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勇者を目指せ!?
第24話
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「見事だった」
突然、ロムルスの声が響いた。
いつの間にか観戦席から広間へと降りていたロムルスは、レティシアの隣に立っている。
「娘はまだ十四だが、実力は兄のユリウスより上だ。それに勝つとは……ふっ、まあいい。レティシアにとっても良い教訓になった。なあ?」
「……世界は広い、ということは身をもって実感しました。私の力がまだまだ未熟だということも」
ロムルスの言葉に小さく頷くレティシア。
レティシアは決して弱いわけではない。
同年代はもちろん、人間の中でもかなり優秀な部類に入るだろう。
相手がゼノス以外の生徒であれば、結果は全く違ったものになったはずだ。
レティシアの敗因は、魔王の息子であるゼノスだったからに他ならない。
まだレティシアは若いのだし、これからもっと強くなる。
――それよりも、気になることを言ってたな。
「今、娘って言わなかったか」
「言ったが、それが何か?」
ロムルスは当たり前だといわんばかりに頷く。
ということは、レティシアはロムレスの――。
「二人は親子、だったのか……?」
「そうだが」
似てなさすぎだろう! とゼノスは胸の内で叫んだ。
あまりにも二人は似ていないのだ。
いや、レティシアの顔はどこかで見覚えがある。
ゼノスはバッと二階に顔を向けると、ユリウスと視線が合った。
――そうだ、ユリウスと雰囲気が似ているのか。
そう考えれば、何となく理解できなくもない。
ユリウスもレティシアも、ロムルスではなく母親に似ているのだろう。
「ヴァナルガンド帝国第一皇女、レティシア・アウグストゥスよ」
レティシアが服の裾を軽くつまみ、貴族式の挨拶をする。
「わざわざ自分の娘を連れてきて模擬戦の相手をさせたのかよ……」
ゼノスは大袈裟に溜め息を吐いた。
試すのであれば、もっと別の者でも良かったはずだ。
実力があるとはいえ、わざわざレティシアで試す意味が分からなかった。
「最初はそのつもりだった。だが、どうしてもレティシアが戦ってみたいと言ってきかないのでな。結果としてその判断は正しかったわけだが」
「でしょう? お父様」
お互いに分かっているような空気を醸し出しているが、ゼノスは何のことだか全く分からない。
ロムルスは手に持っていた箱から短剣を取り出すと、ゼノスに差し出してきた。
「ゼノス・ヴァルフレア。約束通り、貴様に准男爵の位を授ける」
「ありがたく」
ゼノスは難癖をつけられるのではないか警戒したが、今度はすんなりと受け渡された。
パチパチ、と両手を高らかに打ち鳴らしたのはユリウスだ。
それに続き、すぐに背後にいた帝国の生徒も加わった。
遅れて共和国の生徒たちにも拍手の波が伝染していく。
――やられた!
イリスは心の中で舌打ちした。
貴族の階級は基本的に王国も帝国も同じだ。
准男爵は一代限りの名誉職ではあるが、爵位は爵位。
他国の平民に与えるなど、王国ならよほどの功績を収めない限り考えられないことだった。
そういえば、初日からユリウスはゼノスに目をつけていた。
実力のある者をどんどん重用し力をつけていったのは、今のロムルスの代からだ。
この結果はなるべくしてなったといえる。
このままではマズい。
お互いが好きだということは確かめ合っている。
ゼノスはユリウスの誘いを一度きっぱりと断っているし、イリスもまたゼノスのことを信じている。
だけど、もし。
もしも仮に、ゼノスが勇者に選ばれる前に帝国に引き抜かれるようなことにでもなったら……。
――こうなったら、私もお父様に進言を……。
イリスがそんなことを考えていた時だった。
ゼノスに短剣を下賜したロムルスが、続けざまに口を開く。
「爵位のついでだ。レティシアをもらう気はないか」
「……は?」
「はぁああああっ!?」
内容が理解できなかったのか、ポカンとするゼノスとは対照的なのが、ガタッと席を立ち、絶叫するイリスだった。
レティシアに視線を向けるが、その表情はまんざらでもない。
「ゼノスが帝国の第一皇女と……えっ……え? 帝国はゼノスにそこまでの価値を……?」
イリスは唇を噛んで、肩を震わせていた。
強く才能のある者を自国に取り込もうとする、別に間違ってはいない。
今は互いに手を取り合っているが、魔族の脅威を乗り越えた後には、いずれまた戦争になる可能性もゼロではないのだ。
優秀な指導者であれば、むしろ当然の行動だといえる。
その中でも、恐らく一番といえる手を打ってきたのも事実だが。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は別に帝国の民じゃねえ。それに爵位をもらったっていっても、一番下の准男爵だろ? 帝国の姫様とは釣り合いが取れねえと思うぜ」
ようやく言葉の意味を理解したゼノスが、まくし立てるように返す。
爵位をもらってハイ終わり、とばかり思っていたらいきなり娘をもらってくれだ。
ゼノスはレティシアを見る。
「おい、あんたはいいのかよ。初対面の相手とその、結婚なんて……」
「問題ないわ。少なくとも、私が結婚相手に望む条件を貴方は満たしているから」
「結婚相手に望む条件、だと? ……あ!」
「そう。私は自分よりも弱い男に興味はないの」
――俺と戦った理由はこの為か!
てことは、最初からレティシアは知っていたってことだ。
ロムルスは爵位を与えるに足るかどうかじゃなく、娘を与えるに足る男かどうかを見極めるため。
そして、レティシアも俺が相応しい相手かどうかを確認する為にやってきた。
目の前のレティシアはゼノスから見ても、美少女だと思う。
ロムルスやユリウスの思惑があるにしろ、彼女に出会う前であれば首を縦に振っていたかもしれない。
だが、
「気持ちはありがたいが、俺は爵位だけで十分だ」
ロムルスの提案をゼノスはきっぱりと断る。
「ほう? 決まった相手でもいるのか」
「いや、それは……」
ゼノスは言葉を濁した。
「俺はイリス以外考えられない」と宣言できれば、どれほど楽か。
だが、それはできない。
お互いの気持ちが通じ合っていても、父親であるルナミス国王の許可がなくては公に付き合うことはできないのだ。
「喜んで首を縦に振るかと思ったが、なるほど。ユリウスの誘いも断ったというし、餌にはすぐに食いつかないということか」
――餌? 今、確かに餌って言ったよな?
「よかろう。別に今すぐ答えを出せとは言わん。じっくりと考えることだ」
「あ、いや、だから俺は……」
「行くぞ、レティシア」
「はい。ではまた、ゼノス」
ゼノスの名を呼んだレティシアは、ロムルスとともに広間を後にした。
「こりゃ、まいったな」
じっくりとは言っていたが、あの目は近いうちにまた何か仕掛けてくる目だ。
十中八九何か起きそうな気がする。
面倒なことになった、とゼノスは頭を抱えた。
突然、ロムルスの声が響いた。
いつの間にか観戦席から広間へと降りていたロムルスは、レティシアの隣に立っている。
「娘はまだ十四だが、実力は兄のユリウスより上だ。それに勝つとは……ふっ、まあいい。レティシアにとっても良い教訓になった。なあ?」
「……世界は広い、ということは身をもって実感しました。私の力がまだまだ未熟だということも」
ロムルスの言葉に小さく頷くレティシア。
レティシアは決して弱いわけではない。
同年代はもちろん、人間の中でもかなり優秀な部類に入るだろう。
相手がゼノス以外の生徒であれば、結果は全く違ったものになったはずだ。
レティシアの敗因は、魔王の息子であるゼノスだったからに他ならない。
まだレティシアは若いのだし、これからもっと強くなる。
――それよりも、気になることを言ってたな。
「今、娘って言わなかったか」
「言ったが、それが何か?」
ロムルスは当たり前だといわんばかりに頷く。
ということは、レティシアはロムレスの――。
「二人は親子、だったのか……?」
「そうだが」
似てなさすぎだろう! とゼノスは胸の内で叫んだ。
あまりにも二人は似ていないのだ。
いや、レティシアの顔はどこかで見覚えがある。
ゼノスはバッと二階に顔を向けると、ユリウスと視線が合った。
――そうだ、ユリウスと雰囲気が似ているのか。
そう考えれば、何となく理解できなくもない。
ユリウスもレティシアも、ロムルスではなく母親に似ているのだろう。
「ヴァナルガンド帝国第一皇女、レティシア・アウグストゥスよ」
レティシアが服の裾を軽くつまみ、貴族式の挨拶をする。
「わざわざ自分の娘を連れてきて模擬戦の相手をさせたのかよ……」
ゼノスは大袈裟に溜め息を吐いた。
試すのであれば、もっと別の者でも良かったはずだ。
実力があるとはいえ、わざわざレティシアで試す意味が分からなかった。
「最初はそのつもりだった。だが、どうしてもレティシアが戦ってみたいと言ってきかないのでな。結果としてその判断は正しかったわけだが」
「でしょう? お父様」
お互いに分かっているような空気を醸し出しているが、ゼノスは何のことだか全く分からない。
ロムルスは手に持っていた箱から短剣を取り出すと、ゼノスに差し出してきた。
「ゼノス・ヴァルフレア。約束通り、貴様に准男爵の位を授ける」
「ありがたく」
ゼノスは難癖をつけられるのではないか警戒したが、今度はすんなりと受け渡された。
パチパチ、と両手を高らかに打ち鳴らしたのはユリウスだ。
それに続き、すぐに背後にいた帝国の生徒も加わった。
遅れて共和国の生徒たちにも拍手の波が伝染していく。
――やられた!
イリスは心の中で舌打ちした。
貴族の階級は基本的に王国も帝国も同じだ。
准男爵は一代限りの名誉職ではあるが、爵位は爵位。
他国の平民に与えるなど、王国ならよほどの功績を収めない限り考えられないことだった。
そういえば、初日からユリウスはゼノスに目をつけていた。
実力のある者をどんどん重用し力をつけていったのは、今のロムルスの代からだ。
この結果はなるべくしてなったといえる。
このままではマズい。
お互いが好きだということは確かめ合っている。
ゼノスはユリウスの誘いを一度きっぱりと断っているし、イリスもまたゼノスのことを信じている。
だけど、もし。
もしも仮に、ゼノスが勇者に選ばれる前に帝国に引き抜かれるようなことにでもなったら……。
――こうなったら、私もお父様に進言を……。
イリスがそんなことを考えていた時だった。
ゼノスに短剣を下賜したロムルスが、続けざまに口を開く。
「爵位のついでだ。レティシアをもらう気はないか」
「……は?」
「はぁああああっ!?」
内容が理解できなかったのか、ポカンとするゼノスとは対照的なのが、ガタッと席を立ち、絶叫するイリスだった。
レティシアに視線を向けるが、その表情はまんざらでもない。
「ゼノスが帝国の第一皇女と……えっ……え? 帝国はゼノスにそこまでの価値を……?」
イリスは唇を噛んで、肩を震わせていた。
強く才能のある者を自国に取り込もうとする、別に間違ってはいない。
今は互いに手を取り合っているが、魔族の脅威を乗り越えた後には、いずれまた戦争になる可能性もゼロではないのだ。
優秀な指導者であれば、むしろ当然の行動だといえる。
その中でも、恐らく一番といえる手を打ってきたのも事実だが。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は別に帝国の民じゃねえ。それに爵位をもらったっていっても、一番下の准男爵だろ? 帝国の姫様とは釣り合いが取れねえと思うぜ」
ようやく言葉の意味を理解したゼノスが、まくし立てるように返す。
爵位をもらってハイ終わり、とばかり思っていたらいきなり娘をもらってくれだ。
ゼノスはレティシアを見る。
「おい、あんたはいいのかよ。初対面の相手とその、結婚なんて……」
「問題ないわ。少なくとも、私が結婚相手に望む条件を貴方は満たしているから」
「結婚相手に望む条件、だと? ……あ!」
「そう。私は自分よりも弱い男に興味はないの」
――俺と戦った理由はこの為か!
てことは、最初からレティシアは知っていたってことだ。
ロムルスは爵位を与えるに足るかどうかじゃなく、娘を与えるに足る男かどうかを見極めるため。
そして、レティシアも俺が相応しい相手かどうかを確認する為にやってきた。
目の前のレティシアはゼノスから見ても、美少女だと思う。
ロムルスやユリウスの思惑があるにしろ、彼女に出会う前であれば首を縦に振っていたかもしれない。
だが、
「気持ちはありがたいが、俺は爵位だけで十分だ」
ロムルスの提案をゼノスはきっぱりと断る。
「ほう? 決まった相手でもいるのか」
「いや、それは……」
ゼノスは言葉を濁した。
「俺はイリス以外考えられない」と宣言できれば、どれほど楽か。
だが、それはできない。
お互いの気持ちが通じ合っていても、父親であるルナミス国王の許可がなくては公に付き合うことはできないのだ。
「喜んで首を縦に振るかと思ったが、なるほど。ユリウスの誘いも断ったというし、餌にはすぐに食いつかないということか」
――餌? 今、確かに餌って言ったよな?
「よかろう。別に今すぐ答えを出せとは言わん。じっくりと考えることだ」
「あ、いや、だから俺は……」
「行くぞ、レティシア」
「はい。ではまた、ゼノス」
ゼノスの名を呼んだレティシアは、ロムルスとともに広間を後にした。
「こりゃ、まいったな」
じっくりとは言っていたが、あの目は近いうちにまた何か仕掛けてくる目だ。
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