跳ねる赤茶色の髪に、白い肌、私と同じ赤紫の少し吊り上った瞳。いつもちょっと不機嫌そうな顔をしている、けれど笑った顔はたまらなくかわいい。奏くんは気ままな猫のような見た目の美少年で大変愛くるしい。相対していると、自然と口角が上がってしまう。
嫌そうな気恥ずかしそうな風にクリームパンを食べている奏くんをニヤニヤと愛でていた。うふふふ。
うっ、山わさびって…何これ結構辛い…。
そんな時、エントランスを駆けていく一つの人影があった。オレンジ色の髪、舞宮カノンだ――。
先日の彼女の表情を思い出して、思わず身体が強張るの感じた。
…私は彼女に何か認識されているのだろうか。あれは見間違いだったのかな…。だって、敵対視される覚えが全くない。
「ん…? 姉ちゃんどうしたの?あぁ、舞宮先輩?」
「うん…彼女って目立つよね…」
そう、彼女の存在はさすがヒロインと言うべきか、とても目立つのだ。私のような一介のモブとは格が違う。編入に至った経緯もさることながら、これまでコンクールの出場歴はないが、ヴァイオリンの腕前も相当だと聞く。
昔ピアノの先生が話していたことがある。コンクールを見ていると、時々現れるのだという。色々な制約のあるクラシック音楽を、独自の解釈で、でもとびきり魅力的に奏でて場を攫って行く独学の天才が。きっと彼女はそういう人なのだろう。
そして見た目も女の私から見ても、大変可愛らしい。そうだよねぇ。乙女ゲームのヒロインだものねぇ。本人は無自覚だという設定であっても、人並みの容姿じゃ並みいる攻略対象を落とせない。
きっとゲーム内のパラメーター上げよろしく、努力も人一倍するんだろうな。あぁ絶対敵わない。どうか時雨君と結ばれてくれますように。祈るような気持ちで遠ざかる彼女の姿を見送った。
「まぁ姉ちゃんもさっきの購買にしても、相当目立ってると思うけどね…無自覚って怖いよな…」
「ん? 何か言った?」
「いやーなんでも。あぁ舞宮先輩にこないだ色々もらったよ。なんか俺の好きなもの調べてくれた? らしくって。見てこの楽譜クリップ。黒猫かわいいよね」
「!!!」
奏くんは手の中に猫の形を模した黒い楽譜クリップを持っている。そ…それは…! お姉ちゃんそれ、とっても見覚えある…!
「なんか仲良くしたいって言ってくれてさー。俺の好きな色とか聞かれた」
「…え? …今、何て…?」
攻略対象と麗らかなお昼ご飯。私のそんな浮かれた気分は、奏くんの一言で消し飛んだ。
夏休みに入り8月になるとすぐに、学園の恒例行事である区民ホールでチャリティーコンサートがある。そこのステージに向けて攻略対象を誘ってアンサンブルを組んだり、攻略対象の好きな曲を奏でて親密度を上げるイベントだ。そこでうまく親密度が上がれば、その後夕方の臨海公園で花火デートをすることができる。
それもあって、コンサートの前に攻略対象に好きな色や好きな曲を聞いたりリサーチして、攻略対象好みの衣装や曲を準備するんだけど…。
「ん? 舞宮先輩に好きな色聞かれたよ。あと好きな曲も」
「奏くんにも――!?」
呆然とする。じうって時雨君のことを呼んでいるくらいだから、時雨君のリサーチは完璧だろう。っていうか、皆に聞いてまわってるの?誰が本命?まさか…本気で全員??
ぐるぐると頭が混乱する。…っていうかこれは絶対まさか…ルイ先輩にも??? え、舞宮カノンってこのゲームのヒロインでしょ? 勝てるはず、なくない?
目の前が真っ暗になるのを感じる。
「…なんでそんなにショックなのか知らないけど、ほら、サンドウィッチ落とすよ」
「う…あぅ…」
「はぁ? 何で泣くわけ!? ちょ、姉ちゃんと一緒に学園で昼ごはん食べてるだけでも目立つから嫌なのに…! ちょっとこんなとこで泣かないでよ!」
「だって…だって…、絶対勝ち目ない…。もう無理…こんな夢覚めてほしい…」
やばい、こみ上げる涙が次々と溢れてくる。
ルイ先輩とはあの日以来、毎日短い文面のメッセージをやり取りするくらいだった。それでもものすごく幸せだった。でもーー…。
きっと私が強引に迫ったから仕方なく付き合おうって言ってくれただけなんだ。きっとそうだ。
そうだよね…頼まれたからって一回だけHするなんて、ヤ、ヤリ逃げみたいだもんね。
うぅ、夢を見させてくれただけで、ルイ先輩もきっと『間違えた』だけだったんだ。
なんてこった、全て理解した。短い夢だった。きっとルイ先輩はもうヒロインに夢中なんだ。そうに違いない。
「うぅ…、る、ルイ先輩のこと…諦め、なきゃ…いけないなんて…」
「はぁ!? なんでそこで大河内先輩出てくるのか全然意味わかんないけど!? ってか泣くの止めてよ!」
「か、奏くん…私…無理、耐えられない…うぅぅう、う、うぇーん」
「ちょっと!! マジでこっちが無理だってば!!」
きょろきょろと周りを睨みつけて、慌てた奏くんが私を隠すように、タオルハンカチでぐいっと雑に顔を覆ってきた。
それでも、私の涙は拭いても拭いても溢れてきて止まることはなかった。
メロンパン、ハムサンド…うーん。私自身は3個は食べたいんだけど、彩音の身体は1個も食べれば十分なんだよなー。それだけに何にするか悩む…。
学園の購買は普通のコンビニのような立派な店構えになっていて、品数豊富で独創的なメニューもあってとても魅力的だ。
購買の隣には楽譜やCD、書籍やグッズを扱う店舗も併設していて、同じように学生で混雑している。ゲームの時はこのお店で、攻略対象との新密度アップのグッズを買うのにお世話になったものだ。
今は賑わう生徒たちの中、なんとかパンコーナーと冷蔵コーナーを交互に見回しては、頭を悩ませていた。
(あ、何これ、山わさびローストビーフサンドウィッチ!? 山わさび?? なんか美味しそう!これにしよー!
…え?)
手を伸ばしたサンドウィッチを掻っ攫われた。
咄嗟に恨みがましい視線を向けた先に、最近やっと見慣れてきた顔があった。
「あれ…? 奏くん?」
「なんか購買がザワついてるなと思ったら…。姉ちゃんなんでパン選んでるの? 弁当は?」
「忘れちゃったんだよね…。奏くんこそお弁当持って行ったのに…ってもうお弁当食べちゃったんでしょ? そのサンドウィッチ譲ってよぉ。
…あ!ちょうどいいから奏くん一緒にお昼ご飯食べない!?」
私はサンドウィッチを持った奏くんの手を両手でぎゅっと握りしめた。私よりちょっと背が高いくらいの奏くんを見つめる。きっと今効果音をつけるとしたら、キラキラってつくと思う。キラキラとした視線を、怪訝そうな表情を浮かべる奏くんに投げかける。
「…はぁ?」
「学園で誰かとお昼食べるの夢だったの! ね、下のアトリウムで、いいでしょ?」
「はぁあ??」
その後素早く会計を済ませると、私の言っている意味が理解できないといった風の奏くんを尻目に、半ば強引に手をひいて、学園のエントランスを抜けたすぐそこのアトリウムにきた。
ここなら冷房もきいていて快適だし、購買から離れているから周囲にも人はまばらだ。
学園の顔とも言えるイタリア製のステンドグラスからの幻想的な色彩をまとった光と、高い吹き抜けの上の天窓からの陽光が降りそそいでいて、とても気持ちがいい。
端にあるグランドピアノをいつも誰かが好き勝手に奏でているのも気に入っている。
昼休みが始まった時は戯れに奏でられる色々な曲が吹き抜けを通して、二階の購買にも聞こえていた。
今日はさっきまで、ふらっと現れた講師の先生が、昼時に合わないショパンの『革命』を弾き始めて、周りに人が集まっていた。
今はその人並みもひいて、誰かが今は何かアニメの主題歌を弾いている。
廊下に面した吹き抜けからそんな様子を見るたびに、ここでの昼食は憧れだった。でも友達もいない私が、一人でここに座るのも周囲の視線が気になってしまって…。
誰かとここでお昼ご飯を食べるのは、彩音のちょっとした夢だったのだ。
うふふ、それが叶うなんて。しかも相手は攻略対象の奏くん! 奏くんは弟だし、私にはルイ先輩がいるけれど、それでもウキウキしてしまう。奏くんのことも推しキャラだったんだー。
くるくるとゆるく跳ねる赤茶色の髪に、白い肌、私と同じ赤紫の少し吊り上った瞳。いつもちょっと不機嫌そうな顔をしている、けれど笑った顔はたまらなくかわいい。奏くんは気ままな猫のような見た目の美少年で大変愛くるしい。相対していると、自然と口角が上がってしまう。
嫌そうな気恥ずかしそうな風にクリームパンを食べている奏くんをニヤニヤと愛でていた。うふふふ。
うっ、山わさびって…何これ結構辛い…。
そんな時、エントランスを駆けていく一つの人影があった。オレンジ色の髪、舞宮カノンだ――。
先日の彼女の表情を思い出して、思わず身体が強張るの感じた。
…私は彼女に何か認識されているのだろうか。あれは見間違いだったのかな…。だって、敵対視される覚えが全くない。
「ん…? 姉ちゃんどうしたの?あぁ、舞宮先輩?」
「うん…彼女って目立つよね…」
そう、彼女の存在はさすがヒロインと言うべきか、とても目立つのだ。私のような一介のモブとは格が違う。編入に至った経緯もさることながら、これまでコンクールの出場歴はないが、ヴァイオリンの腕前も相当だと聞く。
昔ピアノの先生が話していたことがある。コンクールを見ていると、時々現れるのだという。色々な制約のあるクラシック音楽を、独自の解釈で、でもとびきり魅力的に奏でて場を攫って行く独学の天才が。きっと彼女はそういう人なのだろう。
そして見た目も女の私から見ても、大変可愛らしい。そうだよねぇ。乙女ゲームのヒロインだものねぇ。本人は無自覚だという設定であっても、人並みの容姿じゃ並みいる攻略対象を落とせない。
きっとゲーム内のパラメーター上げよろしく、努力も人一倍するんだろうな。あぁ絶対敵わない。どうか時雨君と結ばれてくれますように。祈るような気持ちで遠ざかる彼女の姿を見送った。
「まぁ姉ちゃんもさっきの購買にしても、相当目立ってると思うけどね…無自覚って怖いよな…」
「ん? 何か言った?」
「いやーなんでも。あぁ舞宮先輩にこないだ色々もらったよ。なんか俺の好きなもの調べてくれた? らしくって。見てこの楽譜クリップ。黒猫かわいいよね」
「!!!」
奏くんは手の中に猫の形を模した黒い楽譜クリップを持っている。そ…それは…! お姉ちゃんそれ、とっても見覚えある…!
「なんか仲良くしたいって言ってくれてさー。俺の好きな色とか聞かれた」
「…え? …今、何て…?」
攻略対象と麗らかなお昼ご飯。私のそんな浮かれた気分は、奏くんの一言で消し飛んだ。
夏休みに入り8月になるとすぐに、学園の恒例行事である区民ホールでチャリティーコンサートがある。そこのステージに向けて攻略対象を誘ってアンサンブルを組んだり、攻略対象の好きな曲を奏でて親密度を上げるイベントだ。そこでうまく親密度が上がれば、その後夕方の臨海公園で花火デートをすることができる。
それもあって、コンサートの前に攻略対象に好きな色や好きな曲を聞いたりリサーチして、攻略対象好みの衣装や曲を準備するんだけど…。
「ん? 舞宮先輩に好きな色聞かれたよ。あと好きな曲も」
「奏くんにも――!?」
呆然とする。じうって時雨君のことを呼んでいるくらいだから、時雨君のリサーチは完璧だろう。っていうか、皆に聞いてまわってるの?誰が本命?まさか…本気で全員??
ぐるぐると頭が混乱する。…っていうかこれは絶対まさか…ルイ先輩にも??? え、舞宮カノンってこのゲームのヒロインでしょ? 勝てるはず、なくない?
目の前が真っ暗になるのを感じる。
「…なんでそんなにショックなのか知らないけど、ほら、サンドウィッチ落とすよ」
「う…あぅ…」
「はぁ? 何で泣くわけ!? ちょ、姉ちゃんと一緒に学園で昼ごはん食べてるだけでも目立つから嫌なのに…! ちょっとこんなとこで泣かないでよ!」
「だって…だって…、絶対勝ち目ない…。もう無理…こんな夢覚めてほしい…」
やばい、こみ上げる涙が次々と溢れてくる。
ルイ先輩とはあの日以来、毎日短い文面のメッセージをやり取りするくらいだった。それでもものすごく幸せだった。でもーー…。
きっと私が強引に迫ったから仕方なく付き合おうって言ってくれただけなんだ。きっとそうだ。
そうだよね…頼まれたからって一回だけHするなんて、ヤ、ヤリ逃げみたいだもんね。
うぅ、夢を見させてくれただけで、ルイ先輩もきっと『間違えた』だけだったんだ。
なんてこった、全て理解した。短い夢だった。きっとルイ先輩はもうヒロインに夢中なんだ。そうに違いない。
「うぅ…、る、ルイ先輩のこと…諦め、なきゃ…いけないなんて…」
「はぁ!? なんでそこで大河内先輩出てくるのか全然意味わかんないけど!? ってか泣くの止めてよ!」
「か、奏くん…私…無理、耐えられない…うぅぅう、う、うぇーん」
「ちょっと!! マジでこっちが無理だってば!!」
きょろきょろと周りを睨みつけて、慌てた奏くんが私を隠すように、タオルハンカチでぐいっと雑に顔を覆ってきた。
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