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ダンダリオ魔道王国編

困った時は知恵者に聞こう!

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お気に入り、お読み頂きありがとうございます!
短くて、すんません!!(>人<;)
リアルが多忙で更新出来なくて申し訳ない!年末進行始まったんですな~_:(´ཀ`」 ∠):
年内にもう少し進めたい(希望)5000越えの「もしも」もなんとかしたいのですが~!
が、頑張ります!寒くなって来ました!風邪とインフルエンザに気を付けて下さいまし!では~本編です~!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「ダンジョン攻略!?」
「でもね~悩ましいんだよね~小さいダンジョンを攻略して核を持って行ったら、その土地が痩せるんだ…更なる水不足になってしまう…エルフ以外にもダンジョンの森で生かされている種族は多いから…その生き物達も絶滅しちゃう事になってしまうから核を持ち出すのはな~困る…それにあの転移門を起動させるには小さいダンジョンの核が最低でも5つは必要なんだよね。」
「この世界にダンジョンって幾つあるの?」
「本当は秘密なんだけど…大きなダンジョンが5個、中くらいが10個で小さいのが60個くらいかな!」
「結構あるんだ!」
「その殆どが見つかって無いけどね!」
「ええ!見つかってないの!?」
「そうなんだよ~グローディアス王国にもあるし、獣王王国にもある…見つかっていないのが結構ある…。」

今、王様パパと天下兄ちゃんの目が光った!

「まあ~見つかったら凄くお得だよね~ダンジョンはさぁ~!因みに~大森林はダンジョンの集合地帯だからね~最大のダンジョンの殆どがあそこに集中してる。」
「!!…そうなんだ!」
「だから大森林で魔物は無くならないんだよ…。」
「そっか~凄い…。」

そんな世界の秘密を話しちゃって良いのか?
そう思いながらも話しを聞いている千尋くんであったが問題はどうやってエネルギーを集めるかって事で…。
そこで白雪がシレっと爆弾を落とした。

「千尋の魔力で十分エネルギーになるのではないかえ?」
「ええ!!」
「まあ、出来るだろうねぇ~」
「ええ!!出来るの!?」
「うん!!まあ~千尋くん死んじゃうけどね~!千尋くんだけじゃなくこの世界全部が消えちゃうんだけどね~!」
「!!ダメじゃん!!」
「あの魔法陣って取り扱いが難しい魔法陣でさぁ~加減間違うと暴発して世界も大爆発って事もありえるんだよね~!しかも結構ガタが来てるから使用回数はあと1回が限度みたいだし~失敗したら全部終了ぉ~!になっちゃう。」
「!!ダメじゃん!!」
「ふむ…残念じゃ…。」
「ああ~もう!どうしたらいいの!…ああ!困った時は呼ぶしかないよね!」
「そうじゃな~光輝様なら何かよい知恵があるかもしれぬ…。」
「主神様の存在意義って…。」
「酷いよ~!千尋くん!!」

こうして僕は頭を使う時は光輝って既にインプットしちゃってる。
呼んだらすぐに現れた光輝に主神様から言われたダンジョンについて聞いて貰ったんだ。

「そういう訳で…どうしたらいい?」
「ふむ…なるほど世界樹の近くが砂漠化しているのはダンジョンが無くなったからなのか…。」
「うん…そのダンジョンコアのエネルギーを使って異世界から召還された彼等を元の世界に帰すのにエネルギーが必要なんだけど…他のダンジョンコアを集めて注入するとコアが無くなった所は砂漠化しちゃうって…そうするとそこで暮らしている種族が困ってしまう…どうしたらいいのかな?」
「そうだな…どのみちダンジョンコアは持ち出せない、大きなコアならいいが小さなコアはとても脆いからな。」
「ええ~ダメじゃん!」
「それにダンジョンには我々魔獣は入れない…ダンジョンに取り込まれてしまうからな。」
「ええ!!じゃあ真白や白雪達はダンジョンに入れないの!?」
「そうなるな…。」
「じゃあ…僕達で行くしかないんだ…。」
「確か世界樹の側にあるダンジョンは主神様だけで作ったダンジョンではありませんでしたね?」
「さすが~光竜は物知りだねぇ~…そうあのダンジョンは誰も知らない愛し子と一緒に作ったんだよ!」
「はぁ~やはり愛し子様が関わっていたのですね…。」
「うん!ダンジョンっていうのを教えてくれたのも彼だしぃ~面白くって色々作ったんだぁ~!」
「では、その異世界転移が出来る魔法陣も?」
「そう!彼が地球に帰る為に考えだしたモノだからね!彼も神に招かれなかった落ち人だったから…。」
「誰も知らない…神の愛し子…。」
「そう、我もその人の話しを聞いたのは、我が祖父からだった…古の大賢者と言われた人と旅をしたと話してくれた…その大賢者が作る食べ物がとても美味しくて離れられなくなって旅に同行したのだそうだ。」
「古の大賢者…。」
「彼は本当に頭良かったんだ~!彼も地球の日本から来たんだ!千尋くん達の先輩だね!」
「先輩!」
「眼鏡キャラだった!色々詳しかったんだ~もう本当に面白いヤツだったよ!名前は…ああ…なんだったっけ?う~ん…う~ん…。」
「ふわ~~~!」

悩む主神様を無視して光輝は光魔法で空中に地図を出した!
まるでプロジェクターみたいな感じだったよ!

「これは我が作った世界地図だ…ここがグローディアス王国で、ここがレオニダス獣王王国…大森林を中心にして国が囲んでいる…そして、ここに世界樹がある。」
「凄い!あ!写真撮ろう!!」

そう言ってスマホを取り出して写真を撮った千尋に王様パパと天下が紙とペンを要求してきた!

「紙!ペン!チーちゃん!紙とペン!」
「はいはい、パパこれ!」
「チーちゃん!俺にも!!」
「はーい!天下兄ちゃん、これ使っていいよ!」

そして一生懸命に光輝が出した地図を描き写している。

「千尋くん!スマホ持ってるの!?」
「うん!これは魔道具のスマホで地球の神様がくれたんだ…通話は出来ないけど地球のスーパーくらいの規模からお取り寄せ出来るんだよ!」
「「凄い!」」
「勿論、無料じゃないよ、こちらの通貨で買うんだけどね!何か欲しいのあるならお取り寄せするけど?」
「マジで!!俺!カップ麺とカップ焼そばお願いしたい!!」
「私も!あと…言いにくいけど…あの…あの…」
「う~ん…女の子は言えない買い物もあるよね…じゃあ銀貨3枚分づつ自分で選んで買っていいよ!但し、この世界に害になる様な物はダメ!出来れば燃える物が良いよ…ゴミであっても簡単には捨てられないからね!」
「うん!了解!!ありがとう!!千尋くん!!」
「分かったよ!千尋くん…ありがとう!」

そう注意事項を言って2人にスマホを渡した。

「何気に男前じゃな…千尋。」
「環境にまで気を使うなんて!本当にいい子だよね~千尋くん!」
「エヘヘ~僕はこれでも事業主!社長さんだからね!」
『おお~!!』

1人地図を出したまま光輝が小さく呟いた。

「…我はいつまで、こうして待っていればいいのかな?」

ワイワイ話している一同から何気にハブられている光輝が悲しく呟いていた…。


続く。
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