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第一章
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奴隷だと忘れてしまう。
そんな楽しい一時だった。
通りすがりの人達の視線など気にならないくらい、幸せ。
「今日はありがとうございました。こんなに買って貰い、ありがとうございます。」
「いーのよ。好きで買ったんだし~明日は、食事したら訓練でしょ?頑張りましょう。」
「はい!おやすみなさい。ランガさんも付き合ってくれてありがとうございます。おやすみなさい。」
「あぁ、楽しかったみたいだな。明日の朝、迎えに来る。何時に起きるんだ?」
「今日と同じぐらいです。でも、ランガさんに迷惑をかけたら申し訳ないので1人でも行けますよ?」
「「それはダメ!」」
2人に怒られた。
「本当可愛いって自覚が無いんだから~1人で歩いていたら襲われるに決まってるでしょ?」
「そうだ!危険だと分からないのか?」
「えっ、ただ女性が珍しいだけですよ。そんな大袈裟なーーー」
「バッカね~分かってないんだから~」
「どこか行きたい時も必ず、俺に言うんだぞ?1人で出歩いてはダメだ」
ふふ、2人してお母さんみたい。
こんなに心配してくれるなんて、嬉しい。
「ーーはい、分かりました。気をつけますね?」
コテンと首を傾げながら頷くと「はぁ~心配だわ~」とアマンサに呆れられた。
「明日、俺が来るまで部屋で待ってろよ?必ず!」
「ふふ、分かりました。大丈夫ですよ」
やれやれ、と言った顔で2人は部屋の前で別れた。
部屋に戻ると鍵を閉めて、買ってもらった皮袋を開ける。
下着に洋服、タオルが数枚。お腹空いた時用にドライフルーツ。
・・・あれ?何だか糸が付いてるパンツが・・・もしかして、紐パン?うん。見なかった事にしよう。訓練中に解けたら最悪だしね。
お金は大事なのに、こんなに買って貰い嬉しい。
タオルが入った小さめの皮袋に明日の着替えを詰めて、ベットに横になる。
訓練が終わればシャワーに入るからだ。
シャワー・・・毎回、立って貰うのは心苦しいけど、それしか方法が無いもんね。
女性が他にもいるって言ってたけどーーー会ってみたいな。
ウトウトしていると、いつの間にか眠ってしまった。
その頃、闘技場内では今日の核で買い物をしていた可愛い女奴隷の話で持ちきりになっていた。
最近入った、女。
しかも、Aランクのランガがずっと一緒にいるらしい。朝から夜まで、部屋まで送り迎えをしている。
ティアの話しで持ちきりだった。
その話は、上位ランクの耳にも入った。
「Eランクの美女ねーーーしかも、ランガと一緒にいる。へ~面白いな。ランガを落とした女か、会ってみたい。」
不穏な空気を漂わせながら、静かに夜はふけていく。
トントン
「んーー?」
重い瞼を擦りながら起きると、外はまだ薄暗い。
(ノック?気のせいかな)
欠伸をしながら起きて、着替えようとしたらまた、トントンと音がした。
(誰だろ?)
警戒しながらも、朝にランガさんが来ると言っていたから、もしかしたら?と思いドアの前に立つ。
「誰ですか?」
「・・・ランガだ」
聞き覚えのある声に安堵する。
ガチャリとドアを開けると、ランガが立っていた。
「おはようございます、すみません。寝過ぎましたね、今から準備します。」
「・・・っおはよう。いや、俺が早すぎたから気にするな。」
グレーのワンピース姿にランガはドキリとするも「待ってるから、早くドアを閉めろ」っとティアを中に押入れドアを閉めた。
「?どうかしたのかな、まぁいっか。アマンサに買って貰った服にしようかな。動きやすいし…可愛い。」
黒いピチっとしたインナーを着て白いTシャツに黒い短パン。シャツが少し大きめだから、胸を締め付けなくてもあまり目立たない。
本当にアマンサには感謝しか無い。
それに、奴隷でも設備を充実させたバロフ様に感謝。
早く、お金を稼げる様に頑張らないと。
ティアが準備している間、ドアの外ではランガが平然を装いながら悶えていた。
(寝巻きは反則だろ・・・はぁ、耐えろ俺。)
そんな事はつゆ知らず、ティアが「お待たせしました」とドアを開けた。
(うっ!!なんだ、この可愛い姿は!これで訓練に行くのか?ヤバいだろー俺も側にいれたらいいんだが…今日は対戦があるからダメだな。クソ!アマンサ、もっと目立たない服にすればいいのに!でも。可愛いな。)
「どうかしましたか?」
「いや、その服で訓練に行くのか?」
「はい!!アマンサが買ってくれた服はみんな可愛くて…こんな可愛い服、初めてで嬉しいんです。」
ふわりと笑みが溢れたティアをみて、ランガは抱きしめたいのをグッと堪えた。
「っっそうか、良かったな。」
「はい!」
ティアの嬉しそうな顔をみて、ランガはそれ以上何も言わなかった。
食堂に着くと人集りがあり、いつもと様子が違った。
「何かあったんですかね?」
「Eランクの方が騒がしいな。ティア、俺から離れるな。」
「あっ、はい。」
ランガの側を離れない様に歩くと何やら人を探しているみたいだ。
赤いタグを付けた人がEランクの人に向かって「だーかーらー!オレが言ってる事わかる?」
「いや、おれらは何も知らないです、」
「んーー?毎日見てんだろ??」
いちゃもんつけながら、赤いタグ・・・Cランクの男が一人一人尋問していた。
「ランガさん、とりあえず並んでみます。朝ごはん食べないと訓練でバテちゃうので。」
「ん?あぁ、そうだな…俺も一緒に並ぼう。」
「あっありがとうございます。」
微かに震えているティアを1人に出来ず、ランガも列に並ぶ。すると尋問されていた人が「あっ!居ました!!あそこです!」と指をさしてきたのだ。まさかとは思ったがやはり。とランガは眉間に皺を寄せる。
「うっひょ~!!マジで女じゃねぇか~マブイ~身体つきもいいじゃね~か~」
Cランクの男がティアに近づいてくる。
「・・・」
慣れている事とは言え、怖い。
無意識にランガの服を掴んでしまう。
「…大丈夫か?」
「はっ、はい。だいじょうぶです。」
小さく返事をしたティアをランガはそっと抱き寄せた。
「おいおいおい~!もう、男をたらし込んだのかよ~?可愛い顔して淫乱だな~俺も混ぜてくれよ~」
ゲラゲラ笑いながら近づく男にランガは鋭い視線を向けた。
「何か用があるのか?」
苛立ちを抑えず脅す様に話すランガ。ビク!っと男は止まり、ティアからランガに視線を向けると「ひぃぃ!!ランガ!ランガさん!!!」
予想外の人物に尻餅をつく。
「食堂での騒ぎは禁止だと知らないのか?恐喝も同じだぞ。」
「いや、はい、そうなんですけど…」
ゴニョゴニョ話す男に先程の威勢はどこに行ったのか。小さくなった男がティアの事をチロチロ見ながら何かいいたげだった。
「なんだ?何か言いたい事でもあるのか?」
ギロリと睨まれ、たじろぎながらも「いや、オレは言われただけーいや!何でもないです!はい!」
「誰に頼まれた?」
「へっ?いやいやいや、誰にも言われてませんってー女がいると聞いて見にきただけですー」
男は何やら誤魔化そうと、目をキョロキョロしながら答えた。
ランガは、ティアの事を調べる為に上位ランクが絡んでいるだろうと感じ眉間の皺が深まる。
ランガに抱き寄せられたティアは、ドキドキしていた。男の人から言い寄られる事はあっても力付くだったので、ランガの様に優しく触れられたのは初めてだった。しかも、守ってくれている。
(ランガ様は、ティアが好きなんじゃない?)
アマンサが言った言葉が頭の中でこだまする。
違う、これは優しいだけ。そう。優しい。
ランガさんは優しいんだ。
自分にそう言い聞かせながら、ドキドキしている胸をギュッと鎮める。
フルフルと震えているティアを心配し、ランガは「もういい。これ以上騒ぎを起こすな。」
と男に言い放す。
「はっはひぃ~」
逃げる様に離れた男は、食堂の奥に逃げていった。
「すみません、迷惑をかけてーー」
小さい声で話すティアの頭をポンポンと撫でる。
「大丈夫だ。珍しいのも最初だけだ。気にするな
。」
「はぃーーー」
ランガに優しくされ、嬉しくなりティアは赤くなった顔を見られない様にと俯いていた。
そんなティアの姿に怖がらせたかな?と心配するランガ。
静かになった列は順番に動き出す。
そんな楽しい一時だった。
通りすがりの人達の視線など気にならないくらい、幸せ。
「今日はありがとうございました。こんなに買って貰い、ありがとうございます。」
「いーのよ。好きで買ったんだし~明日は、食事したら訓練でしょ?頑張りましょう。」
「はい!おやすみなさい。ランガさんも付き合ってくれてありがとうございます。おやすみなさい。」
「あぁ、楽しかったみたいだな。明日の朝、迎えに来る。何時に起きるんだ?」
「今日と同じぐらいです。でも、ランガさんに迷惑をかけたら申し訳ないので1人でも行けますよ?」
「「それはダメ!」」
2人に怒られた。
「本当可愛いって自覚が無いんだから~1人で歩いていたら襲われるに決まってるでしょ?」
「そうだ!危険だと分からないのか?」
「えっ、ただ女性が珍しいだけですよ。そんな大袈裟なーーー」
「バッカね~分かってないんだから~」
「どこか行きたい時も必ず、俺に言うんだぞ?1人で出歩いてはダメだ」
ふふ、2人してお母さんみたい。
こんなに心配してくれるなんて、嬉しい。
「ーーはい、分かりました。気をつけますね?」
コテンと首を傾げながら頷くと「はぁ~心配だわ~」とアマンサに呆れられた。
「明日、俺が来るまで部屋で待ってろよ?必ず!」
「ふふ、分かりました。大丈夫ですよ」
やれやれ、と言った顔で2人は部屋の前で別れた。
部屋に戻ると鍵を閉めて、買ってもらった皮袋を開ける。
下着に洋服、タオルが数枚。お腹空いた時用にドライフルーツ。
・・・あれ?何だか糸が付いてるパンツが・・・もしかして、紐パン?うん。見なかった事にしよう。訓練中に解けたら最悪だしね。
お金は大事なのに、こんなに買って貰い嬉しい。
タオルが入った小さめの皮袋に明日の着替えを詰めて、ベットに横になる。
訓練が終わればシャワーに入るからだ。
シャワー・・・毎回、立って貰うのは心苦しいけど、それしか方法が無いもんね。
女性が他にもいるって言ってたけどーーー会ってみたいな。
ウトウトしていると、いつの間にか眠ってしまった。
その頃、闘技場内では今日の核で買い物をしていた可愛い女奴隷の話で持ちきりになっていた。
最近入った、女。
しかも、Aランクのランガがずっと一緒にいるらしい。朝から夜まで、部屋まで送り迎えをしている。
ティアの話しで持ちきりだった。
その話は、上位ランクの耳にも入った。
「Eランクの美女ねーーーしかも、ランガと一緒にいる。へ~面白いな。ランガを落とした女か、会ってみたい。」
不穏な空気を漂わせながら、静かに夜はふけていく。
トントン
「んーー?」
重い瞼を擦りながら起きると、外はまだ薄暗い。
(ノック?気のせいかな)
欠伸をしながら起きて、着替えようとしたらまた、トントンと音がした。
(誰だろ?)
警戒しながらも、朝にランガさんが来ると言っていたから、もしかしたら?と思いドアの前に立つ。
「誰ですか?」
「・・・ランガだ」
聞き覚えのある声に安堵する。
ガチャリとドアを開けると、ランガが立っていた。
「おはようございます、すみません。寝過ぎましたね、今から準備します。」
「・・・っおはよう。いや、俺が早すぎたから気にするな。」
グレーのワンピース姿にランガはドキリとするも「待ってるから、早くドアを閉めろ」っとティアを中に押入れドアを閉めた。
「?どうかしたのかな、まぁいっか。アマンサに買って貰った服にしようかな。動きやすいし…可愛い。」
黒いピチっとしたインナーを着て白いTシャツに黒い短パン。シャツが少し大きめだから、胸を締め付けなくてもあまり目立たない。
本当にアマンサには感謝しか無い。
それに、奴隷でも設備を充実させたバロフ様に感謝。
早く、お金を稼げる様に頑張らないと。
ティアが準備している間、ドアの外ではランガが平然を装いながら悶えていた。
(寝巻きは反則だろ・・・はぁ、耐えろ俺。)
そんな事はつゆ知らず、ティアが「お待たせしました」とドアを開けた。
(うっ!!なんだ、この可愛い姿は!これで訓練に行くのか?ヤバいだろー俺も側にいれたらいいんだが…今日は対戦があるからダメだな。クソ!アマンサ、もっと目立たない服にすればいいのに!でも。可愛いな。)
「どうかしましたか?」
「いや、その服で訓練に行くのか?」
「はい!!アマンサが買ってくれた服はみんな可愛くて…こんな可愛い服、初めてで嬉しいんです。」
ふわりと笑みが溢れたティアをみて、ランガは抱きしめたいのをグッと堪えた。
「っっそうか、良かったな。」
「はい!」
ティアの嬉しそうな顔をみて、ランガはそれ以上何も言わなかった。
食堂に着くと人集りがあり、いつもと様子が違った。
「何かあったんですかね?」
「Eランクの方が騒がしいな。ティア、俺から離れるな。」
「あっ、はい。」
ランガの側を離れない様に歩くと何やら人を探しているみたいだ。
赤いタグを付けた人がEランクの人に向かって「だーかーらー!オレが言ってる事わかる?」
「いや、おれらは何も知らないです、」
「んーー?毎日見てんだろ??」
いちゃもんつけながら、赤いタグ・・・Cランクの男が一人一人尋問していた。
「ランガさん、とりあえず並んでみます。朝ごはん食べないと訓練でバテちゃうので。」
「ん?あぁ、そうだな…俺も一緒に並ぼう。」
「あっありがとうございます。」
微かに震えているティアを1人に出来ず、ランガも列に並ぶ。すると尋問されていた人が「あっ!居ました!!あそこです!」と指をさしてきたのだ。まさかとは思ったがやはり。とランガは眉間に皺を寄せる。
「うっひょ~!!マジで女じゃねぇか~マブイ~身体つきもいいじゃね~か~」
Cランクの男がティアに近づいてくる。
「・・・」
慣れている事とは言え、怖い。
無意識にランガの服を掴んでしまう。
「…大丈夫か?」
「はっ、はい。だいじょうぶです。」
小さく返事をしたティアをランガはそっと抱き寄せた。
「おいおいおい~!もう、男をたらし込んだのかよ~?可愛い顔して淫乱だな~俺も混ぜてくれよ~」
ゲラゲラ笑いながら近づく男にランガは鋭い視線を向けた。
「何か用があるのか?」
苛立ちを抑えず脅す様に話すランガ。ビク!っと男は止まり、ティアからランガに視線を向けると「ひぃぃ!!ランガ!ランガさん!!!」
予想外の人物に尻餅をつく。
「食堂での騒ぎは禁止だと知らないのか?恐喝も同じだぞ。」
「いや、はい、そうなんですけど…」
ゴニョゴニョ話す男に先程の威勢はどこに行ったのか。小さくなった男がティアの事をチロチロ見ながら何かいいたげだった。
「なんだ?何か言いたい事でもあるのか?」
ギロリと睨まれ、たじろぎながらも「いや、オレは言われただけーいや!何でもないです!はい!」
「誰に頼まれた?」
「へっ?いやいやいや、誰にも言われてませんってー女がいると聞いて見にきただけですー」
男は何やら誤魔化そうと、目をキョロキョロしながら答えた。
ランガは、ティアの事を調べる為に上位ランクが絡んでいるだろうと感じ眉間の皺が深まる。
ランガに抱き寄せられたティアは、ドキドキしていた。男の人から言い寄られる事はあっても力付くだったので、ランガの様に優しく触れられたのは初めてだった。しかも、守ってくれている。
(ランガ様は、ティアが好きなんじゃない?)
アマンサが言った言葉が頭の中でこだまする。
違う、これは優しいだけ。そう。優しい。
ランガさんは優しいんだ。
自分にそう言い聞かせながら、ドキドキしている胸をギュッと鎮める。
フルフルと震えているティアを心配し、ランガは「もういい。これ以上騒ぎを起こすな。」
と男に言い放す。
「はっはひぃ~」
逃げる様に離れた男は、食堂の奥に逃げていった。
「すみません、迷惑をかけてーー」
小さい声で話すティアの頭をポンポンと撫でる。
「大丈夫だ。珍しいのも最初だけだ。気にするな
。」
「はぃーーー」
ランガに優しくされ、嬉しくなりティアは赤くなった顔を見られない様にと俯いていた。
そんなティアの姿に怖がらせたかな?と心配するランガ。
静かになった列は順番に動き出す。
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