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小さい頃、私はアレンの小指に赤いリボンを結んだ。
_____運命の赤い糸があるんだよ
小指に結ばれてる赤い糸
辿っていけば、運命の相手に会えるんだよ_____
赤い糸は持って来れなかったけど、代わりに赤いリボンを使って、私はアレンに教えた。
それを聞いたアレンは、もう1本あったリボンを私の小指に結ぼうとした。
でもその時、結ばれることはなかった。
父が、私たちが遊んでいた部屋に迎えに来た。
私の小指に赤いリボンが結ばれることは、それ以降もなかった。
「なんで」
「うん」
「どうして」
「ばか」
「そうだね」
「ほんとになんで、どこの子なの………」
「俺と同じクラスのアリアドネ嬢だって」
「あの噂の?」
私の家でロイとお茶をしながら、今日あったことを泣きながら話した。
私の方がアレンが好きだし、アレンのことをしてっている。
喜ぶことだって、好きな物だって全部わかる。
全部わかるのに、隣にいたのは私だったのに
そう思ってたのは、私だけだったのかな
「アレンは、面白い子が好きだったんだよ」
ロイは、静かに紅茶を1口飲んだ。
「面白い子ってどういうこと?」
「だってディアは、絶対アレンに反抗しないでしょ」
私には、その言葉の意味がわからなかった。
私は、アレン以外に興味がなかった。
アレンしか知らなかった。
「今頃デートかな、家でゆっくりする方がいいって
ずっと言ってたのに」
「アリアドネ嬢がアレンのことを変えたんだよ」
「なにそれ、」
私の知っているアレンが変わってしまう
どん底に落ちるような気がした
こんな気持ちになるのは、私だけかもしれない
なにも決めれない私の道標になってくれたアレンが変わることが怖かった。
「そんなに嫌なら、変わったらいいよ」
「変わる?」
ロイが私の隣に座り、
内緒話をするように耳元でささやいた。
「今までと違う、アレンの予想外のディアに」
「予想外の私………」
何かが切れる音が聞こえた気がした。
それでも、私とアレンの間にある、何がの糸は複雑に絡まっているのだろう。
でも、別の何かが新たに結ばれた気がした。
私とロイのな何かが、
糸とか、紐とかそんなのじゃない、何かが
それは、絡まることの無い、まっすぐ張り巡らしていものだってことは、何となくわかるような気がした。
最後は、アランを手に入れるために
元通りに戻すために
_____運命の赤い糸があるんだよ
小指に結ばれてる赤い糸
辿っていけば、運命の相手に会えるんだよ_____
赤い糸は持って来れなかったけど、代わりに赤いリボンを使って、私はアレンに教えた。
それを聞いたアレンは、もう1本あったリボンを私の小指に結ぼうとした。
でもその時、結ばれることはなかった。
父が、私たちが遊んでいた部屋に迎えに来た。
私の小指に赤いリボンが結ばれることは、それ以降もなかった。
「なんで」
「うん」
「どうして」
「ばか」
「そうだね」
「ほんとになんで、どこの子なの………」
「俺と同じクラスのアリアドネ嬢だって」
「あの噂の?」
私の家でロイとお茶をしながら、今日あったことを泣きながら話した。
私の方がアレンが好きだし、アレンのことをしてっている。
喜ぶことだって、好きな物だって全部わかる。
全部わかるのに、隣にいたのは私だったのに
そう思ってたのは、私だけだったのかな
「アレンは、面白い子が好きだったんだよ」
ロイは、静かに紅茶を1口飲んだ。
「面白い子ってどういうこと?」
「だってディアは、絶対アレンに反抗しないでしょ」
私には、その言葉の意味がわからなかった。
私は、アレン以外に興味がなかった。
アレンしか知らなかった。
「今頃デートかな、家でゆっくりする方がいいって
ずっと言ってたのに」
「アリアドネ嬢がアレンのことを変えたんだよ」
「なにそれ、」
私の知っているアレンが変わってしまう
どん底に落ちるような気がした
こんな気持ちになるのは、私だけかもしれない
なにも決めれない私の道標になってくれたアレンが変わることが怖かった。
「そんなに嫌なら、変わったらいいよ」
「変わる?」
ロイが私の隣に座り、
内緒話をするように耳元でささやいた。
「今までと違う、アレンの予想外のディアに」
「予想外の私………」
何かが切れる音が聞こえた気がした。
それでも、私とアレンの間にある、何がの糸は複雑に絡まっているのだろう。
でも、別の何かが新たに結ばれた気がした。
私とロイのな何かが、
糸とか、紐とかそんなのじゃない、何かが
それは、絡まることの無い、まっすぐ張り巡らしていものだってことは、何となくわかるような気がした。
最後は、アランを手に入れるために
元通りに戻すために
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