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20.新しい怪物が行きつくところ
しおりを挟む王立図書館に着くと、ロドニスは妻と一緒に馬車を下車した。
しかし待ち合わせの場所にアグネスはいなかった。
不安を覚えながら受付けに確認したところ、アグネスからの手紙を渡された。犬笛が現れて近くの宿へ移動したらしい。
「酒場での騒ぎのことはオッドから犬笛に伝わってたはずだ。安全のためにアグネスを回収したんだろう」
「オッドってだれ?」
「あんたがナグダライダと呼んでる奴のことだ。武器商人のオッドで知られてる。今から犬笛の宿に向かうが、一緒に来るか?」
アグネスの元についていた護衛も宿にいるのだろう。エウリッタにつけていた護衛はジゼルの手下に半殺しにされて病院に送られたことがオッドの話からわかっている。できれば今夜中に病院に会いに行って事情を聞きたいとロドニスは思う。妻の護衛を強化する参考にするのだ。
あれこれと今後の計画をたてるロドニスの傍ら、エウリッタは憂鬱な表情で彼の言葉にうなずく。
「待ち合わせの時間とうに過ぎちゃったしアグネスさんに心配かけちゃった。犬笛がこっちに出て来てるのは知らなかったわ」
「あいつはアグネスが心配だったんだろう」
もちろん城主の妻であるエウリッタの身も案じていただろうが。
ロドニスの言葉に、エウリッタがその宝石のようなローズゴールドの瞳をくるりと丸くした。
「……意外。旦那様ってそういうのに疎いかと思ってた。犬笛ってやっぱりアグネスさんが気になってるんだ?」
意外ってなんだ。
「傍から見ると解りやすいんじゃねえか。あんたも気づいてたんだろう。行くぞ」
犬笛の下半身事情をつべこべ言うのも妙な感じがしたから、さっさと会話を切り上げた。馬車に戻ると、オッドに借りた御者に行き先の宿を言って、妻とふたりで箱の中に腰を落ち着かせる。
「旦那様、体痛くない? 気休めだけど図書館の受付けでもらったお茶があるわ。飲む?」
ふわりと甘苦い草っ葉の香りがロドニスの頬を撫でる。まるで自然にエウリッタは隣に寄り添っている。初めて中央に来たときは、遠慮がちに向かいの席の、そのまた逆側の窓際で大人しい人形みたいにじっとしていた。
1年。ほぼ1年ふたりは一緒にいた。
「旦那様?」
ナイフの赤い切り傷がある頬をロドニスは撫でる。エウリッタは、戸惑った表情で沈黙を受け止めている。
「あんたは自分が反逆者の妻で嫌じゃねえのか?」
「え? 嫌じゃないけれど、そうなったいきさつを知りたい。そしたら旦那様のことがもっとわかる気がするから嬉しい。……話してくれるの?」
ロドニスはキセルと葉を取り出したが、窓を開けるべきではないと思って断念した。さすがに外に漏れたらまずい話だ。
手持ち無沙汰にキセルを指の間で回転させて弄びながら、エウリッタにぽつぽつと教える。
革命思想はずいぶん前から巷で渦巻いていた。中央政権に仇をなさんとして実際に大小の内紛が勃発している。
最近その動きが激しくなっている。
ファルマンデイを打ち負かしたときの大戦争のあとで、経済がものすごい貧乏になっていたり、そのしわ寄せが階級制度の下の方に集中していたり、政府の軍事力がへとへとになっていて治安が悪化していたりということが、国への不満を集めている。
そんな感じで、今、反逆しようという民意が高まっている。
革命には武器や情報がいる。ロドニスはそのどちらもが手に入りやすい役職にいる。私権衛兵取締役、というのはつまり、特別階級や金持ちたちが『最近世間で目の敵にされてて政府がくれる警備だけじゃ安心できなくなってきた。自分で傭兵とか雇って警備を強化しよう』という感じで私的に衛兵を雇うのを取り締まる係だ。平民の傭兵どもと貴族の雇い主たちの間を取り持つ役。ロドニスの生い立ちから適任だと任命された。
けれど逆に言うとこの役職は、中央政権に連なる重役たちの懐にもぐり込むことができる。たとえば彼らの警備の詳細などすんなり知れる。そういう仕事だから。
もちろん私権衛兵取締役はロドニス以外にもたくさんいるし政府の重役全員を探ることはできないが、反逆者たちから見るとおいしい情報を持っているのだ。
ロドニスは反逆者たちと徐々に仲良くなっていった。どうやら革命に必要になる武力を何年もかけて蓄えている、というところまでわかった。
それ以上を知る為には自分自身もリスクを負って『仲間だよ』と認められる必要があった。そこでオッド……エウリッタの「ナグダライダ」がジゼル率いる犯罪者たちに盗まれた武器を取り返すことになった。今回ロドニスは試されたというわけだ。
オッドは革命思想の中心にいる人物のひとりだ。彼の信用を得たことは今後大きいだろう。
まさかエウリッタが知り合いだとは思わなかったが。
閉じた雨戸をしとしとと雨が打っている。
中央は夕立が多い。すぐ止むが馬車の車輪がぬかるみに取られるらしく車輪のがらごろという音がいつもより大きいようだった。
草っ葉をちびちび飲みながら静かに聞いていたエウリッタが首をかしげる。
「じゃあナグダライダと旦那様って最近知り合いになったばかりなの?」
「顔合わせたのは今月に入ってからだ」
「あなたが反逆運動に協力するようになったのは、いつから?」
ロドニスは喉の奥で唸る。
「言いにくいの? ナグダライダはわたしと結婚したからじゃないか、って言ってたよね」
「あー……ああ」
オッドは余計なことを言った。そのせいで今こうして告白する羽目になっている。
だが、悪い事ばかりでもなかったか。
自分の身の上話をエウリッタに聞かせていた時間は照れ臭かった。照れ臭かったが、わりとそれだけでもなかった。
静かに耳をかたむけるエウリッタを見ていて、自分自身のなかにあった、怖れにも気づけた。
「革命軍と呼べるくれえの軍力が今膨らんでる。協力するようになったのはここ1年くらいだな」
「1年……わたしと結婚してからってことだね」
エウリッタが俯く。彼女が何を考えているのかわからなかった。ロドニスは手を伸ばしてその肩に触れた。ローズゴールドの瞳が自分を振り仰ぐのを待って口を開く。
「すまない。あんたにずっとこんな隠し事をしてた。あんたに言ったらあんたに危険が及ぶ、だから黙ってる。ずっと自分でそんな言い訳をしてた」
「……言い訳?」
不安そうな目でエウリッタが見上げる。ロドニスは苦笑う。
「怖かったんだ。あんたに嫌われたくなかった。平民の成り上がりで、しかも、国の敵なんざ、絶対嫌だろ?」
言えなかったことが情けない。
何も言わないのは妻のためだと自分に言い訳していたことが輪をかけて情けない。
「旦那様が反逆者になったらわたしは嫌がると思ってたの? じゃあ、どうして反逆なんてしようと思ったの?」
「あんたをジョナルダの家から解放できると思ったから」
エウリッタが目を大きくした。
「え?」
「あんたがジョナルダ伯爵に囚われてるのを見てて気分が悪かったんだよ。だから決めた。だがジョナルダ伯爵を暗殺とか出来ねえだろ。よしんば出来ても大貴族様が殺されたら捜査に力が入る。ほぼほぼ捕まる。そしたら本末転倒じゃねえか。あんたといられなくなる。……そういうことを考えていたときに丁度いい感じで革命派が近づいてきやがったから、加担しようと思った。革命になって、大貴族がボロボロ殺されたり投獄されたりしたら、あんただって解放されるだろ。そしたら姉のリヴって召使も助けられる。あんたは姉と一緒にいたいんだろう?」
ずっと頭の芯にこびりついていた。ファルマンデイの戦で、エウリッタが炎の海で泣き喚く映像。その映像の最後に彼女はこう言う。
『あんたを信用したわけじゃない。姉ちゃんがいるから、家に帰る』。リヴという女がエウリッタにとってどれほど大切か、ロドニスはあの頃から知っていたのだ。
「……じゃあ、旦那様は、わたしのために反逆者になったの?」
エウリッタは目を逸らさなかった。ぽろぽろ涙を流しながら聞き返した。その涙の意味がわからないから、ロドニスは無言で彼女の頬を拭う。
「わたしに嫌われても、わたしを解放したかったってこと?」
「だから嫌われねーよーに黙っとくつもりだったんだよ。全部ばれた今もべつに辞めねえけどな。今さら一抜けとか出来ねえし、する気もねえ」
自分がエウリッタを泣かせていると思うと息が詰まった。
女を泣かせたことなど何度もあるのに。それ以上のことだってやった。前の妻を殺した。今エウリッタに寄り添っている男はその男と同一人物なのだ。
『死神卿でも、好きよ』。
「……旦那様?」
エウリッタの言葉を思い出して、ふいに口を突いたのは、渇いた笑い声だった。
わかっていたから。
エウリッタが愛しているのは「旦那様」だ。
ロドニスが選んで彼女に見せてきた、最上級の自分。
「死神卿」じゃない。
エウリッタが前の妻のことを含めて過去のことを知ったうえで『それでも好き』と言ったのも、死神卿を愛しているからじゃない。
エウリッタは愛に飢えている。だから、「自分は望まれて嫁いだ」と聞いて、有頂天になった。ロドニスの過去の、その部分だけを、宝物みたいに大事に抱きしめた。
それだけだ。
解っていた。
解っていただけに、ロドニスは自分自身の中にあった怖れに気づいた。
「あんたは俺の女だろ。生涯これからずっとそうだ。……嫌われようが、知るか」
エウリッタが涙も渇くほどに目を見張って固まっている。その襟口から見える、掴んだらぽっきりと折れそうな白い首を、ロドニスは手のひらでなぞる。
きれいな体。
毎晩、自分の下に組み敷くたびに種族が違うのだと思い知らされる。
けれど、同時に、ロウソクの小さな灯りに照らされるその景色こそが、ロドニスにとって何よりも大切だった。自分が目指してきた高見からの景色よりも。ずっと。
だから、知るか。
おまえはこの女の弱味に付け込んでいるだけだと。本当のおまえを知ったら幻滅されると。
そんな真実をさとす理性の声を殺す。
「旦那様……」
感極まったようにエウリッタが抱きついてきた。
ロドニスより小さな体で精一杯に彼に覆いかぶさってくる。ふわりとプラチナブロンドが顔を撫でて、それで勃起した。なにやらおかしいくらい一気に血が下半身に集まる。
「……リッタ」
「旦那様、わたしね、旦那様を嫌いになんかならない。むしろ逆。あなたがこんなことを考えてたなんて、わたし、ちっとも知らなかった。……旦那様、ひとりで戦わせてごめんなさい。ありがとう。わたし、あなたのために何ができるかな? ずっと傍にいるよ。ずっと、わたしはあなたの女だよ。あなたのモノだよ」
平民上がりでも。国の敵でも。反逆者でも。
自分を望んでくれるなら何でもいいと愛に飢えた女は言う。
あなたのために何が出来るか、と聞かれて、それでも嬉しかった。エウリッタが自分を助けようとしてくれて、支えようとしてくれて、まやかしでも、それでも。
ロドニスは抱きつくエウリッタの後ろ髪を撫でた。指先をくすぐる柔らかさを楽しみながら。
「ああ。一緒にいてくれ」
そうか。幻がとぎれても、逃げられないようにしたらいい。
生涯俺のもの。
俺だけのものだ。もうジョナルダのものじゃない。
「一緒にいて、……子供は何人作ろうな」
「えっ? 子供!?」
びっくりして声がひっくり返るエウリッタがおもしろい。今笑えている自分は誰だ。旦那様じゃない。でも、死神卿でもないような。
だったら今生まれたばかりの化け物なのだろう。
「革命があったときに身重じゃいろいろ危ねえだろ。だから今まで自粛してた」
「ええ? 今まで避妊してたのってそういう理由だったの?」
「ああ」
「そ、そっか。ううん、なんか今革命が現実のものなんだな、って感じた。ちょっと、こわいね」
「あー、……ああ、そうだな。ちょっと怖いな」
「まあ素直、旦那様」
「だから一緒にいような」
エウリッタが眩しいほどに笑う。あの日ロドニスが彼女がくれた花を血まみれの甲冑に差したときのように、無垢に、残酷に、何も知らない顔で笑う。
「で、怖いのが去ったら、革命が去ったら、子供をつくろうな」
枷を増やしていこう。
あんたがいつか正気に戻っても逃げないように。
エウリッタの髪に、なめらかな頬に、唇に、首筋に、順々に口づけていく。エウリッタはうっとりと笑う。
「はい」
かすかな痛みがロドニスの背中に走った。
彼女のほそい指が、外套越しに爪をたてたようだった。
「だから、旦那様もわたしのものよ」
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